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1319とはずがたり:2017/05/02(火) 15:33:31
<TPP>きょうから首席会合 米抜き、各国温度差
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170502k0000m020100000c.html
00:19毎日新聞

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の首席交渉官会合が2?3日、カナダのトロントで開かれ、日本など11カ国が米国抜きのTPP発効について議論する。日本はオーストラリアやニュージーランドと協力して早期発効を主導する方針だが、マレーシアやベトナムは米国抜きのTPPに慎重姿勢を示すなど各国の思惑には温度差があり、意見の一致がみられるかは不透明だ。【工藤昭久、小川祐希】

 「11カ国が結束して今後のTPPの方向性を打ち出せるように、日本として議論を主導したい」。首席交渉官の片上慶一・外務省外務審議官は1日、カナダへの出発前に記者団に対し意欲を語った。今回の会合では、米国抜きのTPPについて各国が意見の集約を図り、今月下旬にベトナムで予定される閣僚会合への道筋をつける狙いがある。

 トランプ米大統領は今年1月の就任時にTPPからの離脱を表明し、日本などに2国間での通商交渉を求めている。これに対し日本は「米国が2国間交渉でTPPより良い条件を取れる保証はない」(麻生太郎財務相)とけん制。TPPの合意内容を維持したまま早期の発効を実現させ、米国の復帰を待つ戦略だ。

 石原伸晃TPP担当相は4月下旬、ニュージーランドやカナダの貿易担当大臣と相次いで電話などで協議し、米国抜きTPPの議論を主導していくことに意欲をみせる。

 日本などへの農産品の輸出拡大が期待できる豪州やニュージーランドは11カ国のTPPに前向きだ。一方、ベトナムやマレーシアは、関税撤廃などで米国市場への輸出拡大が見込める見返りに、自国の規制緩和などで譲歩した経緯があるだけに、米国抜きのTPPに消極的とみられる。11カ国で発効を目指す場合は、現在のTPPの合意内容の見直しを求めてくる可能性もある。

 チリやペルーは中国を入れた新たな自由貿易圏をつくることに関心を示している。だが、中国が参加すればTPPよりも低い水準での協定締結を求める可能性が高く、アジア太平洋地域の通商ルールの策定で主導権を握りたい日本の警戒感は強い。各国の思惑が異なる中で「合意形成は簡単には進まないだろう」(日本の交渉関係者)と、発効に向けた議論は難航するとの見方が出ている。


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