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198とはずがたり:2005/02/19(土) 13:21:37
こんなからくりになっていた訳ですね。
リーマンが長期保有する可能性は低いし,株価は157円迄下がる可能性が有ると云うことのようで。
まぁ200円切ったら購入検討するかねぇ。

ライブドア:CBが市場に波紋 株価暴落なら株主に打撃
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050219k0000m020104000c.html

 ライブドアがニッポン放送株の取得資金800億円を調達するため、米国系のリーマン・ブラザーズ証券に割り当てた転換社債型新株予約権付き社債(CB)が、市場に波紋を広げている。リーマンはリスクなしに10%の値ざやを稼げる有利な条件になっており、ライブドアも償還(返済)する必要がない「錬金術」のような手法に見える。しかし、このCBはライブドアの株価暴落のリスクと隣り合わせで、「既存株主にしわ寄せが行く仕組み」(市場筋)との批判が出ている。

 CBはあらかじめ決めた価格(転換価格)で普通株式に転換できる社債。発行企業の株価が転換価格を上回れば、株式に転換、売却し利益が出る。株価が上がらない場合、社債のまま持ち続ければ利息を得られ、満期には元本が返済される。

 発行企業にとっては、公募増資などで資金調達すると、大量の新株が一気に市場に放出され、株価が暴落するリスクが高まる。CBなら徐々に株式に転換されるため、需給悪化を回避しやすい。

 リーマンが今回引き受けたCBは「転換価格修正条項付きCB」(MSCB)というタイプ。通常は固定されている転換価格が、市場の株価に連動して上下する。転換価格は当初450円だが、毎週見直され、ライブドアの株価が下がっても下限の157円までは引き下げ可能。しかも、転換価格は前週末3日間の加重平均価格より10%低く設定される条件のため、リーマンはCBを株式に転換して即座に売れば、1割の値ざやを稼げる。

 このCBは無利息で、リーマンに長期保有のメリットはないため、すべて株式に転換される可能性が高い。そうなれば、ライブドアは800億円を返済しなくても済むことになる。

 さらに重要なのは、契約の中に、ライブドアの堀江貴文社長が保有する自社株の一部をリーマンに貸与する条件が盛り込まれている点だ。CBを株式転換しても株券の受け渡しまで日数がかかり、即座に売却できないため、その間に株価が下落して値ざやを得られなくなる恐れがある。株券をあらかじめ借りておけば、下落前に売却し、値ざやを確保しやすい。実際、リーマンは既に借り株の売却を始めている。

 これらは「リーマンに非常に有利な条件」(大手証券)で、市場では「年間売上高300億円のライブドアが800億円もの買収資金を確保するため、リーマンの無理な要求をのんだ」との見方が強い。過去にMSCBを発行したのは、資金調達手段が限られる経営再建中の企業などに多い。

 この契約ではCB発行額は800億円に固定されているため、転換価格が下がるほど転換後の株数が増える。ライブドアの発行株式総数は6億4300万株だが、下限転換価格の157円ですべて転換されれば5億960万株も増える。企業価値が上がらない限り、発行株式数が増える分だけ1株当たりの価値(株価)は低下する。ニッポン放送買収が失敗すれば株価は長期低迷する可能性もある。そうなれば、既存の株主が損害を受けることになる。【若島正浩】

毎日新聞 2005年2月18日 21時08分


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