DNSサーバ(ディーエヌエスサーバ)またはネームサーバとは、Domain Name System を担う、コンピュータやサーバソフトウェアのことである。Domain Name System は、ホストの識別子を利用者が理解し易い形式(ドメイン名、例えば'ja.wikipedia.org')とコンピュータがインターネットプロトコル (IP) で通信するために必要な識別情報(IPアドレス)とを対応付ける仕組みである。
DoS攻撃(ドスこうげき、ディーオーエスこうげき、Denial of Service attack)とは、サーバなどのネットワークを構成する機器に対して攻撃を行い、サービスの提供を不能な状態にする攻撃をいう。 サービス妨害攻撃などとも呼ばれる。ゾンビコンピュータを利用した分散型で行う場合は、DDoS攻撃(ディードス攻撃)と呼ばれる。
DDoS攻撃(ディードスこうげき、ディーディーオーエスこうげき、Distributed Denial of Service attack)とは、踏み台と呼ばれる多数のコンピュータが、標的とされたサーバなどに対して攻撃を行うことである。別名として、協調分散型DoS攻撃、分散型サービス妨害攻撃などがある。
単一のホスト(通信相手)からの攻撃ならばそのホストとの通信を拒否すればよいが、数千・数万のホストからでは個々に対応することが難しい。したがって、通常のDoS攻撃よりも防御が困難であり、攻撃による被害はDoS攻撃よりも大きくなると考えられる。攻撃を受けたサーバには踏み台となったコンピュータが攻撃主として認識される。