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954とはずがたり:2015/09/26(土) 22:38:41
2015.9.26 01:22
【米中首脳会談】
サイバー攻撃では民間標的の抑制で妥協? 中国「影の存在」が異例の事前調整
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260014-n1.html

 【ワシントン=山本秀也】25日の米中首脳会談を前に、米中双方は安全保障問題を担当する高官を相互に派遣して、両国関係に「深刻な懸念」を与えかねないサイバー攻撃問題など、懸案の妥協点を探ってきた。首脳レベルを含めた水面下での激しい議論が、会談の公式成果にどう反映されるかが注目される。

 ホワイトハウスに面した米迎賓館で、オバマ米大統領は24日夕、シアトルから到着したばかりの習近平・中国国家主席と夕食を交えた非公式会談に臨んだ。安全保障担当の閣僚ら小人数だけが参加した会談は、「戦略的な議論」という米政府の公式説明にとどまらない、厳しいやりとりがあったとみられる。

 中国が米国に仕掛けるサイバー攻撃に対し、この席でオバマ氏が「懸念を直接伝える」ことは中国側にも予告されていた。米側が強く問題視したのは、政府部門にとどまらず、米民間企業の知的財産を中国が標的にしているとの確信を強めたことによる。米側では事前の協議を通じて、攻撃に関与した中国の個人や企業に対し、「前例のない制裁」を準備するところまで踏み込んだ。

 こうした事前協議には、米側からライス大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国側から治安・情報工作を統括する共産党中央政法委員会の孟建柱書記が当たった。共産党支配の「影の存在」である政法委書記が首脳会談の事前協議で外国を訪問したことは異例だ。

 AP通信は米当局筋の話として、中国側が水面下では米側の指摘を「より真剣に受け止める」とのサインを示していると伝えた。習氏も米紙ウォールストリート・ジャーナルとの会見で、商業秘密を狙うサイバー攻撃への中国政府の関与を否定するとともに、「この問題で米側と協力を強化する用意がある」と表明した。

 首脳会談では、民間企業を標的にしたサイバー攻撃の抑制などでは一定の進展も見込まれるが、「サイバー空間の安全」に向けた協力強化であれば、2年前にカリフォルニア州パームスプリングズで行われた首脳会談でも合意済みだ。米側はより実効的な防止策を迫ることになる。

 孟書記の訪米では、失脚した中国の大物政治家、令計画氏の実弟、令完成氏が米国に潜伏した問題も協議されたとみられる。中国は機密情報を抱える実弟の追跡に多数の要員を米国に送り込む「キツネ狩り」を実行したとされ、米当局が問題視していた。

 こうした事前協議の流れは、従来の米中関係では見られなかった。米中は新たな関係構築を模索する過程にあるとみられており、この点でも首脳会談の成果が注視されている。


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