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資料集 Part2

1ウエスト★:2012/05/27(日) 18:04:54
判決文や新聞記事、その他資料を蓄積するためのスレッドです。

183ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/02/27(水) 17:27:18
HN「匿名」氏による「隆たちへの手紙2」を、元のスレッド(リンク集)よりこちらへコピーします。
(元の書き込みはスレッド違いのため。資料的な書き込みはなるべくこちらに集めます)

67 名前: 匿名 投稿日: 2013/02/24(日) 00:58:33
隆たちへの手紙2

隆よ、お前は、「隆たちへの手紙」を読んで、激怒した
反省するつもりは、もちろんないようだ

隆よ、お前が激怒し、召使いたちに、やつあたりし、暴力をふるった時点で
おまえは阿羅漢でさえないことを自分で証明したことに気づいているか

そして、お前はアンチといわれる人々の正体を知るために、探偵を頼んだ
この時点で、お前に霊能力がないことを自ら証明した

隆よ、お前は、幸福の科学内に私たちがいることが悔しいか

「こいつらを自分が養っていると思うと悔しいか」

しかし、私たちはお前に養ってもらっているとは思ってはいない


今尚、教団に残っている人たちへ

一般人や幸福の科学反対者にとって、あたりまえの話なのですが
どういうわけか、残存信者のみなさんには、理解できないようなので、
ここで一度整理したいと思います

それでは、始めましょう

まず最初に、
幸福の科学が信者数1100万人と言っていることに
あなたは一体どう考えているのですか?
1100万人といえば日本人10人に1人です
クラスに4人は信者がいることになりますが、
もちろん、いません

なぜ、子供でもわかる「うそ」をつきますか?
なぜ子供でもわかる嘘に騙されていますか?  なぜ異論を唱えませんか!

宗教団体が明白なうそをついていて
「私たちを信じてください」といわれて、信じる人間がどこにいますか
もし、あなたが幸福の科学を大事に思うなら、このあまりにも
みえすいた「うそ」を即刻やめさせなさい

こうはいっても、1100万人いる、大発展していると言い張る狂人はいますので
だれにでもわかる証拠、一般人には常識な証拠をあらためて書きましょう

1100万人もいるのに、なぜ、選挙で20万票しか入りませんか
1080万人は未成年ですか(そして20万票のほとんどは、面白半分の票)

さらに続けましょう

幸福の科学シンパたちは、こういわれると、話をそらします。無視しますが
そういうのを「思考停止」といいます

そして「思考停止」することが洗脳されている証拠になります

もし、自分は洗脳されていないと思うならば上記のことについて
一般人にも納得できるような説明をしてください

さらに続けます

あなたは隆が宇宙創造神であると本当に信じているのですか
10次元以上の神霊は肉体には宿らないという
幸福の科学の教えをあなたは知りませんか
これを言ったのは、隆ですよ

だいたい、宇宙創造神が一人の人間に宿って何を学ぶのですか
一夫多妻制の功罪ですか?

隆が宇宙創造神であると本気で思っているのなら
世間から、きちがいと思われてもしようがないでしょうし
誰だってそう思うでしょう
おかしいと思わないのは教団内だけです

184ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/02/27(水) 17:29:04
68 名前: 匿名 投稿日: 2013/02/24(日) 01:02:37
続き
残存信者のみなさん
あなたは、世界ユートピアは家庭ユートピアから始まるということは
当然知っていることでしょう
これを言ったのは隆ですが、隆の家庭は「めちゃくちゃ」じゃありませんか
妻を追放し、子供たちとは仲違いし、愛人達と揉め事をおこしているではありませんか

どこに、人を愛し、人を許せという教えの実践がありますか

自分から率先して、自分の言ったことに反したことをしているではありませんか

世界ユートピアを説くものが、自分の家庭さえユートピアにできてないじゃないですか
これで、だれが、幸福の科学を信じれば世界ユートピアができると信じますか

残存信者のみなさん、話をそらさないでください
          無視しないでくださいよ
自分は洗脳されていないと思うのならば、
思考停止しないで、じっくり考えてみてください

さらに続けましょう

大悟館建設にお布施した人、まだ残っていたら聞いてください

大悟館は結界を作るために、必要だったのですよね
そこにユダがいたのはどういうことですか

「大悟館は結界」話が嘘ですか、それとも「ユダ」話が嘘ですか
どっちですか

秋田の文殊堂建設にお布施した人、まだいますか
あなたが行なった布施はなんだったんでしょう
恭子は文殊ではなくユダだったんでしょう

文殊だと思ってお布施したのに、ユダでしたでは
詐欺じゃありませんか
腹がたちませんか

隆よ、恭子の説法をナイチンゲール指導とか、文殊菩薩指導とうたって
信者に聞かしたら、ダメじゃないか
ましてや、お布施をもらったらダメじゃないか
詐欺だと訴えられてもしようがないじゃないか

恭子の説法にお布施した人が怒っても当然じゃないか
違うか、隆、答えなさい

185ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/02/27(水) 17:31:03
69 名前: 匿名 投稿日: 2013/02/24(日) 01:03:41
続き
教団シンパとして、今なお頑張っているあなた
これを、納得できるように説明できますか
    無視しないでください
    思考停止しないでくださいよ
あなたは自分は騙されていないという自信があるのなら
この疑問に答えられるはずです

答えるのも、ばかばしい というのは、事実上の敗北宣言です
答えられないから。尻尾をまいて逃げているのと同じです

隆の子供たちへ
あなたたちは自分のために、教団の活動を一刻も早く、やめさせねばなりません

そのことについて、説明しましょう
いま、幸福の科学に残っている人のなかには、正直いって
世間からみれば、狂人に見えるかそれに近い人たちが少なからずいます
彼らは、追い詰められた隆が、やけくそになって、まちがった指示を
だしたならば、必ず実行するでしょう
あるいは、隆の指示ではなく、自発的に行なうこともありえます

今、隆は、布施返還訴訟を起こされていることからわかるように
逮捕前の福永法源に近い立場にあります
これが第2の麻原彰晃になるのは、絶対避けたいと子供なら思うはずです

あなたがたは将来は宇宙創造神の息子、娘ということで
かなり長い間、からかわれるでしょう
陰で腹をかかえて大笑いされる運命にあります
しかし、犯罪者の子供というレッテルをはられることは自ら防がねばなりません
あなたたちは就職も、結婚も、ものすごく苦労するでしょう
うまくいかない理由は、もちろん
隆の子供だからです
相手の立場に立ったらよくわかると思いますが
誰が、宇宙創造神と親戚になりたいと思うでしょうか
宇宙創造神の子供を採用して、問題でもおこされたら、採用した人の責任に普通なります
そう考えると、いったい、誰が採用してくれるでしょうか

残存信者にいいます
あなたに子供や孫がいるのなら、すぐに幸福の科学をやめなさい
あなたの子供や孫の就職や結婚が、
あなたの宗教を理由に失敗する可能性がゼロではないのです
(親戚に、ばりばりのオーム信者がいるのがばれたら、誰でも引きますよね
 それと同じです)

その意味で幸福の科学学園卒業者は、かわいそうです
これから、世間の荒波にさらされます

このさい、はっきり、言いますと
世間から笑いものにされます
就職、結婚では、とてつもないハンデを背負うことになります

さらに続けましょう

残存信者に聞きます
あなたは「よしもん」という信者(職員)のことを知っていますか
彼は一時期、かなりの間、アンチとして有名な「ルチア」という人を誹謗していました
それは、誠に、下品な投稿でした

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/psy/1315319802/356

上記にありますから一度みてください
「よしもん」は、この投稿をずーと、ずーと続けていました
あなたは、こんな人の仲間だと思われたいですか

残存信者にいいます
あなたは、自分は、ある意味、選ばれしものとして
活動しているのでしょうが
あなたの家族や親戚は迷惑しています、心配しています
自ら家庭ユートピアを壊しています

シンパに言います
アンチは勉強不足と思っていたら大間違いです
アンチの大部分はあなたの大先輩です
あなたより、真理について当然詳しいですし
自分も通ってきた道として
あなたの気持ちもよく理解できています
その上で、アンチと言われている人たちは、アンチ活動をしていますが
けっして、あなたの敵ではありません

あなたが、今、私たちが述べたてきたことに気づかない(認めない)とするならば
残念ながら、あなたは、隆とともに、地獄にいくことになります

隆へ
隆へ忠告する
幸福の科学をほっぽりだして、(職員を捨てて)
大金をもって愛人と海外へ移住することはやめなさい
そんなことをすれば
今なお残っている信者(職員)のなかから凶暴なものがでることになる

186匿名:2013/03/10(日) 23:24:27
饗庭君への手紙
饗庭君へ
随分、ネット上で叩かれていますね
私達はどうしても伝えたくてこの手紙を書いています

饗庭君、君は弁護士の家に生まれ
慶応大学に下から進学してきた
そして、法学部では在校生総代にもなった

高校時代には、インターハイに出場したこともある

就職内定先は日本興業銀行だ
言うまでもなく、東大法学部の学生でも喜んで就職する
格式も給料も抜群に高い、超一流の会社である

そういうスーパーエリートである君が
ある意味、すべてをなげうって、幸福の科学に就職した

学友や教授は君のこの行動がまったく理解できなかった
多くの人にいろいろなことを言われたが
君は決意を変えなかった

恋人に、自分をとるか、幸福の科学をとるか決断を迫られたとき
君は、涙ながらに幸福の科学を選択した

私達は、君のこの行動を理解できる

君は、当然のごとく幸福の科学で出世していった
20台で支部長になった
当時は優秀な方が、まだ、たくさんいたので20台で支部長は
さすがである
ある意味当然かもしれない

