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金融機関観察スレッド

2396とはずがたり:2013/11/21(木) 18:57:51
>>2395-2396
?2人の暴走はこれ以降、さらに加速していく。

?グループ内で6000億円を超す巨額損失が発生しても、齋藤氏の“路チュー”事件という前代未聞のスキャンダルが発覚しても、トップに居座り続けた。権力は堕落する、まさにその典型といえた。

前田・齋藤連合に
放逐され姿を消す
次期頭取の本命

?2人が権力にしがみついた結果、人材の劣化をも加速させてしまう。将来を嘱望され、トップにも直言できる実力者たちが、時に2人から放逐され、時に2人に嫌気が差し、次々とみずほから去ったのだ。

?05年には、旧一勧の総会屋事件で真相究明に立ち上がった「4人組」の1人で、歯に衣着せぬ物言いながら信望の厚かった後藤高志氏が西武鉄道へと転じた。07年には旧富士のエースとして次期頭取の呼び声が高かった町田充氏が関連のリース会社に出された。

?将来、みずほを背負う逸材と評されたある取締役は、「あの社長とこれ以上同じ空気を吸いたくない」との捨てぜりふを残し、自ら関連会社に退いた。

「自らの立場を危うくする優秀な人材が台頭してくると、ことごとく排除してきた」とみずほ関係者は振り返る。まるで頭取候補として名前が挙がった幹部は、みずほを去らなければならないルールでもあるかのようだ。

?09年に前田、齋藤、杉山の3氏は会長に退いたが、後任には自らのお気に入りを据えて院政を敷き、事実上の6トップ体制と世間の批判を浴びた。金融庁からの圧力もあって、11年にようやく2人はみずほを離れたが、遅きに失した。

?旧3行はいずれもかつては国内屈指の名門銀行。そうした銀行の統合で生まれたみずほは、国内の上場企業の7割と取引関係がある圧倒的な顧客基盤を誇った。

?にもかかわらず、人材放逐と内向きの利権争いによって、業績は凋落。いつしか「メガバンク最下位」が定位置となっていた。さらに2トップが権力保持にきゅうきゅうとする中、行内のガバナンスはなきに等しく、不祥事は他メガバンクに比べて格段に多かった。一度の人事の過ちがかくもみずほをむしばんでしまったのだ。

消えることのない旧3行の呪縛
みずほ問題の内幕を緊急特集


?しかし、みずほはトップ人事だけでなく、もう1つ、3行統合前に最大の過ちを犯しています。

?旧3行の日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行が1対1対1の対等合併を行ってしまったことです。各行が平等であったが故に、他のメガバンクのように明確な勝者が決まらず、みずほはその後、旧3行による果てしなき主導権争いの渦にのまれていくことになります。

?こうした当初の過ちによって、みずほのガバナンス(企業統治)は機能不全に陥り、今回の暴力団融資問題など、不祥事が相次ぐ組織になってしまったとも言えるのです。

『週刊ダイヤモンド』11月2日号では、10月28日にみずほ銀行から業務改善計画が金融庁に提出され、新たな局面を迎える暴力団融資問題の真相に迫ります。みずほ側の説明が二転三転する融資問題において、彼らは何を隠そうとしたのか。そして、みずほという巨大銀行はなぜ過ちを繰り返すのか。

その背景には、いまだ消えることのない旧3行の呪縛がありました。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長?山口圭介)?


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