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805とはずがたり:2014/08/08(金) 12:53:42
コラム:ソフトバンクのTモバ買収断念は「悪くない」選択肢
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0G60O120140806
2014年 08月 6日 17:56 JST

[香港 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)の孫正義社長は、米携帯事業に関する野心的な目標の軌道修正を余儀なくされた。現時点で規制当局からの承認を得るのは難しいと判断し、傘下の米携帯電話会社スプリント(S.N: 株価, 企業情報, レポート)によるTモバイルUS(TMUS.N: 株価, 企業情報, レポート)の買収交渉を中断したからだ。判断は遅かったが、最も悪くない選択肢を選んだ格好だ。

米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N: 株価, 企業情報, レポート)やAT&T(T.N: 株価, 企業情報, レポート)と互角に戦える携帯電話会社を米国で展開するという孫氏の計画については、大きな賭けに出ているという印象が常にあった。

規制当局はこれまですでに、TモバイルUSに対する買収提案を一件阻止しており、スプリントによる買収についても、競争上の懸念から難色を示していた。

バーンスタインのアナリストらは、スプリントとTモバイルが合併した場合、現在価値ベースで最大300億ドルのコスト削減につながると推定している。合併が破談となれば20億ドルの違約金を支払う事態にもなり得たが、孫氏はそれでも計画を推し進めるかのように見えた。ただ、実際に推進しても、規制の問題をクリアするのに最長で1年を要する可能性があり、顧客流出に見舞われているスプリントにとっては深刻な問題となっていただろう。

米連邦通信委員会(FCC)は、今後の周波数帯入札でスプリントとTモバイルが共同で応札することを事実上禁止する決定を下したばかりで、これが買収断念への決定打となった。

計画を白紙に戻すことで、孫氏は将来、再び買収を模索することができる。ただ、 仏通信会社イリアド(ILD.PA: 株価, 企業情報, レポート)も買収を提案しており、規制当局はこれまでのところ容認する姿勢を示している。一方、スプリントにとっては顧客基盤を安定化させることが優先課題だ。最高経営責任者(CEO)に起用されると見られるブライトスターの創設者、マルセロ・クラウレ氏が事業立て直しの任務を担うことになる。ただ、投資家はスプリントの先行きに懐疑的であるため、スプリントの株価は時間外取引で16%下落した。

孫氏は昨年、ソフトバンクを「あらゆる面で、世界一」の企業にするという目標を掲げたが、その計画も先送りとなる。孫氏の事業拡大に対する意欲は自信に裏付けられていた面もあるだろう。魅力のない選択肢は他にもあったが、買収から撤退する決定は最善策だったようだ。


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