それから20年の歳月がたった

今の君は昔の君からみると、まるで別人のようだ

187匿名:2013/03/10(日) 23:31:03
さすがである
ある意味当然かもしれない

それから20年の歳月がたった

今の君は昔の君からみると、まるで別人のようだ
君は照魔の鏡が怖くないのだろうか

君ほどの人間が照魔の鏡のことをまるで知らないかのように
行動しているのが、私達には理解できない

君はまさに、人生の全てを幸福の科学に捧げてきたのに
      心底、信じてきたのに
      君は、隆に裏切られた
      恥をかかされた

君は、いきがって、そんなことはありません
今でも信仰は微塵も揺らいでいません
総裁は宇宙創造神だと思っています と いうかもしれない

いや、言うしか他に道がないのかも知れない

しかし、私達にはわかる
幸福実現党の党首を、極めて短い時間で交代させられた
その悔しさが、屈辱が・・・

まさに全国放送で恥をかかされたわけである
大学や高校の時代の友人たちは、どのような気持ちであれを見ていたのだろうか

そして、スーパーエリートの人生を歩んできた君にとって
どれほどの衝撃だったのだろうか・・・

188匿名:2013/03/10(日) 23:33:12
どれほどの衝撃だったのだろうか・・・

おそらく、必死に耐えて、必死で自分を納得させていたのではないだろうかと
想像するのみである

あの事件が、隆のただの気まぐれ、思いつきなのか
あるいは、周到に準備された
君への復讐だったのかは今では知る由もない

君は、自分がなぜ総裁に嫌われているのか
もしかしたら、よく分かっていないのかしれない

あるいは
私は、総裁に嫌われてなんかいませんよ と 笑い飛ばすかもしれない

もし、分かっていないのなら、お教えしよう
君があるとき、隆に、何気なく言った ひとこと
これが隆の逆鱗にふれたのだ

そして、隆は、この君の何気ない一言を、今でも、根に持ち、
隆の信条である
   やられたら10倍にしてやり返す の
対象に君はなっているのだ

君は、笑いとばし、無視するかもしれない

しかし、君ほどの熱意と才能をもっている人間が
理事長になっていないということがその証明である

なんの実績もない女性や、君に比べたら、全く、取るに足りない
人間が、君よりはるか上に位置し、高給をとっていることが
その証明である

私達は、このことについては、君に同情する
怒って当然である

189匿名:2013/03/10(日) 23:34:41
人間が、君よりはるか上に位置し、高給をとっていることが
その証明である

私達は、このことについては、君に同情する
怒って当然である

この怒りは他の幹部職員にも当然ある
もちろん、彼らは、そんなことは言わないし、態度にもださないが
極めて不愉快であるのは、まさに当然なことであると思う
(隆が彼らの面従腹背に気づいていないのならば哀れな話である)

私達は、君の深層心理に理解をしめす
同情もする
しかし、君がしてきたことには、賛成も同情もしない

まだ、正常な判断力が残っているのなら真剣に考えてほしいと思う
これは君の守護霊が私達を通して君に働きかけているといえば
君は笑うだろか、無視するだろか
たぶん、笑うと私達は思っているが、そうならないことを私達は願っている

饗庭の他にも
三菱商事や朝日新聞などからの転職組の人たちにも私達は言いたいと思う

君たちも照魔の鏡のことを念頭におくべきである
死後すべてのことが明らかにされる
そこでは、隠し事はできない

190匿名:2013/03/10(日) 23:37:51
最後に
アンチと言われているみなさんへ

誰も言わないと思うので私達がいいます

 菩薩業、ご苦労さまです
 そして、感謝致します
 みなさんの働きにより、新たに被害者がでることが防げています
 さらに、少なくない人が、正しいことに気づき
 幸福な生活に戻りつつあります

 みなさんは今、
 正しいことをしているのに
 そのことが認識できない人たちに
 心無い罵詈雑言や的外れな批判を受けています
例えていうならば、
割り算を習ったばかりの小学生が
  3割る2は1.5 という 中学生に対して
  3割る2は割り切れませんよ もっと勉強しなさい と
  上から目線で得意がって言っているようなものです
 
 しかし、これも阿羅漢修行の一環として
 心を平静に保ちながら、菩薩業に励んでいただきたいと思います

 みなさんは、シンパたちの阿修羅波動に巻き込まれることなく
 また、実績に慢心することなく、今回の人生を終えたならば
 天上界で間違いなくこう言われます
   「よく、頑張った」  と、

191ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/03/11(月) 11:54:23
「匿名」様、ありがとうございます。
さっそく、2chにも転載されていましたね。

ご本人達に伝わるよう願っております。

192アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:43:42

幸福の科学という宗教の本質が、いかに人間性の健全な発達を妨げて破壊する、危険なカルトであるかということを、教団の信者支配の構図から信者自身の精神構造に貫かれる、ひとつのキーワードによって解明していきます。

それを『ダブルバインド』と言います。

「ダブルバインド(Double bind)」

ダブルバインドとは、グレゴリー・ベイトソン(文化人類学・精神医学)が、統合失調症(旧称:精神分裂病)の解明のため、多くの患者の家庭を調査していく過程で発見した、患者を生む環境に共通して見られた独特のコミュニケーションパターンとして提唱したものです。


日本語に訳すと「二重拘束」とか、「二重呪縛」などと表現されますが、この二重に縛るというのは、発信者から2つの相反する矛盾した命令(メッセージ)を送られて、受信者はその矛盾への指摘や反論ができず(許されず)に、強い緊張状態の中に習慣的に置かれることで精神を不安定にされ、結果として身動きが取れなくなった受信者は自己の内心とは裏腹の発信者の意志に次第に支配されていく状況を指しています。



精神に病因的外傷を与えることになる、この否定的ダブルバインドのセオリーは、展開すると大きく3段階の命令によって構成されています。
 
①第一次的な禁止命令
②第一次の禁止命令と矛盾する第二次的な禁止命令。
③状況からの逃避を禁止する第三次の禁止命令。
 


この概念だけではなかなか分かりづらいので、ベイトソンの理論が患者の家庭環境への調査結果の集積によるものであることから、まず身近な親子関係という状況から具体例をあげてみましょう。

それから先程はメッセージの発信者と受信者という言い方をしましたが、ダブルバインドが受け手の反論や陳情を禁じた拘束であることから、以降は支配者と犠牲者という見方で追って下さい。

193アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:44:52
>>192

①第一次的な禁止命令 で、支配者の「言うことを聞かないこと」を禁じます。

「私の言うとおりにしていなさい。でないと罰としてこうしますよ」
「私の言うことを聞かないから言った通り失敗するのです」
「私の言うことを聞かないのなら、もう知りませんからね」



②第一次の禁止命令と矛盾する第二次的な禁止命令で、支配者への「異議を唱えること」を禁じます。

第二次の禁止令は、第一次の禁止令とは論理階型の水準が異なる、一次のどの要素にも衝突する要素をもった抽象的なレベルのメッセージで、通常は物に当たってみせたりするポーズや、ため息など意味深な動作といった「ほのめかし」によって伝えられることが多く、この矛盾というのを、ダブルバインドが言葉と行動が異なる二重メッセージとして極端に言えば、親が子供に「おいで」と促しながら、子供が近寄ると逆に突き飛ばしたり、呼ばれて無視すれば怒られ、近寄っても拒絶されるなどといった、非言語的手段で論理階型が異なる理由から矛盾を理解しづらいものです。


あえて言語的に表すとすれば以下のようなセリフなどが考えられます。

「こんな厳しいこというのも、全てあなたのためなのです」
「あなたにこんな事を言ってあげられるのは、私だけですよ」
「良い子だから分かるでしょ」


禁止令といっても激しい強制ばかりとは限りません。こうして一見は本人のためなどと言いつつ、じわじわと真綿で絞めつけるように身動きを取れなくしていくパターンもあります。


いかに矛盾した命令であろうと同一の論理階型に属するものであれば、そのような状況に持続的に晒されたところで、いずれ矛盾は認識され、コミュニケーション能力が病的に損なわれる事態にまで至ることは考えにくいですが、こうした二つの命令の論理階型が異なるダブルバインドのコミュニケーションパターンを継続的に受け続けると、やがて他のコミュニケーションにおいても、自覚がないままダブルバインドと同様のパターンで知覚することが常態化してしまい、それが統合失調症の症状として表れることになります。



③第三次的な禁止命令で、犠牲者が支配者から「逃れること」を禁じます。

「何だかんだ言っても親子なのだから」
「親に食べさせてもらっている身分なのだから」
「家を出て、あなたひとりでやっていけないでしょう」

194アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:45:58
>>193

この状況の中では、子供はどう答えたところで罰しかありません。どう言っても叱られることが分かっている時、子供は絶句するしかなくなります。


そして、逃げることもできずに、親との間には強く絶対的な権力の壁ができて、子は学習性無力感に陥って思考力の成長を妨げられ、緊張状態から精神を不安定にして他者との正常な対応ができないような状態になったり、或いは表だって反抗することもなく、うわべは感情抑制をきかせて穏便な良い子のようでいて、反面で依存的で主体性に欠け、何より内面に激しい抑圧された怒りを抱える複雑なAC(アダプティッドチャイルド)の性格を形成させる場合もあります。


ダブルバインドの根底には、支配者による犠牲者の囲い込みと支配という欲求が隠されています。こうした状況が起こるのは、まず支配者たろうとする親の精神に、もともと存在不安や愛情の飢餓があるゆえで、閉鎖的な環境の中で親子未分離の共依存の関係にあります。


この共依存の中にある親にとって、子供は自己の存在確認のための道具です。過干渉、また時には逆に心理的ネグレクトなども行って、徹底した強迫観念の植え付けによる依存心の持続的コントロールを仕掛けて、常に子供に自分の存在をすり込み、その反応で自己の存在を確認しているのです。


また存在不安のある親は、自分の不安材料の発生を嫌って子供も同じレールに乗せようとします。そうすることが親の愛情で子供を幸せに導くことと信じきり、子供に失敗させないことが善とばかりに大手を振って我が子の人生にことごとく介入し、支配を強めていきます。


子供がこの支配を窮屈に感じ、その矛盾を指摘したり無視するなどして逃れようとしても、それが「愛情のない親」という非難としてしか受け止められない親は、子供を罰するか、「お前の考えは歪んでいる」などと押し付けて、子供に対してあくまで反抗を禁止し続けるでしょう。それはとりもなおさず、実は「子供を愛しているわけではないこと」を自分自身が意識することを禁じようとする自縛があるからです。


親に対する思慕の情と、道具にされた怒りの間で葛藤し、逃れようのない先の見えない強いストレス状況に晒され、常にコントロールされてがんじがらめになっているうちに、悪くすれば自分の気持ちと行動が乖離して自己の統合性が失われ、やがて「言葉」と「行動」がバラバラな人間が現れます。


そして親からの自我侵食を防ぎきれぬまま成長した子供は、今度は自分の行為が人の自我を侵食していくことに気付くことができないまま、このダブルバインドが世代間連鎖していくことになってしまうのです。

195アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:46:59
>>194

親子関係を引き合いに出して、まずダブルバインドの構造を見て頂いたのは、それが身近な例で、この理論の成立過程であったことばかりでなく、幸福の科学の問題として、信者の家庭環境でも多く見られる事象ではないかと思われたからです。二世、三世の世代の方で、こうした状況に苦しんできた方は少なくないのではないでしょうか。今それを冷静に振り返れているとしたら、不幸中の幸いにもその状況から逃れられる何らかのきっかけに恵まれていたからでしょう。


