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聖典引用 板

2690a hope:2013/11/30(土) 17:23:37 ID:/9IAdiFk
(>>2689つづき)

【神想観の助業としての感謝行】 神想観をただ精神統一によって摩訶不思議な霊験を得る行法であるとのみお考えになっている方がありますと、躓(つまず)くのでありますから、感謝行というものが伴わねば、観念だけの神想観ではいわゆる野狐禅になってしまって、高慢、忘恩、無恥になって自己を滅ぼしてしまうことになるのであります。だから吾々は神想観の助業として感謝行ということが必要になるのであります。

感謝行と申しますと、常住坐臥常に心に「ありがたい」の念を失わないようにする心の上での行であります。「ありがたい」の反対は不平、不満足、怨み、腹立ち等であります。神想観は仮相を超越して「実相」を観る修行であり、不平不満足「実相」を隠して仮相に捉われる業行でありますから、両者は全く正反対であり、互に一方の効果を打ち消す働きをしていますので、神想観の功徳を完全に得ようとするには、日常生活において、不平不満足の反対、――感謝行を忘れぬようにすることが肝心です。

【神想観と現象処理】 吾々は神想観において、決して現象の不完全さと取組んではならないのである。神想観はただ神のみを思い、神のみを観るのである。それは往相精進(おうそうしょうじん)の行である。それは上に向かって進む。しかし神想観によって得たる真智により、現象界に向下して方便智自在に現象界を処理するのである。


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