dの注を引用したついでですからそれも検討しておくと、ここには F1 GFP mice (B6GFP and DBA/2 or 129/Sv).という
二種類の背景マウスがあって、その中のB6GFPはC57BL/6 mouse carrying cag-gfpだよという
注なんですね。字が小さいんでピリオドとコンマの位置に注意が必要だね。もっとも
区切りが違うと写真の意味がわからなくなるんで誰でも気づくだろうけど。念のため。
確かにd写真にはE9.5(embryonic day 9.5の意味)と書かれているんだけど
アーティクル本文には CD45+ cell-derived STAP cells (from F1 mice of
B6GFP × 129/Sv or DBA/2) generated all-GFP+ embryos on embryonic day (E)10.5
(Fig. 4f, Extended Data Fig. 7d and Supplementary Video 3)とされている。
細かいこと言うようだが、若山さん、笹井さん、ちゃんと見てたかな。
1)Article Fig.4とExtended Data Fig.7に129/Sv×B6(CAG-GFP) F1マウスから作られたSTAP細胞由来の2Nキメラができたこと、さらにgermline transmissionにより、このキメラの子ができたことが報告されている。小保方研のフリーザーに「カルスキメラ子1」〜「カルスキメラ子9」と書かれた9本のDNA試料があり、2011〜2012年のCDB若山研ではSTAP細胞を「カルス」と呼んでいたことから、これらはこのキメラの子のDNAと考えられた。実際に、小保方氏への聞き取り調査により、これらの試料はArticle Extended Data Fig.7に出てくるキメラの子から小保方氏が抽出したDNAであることを確認した。若山氏の実験ノートでは、このキメラの作製は2012年1月終りから2月はじめにかけて行なわれていた。
悪友から電話だ。
準備の為にデータだけ貼っておくよ。
まずはアーティクル本文だ。
>We next performed a blastocyst injection assay with STAP cells that were generated from CD45+ cells of neonatal mice constitutively expressing GFP (this C57BL/6 line with cag-gfp transgenes is referred to hereafter as B6GFP). We injected STAP cell clusters en bloc that were manually cut into small pieces using a microknife (Fig. 4a). A high-to-moderate contribution of GFP-expressing cells was seen in the chimaeric embryos (Fig. 4b and Extended Data Fig. 7a). These chimaeric mice were born at a substantial rate and all developed normally (Fig. 4c and Extended Data Fig. 7b).