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Yahoo!知恵袋 名Q&A集

592Hart Bel:2025/03/07(金) 06:59:40
Q:
今回の話題は、英語学習における文化的背景やニュアンスの重要性についてです。
言語を学ぶ際、単に単語や文法を覚えるだけでなく、その言語が使われている文化や社会的背景を理解することが、より自然で効果的なコミュニケーションを可能にするという点について考えてみたいと思います。

ところで、現代では 英語は全ての日本人にとって 初めての、そして、半数強の人にとっては 唯一の外国語ですが、江戸時代は外国語と言えばオランダ語が主流だったのは みなさんご存知かと思います。
それで、福沢諭吉は江戸時代にオランダ語を学び、明治になって 英語に乗り換えた文化人としても有名ですね。 当時はパソコンやネットはおろか、カセットレコーダーのような音響機器も存在せず、英語を覚えるのにも現代とは比べ物にならないくらい不便な時代でした。しかし、それでも、諭吉は英語の前にオランダ語を学んでいて、オランダ語は英語に最も近い言語ということもあって、英語に対する抵抗も小さく、これは 私たちが逆立ちしても享受することのできない大きなアドバンテージだったはずです。そして、最初のうちは オランダ語の知識を駆使したと思われます。そこで、例えば、次の英文です。とあるサイト(makki-english.moo.jp/2special3.html )から英文を借りました。

May I come to the party?

諭吉なら、日本語よりも 次のように オランダ語に訳した方が 分かりやすかったでしょう。

Mag ik naar het feest komen?

ところが、明治になると オランダ語は途端に下火になり、代わって 英語が最初の外国語として学ばれるようになりました。そうすると、諭吉の手法は使えませんから、和訳するしかありません。

「(私は)パーティーにお伺いしてもよろしいでしょうか。」

私が ここで驚いたのは、そのサイトでは 直訳を基本とします と謳いながらも ここでは 辞書にもないような訳語を持ってきて 秀逸な訳し方をしていることです。「お伺いする」とは「訪問する」の謙譲語ですね。でも、「尋ねる」の意味もあります。また、謙譲語ですので、"You may come to the party."という文の和訳には使えません。それと、親しい間柄なら、「パーティーに行ってもいいかい?」と聞くでしょう。それから、「話し手と聞き手が違う場所に居る時:話し手→聞き手の居る場所」というのも 満更間違いとは言えないど、学校や会社などで対面で話していて、パーティーのホストに質問する場合も多いでしょう。

そこで質問ですが、英語学習において、文化的な背景やニュアンスを理解することの重要性について、今回の例を踏まえてどのように考えられますか?また、それを効果的に学ぶための方法について、あなたの考えを教えてください。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12311854697


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