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創作メモ

52管理人:2012/03/19(月) 23:32:37
履中は五〜六年後に病気で崩御するのであるが、とりあえず登場人物の嫁や部下を見ておきたい。
このへんをチェックしておくと、だいたいの勢力図が見えるので、便利である。
・イザホワケ(履中)
 嫁はクロヒメ。>>50で弟に寝取られた嫁である。本人は暗くて気付かんかったらしい。
 これの父親はアシタ。羽田ヤシロと書かれている箇所もあり、だとすれば武内系氏族である。
 子供は市辺のオシハの他、青海皇女=飯豊皇女の名が見える。
 臣下では平群、物部が信頼を得ているようだ。即位時には重用したのは>>43のとおり。平群・蘇我・葛城が武内系、物部は古参。
・スミノエノナカツ
 父母ともにイザホワケに同じ。臣下に阿曇連ハマコ、倭直アコゴがいる。どっちも許されたらしい。
 阿曇はよく分からんが、倭直は神武代あたりに出てくる水軍集団だったはず。アコゴも先代の世に半島へ派遣された記事がある。
 墨江ってのは難波の港であり、スミノエノナカツは水運系を管理していたのではなかろうか。
・ミズハワケ(反正)
 これも父母ともにイザホワケと同じ。履中崩御後に近つ飛鳥エリアを宮としたらしい。
 歯並びが良く、身長が280センチくらいあったらしい。化けモンじゃねえか。他に大した記事はない。
 嫁は二人いるが、どっちもワニ系。丁丑年に崩御なので、437年没か。珍の朝貢は438だが、当時の交通ならそんなもんだろう。

アチノオミについて。>>51に出てきた人。東漢氏の祖である。近来の渡来人(大陸系)と思われる。
書記の応神二十年に大勢で渡来したと書かれており、応神三十七年に呉(東晋or宋)に派遣したと書かれてある。
書記の○年はアテにならんのだが、この応神三十七年は>>28のどれかに当たるのであろう。


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