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創作メモ

60管理人:2012/03/20(火) 21:50:36
いよいよオホハツセ=雄略である。この人は割と有名である。本名:オホハツセ=ワカタケル。
初瀬朝倉宮で即位。即位前に政敵を潰しまくっている。良くも悪くも強烈な個性の持ち主であっただろう。
記紀には「人々から大悪天皇と呼ばれた」などと書かれている。異常なほど逞しかった、とも書かれている。

政権がゴタゴタしてきたときに個性的な王が立つと、親政をやりたがるものである。
そしてその結果はあまり芳しくないのが常である。称徳もそうだし、後鳥羽もそうだし、後醍醐もそうである。
雄略の場合、生前は何とか保っていたようだが、死後に出てくる、顕宗・仁賢にしろ、継体にしろ、
取って付けたような印象を受ける。おそらく一つの時代が終わったのであろう。

父は允恭、母は忍坂姫である。嫁はクサカノハタヒヒメ(オホクサカの妹)である。
他に側室が三人おり、一人目がカラヒメ。葛城ツブラの娘で、子にシラカ(後の清寧)がいる。
二人目は吉備系のワカヒメ。子にイハキとホシカワ。三人目は春日・ワニ系で、カスガ皇女。
重臣は、平群マトリを大臣に、大伴ムロヤと物部メを大連にした、とある。

重臣から葛城が消えたわけだが、その娘を娶っているのはなかなか凄い。即位前に潰した家である。
責任を感じたんだろうか? もっとも、オホハツセが討ちに出たのはマヨワであり、葛城自体を攻めたわけではない。
吉備とか、懐かしい響きすらする。ワニは相変わらず。物部目っていう名前も凄い。

雄略代は出来事が沢山あるので、のんびり見ていきたいところである。


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