したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

1811とはずがたり:2009/02/28(土) 19:30:12
「貸しはがし」相談相次ぐ SFCG破綻
02/26 08:04
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090226000000000008.htm

 商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)の経営破綻(はたん)を受け、(静岡)県弁護士会消費者問題委員会は3月3、4日午後6―8時、静岡と沼津、浜松の3カ所で「SFCG110番」を実施する。同社をめぐっては、県内中小企業を中心に融資の一括返済を迫る“貸しはがし”の相談が昨年秋から相次いでいる。同委員会は「今後貸しはがしが加速する可能性がある。一刻も早く相談してほしい」と呼び掛けている。
 SFCG問題を取り扱う鶴岡寿治弁護士のもとには、昨年9月から「返済期日が1日遅れた」「保証人の住所変更を知らせなかった」などを理由に元金の一括返済を求められた―とする内容の相談が続いている。弁護士が間に入ることで本人直接の請求は止まったという。
 委員会によると、同社は融資の回収作業を子会社に委託。子会社は民事再生法を申し立てていないため、「貸しはがし行為はより強硬になる恐れがある」としている。また、取りすぎた利息分の返還請求や今後の返済先をめぐるトラブルが予想されるという。
 「110番」は同委員会専用回線で、静岡<電054(272)0381―3>、沼津<電055(933)3073―5>、浜松<電053(452)9878>へ。
 SFCGは23日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。帝国データバンクによると、負債総額は約3380億円で今年最大という。

1812とはずがたり:2009/02/28(土) 20:29:37
信じたのは家族だけ…SFCG“破綻”の裏事情とは?
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009022639_all.html
「外資系金融機関の貸し渋り」などで引導

 金貸しは因果な商売である。稼げば稼ぐほど、悪徳金貸しの守銭奴にみなされる。3380億円もの負債を抱えて民事再生法の適用を申請した商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)の創業者、大島健伸会長(61)は、世界の億万長者ランキングに名を連ねたこともあるほどの大富豪だが、金貸しの宿命から逃れられなかった。同社が破綻し、溜飲を下げた向きは少なくない。

 「人を簡単に信じるようでは、金貸しはやっていけない。それだけにSFCGは冷酷な取り立てをやり、恨みを買ったのは事実だ。彼が信じたのは家族で、守ってきたのは家族だった」

 大島会長を知る経済人はこう指摘する。

 大島氏は1948年、大阪府生まれ。慶応大学商学部を70年に首席で卒業し、三井物産に入社した。電気機械部に配属され、海外研修の社内留学生に選ばれたが、上司にたてついたのが災いし、行き先はインドネシアのジャカルタ支店だった。何事ももうけのネタにする大島氏は、「会社の金で大きな家をリースで借り、これを又貸しして、インドネシアを離れるまでの3年間に1000万円以上をフトコロにしたとのエピソードがある」(関係者)という。

 父親の大島正義氏は戦後、大阪から上京し、下町でカフェなどの水商売を手広く手がけた。役所広司・草刈民代主演の映画「Shall we ダンス?」のモデルとなった「ダンスホール新世紀」も経営していた。

 「大島さんが人生の師としたのが父親です。父親が亡くなったときには数千人を集めて壮大な葬儀を執り行った」(先の経済人)

 SFCGに引導を渡したのは、外資系金融機関だった。

 「破綻したリーマン・ブラザーズから734億円借りていたことから信用不安が起きた。返済を進めて借入金を53億円にまで減らしたが、後の祭り。主力調達先である外資系金融機関の貸しはがし、貸し渋りに遭って、資金繰りが立たなくなった」(信用調査会社)

 リーマンから巨額資金を借りたのは「息子かわいさからでは」と取りざたされている。

 大島会長の息子、大島嘉仁氏(32)は今年1月、SFCGグループが買収した東証2部上場のカーチスホールディングス社長に就任した。

 大島氏は息子を自分と同じコースを歩ませた。慶応大商学部、三井物産をへて、修業先にしたのがリーマン・ブラザーズ証券だった。息子の実績をつくるために、リーマンから巨額資金を調達するようになったのではないかというわけだ。

 大島氏は渡部昇一氏との対談集『億万長者の教科書』(ビジネス社)のなかで、商工ローンというビジネスを次のように語っている。

 「基本的には、われわれの商売はタクシーなんです。(中略)ドア・ツー・ドアで非常に便利です。最短距離を短い時間で行けます。しかし、タクシーで九州、沖縄、北海道まで行ったら馬鹿高いですよ。そういう場合は使っちゃいけません」

 商工ローンのたとえとしてはなかなか秀逸だ。この比喩に従えば、利息制限法の上限金利の規制は、さしずめタクシー料金の値下げ。外資系金融機関の貸し渋りは、ガソリンの供給ストップ。これがSFCGが倒産した理由だ。

ZAKZAK 2009/02/26

1813とはずがたり:2009/02/28(土) 22:21:07
>>1811-1813

SFCG破綻 中小資金繰りに影響 無担保融資、便利な存在
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009022402000069.html
2009年2月24日 朝刊

 商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)が二十三日破綻(はたん)したことを受け、金融市場では中小、零細企業の資金繰りが年度末の三月に向けてさらに厳しくなるのではないかとの見方が強まっている。「手軽に借りられる」と存在感を示してきた商工ローン業界にも金融危機の荒波が襲った格好で、借り手サイドに与える影響も少なくなさそうだ。

 強引な取り立てで強い批判を浴びてきた商工ローンは、中小、零細企業、個人事業主を中心におおむね百万円から一千万円の単位でお金を貸すのが主流。

 一方、事業主らにとっては無担保で資金が得られるため、すぐに当座のつなぎ資金が必要という場面では便利な存在となってきた。担保が不十分で銀行が融資を認めない事業主などにも高金利で資金を貸し出しており、「銀行の手の届かない分野の金融を支えていた」(地域金融関係者)との声もある。

 だが、昨年九月の米大手証券リーマン・ブラザーズ破綻以降、景気の悪化が急速に進んだため、倒産件数は高水準で推移。一月の倒産件数は前年同月比15・8%増の千三百六十件にまで膨らんだ。

 そのような厳しい経済情勢で、商工ローン業界は回収難に悩まされている。高金利で無担保のリスクを取っているだけに、倒産の増加による回収難は経営を直撃する構図だ。

 さらに、利息制限法の上限を超えて過去に取りすぎた金利の返還請求の増加が経営を圧迫。SFCG以外の経営破綻も意識され始めているのが実情だ。

 民間信用調査会社の帝国データバンクは「町工場などは地元金融機関と商工ローンの借り入れの組み合わせで資金繰りをしているところも多い」と指摘する。商工ローンの破綻で資金の調達が困難になる可能性はぬぐえず、三月以降の倒産件数に影響を与える可能性が高まっている。 (斉場保伸)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板