したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

ADSL

707荷主研究者:2012/09/17(月) 09:58:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120815t15016.htm
2012年08月15日水曜日 河北新報
高速光通信、容量16倍 東北大、パルス信号重ねる技術開発

 東北大電気通信研究所の中沢正隆教授(光通信工学)らの研究グループは、光パルス信号を使った光通信の新技術「光ナイキストパルス」を発明し、高速光通信の伝送性能を大幅に向上させることに成功した。パルス信号を重ねることで、大都市間をつなぐ現行の商用基幹回線の16倍に相当する情報を送ることが可能という。基幹光伝送網の大容量化につながると期待される。

 光通信で用いる光パルスは、隣り合うパルスが重なると、互いに干渉して情報が識別できなくなる。伝送が長距離になると、信号が劣化する「ゆがみ」も出ていた。

 「光ナイキストパルス」は、米国の電気工学者ナイキストが1928年に開発した無線通信技術を応用した。振幅が一定間隔で安定している特徴を生かすと、パルスを重ねて出力信号を送っても、パルスが互いに干渉し合わず情報が保持されることを突き止めた。

 多重化により、パルス信号を高密度で送ることができる。研究グループは、この方式で超高速光信号を発生させ、一般的な光通信回線の16倍の情報量を送ることができたという。重なったパルスは、受け手側が分離して受信する。

 これらの技術を組み合わせ信号を東京−大阪間に相当する約500キロを伝送させたところ、従来の方式に比べ、ゆがみが半分以下に抑えられた。

 中沢教授は「都市間や事業者間などを結ぶ大容量の通信回線網で、光ナイキストパルスの実用化を目指したい」と話している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板