たとえ家庭の中におけるダブルバインドでも、相手に与える影響の深刻さからして、モラル・ハラスメント(精神的暴力)に違いなく、私はそれを「虐待」であると考えます。ただし、厄介なことに当事者はそれを無自覚に行っていることがほとんどで、知らずにダブルバインドを行った挙句、子供に問題が出てはじめて狼狽するのです。


しかし原因が分かりません。ここからが幸福の科学に身を置く者の場合のさらに困ったところで、その救済を教団に求めようとして結果的に傷口を広げてしまうのです。自らが支配者という加害者になってしまった原因が、他ならぬ自らが犠牲者となっている教団の環境ゆえであるのに、自身や自分の家庭環境が教団のダブルバインドの連鎖の中に取り込まれていることが認識できていません。

196アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:48:12
>>195

親子関係に限らず会社や学校でも、メタコミュニケーションがしづらい、または禁止されるところではどこでもダブルバインドに陥りやすい状況にあり、程度の差こそあれ、ダブルバインドの支配者、すなわちモラル・ハラスメントの加害者と、カルト教祖(=大川隆法)とに共通する「自己愛的な変質者」という特徴から、カルト宗教団体における教祖と信者の関係が、自ずとその最たるものとなってくることを暗示しています。


このモラハラの加害者、ダブルバインドの支配者の特徴である「自己愛的な変質者」というのは、「自己愛の病理学」(オットー・カンバーグ)での「自己愛的な人格」に極めて明解に表されています。


「自己愛的な人格の特徴をあげると、自分が偉大だという感覚を持ち、極端に自己中心的で、自分は賞賛や賛辞を求めるのに、他人に対してはまったく共感することができない。この人格の人々は自分が持っていないものを持っている人を見たり、あるいは単に人生から喜びを引きだしていたりする人を見ると、激しい羨望を感じる。また、情が薄く、他人の複雑な感情を理解できないばかりでなく、自分自身の感情も状況に応じた形でわき上がってこない。感情は炎のようにきらめいたかと思うと、すぐに消えてしまうのだ。とりわけ悲しみや喪の感情は味わったことがない。これがこの人格の基本的な特徴のひとつである。確かに誰かに見捨てられたり、失望させられたりすると、この人格の人々は表面的には悲しんでいるように見える。だが、注意深く見れば、それは復讐の気持ちをともなった怒りや恨みで、大切な人間を失った悲しみではまったくないのだ。」



そして精神病の国際分類マニュアルである「精神疾患の診断と統計マニュアル第4版(DSM−Ⅳ)」に、「自己愛的な人格についての項目」というものがあり、このうち5つ以上当てはまれば自己愛性人格障害であると診断されています。


①自分が偉くて、重要人物だと思っている。
②自分が成功したり、権力を持ったりできるという幻想をもち、その幻想に限度がない。
③自分が「特別な」存在だと思っている。
④いつも他人の賞賛を必要としている。
⑤全てが自分のおかげだと思っている。
⑥人間関係の中で相手を利用することしか考えない。
⑦他人に共感することができない。
⑧他人を羨望することが多い。

197アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:51:29
>>196

カルト宗教幸福の科学の教祖である大川隆法のような強度に病的なナルシスト、典型的な「自己愛的な変質者」というのは、実質的にはその中身は空っぽで実体がありません。自己愛的な変質者は慢性的な限りない愛情の飢餓状態にあり、しかしそれは他者の存在によってしか満たされることがないことから、自分が生きて行くためには絶えず他人と繋がっていなければなりません。実体を持たないこうしたナルシストというのは、他人という鏡に映った自己像だけで成り立っているからです。


そして他者は鏡に映る自分自身なのですから、あくまで理想的であり続けなければなりません。そのために支配が生じてきます。


支配者にとっての鏡である相手にナルシズムを歪める自分の欠点が映るようであってはならず、自己認知を満たすための関係を維持していくには、それを脅かしかねない相手のアイデンティティーを破壊して我がものとし、服従させ、依存させて、自分の言うことだけを聞くように自己と一体化させてしまわなければならない必要性があります。相手の意見や意向を認めず、知的、精神的に服従させて支配下におく、この支配と服従の関係によって、支配者は犠牲者から無限の自己肯定を求めようとするのです。


世間一般からすると、大川隆法のようなカルトの教祖に追随する人もまた、大川に共鳴するだけの病的な要素を持っていた人と見られがちです。現在の教団の派手なカルトぶりからすれば、元からそうした気質の人が引き寄せられたものと思われるのは無理もありませんし、個々には確かにそうした人もいるであろうことは否定できませんが、それはあくまで部分であって、この支配と服従の構図を把握せずに大雑把な結論を与えてしまっては、カルト問題の本質的理解には至らないと思います。単に頭のおかしな人というレッテルで括ってしまっては、入信する以前の個々の人物を知る人からすれば、その人間性の劣化や豹変の理由が分かりません。また、たまたま親や親族に信者をもった二世、三世についての説明がつきません。


このような支配に万人が侵されることはないにしても、ダブルバインドの支配者(モラハラの加害者)に共通する特徴があるように、自己愛的な変質者の絡め手の犠牲者にも一定の傾向性があるのです。

198アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:52:45
>>197

その犠牲者の特性は、ドイツの精神科医テレンバッハが提唱した「メランコリー親和型」というタイプに合致しています。

このタイプの人はうつ病になりやすい傾向があるとの指摘から、精神病理学の分野で定義されたものですが、それは必ずしも特殊に病理的な性格というのではなく、少なくとも日本においては真面目人間の典型として模範とされてきた人格的傾向を指しています。


このタイプの人は、「真面目で几帳面、秩序を尊び、責任感が強く、他人に非常に気を遣い、頼まれたら嫌といえない」といった性格で、要するにいわゆる「いい人」「お人好し」な部類です。


そして「〜せねばならない」とか「〜であるべき」いう厳しい内的規範も持っていて、そうした自分の要求を達せられないと必要以上に思いつめて自分自身を責めるという、自罰的で罪の意識が強い傾向もあります。


こうした「メランコリー親和型」タイプの人は、実体のないゆえ決して満たされることのないナルシズムを、それでも満たすために絶え間なく他者の愛を啜り続ける「自己愛的な変質者」の支配者にとって大変都合のいい恰好の餌食なのです。


犠牲者となるメランコリー親和型タイプの人にとっての人間関係が、もともと「他人のために尽くす」というスタンスで、他人に奉仕し喜ばせるという行為によって満たされていく面があることから、この傾向が過剰なまでに強い場合には、それが他者からの承認欲求となっている一方で、常に自己認知を欲する支配者が形成しようとする人間関係というのが、他人が自己を映す鏡として、ひたすら「自己認知に役立つようにコントロール(利用)する」というものであることが、不幸にも共鳴してしまいます。

199アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:53:51
>>198

自己愛的な変質者の支配者は、自分に好意を持ち良いイメージを抱いてくれる相手に、嘘をついたり現実を歪めたりして、相手も気付かぬ内に心に侵入してきます。


そして大概、初めは不幸な人間として現れます。支配者自身が自分に魅力があると思いたいがために、不遇な子供時代を過ごしたとか、才能を認められなかったとか、我が身の不遇を匂わせて相手を惹きつけようとします。大川隆法の「平凡からの出発」や、初期の「太陽の法」での自分語り、また90年の5月研修での「泣き落とし」などがズバリそれです。


この相手を惹きつけるというのは、いずれ相手が自分から離れられなくなるように依存させるための手掛かりで、自分の方は相手に関心がないから惹きつけられることもなく、従って関係はあくまで一方的です。


自己愛的な変質者にとって、他者は一個の存在でも自らの分身である必要もなく、助言も忠告もなく、ただひたすら自分に追随してナルシズムを満足させてくれれば良いだけの、もはや人間ではなく単なる道具でしかありませんから、自他の区別など曖昧で構わず、自ずと一方的に相手の自我に侵食していく構図になります。


大川隆法で言えば、その自他一体の境地が、自己を滅却してのそれではなく、自分のために信者の自我を破壊して成す自他一体ということです。


支配者は、当初こうして犠牲者に同情にも似た共感の気持ちを起こさせ、その性質をくすぐって自分への同意を引き出します。しかしその支配が強化されてくるにしたがって、今度は次第に恐怖によって従わせるようになっていきます。


その時に支配者は、理性に訴えることや論理で説得する形はとりません。犠牲者の感情や弱い部分をついてコントロールし、自分の影響を無理矢理受け入れさせていきます。犠牲者は、最初惹かれて受け入れたための「一貫性」や「返報性」といった「負い目」から、巧妙な心理操作に騙され抑圧されて、主体性を奪われて自由に行動することができなくなるのです。


そして自分が心理的に侵入を受け自由を奪われているとは自覚できずに、自らが望まぬ本来的な考え方や行動とは違うことでも自発的に選択したと思い込むようになり、やがてその経緯を考えることすらできなくなるほどに、心理的束縛が批判的精神や抵抗をする力を失わせて、元々の人格を衰弱させる方向へ向かいます。

200アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:55:22
>>199

むろん犠牲者とて、黙って成すがままにされているわけではなく、強いストレス状況の中で必死に葛藤します。

ただ、当初は惹かれて受け入れたという部分で、既に支配者の影響力によって行動するマインドが出来上がってしまっていることが、ことごとく判断を歪めてしまうのです。


支配者から自我への侵入をはかられている犠牲者の心中では、まず激しい「ストレスコーピング」が行われます。
「ストレスコーピング」とは、慢性的で過剰なストレスによる心身への悪影響から身を守り、混乱した心理状態から抜け出すための、異常な状態に対する正常な反応として、自ら積極的にストレスをもたらす要因や感情に働きかけて、ストレスを除去したり緩和しようとする大切なプロセスで、ストレッサー(ストレスの原因)に直接働きかけて、それ自体を変化させることで問題解決を図ろうとする「問題焦点コーピング」と、ストレッサーに対する自分の考え方や感じ方を変化させることで問題解決を図ろうとする「情動焦点コーピング」とに大別されますが、ストレッサーが自己愛的な変質者の大川隆法のようなカルト教祖であれば、選択肢は情動焦点型しかありませんから、犠牲者はなんとか自分の中で消化しようと、ひたすら考えあぐねることになります。


