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996
:
とはずがたり
:2015/11/10(火) 20:29:10
>>995-996
なお、トレンドマイクロによると1万4112本のアプリがMoplusを用いて開発されており、それらのアプリを実行すると、上記のワームホールが出現する可能性がある。
もうひとつこの問題を深刻なものにしているのは、出口が見えないことだ。
バイドゥは問題の指摘を受け、10月30日の段階でMoplusを更新。新しいMoplusを使って開発されたアプリは、前述のWebサーバが自動起動することはない。しかし、「Moplusを使ったアプリが新しいMoplusを使った新版に更新され、端末上のアプリも更新される」まで、ユーザーの端末上に問題のアプリが残る。
このことと、1万4112本のアプリに疑いがかかっていることを考え合わせると、最新版Moplusを修正しただけでは充分な速度で浄化が進まない事態も想定される。
さらに旧版Moplusを用い、悪意をもって開発された「定期的に見たこともないアプリを何種類も勝手にインストールする」アプリの活動も確認されているというから、さまざまな亜種のワームが次々に降ってくる可能性もある。
中国系デベロッパーが開発するAndroidに手を出さない……と思っても、エンドユーザーが区別することは容易ではない。まして、「Moplusのどのバージョンが・・・」と言われても大多数のユーザーは理解できない。手元の端末を確認したいのであれば、まずはAndroid対応のウィルススキャナーで端末を調査するほかない。グーグルが積極的にアプリストアから、問題のあるMoplusを利用したアプリを削除しなければ、完全な終息までにかなりの時間を要するだろう。
■ グーグルのエコシステム戦略にも影響
今回の問題は、あるいはグーグル自身の戦略にも影響するかもしれない。
グーグルはアプリ流通のエコシステムを健全化させるために、バージョンや端末スペックの細分化問題や、アプリストアの検索性や”おすすめ”機能を中心とした、必要なアプリとの出会いをきちんと作り込む開発に取り組んできた。
一方でAndroid本来が持つ自由なカルチャーが、スマートフォンを用いて自由にアイディアを実現したい開発者にとって魅力的という側面もあり、自由さとのバランスを取りながらAndroidアプリのエコシステム改善が進んできたといえる。
しかし、今回の件はAndroidアプリのエコシステムに小さくない影響を及ぼすだろう。アプリ流通への統制が強いiOSでは、同様の問題はまず起きないと考えられるからだ。もちろん、問題の開発キットを開発したのはバイドゥだが、それを用いた1万4112本のバックドアを作るアプリを流通に載せてしまっているのは、プラットフォーマーであるグーグルなのである。
プラットフォーム・ホルダーとして、どのような対策を講じるのか。グーグルによるプラットフォーム運営の真価が問われる時が来ている。
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