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799とはずがたり:2014/07/16(水) 04:14:23
 FAAは6月23日に発表した新たなガイドラインで「2007年以降、米国では無人機の商業利用は違法であり、新たなルールが決まるまで、その事実は変わらない。趣味などで高度122メートル以下を飛ぶ無人機は合法だが、商業利用は禁止されている」と、従来の方針を改めて強調するとともに、違法な商用サービスの例として、わざわざ「有料による小包の配達」「送料が無料の場合も含む」などと記述したのです。誰でも分かりますが、これ、アマゾンのサービスを名指ししているのと同じですね。

 FAAは来秋にも無人機の商用利用を解禁する方針で、アマゾンではそれに合わせてこの空飛ぶ宅配サービスを展開する計画です。FAAは解禁に向け、商業利用に関するガイドラインを策定しますが、今回の新ガイドラインを受け、欧米主要メディアは、アマゾンの空飛ぶ宅配サービスは事実上、実施不可能になったと一斉に報じました。

グーグルグラス「上映中でなくても禁止」

 何だか踏んだり蹴ったりですが、アマゾンと同様、吹き荒れる逆風に苦慮しているのがグーグルです。

 ロイター通信やAFPなど世界中のメディアが報じていますが、今年5月に欧州司法裁判所が下した裁定を受け、とうとうユーザーが主張する「ネット上から忘れられる権利」を認めさせられ、6月末から、要望のあった個人の情報の削除作業に入っています(この問題については後日、詳しくご紹介いたします)。

 そのうえ、今後、IT(情報通信)分野においてスマートフォン(高機能携帯電話)に次ぐ最有望市場になると期待されているウエアラブル(身に付ける)端末の代表格「グーグルグラス(眼鏡型端末)」が欧州でやり玉にあげられたのです。

 4月15日に米で一般限定発売された「グーグルグラス」は英でも6月23日、開発者向けに発売されたのですが、英国内のほぼすべての映画館が、映画本編の盗撮防止を理由に座席での使用を禁止したのです。

 現実世界とネットの世界をリアルに融合する画期的なアイテムとして脚光を浴びる「グーグルグラス」ですが、6月29日付英紙インディペンデント(電子版)などによると、英国映画館主協会(CEA)のフィル・クラップ会長は「映画館の観客は、映画が上映中かそうでないかに関わらず、シアターの座席ではグーグルグラスの着用を禁止する」と宣言しました。

 CEAには全英の90%の映画館(約3900スクリーン)が加盟。今回打ち出した使用規定に法的強制力はなく、あくまで勧告ですが、加盟する映画館はこれに従うとみられます。

 さらに英では業界第3位の映画館チェーン「ヴュー」も、系列の映画館では、シアターに着席した観客に対し、照明が消える前にグーグルグラスを外すよう求める方針を明かしました。 米では昨年5月、開発者向けに先行発売した時点で、プライバシー保護などの観点から、飲食店やカジノなどでの着用禁止の動きが一気に広がりましたが、映画絡みでいえば、今年1月、オハイオ州コロンバスの米大手チェーンAMCの映画館で、グーグルグラスを着用したまま映画「エージェント:ライアン」を鑑賞していた男性が、録画していなかったにも関わらず、米連邦捜査局(FBI)の捜査官に尋問され、館外に連れ出される騒ぎが発生。以降、全米でも使用禁止にする映画館が増えています。

 しかし英国でのほぼ全面禁止という措置を受け、米でも映画館での使用が全面禁止になる可能性が指摘されています。

 グーグル側はCEAの勧告について「携帯電話などと同様、観客には上映前に電源を切るよう求めればよいだけだ」と反論し、「この製品は目の上に着用するうえ、作動すると必ず画面が点灯するため、盗撮用の機器としては非常にお粗末である」と説明しましたが、むなしい言い訳にしか聞こえませんね。


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