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創作メモ

70管理人:2012/03/24(土) 00:31:32
〜前回までのあらすじ〜
>>66-68

ようやく>>60及び>>68の続きへと突入していくわけであるが、ちょっと足りない部分があったので、付け加えておきたい。
雄略即位前の「眉輪王の変」について。これは記紀の中でもかなり衝撃的な事件であろう。七歳児が時の大王を暗殺するのである。
何が足りなかったかというと、「即位前に潰した家から嫁を娶っている」と>>60で書いたが、よく読んでみると、
これはマヨワを匿う葛城ツブラがオホハツセ軍に囲まれた際、「娘と領地をやるから皇子は助けてやってくれ」的なことを言っている。
なるほど、そういうことなのね。ちなみにクロヒコの扱いも古事記と書記では違っており、古事記ではついでに殺されるだけだが、
書記では身の危険を感じたクロヒコがマヨワと一緒にツブラの家へ逃げ込み、そこで死んでいる。ちなみに葛城ツブラの描写は何かとカッチョいいぞ。
あと、オシハの同母弟でミマ皇子というのがおり、この人は外出時の休憩中、井戸のそばで不意に謎の軍勢に襲われ、
殺される寸前、近くの井戸を指して「この井戸水は人民だけが飲める、君主は飲めない」という呪詛を放っている。
まあ、つまり、誰の軍勢に襲われたのか明かしているようなもんである。ま、雄略即位前にはこんなにいろいろとあったわけだ。

<雄略代・古事記>
即位→恋愛話が数件→葛城山に関する話→飲み会の際に無礼のあった巫女を殺そうとするけど許す事件→己巳年に崩御
実は古事記はこれだけである。己巳年没なので、489年か。となると、>>28の502年は雄略ではないのかも。


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