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1555とはずがたり:2018/07/11(水) 18:13:14
>>1553-1555
 楽天は12月14日のアナリスト向け説明会で「電波を取得できるかどうかわからない」として、携帯電話事業の詳しい説明をしなかった。総務省が新たな周波数を割り当てるのは18年3月。「デキレース」(通信大手の総務省担当者)との見方を否定するためなのか。はたまた、本当に事業内容が詰まっていないのか。詳細な事業計画が示されるまで、投資家の不安は消えない。

EC事業の揺らぎが携帯電話事業参入の要因か

 日本貿易振興機構(JETRO)によると、ECの国内シェアでアマゾン・ドット・コムが20.2%で首位に立った。楽天は僅差(20.1%)で2位。このショックは大きかった。(とは註:>>1468には「楽天は本業のネット通販事業において近年、王者アマゾンに大きく引き離され、下からはヤフーに突き上げられと、頭打ちになっています。」とある。)

 電子商取引の顧客の減少は金融事業の先細りにつながる。そうなるとECを核に多様なサービスを展開する楽天経済圏全体が危なくなる。携帯事業参入は、“アマゾンエフェクト”と断じたアナリストもいる。

 第4の電話会社はECの顧客を楽天グループに引き留めるための賭けとの見方が強い。三木谷氏は記者会見せず、ツイッターで「楽天会員は9000万人を超えて、(携帯電話事業への)参入は自然の流れ」とつぶやいただけだ。

 第4の携帯電話事業会社は、地方では引き続きNTTドコモの回線を借りる片肺飛行である。NTTドコモとも、楽天は自前の回線を持つ都市部では敵同士になる。KDDI、ソフトバンクが楽天潰しに乗り出すのは目に見えている。(とは註:>>1517-1518ここまで、楽天とドコモは友好関係にあった。楽天は第4の携帯電話事業に参入するに当たり、ドコモとの友好関係を維持できると考えていた。自社で設備できない地域でドコモの回線を共用すれば、設備投資を抑えることができるとソロバンを弾いた。ドコモの親会社、NTTの鵜浦博夫社長は2月9日の決算会見の席上で、「(楽天に対し)EC分野でお手伝いできる良いパートナーと考えていたが、(自前でやるということで)別のパートナーを考えていく必要がある」と語り、グループとして楽天との協業関係を見直す可能性に言及した。)

 18年1月4日、三木谷氏は「技術が進歩し、機器も安くなっている。後発のメリットは大きい」と東京都内で記者団に語った。「(19年中を予定する)サービス開始時に(楽天グループ全体で)300万人超の会員でスタートできる」との見通しを明らかにした。だが、10年後に10%(1500万人)の契約を目指すにしては、ロケットの発射台(300万人)はかなり低いと言わざるを得ない。

 17年12月に“第4の携帯電話会社”構想を明らかにしてから、次々と厳しい現実が明らかになっていることと、この日の三木谷氏の発言は無縁ではない。

 楽天の株価が1月5日に一時、988円(前日比44円安)の昨年来安値をつけた。終値は1013.5円(18.5円安)で1000円台を回復したが戻りは鈍い。野村證券は「Buy(買い)」から「ニュートラル(中立)」に格下げした。携帯電話事業への参入で事業環境の不透明さが高まったと判断した。
(文=編集部)

【追記】
 楽天の株価の下げが止まらない。
 1月17日、一時、前日比1%安の958円をつけ、昨年来の安値を更新した。終値は959.5円。反発力はない。
 新規参入を表明した携帯電話事業の投資負担に対する懸念に加え、主力のネット通販事業の競争激化で利益が伸び悩んでいることが、再度、蒸し返されている。外国人投資家の見切り売りが下げの原因との指摘もある。

 2016年2月に942.7円、12年には641円という安値がある。16年の安値を下回るようだと、損失覚悟の売りが広がり、下値のメドが見えなくなる。(とは註:今日の終値で792円。全体的に下げてる日だけどとっくに2016年2月の安値は割ってる様だ。>>1517-1518だと4/25には760円まで下げてるから少し持ち直したか。)


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