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継続:科学と疑似科学を判別する

301Ken:2025/01/16(木) 23:07:56 HOST:softbank126093106030.bbtec.net
>だから混合気体は容易に分離できないのです。
>分散するって言ったでしょ?

結局、大気中のヘリウムは、分散はするけど、窒素や酸素と分離しないのですか?
でも、窒素や酸素を下に残して、ヘリウムが上昇するなら、分離してますよね。

>粒子が干渉縞を作る矛盾と比べたら、観測できない媒質を考える方が、より小さい矛盾ってのは何で?

単なる縞模様ではなく、干渉によって生じる縞模様です。

たとえば、2つのスリットの片方を塞いだとき、スクリーンの1点の明るさが5になるとします。そのスリットを開いて、もう一方のスリットを塞いだとき、同じ地点の明るさが、やはり5になるとします。すると、両方のスリットを開いたとき、光が粒子なら、明るさは10になるはずです。ところが、10ではなくゼロになることが観測されたのが、2重スリット実験です。粒子と波動の、重なり方の違いは、ファインマンの図を見てください。
粒子:www.feynmanlectures.caltech.edu/I_37.html#Ch37-F1
波動:www.feynmanlectures.caltech.edu/I_37.html#Ch37-F2

2つのスリットの位置や間隔を変えると、スクリーンの明るい部分と暗い部分の位置が変わります。しかも、その変わり方は、光が周期性をもつ三角関数に従うと考えると、予測ができるのです。ファインマンは29章で、それを説明しています。
www.feynmanlectures.caltech.edu/I_29.html

三角関数を解にもつから、波動方程式と呼ばれることでも、分かるように、周期性をもつ三角関数に従うとは、波動の定義そのものです。数学的定義といってもよい。光同士が交差するような、物理的属性とは、次元の異なる話なのです。こうなると、物理的合理性よりも数学的な合理性が優先されます。物理学が生物学や化学に優先するように、数学は物理学に優先します。

エーテルを観測できないという物理的矛盾があっても、数学に矛盾しないことが、優先されます。これによって、光粒子説は、光波動説よりも、大きな矛盾を含むようになりました。

>本質的には同様でしょ?

上記の理由により、同じではありません。たとえ、光粒子にいろいろな種類があっても、説明できるのは、明るさの程度が異なるというだけです。2つの光が重なると暗くなることの説明はできません。

>「エーテルが静止していない」と考えると、地球上の運動に応じてエーテル自体がどのように動くのか、明確なメカニズムを説明できません。

なぜ?? 大気と同じです。地球の重力に引かれて、地球と一緒に動くだけでしょう。
推奨された文献の「6.7 エーテルについて(波動説最大の弱点)」の、最後から3つ目の段落で、地球周辺のエーテルは地球と一緒に動くという考えがあったと、書かれています。そうだという証拠はないが、否定する観測事象もありません。

>貴方も矛盾の大小やそれ以外の根拠によって逸脱か否かを判断してますが、それに万人が受け入れるであろう絶対的基準はありますか?

矛盾の大小の決め方は、上で説明しました。これが普遍的な基準でないのなら、反例を挙げてください。物理法則に反する生物学や化学の理論がありますか? 数学に反する物理の理論がありますか?

18世紀については、粒子説の説明は、それを否定する観測事象はないが、エーテルは、観測事象で否定される、ということです。後者のような理論が優先される事例があるのなら、挙げてください。光速不変、量子的二重性、大陸移動は、該当しません。


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