また、コーピングの傍らで、無意識に「防衛機制」も働きます。
防衛機制とは、不快な感情や体験の認識を、自分の中で弱めたり遠ざけたりして、安定した心の状態を保てるようにしようとする心理的な作用のことで、様々なパターンがありますが、例えば「臭い物に蓋」といった、嫌な記憶や体験を、我慢して無意識の中に押し込み無かったことにしてしまおうとするような「抑圧」や、良くある話だとか、来るべき時が来れば報われるはずなどと理屈付ける「合理化」などがありがちでしょう。


この防衛機制自体は、必ずしも特別でない正常な心理的作用ですが、けれどもこれが常習的に行われていると、病的な不適応症状として表面化してくる場合があります。


犠牲者はこうした防衛機制で自我を守りつつ、ストレッサーを脅威と判断する「認知的評価」と、あれこれコーピングを繰り返す、行ったり来たりの初期段階の「警告反応期」を過ぎて、なおストレスの高原状態が続く「抵抗期」の後に、結局どんなコーピングも無駄だと諦める「疲弊期」に至ります。この段階になると、疲労困憊した犠牲者の心身に何らかのショック症状が表れてきます。伝道や植福の報告期限が迫ると、電話の着信音に震えたり、支部が近づくと息苦しくなったり、訳もなく泣けてくるといった経験も、この症状と言えるでしょう。

201アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:56:27
>>200

ここでこの状況から自ら逃れてしまえば良いのですが、いつも相手の欲求を優先させるばかりで、自分の欲求に無自覚で、人に拒否されることを嫌って、ほとんど自分の主張を通せないような、自分を犠牲にしてでも他人に尽くそうとするメランコリー親和型タイプの人は、当然のごとく「100%自分が絶対正しい」という態度の自己愛的な変質者を前にして、どうしても「自分に原因(非)があるのでは」と受け止めてしまうのです。


何かよくない出来事が起こった時、自分の意思とは無関係にすぐ「自分に原因(非)がある」と、全て自分の責任としてしまう「自己関連づけ(個人化)」の自動思考は、圧倒的な支配環境下において、「自分はダメ人間」という「レッテル貼り」に移行します。


本来であれば出来事に対して解決策を探ることが自然であるのに、自己関連づけの思考パターンが習慣化すると、罪の意識ばかり強くなって、その結果として自己評価が低下し、さらなるストレス状態に蝕まれていきます。


こうした「レッテル貼り」によってできた「自己概念」が固着してしまうと、それ以降は常にその枠組みの中で物事を解釈しようとしますから、その概念が限りなく強化されるという悪循環に陥って、何があっても結局「自分がいけないのだ」という観念から抜け出せなくなります。


「私が間違っているのかも知れない」
「私の信仰心が足りないからだ」
「私には分からないが、先生には深いお考えがあるに違いない」


おそらく誰もが通過した、このような思いは、こうしたプロセスによって生み出されてきたものです。
教祖や教団にとって、信者をこうした存在不安に至らしめることは、自らへの依存度を高めるために不可欠な心理操作なのです。


ここまでくると、支配環境からの独力での離脱はなかなか困難になってきます。

202アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:57:36
>>201

こうして相手を惹きつけて自由を奪いながら影響を与え、精神的に不安定にさせて徐々に自信を失わせて、相手から物を考える力を奪って支配下におくことを「愚鈍化」と言います。もともと一定の秩序に従っていることで安心感を得ていた側面を持つ犠牲者にとって、思考停止して、支配者の影響に奴隷の如く身を任せる安心に変質したと言って良いかも知れません。


こうした長期に渡る強制的な説得による支配関係は、まさしく洗脳のように相手の精神の自由を奪って自我の統合性を失わせ、人格の解離を引き起こさせて、犠牲者を精神障害にまで追い込むことがあります。


カルト宗教というのは、教祖と信者の共依存の関係の中で、教祖自身が自己認知に利用するための道具として、信者を愚鈍化して教祖の劣化コピーを大量生産する、まさしく「サティアン」です。その個人崇拝を特徴とした信仰も、所詮はそのため手段に過ぎませんから、都合によっていかにコロコロ変わろうとも、そうした彼らにとっては一向に構わない事になります。


かつての善き人が失われた、まともな話が通じず、攻撃的で人間性がマンガ化した信者たち。そうした気質(病質)は、長い信者としての環境、教団による「しつけ」の作用によって出来上がるものです。長く浸かっているうちに、いつの間にかそれが当たり前だと思い込み、無自覚なまま、いつしか自分が加害者の側に立つようになってしまいます。


もともと教団と関りのない方々には、なかなか実感できないことかと思いますが、脱会者やお身内に信者を持つ方々は思い越してみて下さい。私にも思い当たる昔懐かしい面影が何人か浮かんできます。しかし、昔の面影を残していたとしても、同じなのは外見だけで、中身はまったくの別人に成り果てています。情の部分で、このことをくれぐれも甘く考えないで頂きたいと思います。でなければ対処を誤ることになりかねません。

203アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:58:43
>>202

家庭のような環境でのダブルバインドでは、支配者側も無意識に行っている面が強いことから、ダブルバインドも、いわゆるマインドコントロールのレベルであると考えられますが、宗教団体が行う場合などは、背景に信者の獲得と支配という下世話な目的が横たわっており、一歩進んだ洗脳のレベルの、悪質な「人権侵害」と認識すべきです。


そしてカルト宗教「幸福の科学」の根幹には、そのえげつないダブルバインドの仕掛けが、あからさまにハッキリと存在しています。

①言うことを聞かないことを禁じる、第一次的な禁止命令。

「和合僧破壊の罪」

「仏陀再誕」や「仏陀の証明」など、教団内において初期から信者に対し繰り返し擦り込まれている戒律で、仏神を疑う心、人間の中にある仏の心、仏性を疑う心、真理を疑う心を「疑」とし、悪魔に通じる心として、徹底して恐れと罪の意識を植えつけます。
仏を疑う心は魂を否定すること、自分たちの全存在を否定する、魂を殺すことと同義として、仏を疑うことは許されないと定めています。

悪魔の囁き「疑」の心は、光を闇に、正人を狂人に、全てを正反対の真逆に見せるというのですから、これでは疑念の質に関りなく、いったん大川を受け入れたからには、端から教祖や教団への批判が成立する余地はありませんし、外部からの批判に対しても、内集団バイアスも働いて、無条件に悪魔の仕業という認識でしか処理されません。



②異議を唱えることを禁じる、第二次的な禁止命令。

良心も理性も常識もかなぐり捨てて、子供、大人の区別なく盲目的な100%の信仰という服従を要求する、カルト宣言そのものがあります。

『証明する気などありません 。ただ信じなさい。ただついて来なさい 。私について来なさい。』(「君よ、涙の谷を渡れ」より)

『私よりも父や母を信じ愛する者、私よりもあなたの夫や妻を信じ愛する者、私よりもあなたの子供やあなたの友達や、知り合いや友人や先生を信じ愛する者、あなたがたには光の天使になる資格はない。』(「純粋な信仰」より)


③逃れることを禁じる、第三次的な禁止命令。

そして教団の根本経典にある「降魔経」によって、教団のダブルバインドは完成し、これを日々唱えることで信者の洗脳は強化されます。

『仏法流布を妨ぐる 悪魔はこれを許すまじ
仏・法・僧への中傷は 極悪非道の所業なり
もはや人間として生まれるは これが最後と悟るべし
この世のいかなる大罪も 三宝誹謗に如くはなし
和合僧破壊の罪は 阿鼻叫喚堕地獄への道 避け難し
仏陀はこの世の光なり しかして宇宙の生命なり
宇宙の叡智に刃向かいて 逃るるすべはなかりけり』

204アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 21:59:57
>>203

こうした幸福の科学の教義に織り込まれたダブルバインドが、教団の闇の文化である「打ち込み」を生んだ背景にもなっています。

ダブルバインドというのは、人を思い通りに操る手段として、相手を反論も許されない緊張状態に追い込み、例えば「必ず事前に相談しろ」と命じておいて、指示通りに応えると「そんなことも判断できないのか」という様な、結局「どちらに転んでも罰せられる」状態に置きながら行動支配を強めていくものです。


ある日突然自宅へ押し掛けたり、または教団の一室に連れ込むなど「外部隔離」し、複数の職員や幹部信者による執拗な「尋問」によって、延々と「自己批判」をさせて「罪の意識の植付け」を行い、時には私物を荒らしたり、降格左遷の予告など「処罰・暴力」を印象付けた後、教団の主義思想を叩き込む「徹底教化」によって主体的判断を奪って思考停止させ、その上で「巧妙な賞罰」に安住させて意のままに動く奴隷へと調教するという、カルト宗教幸福の科学の「打ち込み」という人格改造の洗脳手法は、たとえ直接身体に危害を加えていなかったとしても、相手の人格を破壊して精神に外傷を負わせる、それこそ魂を死に追いやる人道上けっして許されざる明らかな暴力です。

しかし、幸福の科学では、こうした行為が罪とは認識されません。このような非道でもまかり通ってしまう素地があるからです。
第一次的な禁止命令として挙げた「和合僧破壊の罪」に、その理由があります。

大川隆法の「仏陀再誕」の中で「和合僧破壊の罪」について以下のようにあります。

「この罪より逃るるは難し
この罪、ひじょうに大きな罪にて
たとい殺人、強盗、暴行を犯すとも、これほどの罪にはならず
殺人を犯しても、これは地上の人間の魂を、肉体から遊離させるにすぎず
暴行もまた、地上の人間に、肉体の傷みを起こさせる程度にしかすぎない」


「和合僧破壊の罪」が問答無用の大悪行であることに対し、殺人や暴行といった本来この上があるべきでないタブーが相対的に下げられています。こうして幸福の科学信者の最大最高の罪が「和合僧破壊の罪」と規定されることで、信者のマインドでは、文字通り殺人も暴行もワーストワンではなくなります。


教祖はこの戒律を盾に、実質的に自らへの批判詮索を全て封じ、絶対的禁忌そのものを掌握したことによって、信者に対しその他のタブーもコントロールできる立場に立ちます。こうした状況は、信者が教祖への服従を深めるほど、教祖や教団への批判は理由の如何を問わず無条件に罪だが、同時にそれ以外のタブーは条件によっては破っても許されるという余地を与えるものです。


人も普通の環境で成長すれば、タブーの優先順位を間違えることはないと思いますが、そこは社会通念とはかけ離れた、屈折した価値観が過度に強調されるカルト宗教団体であって、現在の教団内に散見される様々な人間関係の乱れを見てとっても、それが大川の条件付けによって信者の欲求がむき出しになった証として、タブー設定に潜む問題が、信者のモラルの低下を起こさせた表れと言えるでしょう。

205アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 22:01:23
>>204

かつてオウム真理教は、麻原や教団を批判し、活動を阻止する者を「悪業を積む者」とし、そのまま生かしておいては、さらに悪業を積み来世で苦しむことになるから、それを避けるために一刻も早くその生命を絶ち、「グルとの逆縁」を与えることが魂を救済することであり、弟子の功徳と称して、オウムの解釈による「ポア」の思想で殺人を正当化し、オウムの解釈による「ヴァジラヤーナ」の思想で武力介入によるオウムを主とする社会秩序の形成を目論みました。

あくまで宗教的信条の内で済まされることではありません。批判者を悪魔としか考えず、ことさら戦争を熱望する幸福の科学の教祖や信者の様相は、この時のオウム真理教の状況と本質的に何ら違いはありません。


選挙の大敗以降、教祖夫婦の離婚や再婚、その背景にあった愛人の実在。嘲笑の的でしかないイタコ芸と、その中での数々の問題発言。その間、多くの方々がようやく目を覚まし、教団を離脱していきましたが、これだけの言行不一致や不合理、愚行を目の当たりにしても、認知的不協和を呑み込んできた現存信者の知的、精神的崩壊具合は、相当に深刻なレベルであると思います。


ここまで倫理観の違う者たちと、一般社会との共存はもはや不可能でありましょう。彼らは宗教を隠れ蓑にした暴力団のようなものです。
オウム真理教で大量無差別殺人に走った信者たちも、幸福の科学の現存信者や職員も、初めから根っからの悪人ではありませんでした。カルト教義の洗脳と内部の同調圧力によって、人間性を徐々に破壊させられていったのです。


ダブルバインドによる支配というのは、徹底的に罰を与えて反抗心を喪失させることが真の目的で、要は「人間をやめて自分の命令通りに動くロボットになれ」と言っているのです。ただし、そのような非道徳なことは言えませんから、そのための都合の良い手法が教祖への「信仰」というわけです。

206アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 22:02:35
>>205

これから先、カルト幸福の科学の諸問題と対峙して行く時、人格障害や精神疾患についての基本的知識は、支配者や犠牲者について知るために重要な手掛かりであり、その認識を深めていくことは必須の課題です。


統合失調症の原因の全てが「ダブルバインド」というわけではありませんが、統合失調症患者の家庭環境に共通した状況であったことから、遺伝的素因より、環境要因が大きいものと考えられます。従って、幸福の科学信者のような支配環境に置かれ続けていれば、誰もが統合失調症になる可能性がありえます。



ダブルバインドの犠牲者は、一方的に支配者の感情や言い分を受け入れざるを得ない立場に押し込められて、自分の思いを抑圧し、思い通りに行動することができず、常に支配者の影響にコントロールされているため、次第に感情と行動が乖離して、「自分が自分でない感じ」、自分が何者かによって操られている奇妙な感覚に襲われるようになります。

この「乖離感」は、自己の統合性が失われていく統合失調症の前駆症状で、これが進むと論理階型の識別能力に支障をきたして、他者との正常な対応が出来なくなり、それが支配されているためだと分からないまま、最悪行きつくところ、思考停止に陥って操り人形のごとくに、本来の人間性を失ったロボットと化をして、結果的に信者は教祖の言いなりのまま、反社会的活動でさえも平然と行うようになるのです。


けれども反対に、脱会しても、今なお辛い精神的後遺症に苦しんでいらっしゃる方もおられるかと思いますが、そういう皆さんは、そうしたロボット化を拒む人間として心を、最後の最後で守ることができたからと言うことができます。人間をやめたら、もうそうした苦しみすらありませんから。


このダブルバインドから逃れる方法はただ一つ。 支配者(教祖)から逃げることです。 これ以外にはありません。

しかしその前に、もうひとつの呪縛を解く必要があります。それは自分で自分にかけたセルフコントロールを解除するということです。これは考えている以上に大切なことです。

207アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/27(水) 22:04:19
>>192->>206

教団は信者の洗脳状態を維持するために、日頃から教祖の言行や教団の方針に対して疑問を挟まないよう躾けています。そのような疑念は悪魔の誘惑とされて、阿鼻叫喚地獄への道との擦り込みから、信者は考えること自体を恐れて教団の教典を繰り返し唱え、自分の思いに無理矢理蓋をするようになります。こうしたことの習慣化が、教祖からの支配とは別の、自分で自分にかける呪縛となって、他者から教祖について合理的な批判を受けても、考えること自体の恐れから、急に喚いて怒り出したり、あるいは表情を凍らせて黙りこむなど、まったく聞く耳を示さずにコミュニケーションが成り立たない状態になります。

そればかりか、批判者は悪魔と植え付けられ、強度な自縛になっている状況では、せっかく説得しようとしても、その直接的な批判が却って洗脳や教団への帰属を悪化させることになりかねません。いかにカルト宗教と謂えども、現時点ではその教団に対して精神的に依存している以上は、洗脳状態にある信者としては当然の反応と考えられます。

ですので、個々の信者への脱会支援という観点からは、まずそのセルフコントロールを解いてあげる必要があります。信者が過剰な拒否反応を示さないで済むよう、頭ごなしの直接的な批判は抑えて、それ以外の当り障りのない無難な対話から根本的な人間関係を構築し、徐々に教団中心の生活から普通の日常へと物理的に引き戻しながら、日常生活の諸活動を通じて、その歪な自己規制のおかしさを本人自身に気付かせることが大事です。

また、価値観の再構築は、断じて再洗脳であってはならないと思います。カルトに属した期間と同じくらいの時間が必要になることもありますが、慌てずに、素朴な矛盾を指摘しながら、本人の考える力を蘇らせていくしかありません。

そして、相手がそうした時期に至ったと見えたら、自分の内側に意識を向けるように導いてあげると良いと思います。
ただし内側に意識などと言って、くれぐれも霊道修行と勘違いさせないで下さい。それでは元の木阿弥です。
これは「自分研究(当事者研究)」といって、この状況であれば、日常生活の中で自分が内なる声に従っているのか、それとも外部から誘導されているのかを観察することです。


世や人生の意味を探って、自己の外側に答えを求めた結果、自らを疎かにしてカルトの罠に落ちたのです。そこには何の真実もなかったはずです。

答えは自らの内に求めるべきです。自分から逃げず、自分自身とトコトンと向き合い、今度こそ自燈明を灯すのです。




※参考文献紹介(敬称略)

「マインド・コントロール」(紀藤正樹)

「あなたの子どもを加害者にしないために」(中尾英司)

「モラル・ハラスメント」(マリーフランス・イルゴイエンヌ)

「精神の生態学」(グレゴリー・ベイトソン)

「メランコリー」(フーベルトゥス・テレンバッハ)

208アイマイミー ◆3PbKvlyfLs:2013/03/27(水) 23:33:36
アルゴラブさん

素晴らしいご説明、感動しました。拙ブログへの引用のご許可をお願いします。
なお、現在は「いつまでもあると思うなシリーズ」を展開中なので、3/31の頃の開始予定です。
よろしくお願い致します。

209アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/28(木) 21:00:15
>>208 アイマイミーさん

ご覧いただき、ありがとうございます。例によって転載、引用はこれまで通りフリーです。
だいぶ詰め込みましたので、根本的な問題について取り上げたものでもありますので
ブログでの取り扱いはのんびりと、アイマイミーさんのお考えなども含めながら進めて頂くと有意義かと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

210ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/03/30(土) 00:37:29

アルゴラブさん
いつも考えさせてくれる投稿をありがとうございます。

「ダブル・バインド」という言葉は初めて目にしましたので、ウィキペディアの説明も読んでみました。
この状態に置かれつづけると、統合失調症に似た症状を示すようになる」という解説と、
下のような症状が現れるそうですが、これは実体験に照らしあわせても、説得力があるものでした。

・言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)
・言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型)
・コミュニケーションそのものから逃避する(緊張型)

実際、そのような状態に置かれ、統合失調症傾向にある人を何人か知っています。
そのひとりは、妄想型にあてはまるでしょうか、こちらから何も言わなくても、あることないことおっしゃるので
何時間話しても、話がまったくすすみませんでした。

ネットでも上のような傾向を見ることがあります。「矛盾こそ正しい」と言わんばかりの言動に
「なぜここまでなってしまったのか?」と思うことも多いのですが、
数々の禁止命令に縛られて、頭の中はぐちゃぐちゃにかき回されつつ、信者という形を保っていくには、
「矛盾でもなんでもあり」にして表面上は受け入れ、いずれ自分以外を否定する形をとっていくしかないのかと思えました。

次に、「ダブル・バインド」の支配者として、大川隆法がどのように心に侵入してきたかですが、
これは、私にも少し残っていた「ひっかかり」を無くしてくれました。

「若い教祖が謙虚に自己を振り返る」というのは、おそらく年上の方に受けが良かったでしょう。
そして十分に信者に依存させたと判断したら、記述を変えていったのでしょうね。

今信者をされている方へ、どうやって数々の矛盾をかわしてきたのか、私だけでは実感としてわからないことも多いです。
しかし、信者時代の心情を綴ったブログは増えています。かつて仲間だった方は、たくさんいます。
疑問があったら、そういった方々にひとこと、聞いてみてください。親切に教えてくださるでしょう。

逃げにくい事情などもあるでしょうが、
どこか自分の隅っこに、KKにも何にも影響されない自分だけの場所を持って、大事にしてほしいと思います。
それが自分自身をとりもどす助けになります。

自分で考えるとなると、不安になることも多いかもしれませんが
自分で自分を構築する喜び、思いたいように思える喜びにはかえられません。

アルゴラブさんが紹介された書籍等も、助けになってくれます。
管理者のおすすめは「毒になる親」です。親子関係を考える、よい材料になります。

自分の状況を把握し、しかしまた同じ罠にはまらぬよう、あせらず「自分研究」されますよう・・・

211アイマイミー ◆3PbKvlyfLs:2013/03/30(土) 19:06:53
>>192->>207

アルゴラブさんの渾身の対策『ダブル・バインど論を拙ブログにて、

『自己呪縛とカルトの呪縛を解き放て!! 』

―洗脳されし信者を、幸福の科学の桎梏から解放する―

として掲載しました。予定を繰り上げ19:00から掲載しています。

また、アイマイミーにて、

1.矛盾した禁止命令による呪縛

2.二世信者の憂鬱―モラル・ハラスメント被害

3.幸福の科学にダブルバインドされた人の特徴

4.幸福の科学による「心の支配」の完成

5.自由に向かって逃走せよ!!

