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継続:科学と疑似科学を判別する

526Ken:2025/09/06(土) 22:49:07 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
では1点目から。

(1)光速の観測値と矛盾する弾性と密度が観測される

この問題の根幹は、光が伝わる空間の弾性と密度を観測できるのか、という点にあります。エーテルも流体なのだから、空気や水のような通常の流体と同じ方法で観測できる、というのが私の主張でした。たとえば注射器のような、可動部分を持つ密閉空間に入れ、押したり引いたりして、抵抗力の大きさを測るのです。

これに対して、エーテルは障害物を無抵抗で透過する物質だから、上の方法では測定できないという反論がなされました。光波動説がエーテルの透過性を主張したことは知っています。しかし、その主張は18世紀に確立していた物理的知識体系と明確に矛盾すると、私は述べました。

なぜ、エーテルが透過物質ではあり得ないのか? 光が鏡で反射されるからです。

波が反射(だけでなく屈折、生成、吸収も)するのは媒質の動きが変わることを意味し、物質の動きが変わるには、その物質に力が作用せねばなりません。ニュートン力学の基本です。そして力が作用して物質の動きが変わるのなら、そこでは抵抗が働いており、無抵抗ではなくなります。運動する流体が障害物からなんの抵抗も受けないのなら、流体にとって障害物は存在しないのと同じであり、流体の動きが変わることもありません。ChatGPTは以下のように説明しました。

* Reflection, refraction, emission, and absorption all require strong coupling between light waves and matter:
* If the aether interacted strongly enough for these phenomena, it would necessarily exert detectable mechanical forces on moving matter — for instance, causing drag on bodies traveling through it, or resistance to Earth’s motion.

ただし、特別の場合には媒質の透過と波の反射が両立すると、AIが回答することがあります。特別の場合でもそれがエーテル仮説に該当するならよいのですが、そうはゆきません。たとえば、

媒質は無抵抗で透過するが波は完全反射されることがありうるか

のように質問をすれば、AIはありうると答えるでしょう。でもそれはメタマテリアルを利用した音響反射板のような場合を意味するもので、エーテル仮説には適用できません。なぜなら、エーテル仮説が正しいなら、媒質の透過と波動の反射は、媒質と波動が360度どの方向からきても起こるはずだからです。特定方向の流れを扱うメタマテリアルはそんなことを想定していません。そもそもメタマテリアルは障害物の穴が空いた位置に来た物質は抵抗を受けないというだけで、障害物全体では、当然抵抗を受けます。

1.媒質と波動がどの方向からきても
2.媒質が障害物のどこに衝突しても

と正確な条件を示して、媒質の透過と波動の反射が両立するかと尋ねれば、どんなAIでも両立しないと回答します。

媒質の透過と波の反射は両立しません。そして光が鏡で反射されるのは観測事象です。そこから導かれる結論は、エーテルは障害物を透過などしないということ。18世紀の波動説論者が普通に物理学を理解していたら(むろん理解していた)、エーテルの透過がありえないことが、当時の知見で分かったはず。分かっていながら透過すると無理押ししたのが光波動説です。

つまりエーテルは水や空気と同じく透過しない流体であって、密閉空間に入れる注射器型の装置があれば、弾性と密度を測定可能です。そして光の速度と矛盾する値しか観測されない。これが(1)の矛盾にほかなりません。

18世紀の光波動説が論理性を無視したことを説明するには力学の話は欠かせないので、どうにかして物理の基本を理解してもらおうとしたら「マウントを取ろうとしてる」なんて感情的反発がきた。最後の手段として、公平な判定者としてAIを持ち出したら「AIがポンコツ」という回答がきた・・・・


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