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とはずがたり
:2018/02/08(木) 15:19:11
2018年2月8日 / 12:49 / 2時間前更新
コラム:ソフトバンク、「保険」にならないスイス社出資
https://jp.reuters.com/article/softbank-group-swiss-re-breakingviews-idJPKBN1FS0DR
Robert Cyran
[ニューヨーク 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループ(9984.T)が新たに関心を持った分野は、少しも「保険」になるものではない。
この日本企業は、300年存続する巨大テクノロジー企業を築くという孫正義社長のビジョンを実現するため、1年足らずでに270億ドル(約3兆円)を投資している。再保険世界第2位のスイス再保険 (SRENH.S)の少数株式を取得すれば、資金力は増すかもしれないが、資本過剰だとされる業界にさらに資本を突っ込む結果となる。
これは、財務上成功をもたらす戦略とは言えない。
孫社長は、先見の明あるテクノロジー投資で巨額を稼いできた。米アップル(AAPL.O)のiPhone(アイフォーン)を日本市場に持ち込み、中国の電子商取引最大手アリババ・グループ・ホールディング(BABA.N)に行った2000万ドルの初期投資は、今では1000億ドル以上の価値になっている。
テクノロジー分野に投資する「ビジョン・ファンド」という金食い虫を抱えた今、孫社長はこの1年で投資ペースを一段と早め、半導体メーカーからインターネットを使った犬の散歩サービスまで、幅広い分野の企業に投資している。
孫社長は、世界は人工知能(AI)がもたらす技術革命の入り口にあり、こうした投資が自社を300年存続させる基盤になると考えている。
だが市場は、このような野望を慎重に見ている。
ソフトバンクが所有するアリババ株の価値は、ソフトバンク自身の時価総額を超えている。ヤフー・ジャパン(4689.T)や、経営難の米携帯電話子会社スプリント(S.N)などへの出資分も加えると、ソフトバンクの時価総額は保有資産の半分程度にしかならない。同社にはまだ700億ドル規模の投資計画があることを踏まえれば、今後、このディスカウントがさらに拡大するリスクもある。
創業155年のスイス再保険は、ソフトバンクと協議中だと表明した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ソフトバンクがスイス再保険の株式の最大3分の1をプレミアを上乗せして取得する可能性があると報じた。実現すれば、ソフトバンクとそのファンドから、新たに100億ドル超の出資となる可能性がある。
孫社長の300年ビジョンを考えれば、これは経営権取得に向けた第一歩に過ぎないかもしれない。例えば、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)の再保険事業から得た、保険業の中で一時的に保有できる資金であるフロートを使って「帝国」を築いている。
だが、再保険業界はすでに資本過剰状態にある上、巨大自然災害が頻発するようになっている。スイス再保険は、業界で災害関連の保険請求が昨年倍増し、1360億ドル規模になったと推計している。
これは、リターンがあまり期待できない構図だ。格付け会社フィッチは、再保険業界の2018年の株主資本利益率(ROE)は、通常の損失を見込んだ場合、7%前後になるとみている。
孫社長は、世界がシンギュラリティ(技術的特異点)の間際にあるかどうかに考えを巡らせているかもしれない。
彼の投資家は、もっと単純な問題に頭を悩ませるだろう。ソフトバンクが再保険事業に進出した場合、ソフトバンク株はさらに巨大なコングロマリット・ディスカウントを被るのだろうか、と。
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