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生長の家政治連合と「今の教え」を考える
257
:
復興G
:2011/08/14(日) 20:43:34 ID:Ir7svY6w
>>256
そして榎本先生は、「公案」と題して次のように書かれています。
* * * * * * *
私は今、「八人しか生長の家を知る者がゐないとして、どうするか、を考えなさい。」(注、これは生長の家本部にかつてあつた八人委員会が尊師から戴いた御言葉。勿論この委員会は現在はない。)と言ふ公案を戴いて、今日まで噴火山上の舞踏を楽しみ平穏らしく日を送つて来たことを恥ぢざるを得ない。尊師に甘え頼り切つてゐたのである。本当は頼るものとしての尊師も無いのである。聖典も無いのである。組織も無いのである。相対の世界に立つて頼るものを外界に探し求め、そのやうな眼によつて発見したものはすべて無常の一面相に過ぎないのである。それは正しく“無”なのである。無いものをあると思ふのが迷ひであると尊師は御諭し下さつてゐる。その迷ひを去らずして、無なるものの上に平穏であるかの如く日を過ごして来た。これは正しく噴火山上の手踊りであつた。
……その問ひは直ちに、
「もし、汝一人しか生長の家を知らないとき、その時汝は如何に、何を為すべきや」
と云ふことと同じであると自分は思ふ。即ち、自分は尊師の御コトバを次のやうにお受けする。
『もし、この世に尊師も無く、聖典も無く、組織も無く、全くの一人、汝が生長の家を知つてゐる時、生長の家が汝において初発の時如何?』
この問題を仮定としての問題としてしか受け取ることが出来ないとすれば、自分は最早や真の生長の家人と言ふことは出来ない。又、尊師の御コトバに永遠に触れることの出来ない者であると言はなければならない。それこそ「人間は神の子である」と言ふのは早まつてゐる。
この問題を、此処のところをはつきりと全身の全生命の問題として通過してこそ、正に自分に光が齎らされるのである。此処に光る光こそが真正の光である。この光のほかに光と云ふに値する光は無い。此処に立つてこそ此の世に光を迎へることが出来るのである。
此処に立たなければ、尊師、尊師と御呼びしつつも、尊師の本当の御いのちを拝み奉ることは出来ないし、又、此処に立たなければ聖典、聖典と御呼びしつつも、尊師の御いのちを礼し拝受することは出来ないと思ふ。
今まで我々は盛んにこの御教へを伝へよ、伝へよと言つて来た。扨て、その伝へんとする道とは、御教へとは何かと問はれれば「それは尊師の御話を聴いて下さい」「それは尊師の書かれた聖典を読んで下さい」と答へて来たのである。
しかし、今は最早やそのやうな好い加減なことは許されない。今は最早やそのやうに頼るべき尊師はゐないのである。聖典もまた無いのであり、組織もまた無いのである。今は最早や倶底(ぐてい・和尚の名。「底」の字は代用です)によつて自分の頼るべき形の指を斬つて落されて了つてゐるのである。
此処に於て自分の立てる指は何んであらうか。『生命の實相』第二巻の中で尊師が「無指にして立つ指」と題した一節の中で諭されている御コトバを今こそ聴かなければならない時なのではないだらうか。
『和尚これを聞いて小僧の立てた指を切り去つた。小僧は痛いので悲鳴を挙げて逃げようとする。この時倶底すかさず小僧の名を呼んだ。小僧は和尚が何と言ふのかと思つて振向くと倶底は例によつて指を立てて示した。それを見た瞬間その小僧は大悟(さと)つた。何を小僧は悟つたか──それを知るものはその人もまた大悟(さと)ることが出來るであらう。小僧は自分に立てるべき指のある間は形にとらはれて真生命を見なかつた。が、今自分が指を切り去られたとき立てるべき指がない。しかも師の和尚は斯くの如く立てよと指を示してゐるのである。無い指をどうして立てるかここに禅の真生命がある。立てるべき指は形の指ではなかつたのである。指があつて立つやうな指なら指が無くなつたときには立たなくなるであらう。本当に立つ指は指が無くなつても、何が無くなつても立つ指でなければならぬ。和尚が示したのは何が無くとも束縛されない自由自在の『生命の指』であつたのだ。此れが無いと困るとか、彼れが無いと困るとか言ふ者は『生命』の實相を知らない者なのだ。何が無くとも少しも困らないのが、吾らの『生命』の實相であるのだ。(『生命の實相』愛蔵版第2巻223頁〜224頁、頭注版第4巻24頁)
(つづく)
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