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鉄道貨物輸送研究スレッド

143荷主研究者:2003/10/05(日) 02:29
>>142 続き。

■鉄道貨物の復活の兆しはあるのか?

 国鉄やJRはこれまで、貨物の営業活動のほとんどを、運送会社に任せてきました。運送会社の中でも、通運会社と呼ばれるものは、もともと、鉄道貨物を専門に扱う営業代理店として誕生したものです。

 しかし、道路事情が良くなり、自動車が普及するにつれ、通運会社は直接、トラック事業に進出。条件のいい荷物が、直営のトラックに流れることも多くなり、鉄道貨物のシェアはどんどん下がってきたのです。シェア回復のためにはまず利用者のニーズをつかまなければ。キャンペーンに当たって、近畿運輸局が実施したアンケートには、JRへの手厳しい意見の他、「環境にやさしい」だけではなかなか鉄道にシフトできない、それぞれの企業の事情が書かれていました。

「うちも環境には配慮したいと思ってますので、シフトはしたいと思っているのですが小さなコンテナが開発されたり、パレットの返却が…」「トラックやったら2時間ぐらいなら待ってくれますが、JRさんは待ってくれませんから、本数が増えれば、使えるようになると思います。」と利用者の声。

 寄せられた様々な意見に応えるために、JR貨物は、プロジェクトチームをつくり、直接お客さんのところを回って、貨物列車のメリットをアピールすることに務めています。

 運送会社ではなく、JRの営業マンが直接説明してはじめて、鉄道貨物を理解してもらえることも多いといいます。

 訪問を受けた企業は「鉄道貨物を使ったらグンとコストダウンが図れることがJRの営業マンから聞いて初めて知った。もう少し早く知っていたら…。」と話します。

 「物流コストや到達時間で鉄道を使うメリットがあれば利用してもらえるが、環境問題を前面に押し出すだけではなかなか使ってもらえない。」とJR貨物の営業マン。

 民営化から14年。環境保護の追い風をつかむことに、やっと本気になったJR貨物。キャンペーンが始まって3ヶ月あまり、成果が目にみえてくるのは、まだこれからです。

 鉄道が環境にやさしいのは確かですが、それだけでは復活できません。アンケートの中に、「小さなコンテナがあったらなあ」というのもありましたが、実はすでに普通のコンテナの半分の大きさのコンテナがありますが、それがお客さんに伝わっていません。JR貨物の方もアピールが下手だったわけですね。

 21世紀のテーマである経済と環境の両立。鉄道貨物の復活はそのテストケースのひとつなのかもしれません。


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