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623名無しさん:2009/12/02(水) 21:38:08
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/12/02/6926
連載企業ホームページ運営の心得
黒か白か。デスマーチを回避する事業仕分け
宮脇睦(有限会社アズモード) 2009年12月2日(水) 08:00
[コラム]
Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる
企業ホームページ運営の心得


心得其の百四十六
「黒か白か。デスマーチを回避する事業仕分け」

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)


世界2位では意味がない
民主党政権が取り組んでいる「事業仕分け」。予算の細目を白日に晒すことで無駄を排除し、効率的な予算編成を目指す「取り組み」は高く評価しています。しかし、無駄の削減は当然としても、必要な経費を使わなければ経営が成り立たないのは国家も企業も同じです。この観点から気になったのが蓮舫参院議員のこの発言です。

世界2番ではいけないのですか?
科学技術立国の象徴的意味合いも強い次世代スーパーコンピュータ開発で、目標に2番を掲げる経営者はいません。売り上げやシェア(市場占有率)などの「結果論」としての2番と混同しているのではないでしょうか。そこに「事業戦略(国家戦略)」が見えず、予算を削りたい「財務省」と変化をアピールしたい「民主党」の思惑のコラボのようにみえるのが気になります。

IT業界の現場でもまた「仕分け」が求められています。デスマーチとは作業工程の不良資産化のあらわれで、業界の構造改革が喫緊の課題ではないかと危惧しています。

定時退社は都市伝説
2ちゃんねるの書き込みから生まれた書籍を原作とした「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の映画で品川祐さんのこんな台詞があります。

定時なんてもんはなぁ、都市伝説だ馬鹿
終電に間に合えば幸運で、仮眠室は満室どころか、睡眠がとれるだけでもありがたいという職場はたしかにあります。しかしIT企業でも定時退社できるところは多く、また年次有給休暇をほぼ消化できる会社もあります。それぞれに事情は異なりますが、私の調べたところ、両者を分ける大きな特徴が「仕分け」です。

フォトショップの性能と個人差
辞書で仕分けとは「区別や分類をすること」とあります。ブラック会社にないのは「仕事の仕分け」です。ホームページ制作会社を例に挙げると、クライアントとの打ち合わせや折衝といった対外業務を外した「実務」に絞っても、サーバー設定、テキスト入力、テンプレートデザイン、画像処理、イラスト作成、プログラム開発に設置など、さまざまな作業工程があります。これを担当者1人に負わせているのがブラック会社にみられる特徴です。

20世紀のソフトウェアは「職人的技量」が求められるものが多く、フォトショップでの「切り抜き」や「消し込み」は職人の腕の見せ所でした。しかし、現在ではこれらの処理は「誰にでもできるレベル」にまで簡単になりました。また各種ノウハウも「ネットで検索」すれば答えは簡単に見つかります。そしてこういう状態を生み出しました。

できるかできないかでいえば、できる
つまり、多少の無理をすれば1人でできる環境が整ったことが個人負担を増大させています。

ABC、あるいは123に分ける
人には得手、不得手があります。最新のフォトショップを使えば簡単にできる作業でも能率に個人差があらわれます。デザインセンスに優れている人もいれば、発想は凡庸でも早く仕上げることが得意な人もいます。また、ホームページ制作のノウハウと「文章力」は別次元の能力です。これらを「仕分け」して適材適所に割り振っている会社ではデスマーチが常態化することはありません。

また、ある個人で作業が滞るのなら、これを「ボトルネック」と認定し解消する作業も「仕分け」です。別の言葉を使えば「マネジメント力」で、日本のIT系企業に不足している技能です。


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