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金融機関観察スレッド
1575
:
荷主研究者
:2008/09/28(日) 21:15:32
>>1574
続き
精鋭部隊を送り込むだけに、北國銀行の「富山新店」への期待は大きい。
同行が本格的な富山攻めを始めたのは、およそ五年前。当時4%だった富山の融資シェアは現在7%に高まった。それを同行は、今後三―四年で10%に引き上げる目標を掲げる。
富山を「最重要戦略地域」と位置付ける安宅頭取は「メーンでなくても、サブで入っていきたい」とし、行員にハッパを掛ける。富山東部支店は、同行にとって処女地に近い呉東地区を攻める最前線の砦となる。
「強力な人材をそろえたらしいね。脅威ですね」。北陸銀行幹部がこう語るように、他の地元金融機関は警戒心を隠さない。
富山銀行の高柳卓三頭取は「当行は富山県で最も地域を熟知している集団。顧客とのつながりを一層強めて対抗する」とし、状況次第では戦略的に店舗配置を見直す考えを示す。
北國銀行と提携する富山第一銀行は複雑だ。「競争が激しくなるのは必至だが、連携できる部分は今後も連携していく」(営業企画部)。地銀に限らず、信用金庫も「低金利を武器に攻めてくるだろうが、富山の中小零細企業は義理堅い。取引先との親密度を高め、きめ細かいサービスで防衛線を張っていく」(富山信金の中村和雄理事長)と身構える。
富山で守りを固めるだけでなく、外に打って出る動きもある。
企業向けの融資が低迷し、各行が住宅ローンの獲得にしのぎを削る中、北陸銀行は三大都市圏で攻勢を掛け、住宅ローンを伸ばしている。
富山では、富山第一銀行が金岡純二頭取の号令一下、十年固定で1・88%という破格の金利で躍進し、富山銀行も七月から十年固定の最優遇金利を1・85%に引き下げた。北陸銀行が大都市圏に手を伸ばすのは、全国一の低金利競争が続く富山に融資が集中するのを避け、将来の金利リスクを抑える狙いもある。
北陸と違い、首都圏などは変動金利や短期固定のローンが売れ筋という。広域店舗網を持つ北陸銀行ならではの地域戦略といえる。
北陸銀行が、逆に北國銀行の本拠地である金沢市周辺で新店開設を探っているという、うわさもまことしやかに流れている。高木繁雄頭取は「軍の機密だ」と否定も肯定もせず、憶測が広がっている。
地銀が三行、信用金庫が八つあり、ただでさえ「オーバーバンキング」と呼ばれる富山に、あえて攻め入った北國銀行。安宅頭取は「北陸さんのように遠く離れた地域で提携したりするわけじゃない。隣県なので地の利を生かせる」と勝算ありげだ。
一方の北陸銀行は、今年度中に公的資金完済のめどが立つ見通しで、「もともと攻めの銀行だけに、手かせが外れた後、どう仕掛けてくるか」と早くも他行は戦々恐々だ。
全国で地銀再編の機運が高まる中、北陸はいつまで無風でいられるのか。北國、北陸両行の拡大戦略が、再編の引き金になる可能性は十分ある。
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