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生長の家政治連合と「今の教え」を考える
2014
:
トキ
:2015/09/07(月) 19:02:57 ID:jVJQMSko
>>2013
少し順番が前後しますが、近衛文麿元首相らがアメリカ側から受けた情報について、
「史録 日本国憲法」から抜粋します。
「十月八日、近衛公爵は、高木教授、牛場友彦、松本重治と一緒に、総司令部
に行ってアチソン顧問、その部下のジョン・エマソン、マックス・ビショップなどと会談した。
十月四日のマッカーサー・近衛会談にともない、憲法改正を進めるにあたっての「一般的政
策ならびに具体的方法」、つまり総司令部側の意向を聞くためである。
牛場によれば、会談は、「アチソンが一時間くらい、民主主義とはいかなるものか、いかに
あるべきか、というようなことを講義したね」という形をとったが、アチソン顧問は、”講義”
のあいまに、次のような憲法改正に必要な項目を列示した。
①内閣は、公選による代議機関の助言と承認によって作られ、この代議機関に対して責任を
負わなければならない。
②国会の解散権は、政府が政治的コントロールの手段として用いてはならず、何らかの形の
議院内閣制が、創設されなければならない。
③国会の公選による院が予算を完全にコントロールする。
⑧勅令は、国会の立法権をせばめてはならない。
⑤立法事項について拒否権をもつ貴族院や枢密院のような機関は、存在してはならない。
⑥市民の基本権を保障する。
⑦過度の中央集権 - 警察制度および教育における - は、排除する。
⑧国務大臣は、文民でなければならない。
⑨憲法改正の方法を改める。
この九項目は、高木教授のメモによる。
(中略)さらに次の点にも一言及していた。
一、官公吏の権利乱用によって損害をうけた場合の国民の救済。
二、(もし将来存続する場合には)陸海軍省は内閣に責任を負い、天皇に直接接近したり、入
閣を拒否して組閣を阻害するような憲法に規定されない権利を与えないこと。陸海軍大臣も
文民であること。
そして、アチソン項目には、のちに新憲法の基柱となった「天皇の象徴化」も「軍備撤廃・
戦争放棄」もはいっていない。
高木教授は、「われわれがそのままうけいれることができないような苛酷な要求はなにも含
まれていないことを知って、たいへんうれしく」思ったが、同時に、アチソン顧問たちの熱心
な態度と、要求の具体性とから、憲法改正を米国が急いでいることを感じとった。」
(p50)
(つづく)
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