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538とはずがたり:2008/11/04(火) 13:01:11

不倫暴露の波紋 中国で動画サイト存続の危機
2008.1.25 19:12
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080125/chn0801251913002-n1.htm

 【北京=福島香織】人気アナウンサーの不倫騒動映像から、検閲で削除された映画のぬれ場シーンまで“発禁映像”も流し、メディア統制の厳しい中国で自由奔放ぶりを発揮しているインターネット動画投稿サイトが存続の危機に直面している。31日から施行される新たな管理規定では原則国有企業しか動画サービスが行えない、というのだ。

 土豆ネット(Tudou.com)、優酷ネット(Youku.com)、六間房(6.cn)…。インターネット上では「中国版YouTube」ともいえる民営企業の動画投稿サイトが花盛り。韓国や日本のドラマから、中国当局が検閲でカットした映画「蘋果」の激しいぬれ場シーン、都市管理当局者の市民に対する不条理な暴力実態など、当局が市民の目から隠したい「問題映像」も次々投稿されている。

 中でも最近波紋を呼んだのが、北京テレビの段ボール肉まん問題を報じ、事実上左遷されていた美人キャスター、胡紫薇さん(36)が12月28日の中国中央テレビ「五輪チャンネル」開局記者会見場に乗り込み、司会を務める看板アナウンサーで夫の張斌氏の不倫を暴露した映像。報道陣や五輪関係者が居並ぶなか、つかつかと夫に近寄りマイクを奪うと、「今日はキャスターとしてではなく張斌の妻としてきました」「2時間前に張斌が別の女性と不適切な関係にあると知った」といきなり不倫を暴露。「来年は五輪だが、正しい価値観を共有できなければ中国が真の大国になることなどできない」などと不満を爆発させた。

 国営放送の権威をかけた記者会見がいきなり夫婦の痴話げんかの場に転じたこの録画は、当局から発禁を命じられメディアは報道を自粛。しかし当日28日、早々と何者かに土豆ネットに投稿され、あっという間にアクセスは100万件以上に上った。土豆ネット側が投稿を削除したあとも、YouTubeなどに波及し、海外メディアも報じた。

 五輪を前に報道・情報統制に力を入れる当局は、国家のメンツを傷つけるような暴露映像のネット流出に神経をとがらしていた矢先であり、翌29日、動画サイト運営に関する新たな管理規定を発表。動画サイト運営にはライセンスが必要▽ライセンス取得には運営企業が国有企業および国有の株式会社(株の過半数が国家・国家機関が所有)であること▽さらに過去3年内に法律違反がないこと−などといった厳しい条件が1月31日から課せられることになった。これは事実上、動画サイトがテレビと同様の統制を受けることを意味する。

 管理規定自体は12月20日にすでに決定していたもようだが、発表のタイミングといい、国有テレビのメンツを傷つけるこの不倫騒動映像流出が当局の逆鱗(げきりん)に触れたことは間違いなさそうだ。

 中国の動画サイトは無断で海外ドラマを流すなど著作権侵害の問題もあるが、通常であれば隠蔽されてしまうような社会問題をネット上に発信し、ニューメディアの名にふさわしい役割を負ってきた。

 ネット上では、土豆ネットも優酷ネットも消えてしまうのか、と懸念の声が高まり、ファンの間では「国家の横暴」「中国は鎖国しているのと同じだ」といった非難の声が広がっている。

中国の動画投稿サイト

 YouTubeの成功にならって2005年から中国でも民営企業による動画投稿サイトが続々登場。当局が神経をとがらせるチベット問題や法輪功などの政治的動画は自主規制しているものの、企業の宣伝フィルムから素人の自作ビデオまで自由に投稿、観賞できる。市場の54%のシェアを締める最大手・土豆ネットの1日のアクセスは平均5500万件、最近世界レコード大手ユニバーサル・ミュージックと提携したことでも話題を呼んだ。


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