の5つに章立てをいたしました。さらに、冒頭に解説をいれています。


少々難しい論文ではありますが、未だ迷える真面目な信者、自明の理として信仰している二世信者に対する的確な分析と対応方法が書かれていますので、アンチにとっての必読の書となっています。

精読されることをおすすめします。 http://antikkhs.blog119.fc2.com/ 

なお、この論文は重要なため、拙ブログでは、当面トップに起きますので、しばらくは拙ブログの更新はいたしません。ご了承ください。

212匿名:2013/05/18(土) 13:50:33
シンパたちへの手紙

シンパたちよ
未だに、アンチの人々の愛に気づかぬ愚か者たちよ

アンチの人々の愛に気づかぬ愚かものと言われて、腹がたったか

お前たちの認識力では腹が立つとは思うが
自分は、悟りは高いと自負しているならば
最後まで読んで論破、反論を試みるとよい

今日は、お前たちに、わかりやすく話をしようと思う

まず、最初に言っておこう

お前たちがシンパを続ける最大根拠 それは

正しい宗教を誹謗すれば、深い地獄におちる。
幸福の科学は救世主がおこした偉大な宗教である
その幸福の科学を誹謗するということは確実に地獄におちるということである
それが、わからない、愚かなアンチ、気づかぬ一般大衆、無視するマスコミ
それに対して
救世主降臨を理解している、悟ったシンパ 悟った自分、選ばれた戦士

これだな

さらに付け加えるとするならば

自分は霊体験をした、(本をよんで感動した)
これは自分は特別な存在で、使命があるからにちがいない
それを知らせるために、守護霊がメッセージを送ってきたのに違いない

これもあるだろう

正しい宗教を誹謗すれば地獄に落ちるということを
幸福の科学を信じている根拠にしているものに告げる

213匿名:2013/05/18(土) 13:55:16
正しい宗教を誹謗すれば地獄に落ちるということ自体は正しい
しかし
今の幸福の科学は正しい宗教ではない
よって
幸福の科学を批判しても地獄にはおちない

シンパたちよ
お前たちはこの

今の幸福の科学は正しい宗教ではない

というところが、どうしても理解できないでいるのだ

アンチたちが、何度も何度も隆の性格や言動を説明しているのにもかかわらずにもだ
幸福の科学のシステム自体が集金システムであると
何度も何度も説明しているのにもかかわらず、まだ、認めようとしない

その、根拠のひとつには霊体験があるのだとは思うがそれにしても愚かである

自分の霊体験をほのめかす者たちよ

お前たちは、謙虚なようにふるまいながら 実は

 自分は特別な存在で、使命があるにちがいない
 自分は悟っている、選ばれた戦士、ひょっとしたら光の天使かも

と主張していることに気づいているか

そんなことはない と反論するか

もし、そうならば
ネット上で霊体験をほのめかすことによって
幸福の科学を擁護すること自体がないと思うののだが違うか

ネット上で霊体験をほのめかすことによって
幸福の科学を擁護することが自体が

214匿名:2013/05/18(土) 13:58:54
「愚かな人にはわからないでしょうが
 特別に選ばれた自分には、幸福の科学が正しい宗教であることがわかるのですよ」

と巧妙に主張していることに気づきなさい

さて
隆は人格者でないことや、言動が低劣であることは今更、言うまでもないが
新たに付け加えておこうと思う

隆よ

お前は覚えてはないだろうが

ある講演会でお前はこう言い放ったことがある

「今、ここに、この時期にこの会場に、みなさんがいる ということは
 みなさんには、使命があるのです
 偶然で、ここに集まってくることはないのです
 一部、後ろのほうに怪しい人がいますけれど・・・(えへへ)」
 ・
 ・
 ・
隆よ、ダウン症の人は怪しいか!!

隆が、この言葉を発したとき
その子は一瞬、かっと目を見開き、怒りを表した
そして、そのあと、すぐに悲しそうな顔になった

その子の母親であろう人は
一瞬悲しそうな顔になり、そのあと怒りの表情にかわった

そして、彼女たちを同行したであろう会員らしき女性は
おどおどしていた

隆、
ダウン症の子をもつ母親を講演会にさそった会員が

215匿名:2013/05/18(土) 14:00:07
このとき、どんな気持ちでいたと思う
どれだけ苦労して、この親子を誘ったと思う

そして
その会員の言葉を信じてわざわざ講演会にきたのに、お前にこんなことを言われた
この親子の気持ちをお前は理解できるか

宗教者として、最低である
シンパたちよ、お前たちはこんな男をを救世主と思っているのだ

さらに続けよう

幸福の科学設立初期の頃、熱心な信者が退職金をお布施した
公務員30年の退職金、全額である

このとき、この人は、実は、隆にそれなりに、処遇されることを期待していた
それなりのポストを与えてもらい、幸福の科学に貢献したいと本人は考えていた

しかし、隆は、この信者の期待・予想を、見事に裏切った

この人は、まもなく、退会した

隆よ、お前には、恩も義理も誠意もないのがこのことでよくわかる
シンパたちよ、お前たちはこんな男を救世主と思っているのだ

シンパたちよ
教えがよいと思えるから、隆も立派であると思っているのが
お前たちの誤りのもとなのである

教えは隆が読書によって収集してきたものである

凶悪詐欺犯であってもよい教えを集めて発表することは可能であり
それを読んで感動することはありうるということにきづきなさい

隆の子供たちよ
お前たちがアンチに対抗するのは無理である

216匿名:2013/05/18(土) 14:01:08
格が違いすぎる
有名アンチは、今の支部長たちなど小僧にみえるほどの実力者であるのだ
一人一人が小林や饗庭と同等かそれ以上なのだ

恭子、宏洋へ
あなたたちが、幸福の科学の膜を引いてあげなさい
隆を楽にしてやることは、

   愛である

ということは、あなたたちには、十分わかるはずである

隆へ
金がなくなった時、お前はすべてを失う
お前の周りにいるものは、すべて
 
   偽物である

お前が支配する 金 目当てである

お前の愚痴をきくことにもう飽き飽きしている
お前の怒りをきくことにもう飽き飽きしているのだ

  それが本心である

シンパたちへ
実働会員が5000を切ったいま 選挙で当選することは決してない
                学校に生徒が集まることも決してない

そして、伝道できる会員は、もはやいない、いたとしても、その環境はない
なぜなら、勧誘された人は一応、 ネットに目お通すからだ

お前たちへ今 自分は 試されていると思っているのかもしれない

気の毒だが、誤解である
真実を直視することを避けていることの言い訳であることにきづきなさい

217匿名:2013/05/25(土) 13:41:24
アンチのみなさんへの手紙

隆たちへの手紙の作者です
まず最初に
 アンチ活動有難うございます
 みなさんの活動に深い感謝と敬意を表します

みなさんの活動が信者たちの洗脳解除に役立ち
多くの人々が普通の生活に戻っていることは
もちろん、私たちが言うまでもありません

洗脳を脱しつつある人々の守護霊は感謝と安堵の気持ちでいっぱいだと思います

みなさんは、残存シンパたちの
阿修羅波動や上から目線波動に耐えながら
菩薩業をされています

たいへん、きつい修行だとは思いますが
彼らの、阿修羅波動に巻き込まれず
上から目線波動にも巻き込まれず
冷静にして沈着に対応されているのはさすがです

一般の人や迷っている信者たちは
アンチとシンパの文章を読み比べますが
そのとき、どちらが評価されるか
考えながら、文章を書かれておられるのは
さすが、菩薩業されている方々です

218匿名:2013/05/25(土) 13:43:28
すでに、ご承知のごとく、
今なお残る残存シンパを説得することは無理でしょう
時期を待たねばならないのでしょう

その時まで、冷静で愛ある文章で、同胞が気づくまでじっと待つ
それしかないと私達も思っています

いつになるのかわかりませんが
みなさんが、無事、帰天されてきた時

 涙の再会があると思います

 「あなたが○○さんでしたか」
 「はじめまして、ハンドルネール○○です」

といった会話がなされて、大いに盛り上がることでしょう

そういうシーンを思い浮かべながら、
私たちは頑張りたいと思っています

219匿名:2013/05/25(土) 13:44:52
恭子と宏洋へ

シンパたちへの手紙にも書いたが
あなたたちが、幸福の科学の幕をひいてあげなさい

恭子よ、あなたが天上界にもどるには
幸福の科学の全てを総括して、懺悔と謝罪をする本を出版するしかない

その他のことで、お茶をにごしてはいけない

知ってのとおり、幸福の科学が原因で多くの人が不幸になっているのだ

逃げてはいけない、自分をごまかしてはいけない

宏洋へ
あなたは、自分の弟や妹達のために
幸福の科学を潰してあげなさい
幸福の科学が存在して
愚かなことをし続ける限り、弟妹たちは幸福になれない

220杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/06/11(火) 19:21:52
つい最近、サッチャー死亡に便乗(?)して霊言を発表したHSですが、それについて米一流紙が紹介とドヤ顔で自慢したそうです。

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=6151

で、その記事がNYタイムス掲載のこの記事 http://nyti.ms/1973iaK 和訳してみたのを以下に挙げておきますので御照覧をば。

「マギー=サッチャーとイタコ」

2002年のことだ。マーガレット=サッチャーが認知症で公的活動からの引退を余儀なくされた際に、マギーのごとき政治巧者ですら老いには勝てないと言う声が彼女の批判者から挙がった。恐らくはその物言いは正しかったのだろう──2013年4月9日に彼女が死んで僅か19時間後、「幸福実現党」の指導者で霊能者である大川隆法が東京からその元首相との交霊をやったというのだ。 http://eng.the-liberty.com/2013/4397/
大川の「幸福実現党」は日本各地に候補者を擁立してはいるものの選挙で議席すら取れず、首都東京では純真そのものの信者がビラやパンフを熱心に配っていることで知られていたりする。そのパンフは政治的で、ナショナリスティックな主戦論の傍らで何故か移民受け入れと原発推進を訴える奇妙な政策ミックスを掲げている。とは言えその中核は、我々の生命を支配する6次元の目に見えない精霊によって人々に幸福をもたらすという宗教団体であり、商社マンを経て1986年に教団を創設した大川はマホメットや金正日の霊と交霊に成功し今回サッチャーでも同様に成功したと言うのだ。
「私、まだ生きているんでしょ?」サッチャー(の霊)は大川に冗談めかしてそう語ったと言う(教団によると死んで間もなくの驚きと戸惑いでそうなったんだとか)。「え、日本?日本なの?」

221杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/06/11(火) 19:55:38
労働者階級からの叩き上げってことと男性優位の政界で成功した女性ってことから、日本ではサッチャーは大人気だ。フォークランド紛争で勝つなど1980年代のタカ派復権をリードしたことからも持て囃されたりもされているし、経済面では小さな政府を目指しインフレを抑え込んだ。
一方で大川の教団と党は、アベノミクス──政府によるインフレ誘導とマイナス金利による経済政策で概ね成功している──を完全に支持してはいるものの、サッチャー(の霊)は積極的な財政・金融政策よりはビジネス環境の創造にこそ国の経済の運命が決まってくると言っていた。「政府は、産業の民営化さえやってくれればそれで良いのです」あまりに多い法規制は「民間企業に成長するなって言っている様なものです。彼らには自由にやらせて、繁栄をつかむために自助努力を叩き込むべきです」こうしてみるとサッチャー(の霊)は、アベノミクスのインフレ誘導が経済に打撃を与えるのではとの懸念を日本人に警告しているかも知れない。だとすれば、緊縮財政や福祉国家の解体が彼女の政策的成功であったことを忘れ去っているということにもなる。
安全保障の面では、大川と同様──安倍でさえ同様──に彼女は積極的なタカ派となってしまう。中国や北朝鮮にことが及ぶと「侵略を許してはなりません!貴方方の素晴らしく美しい歴史的伝統や文化を守るために戦いなさい!」と語気を強める。「我々の領土だと信じているなら、絶対に死守しなければなりませし、それを狙う敵や侵略者は攻撃し殲滅しなければなりません!」ここで「我々」とか言っている辺り、死んだサッチャーの霊は何故か日本人みたいになっている様に思えるのだが。
LibertyWebという幸福の科学のネットでの宣伝媒体で発表された交霊の模様は数ページ分にも及ぶが、「人の死後約24時間は、まだ霊子線(シルバーコード)が肉体とつながったままであり、霊体は肉体と分離していない」ので生前の記憶を引きずったまま「死後間もなく・・・霊言を語らせるというのは、至難の業である」だと言っている。だが右も左も判らないサッチャーもその後は平常運転で、エネルギーと品格・権威に満ちたハッキリとした人物となっていたのである。

222トロポサイト:2013/06/29(土) 17:25:49
陰謀王子なる人物の長文記事 (陰謀論系)
ttp://inboudayo.web.fc2.com/princelog.txt
の、最後の方に、幸福の科学に関する考察が掲載されています。

長文なので、引用はできませんでした。

・・・と、つまりは最初からやばかった可能性があります。

223アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/07/25(木) 20:16:09

平成25年7月21日執行  参議院議員通常選挙 比例代表

矢内筆勝(51)  17010票
トクマ(46)   16797票
井澤一明(55)   4540票

>【政務本部より】
>この度の参院選・比例代表の投票についてご連絡申し上げます。
>比例代表(全国区)選挙について、外向きには『幸福実現党』または『幸福』と投票頂くようにお願いしておりますが、
>信者の皆様には、『やない筆勝』で投票して頂きますようにお願い申し上げます。
>(選挙区の投票では、幸福実現党公認の各候補者へ 投票してください)


上記の通り、参院選に関する教団からの事前の指示に対する信者の投票行動の結果から現存信者数の状況があからさまになりました。
2chでは毎度おなじみの予想大会も行われていたようですが、参加者の皆さんのほぼ予想通りの数字であったようですね。

数字的にみれば、やはり89〜90年頃の規模に堕ち込んでいることは明白ですが、当時と違うのはその中身で
信者の高齢化が著しいこと、世間に「幸福の科学」「大川隆法」というものの「カルト」としての認識が広まっていることなどから
実勢は当時とは比較にならないほどの衰退ぶりを露呈しています。


選挙期間中、とある教団施設の前を通りましたが、休日の昼間だというのに中は薄暗く人影もなく
ただひとり老齢の男性が椅子に座って、力なく虚ろな表情で窓の外の人の流れを眺めていました。
扉ひとつ隔てただけで、活気ある外界と対照的なその重く澱んだ空気感の違い。
カルト宗教が与える足枷の罪深さを象徴していて、実に哀しい光景でした。

カルト信仰というのは、もともと自由闊達だった人間の精神に靄のようなベールを覆いかぶせてしまうようなものです。
その覆いを剥いで、その扉を蹴散らして、すぐそこの目の前に流れる日常に飛びこんでみれば
いかに世知辛い世の中でも、教祖が拵えた閉塞し倒錯したその箱庭では決して得られない知識や経験と出会い
本来の自分の呼吸、歩調を取り戻し、息苦しさから解放されて
悪い夢から醒めて、ふたたび真に生きていることのリアルな実感を思い出すことができるでしょう。


どんなに時間が経っていても、歳をとってしまっていても
この生があるうちに、ほんのちょっとでも心の舵をきれるかには大きな意味があります。
妙な言い方になりますが、教団も教祖も、今となってはこれだけ分かりやすく壊れてくれているのです。
大きな意味で、これほどの慈悲を与えられているのですから
一人でも多くの方が、その最期までにはきちんと答えに辿りつき、自分の魂を取り戻して頂きたいと願っています。


(管理人さまへ)
近日中にまた、少々まとまった量の資料投稿をこちらにさせて頂く予定で準備中です。
例によって数十スレッドに渡って使用させて頂くことになるかと思いますが、宜しくお願い致します。

224アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/09(金) 22:47:33
>223でお知らせした投稿の前ですが、ネットで拾った本日あった動きです。
ひとつの節目になるものとして、ここにも記録しておきたいと思います。


新潮社に30万円賠償命令 「幸福の科学」の記事巡り  2013/8/9 19:23

日経電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09058_Z00C13A8CR8000/


週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、宗教法人「幸福の科学」が新潮社側に2億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、記事の一部が名誉毀損に当たると判断し、30万円の支払いを命じた。

問題となったのは、大川隆法総裁の元妻が教団の内幕を語ったとする2011年2月24日号の記事など。
三角比呂裁判長は、幸福の科学が国税局の査察を受けたとする部分について「査察ではなく、税務署の税務調査だった」と指摘。
裏付け取材が不十分だったとした。

記事の大部分は「真実か、真実と信じる理由があった」と判断した。

週刊新潮編集部は「主張がごく一部認められなかったのは遺憾だが、実質的な勝訴」とコメント。
幸福の科学は「これを機に新潮社が宗教や神仏への冒涜(ぼうとく)をやめ、まっとうな報道機関に生まれ変わるよう願ってやまない」との談話を発表した。

〔共同〕

225アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:02:25

週刊新潮に掲載された元教団補佐の大川きょう子の記事をめぐって、一部を除き記事の大半について真実性と真実相当性が認められました。

夫たる大川隆法の浮気を原因として離婚したというきょう子の言葉通り、大川隆法の俗物性については、今更さほど驚くことのほどのことではありませんが、一方で、そのきょう子自身もまた、自らの過去への総括もしないうちに新たなカルト宗教活動を開始しています。

被害者そっちのけの、嘗ての教祖夫婦の果たし合いは、脱会者やその関係者から見れば決して胸のすく話ではなく、どのみち苦々しい目糞鼻糞の泥仕合に過ぎませんが、二人が潰し合うことはこの教団のカルト性を世間へ周知拡散することに寄与し、教団の弱体化に繋がることとなって無駄にはなりません。

ただし、真面目に真理を求めるもの、静かに信仰に生きるものにとっては、このようなレベルの低い事柄で宗教的真理に関わる人までもが、色眼鏡で見られる余地を残すものとして、迷惑千万と感じている方もいるかと思います。


霊的なものに関わり、安易に求めたり扱ったりしようとする軽率さが大きな弊害を生んでいきます。

きょう子自身もそのようですが、彼女の場合は大川と同じ資質の人間ですから処置なしとして、現在の大川、教団のいかがわしい有様を見るにつけ、もはや邪宗であることを否定できないとしても、興奮しやすく慎重さを欠いた姿勢によって、脱会してもなお初期には正しい指導を受けていたとか、霊能や霊言などに振り回されて目覚めを妨げられている人がいるのは残念なことです。

それでも受け止め方は、最後は各人各様に任せるしかありませんが、その拠り所となっているところの大川の霊能、霊言なるものが、果たしてそれほど価値のあるものなのか、これまでも様々に暴かれてきていますが、今回もそのための考える糧として未公開資料を明かしつつ再検証をしていきます。

リアルタイムで次から次へと、狂団は色々とやらかしてくれますが、そうした様子を横目で眺めながら、根源に遡ってじっくりお考え頂きたいと思います。

226アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:03:40
>>225

まず、資料集1の>986から数スレッドを使わせて頂いて、1991年4月当時の「月刊Asahi」に掲載された佐野眞一氏による教団批判の記事の抜粋を投稿しました。
その中に、教団発足以前の中川忠義と隆による親子イタコについて触れた記述があります。
まずその部分のみを抽出して、以下に再掲します。


佐野眞一氏 『「幸福の科学」主宰 大川隆法 挫折だらけの生いたち』より

宗教家・大川の最大の特徴が、霊界の住人をたちどころに呼びだせる「霊示」能力にあることはすでに述べた。
だが、その能力については、当初より大きな疑念がもたれていた。

昭和60年春、広島県福山市に住む心霊研究家の近藤千雄のところに一通の手紙が舞いこんだ。
差出人は善川三朗で、私の息子にはたいへんな霊能力がある、ついてはその問答を録音したテープを送るので聞いてほしいとの内容だった。

送られてきた2本の120分テープを聞いて、近藤はまるで話にならないと思った。
だがそのことには直接ふれず、善川には、「息子さんはまだお若い。もう少し修行なさってからでも遅くないでしょう」という旨だけを記した手紙を出した。

それから数カ月後、そのテープをもとにした「日蓮聖人の霊言」が出版されたことを知った近藤は驚くと同時に、善川の突然の手紙の真意が初めてわかったような気がした。
心霊関係の出版社に顔のきく近藤に口をきいてもらいたかったのではないかと感じたのである。

(「月刊Asahi」 1991年4月号)

227アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:04:58
>>226

このことについては、 1991年10月に出版された有田芳生氏による『「幸福の科学」を科学する』(天山出版)の中で、もう少し詳しく掘り下げられています。
現在は絶版になっていて古本でしか入手できないので、上記のエピソードを含めた章の半分程度になりますが、こちらも抜粋します。


有田芳生氏 『「幸福の科学」を科学する』 (第4章「幸福の科学」が抱える頭痛の種)より

「大川隆法の教えへの疑問」

これまで見てきたように、大川が高級霊を「この世」に呼ぶことができることは、「幸福の科学」に入ってくる人たちには大きな魅力の一つとなっている。
書店で『霊示集』を手にすることで大川を知り、「幸福の科学」に入会したと語る会員は多い。

