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1530とはずがたり:2018/05/21(月) 00:07:15
 話を聞いて、「ふむふむ、私も次はオッポを試してみようかな」と思ったから、こういう口コミでの伸びも大きいのだろう。

● 中国のスマホメーカーは 日本市場でどう勝つか

 さて、こういう“実力派のメーカー”が、日本に来たらどうなるか。

 イベントのパネリストを終え、食事の席に戻った鄧宇辰氏を直撃してみた。

 すぐに席を立ち、応対してくれた鄧宇辰氏は中国南京生まれ。

 シンガポールの南洋理工大学を卒業し、メリルリンチ証券などを経て、2011年からオッポのインドネシア事業に参加。インドネシアでのオッポのシェアを2位までに育てあげた。

 さらにキャリア主導のシンガポールでも、たったの3年でシェア3位までにしたやり手である。

 日本ではどんな感じだろうか。

 オッポは先に日本での高額の求人をかけて話題になった。キャリアへの売り込みなら年収3000万円、量販店向きなら1000万円から2000万円である。

 しかし先の席上での話では、求人には苦労している様子。

 「いくらぐらいまで出しますか?」と聞いたら、

 「上限は決めてません。能力が高ければ、それに合わせて、出す」

 現在の日本での社員は五十数名。

 今後拡大していくが、どのぐらい増やしていくかもまだ決めていない。

 「例えば、docomo(NTTドコモ)みたいなキャリアに参入できたらたくさん雇えるけど、これは我々が決めることができない。そうでなければ増やしても仕方がない」

 話を“激盛り”するのが標準の中国人経営者が多い中で、かなり誠実な人である。もっとも若い世代はこういう中国人が増えてきた。海外で教育を受け、何でも合理的に判断する。

 日本のキャリアはすでに3社とも接触しており、共同で技術開発をしている。が、まだ明確な、いつからという採用の回答はない。

 「難しいのはやはり関係構築です。日本は何でも用意周到にいろいろ考える。その分、返答は遅い」

 これは中国在住中だと、中国企業、日本企業問わず本当によく聞く問題点で、最近では「もう日本企業と仕事はしない」という声も多い。

 時間を区切って成果を出すことを求められている外資のプロと、成果を上げても個人にリターンはない、失敗したら左遷という日本の会社員の“自分が絶対損をしないように”ファーストとは相性が悪いのである。

 みんなで決めるは、「誰も絶対責任をとりません」の合言葉。

 とくに携帯の2大キャリアのルーツは半官半民で、“天下りの役人”がたくさんいる組織だし…。

 インタビューは中国語でやった。思えば彼が今まで活躍してきたインドネシアもシンガポールも実は華僑・華人文化圏である。英語はもちろんのこと、中国語もたいてい通じる。

 彼にはもちろん優秀な通訳はついているが、初めて直接の意思疎通も、文化の違いも難しい日本で苦労しているだろうな、という気はした。

 ちなみに当日、同じ席上に立ったもう2人の中国人経営者は留学経験があったりで日本語が堪能。私から見ると、かなり“日本人化した中国人”である。

● 日本ではお金を積んでも 人材が来ない

 日本ではお金を積んでも、人材が来ない。

 中国企業の先が読めないのもあるが、日本ではビジネスの資産が個人でなく、企業に集約される。


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