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1052とはずがたり:2016/02/16(火) 19:37:44
>44億ドルはスプリントのバランスシート改善に使った方が良かったかもしれない。
これに同意だ。

2016年 02月 16日 18:12 JST
コラム:弥縫策に過ぎないソフトバンクの自社株買い
http://jp.reuters.com/article/breakingviews-softbank-idJPKCN0VP0SM?sp=true

[香港 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループ(9984.T)が発表した大規模な自社株買いは、単なる症状軽減にすぎない。最大5000億円もの自社株買いは強い自信の象徴ともいえるが、市場の手荒い扱いの原因を根本的に是正するには至らない。

自社株買いをめぐる、孫正義社長のフラストレーションは理解できる。

同社の評価額は保有資産の合計を大幅に下回り、モルガン・スタンレーによると、2014年のアリババ・グループ(BABA.N)の米上場以来ソフトバンクの株価は保有資産の合計比で平均35%ディスカウントの状態にある。先週時点でこの割合は42%まで拡大しており、同社のポートフォリオが通常のコングロマリットより焦点を絞ったものであることを考えると、深刻な状況といえる。

株主寄りになった最近の日本の基準からみても、今回の自社株買いは規模が大きい。ノムラは、今年度の日本企業の自社株買いによる株主還元は合計で4兆8000億円とみている。会社規模からしても大きさは際立っており、今回の自社株買いは発表前の同社時価総額の約10分の1に相当する。

ただ、自社株買いや消却には別の側面がある。手元資金の放出は、すでに利払い・税・償却前利益(EBITDA)の3.6倍である債務をさらに膨らませる。

ソフトバンクの最近の株価の動きは、借り入れの大きな企業は市場の急落時に打撃を受けやすいことの反映でもある。また、孫社長が数十年にわたる経営ビジョンを掲げていることも、同社の過小評価が続く可能性を示している。

今回の自社株買いは、ソフトバンクが抱える2大資産の問題解決にもつながらない。アリババの株式保有率は32%で最も価値ある投資といえるが、過去3カ月でその価値は20%目減りした。

また、株式の84%を保有する米携帯電話子会社スプリント(S.N)の株価は36%下落。経営改善の兆しも見られるものの、純債務は315億ドルに膨らみ、現金準備は22億ドルに縮小した。バーンスタインのアナリストは、経営が上向くには3年かかるとみている。

自社株買いのニュースを受けた16%近くの株価上昇で、孫社長は目先は一息つける。ただ、44億ドルはスプリントのバランスシート改善に使った方が良かったかもしれない。


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