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継続:科学と疑似科学を判別する
180
:
Ken
:2024/09/25(水) 21:51:56 HOST:softbank126109230106.bbtec.net
誤解と行き違いを避けるため、1ステップずつ説明し、理解を得られたことを確認して、次に進みます。
まず、推奨された文献の「4. 光は波」の冒頭で語られるように、ホイヘンスやフックは「光の同心円と水面に生じる波紋の類似性」に着目して、光波動説を唱えました。しかし、光の同心円と、水面の波紋には、明確な相違があります。
光が作るのは動かない同心円だが、水面の波紋は動く同心円だということです。
水面の波紋は、水面に落ちた石が、その場に単振動を生じ、その振動が周囲に広がる現象です。それぞれの円は、時間の経過によって半径を拡大し、波紋は内から外へ進行します。 ホイヘンスの原理が説明するのも、この、動いて広がる同心円です。
しかし、光の同心円はそうではありません。グリマルディの観測も、ニュートン環も、動かない同心円です。それぞれの環は、その位置で固定し、水面の波紋のようには広がりません。
en.wikipedia.org/wiki/Newton's_rings#/media/File:20cm_Air_1.jpg
実は、形状自体も異なることがあります。
水面の波紋は、全方向に等速で広がるから、円形にしかなりえません。しかし、グリマルディが開けた丸い穴の代わりに、細長いスリットを使えば、同心円ではなく、線条模様になります。ニュートン環も、丸いレンズだから環になるので、かまぼこ形のレンズなら、やはりストライプになる。
細長いスリットやかまぼこ形のレンズを用いる実験が、18世紀までに行われたかは、不明なので、観測された形状は同心円だけだったかもしれません。しかし、波紋が動くか動かないかの違いは、見逃しようがありません。
ここまではよろしいですか? 疑問がなければ次に進みますので、確認を願います。同心円の考察はまだ続きますから。
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