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金融機関観察スレッド

1879とはずがたり:2009/04/30(木) 01:23:29
>>1870-1871 >>1876-1889
株価の低迷でのれん代の償却も負担にならなくなったのかね?

関東つくば銀茨銀合併 来年3月
業績不振に危機感
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090428-OYT8T01214.htm
合併発表後に握手を交わす関東つくば銀行の木村頭取(右)と茨城銀行の溝田頭取(28日、県庁で)

 県内銀行2位の関東つくば銀行(本店・土浦市)と同3位の茨城銀行(同・水戸市)が28日、2010年3月に合併すると発表した。両行の損害賠償訴訟は今年2月に和解したばかり。景気の急激な悪化や金融市場の混乱という荒波に見舞われる中、単独では生き残れないとの強い危機感が合併を急がせた格好だ。

 合併後の存続会社は関東つくば銀で、合併後は「筑波銀行」としてスタートを切る。預金残高は1兆9336億円、総資産は約2兆1000億円。本店は関東つくば銀の本店がある土浦市に置き、新銀行の頭取は関東つくば銀の木村興三頭取が務め、会長には茨城銀の溝田泰夫頭取が就任する。新銀行は上場を維持する。今回の合併劇は、総資産の規模で茨城銀の2倍近い関東つくば銀による救済合併という側面もあるが、県南や県西に地盤を持つ関東つくば銀と、県央や県北が中心の茨城銀の合併は補完効果を生みやすいと見られる。

 関東つくば銀の木村頭取は28日の記者会見で「地域経済の発展に寄与するためには、強固な経営基盤の確立と幅広い営業ネットワークの構築が必要だ」と合併に踏み切った理由を説明した。急激に経営環境が変化する中、東京証券取引所1部に上場する関東つくば銀の株価は、昨年4月時点の半分近い300円近くに低迷。来月発表する09年3月期連結決算は、不良債権処理費用の増加や、株式相場の低迷で保有株式の損失処理などを迫られる結果、両行とも税引き後利益が赤字に転落する見通しで、「県内の金融システムへの不安を払拭(ふっしょく)する必要がある」(木村頭取)との判断もあった。

 両行は2004年に合併に向けた検討を開始することで合意したが、合併後に負担する「のれん代」(営業権)が膨らむなどの理由から、関東つくば銀が06年3月、白紙撤回を茨城銀に申し入れた。反発した茨城銀が合併の準備にかかった費用の損害賠償を求め、06年6月に提訴に踏み切った。

 両行は「双方が裁判で協議を繰り返す中で徐々に信頼感が生まれてきた」(茨城銀の中島昭義副頭取)と強調したが、被告の立場に立たされてきた関東つくば銀の木村頭取は、繰り返し「恩讐(おんしゅう)を超えて」との表現を使い、合併が苦渋の決断だったことも伺わせた。

 合併後は、両行で重複する店舗の統廃合や、企業向け融資などでの営業力強化が課題となる。ただ、県内首位の常陽銀行との経営体力の差は大きく、隣接県の地銀などとの競争も激しさを増す中、思惑通りに合併効果を発揮できるかは未知数だ。常陽銀の鬼沢邦夫頭取は「合併は地域金融の円滑化につながり、地域経済の発展にとって有意義だ」とのコメントを発表した。
(2009年4月29日 読売新聞)


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