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:
とはずがたり
:2016/02/14(日) 20:34:09
翻ってみると、スマートフォンの特需が全盛だった2010年代前半は、LINEとYouTube、Twitterが爆発的に広がっていった時期でもあった。これらのサービスはスマートフォンで使いやすいように最適化されていたため、ケータイからスマートフォンへの移行を促す強い動機になった。
実際「別にスマートフォンがほしいのではなく、LINEがやりたいだけ。だからスマートフォンを買う」という声は、女子高生や女子大生だけでなく、高齢者からもよく聞いた。また若年層の間では、「音楽を聴くためにYouTubeのMV(ミュージックビデオ)を見る」ような新たな利用方法も広がり、そういった新たなライフスタイルを実現するための道具として、スマートフォンは普及していったのだ。
しかし、2014年後半になるとこれらの需要は一巡し、他方で、あとに続く新たなキラーサービスが現れなかった。残されたケータイユーザーをスマートフォンに引きつけるサービスが途切れてしまったことで、スマートフォンの移行特需に“ガス欠”が起きてしまったのだ。
堅調なケータイ需要、スマホからの回帰もちらほら
このようにスマートフォンへの移行特需が終わる中で、ケータイの需要は持ち直し、堅調な推移となっている。2014年度通期のケータイ出荷台数は1040万台。スマートフォンより絶対数は少ないが、対前年度比6%の増である。スマートフォン移行による需要減は底打ちし、むしろ需要が回復してきているのだ。
日本のケータイはもともと高性能であり、スマートフォンに準じる程度の機能性は持ち合わせてきた。海外の携帯電話はまさに「電話とショートメール」くらいしか使えなかったが、日本のケータイは独自のネットサービスとアプリの実行環境を備えて進化してきた。
この日本独自で先行的に進化したことが、日本のケータイが「ガラパゴス携帯電話=ガラケー」と呼ばれる所以ゆえんであったのだが、グローバル市場のトレンドから外れていることだけ割り切ってしまえば、ライトユーザー層のニーズには十分に応えられる。その一方で、スマートフォンと違って携帯キャリアが設計開発に関わっているため、使用する通信量を節約する仕組みが多く取り入れられており、結果として利用料金もスマートフォンより安く設定されている。日本のライトユーザー層にとって、「今のケータイで満足しているから、別にスマートフォンに乗り換える必要はない」というのが現実的な選択肢として存在するのだ。
さらに最近では、スマートフォンからケータイに「戻ってくる」傾向も垣間見られる。これは特にドコモで見られるものだ。周知のとおり、ドコモはiPhoneの取り扱いが最後発になり、iPhone導入以前はAndroidスマートフォンを積極的に販売していた。しかし、初期のAndroidスマートフォンはiPhoneに比べてすこぶる使い勝手が悪く、性能・品質が低かった。そのためAndroidスマートフォンで“懲りた”ユーザーの一部が、ケータイに出戻りしているのだ。
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