ところが大川に霊が降りることや、その霊が語ったという内容に疑問を持つ者もいる。
大川はGLA教祖だった高橋信次に関する本を十五冊も発表している。
GLA信者にすれば、自分たちの教祖が他の教団の大川に霊示して、それが本になって多数出回るというのだから穏やかではない。


GLA関係者は、語気を荒げてこんな思いを吐露した。
「大川さんは『高橋信次の愛の讃歌』というハウツー書を出しています。そこでは『私の研究の結果、夫婦の浮気には三種類ある』といったくだりがあります。
そんなことを高橋先生が研究しているわけじゃないですか」

八七年、GLA総合本部は、「幸福の科学」に、高橋の霊言が本物なら目の前で証明してほしいという内容証明を何度か送っている。
「幸福の科学」は無視の態度を取ったが、最後に今後内容証明が送られても焼却するとの返事をメモで送った。


このときの状況をGLA関係者はこう語った。
「はじめ西荻窪にある事務所に出向いたんです。大川がいるようだったけど、受付の女性が対応するだけで幹部すら出てこなかった。
そこで内容証明を三回出したが、二度はいっさい返事がなく、手紙をそのまま送り返してきた。
三度目はチラシのような汚い紙の端切れに『これ以上送ってもムダ』と一文あるのみでした。誠意がいっさいなかったですよ」

「本当に高橋の霊を呼べるのなら、なぜわれわれの要求どおり、われわれの前で呼び出して見せないのか。
別に大川を処罰するといっているんではないのですから。
大川が高橋の霊を呼び出して会員と問答しているテープを聞いたことがありますが、お話にならない。あれじゃ、学芸会です」

228アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:06:04
>>227

また「霊の存在を認めていない」親鸞が霊示をするはずがないと主張する仏教者もいる。

石川県珠洲市にある乗光寺(浄土真宗)の落合誓子は、大川の出した『親鸞聖人霊示集』にこんな疑問を呈している。
「親鸞は、霊魂の存在を直接的にではないにせよ否定しているというのが真宗教団では常識になっています。
ですから親鸞が大川さんの口を通じて何かを話すことはありえないですよ」

「蓮如については議論するのもバカバカしいほどひどいものです。まったく蓮如のことを知らない人が書いたものだとしか思えない。
蓮如の宗教改革者の側面にのみ注目していますが、それでは大川さんの貧しい宗教観を提示しているにすぎないでしょう」


「たとえば大川さんに降りたという蓮如の霊が『死後の世界について明確に話をしなければならない』と言っています。
仏陀や親鸞、蓮如にせよ、人間が死んで迷いのもとを作る肉体が消滅すれば、迷うものがなくなるとは言いました。
けれどもそのことをとって『仏になる』という解釈はもともと仏教にはなじまないものです。
とくに死後の世界については『不説』と言って、説明を避けているんです」

「とにかく現代の仏教は死後のことよりも、いかにいまをしたたかに生き延びてゆくか、
いいかえれば『いつ死んでもいいという生き方ができるか』というのがテーマになっています」

229アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:07:22
>>228

「高級霊は呼び出せない?」

こうした霊示の内容への疑問や批判どころか、そもそも高級霊を呼び出すこと自体を問題にする研究者もいる。

ある心霊学者は「こんなことに時間を費やすのはもったいない」と言いながら匿名を条件にこう語った。
そのやりとりの一部を再現する。


-----大川さんが霊と問答したテープを聞いたそうですね。
「120分テープが二本送られてきましたが、全部は聞いていません。一本の最初の数分を聞いただけで送り返しました」

-----それだけで疑わしいと思ったのですか。
「そうです。だって、私が二十年以上も研究しているシルバー・バーチが最初に出てきたんですよ。ひとこと聞いて問題外だと思いました」

-----しかし、はっきりとそうは言わなかった・・・・・。
「まだ二十代の人だったので、もう少し勉強しなさいと婉曲に言ったんです」

-----ところが『日蓮聖人の霊言』(のちに『日蓮の霊言』と改題)や『キリストの霊言』といった本が出されましたね。
「そう、潮文社を紹介してくれと言ってたな」


-----ところで先生の本には、高級霊は①この世での名を明かさない②こちらから呼び出すことはできない、と書かれていますが。
「名を聞かれれば答えることはあります。しかし、それは必然性があってのこと。
大川さんのように、本を出すことが必然に当たるわけがないでしょう。
それに高級霊は、こちらから呼び出すことはできないのです」

-----1人の人間にいろんな霊がつぎつぎにコンタクトすることは?
「そんなことがあるわけないでしょう」

-----結局、大川さんはそう信じているうちに、本当に信じこんでしまったということなんでしょうか。本人はもちろん嘘をついているつもりはない・・・・・。
「その可能性は大きいと思います。これはもう一種の病的なもの以外の何物でもないですね」

-----現在の「幸福の科学」をどう思われますか。
「私はあくまでも心霊学者としての見解を述べたまでです。
いまや『幸福の科学』は大きな組織になってしまい、これはもう科学的見地でどうこういう段階を過ぎてしまっています。
また、すでにそういう問題でもなくなっています。
これ以上、こんなバカげた問題で貴重な研究の時間をさくほどバカバカしいことはありませんから」

230アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:08:28
>>229

こういう根本的な問題を「幸福の科学」はどう受けとめ、説明するのだろうか。
三人の見解を伝えると、広報宣伝局からいともあっさりとこんな見解が返ってきた。


「高橋先生は、一人でも多くの現代人を救いたいと願っておられる。
だから九次元霊でありながら、このように分かりやすい教えを説かれています。どうか高橋先生のご本意にお気づき下さい」

「親鸞や蓮如については、ご生前はその時代や環境に合わせて法を説かれています。
ご両人ともあの世に帰られ、霊となっておられるいま、霊の存在を否定したり、死後の世界を語らないわけにはいかないでしょう」

「心霊学者の方のご意見については、大川主宰には、あらゆる高級霊の霊示を受けられる使命と目的があるということでしょう」


一事が万時。おそらくどんな質問や疑問を聞いても、こんな回答が戻ってくるだけだろう。

231アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:09:41
>>230

「元幹部からの批判も」

ところで「幸福の科学が発足した初期の幹部で、その後、「幸福の科学」を離れた人物も何人かいる。
そのうちの一人である高橋守(元活動推進局活動推進委員)に内情を聞いてみた。


高橋はかつて大川にこう評価されていた。
「法が説かれる時、その縁の下の力持ちとして経済的側面で協力して下さる方のことを大黒天といいます」
「私はそうした方々のお顔を思い浮かべながら、毎晩感謝の祈りをささげています」
「三人目の大黒天は、コスモ印刷工業社長の高橋守氏であろうと思います」
「『幸福の科学出版』を創設しようと言い出して下さった方です」
(『幸福の科学』八七年六月号)

これほど高い評価を受けていた高橋が、どうして「幸福の科学」とたもとを分かったのだろうか。


-----大川さんとの出会いはどういうきっかけですか。
「『幸福の科学』が旗揚げして二カ月後、ある人を介して出版物の印刷業者として知り合ったんです。
ところが、それから半年ぐらいたって、『幸福の科学』の出版物の発売元になっていた潮文社との関係がおかしくなった。
それで、私の方で出版社を設立して出版できないかと言ってきたんです」

-----なぜ、潮文社との関係がおかしくなったんですか。
「出版物の内容で、たとえば他の教団を実名で批判していたり、あるいは天皇に関する記述で右翼を刺激するようなものがあった。
だから潮文社さんとしては、出版社の常識の範囲内でそういう部分をボカすとかいう要望を出したわけです。
ところが『幸福の科学』は『高級霊の言うことを勝手に変えるなんて無礼である』と言い出したんです」


-----それで出版社を設立したわけですね。その友好関係はいつまで続いたんですか。
「それから半年です。神理普及に協力するということで印税率は十五%と高い条件を提示したんですが、初刷り部数が五千だったのは最初だけ。
あとは一万部。これが二、三カ月ではけました」

-----大川さんが出席した会議の様子は?
「いちおう会議はするんですが、事前に根回しがあったらしく、何の疑義もないまま承認されておりました。
私の推進委員の肩書は名誉職みたいなもので、実際の仕事は大川隆法をとりまく人で運営していました」

232アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:11:12
>>231

-----関係が悪くなった理由は?
「役員会で幸福の科学出版を設立するという文書が突然に回されてきてビックリしたんです」

-----事前にまったく話はなかったんですか。
「ええ。それで私としても話し合いでなんとか解決しようとしたんです。
最初は『組織運営上の未熟さから高橋様にも種々ご迷惑をおかけしているのではないかと反省される点も多々あります』という詫び状までもらったんです。
ところがしばらくして、今度は仕事を出さないと言い出した。そこで百歩譲って、そっちから本を出すことはもう構わないから、その代わり、別の小冊子とか、そういう仕事をくれという条件を出したんですが、非常にきびしい条件を出されました。そして突然に仕事を切られてしまいました。それで前に出た本の印税を払えなくなったところに、一千万円を要求した訴状を送りつけてきたんです。それで半年で関係を経ちました」


-----ところで大川さんにはゴーストライターがいるという説がありますが。
「大川さんがテープに録音するところは誰も見ていない。私が見たのは、そのテープをもとに起こした荒原稿です。
しかし、不思議なことに、この原稿と最終原稿がほとんどいっしょなんです。その間で大川さんが筆を入れているんですが、ほとんど訂正ないに等しい。
つまり、出版用になぜ高級霊の霊言が構成されてくるかという疑問がわいてくるのです」

-----誰かゴーストライターが最初から出版用に原稿を書いて、それを大川さんがテープに吹き込んでいるという推論も成り立つのですね。
「霊団側は自分で企画する力があるという説明の仕方もあるでしょう。ただし、ノストラダムスの誤訳をそのまま利用しているという例があります。
だから、そう解釈するにしても、なぜ霊がそんな間違いをするのかという疑問がある。百歩譲っても、それは高級霊ではなく下級霊だから誤るという解釈も成り立つ」


このほかにも初期の「幸福の科学」幹部で、その後、大川たちとたもとを分かった人たちがいる。
いずれもっと大きな内情が暴露される可能性を「幸福の科学」は抱えているといえるだろう。

(1991年10月25日初版)

233アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:12:55
>>232

さて、ここからが本題です。
GLAとの騒動や、脱会した元幹部の高橋守氏のコメントなども興味深いですが、ここでは中川親子が世に売り出そうとして、心霊研究家や出版社など、当時色々な方面へ送りつけていたイタコテープの部分を取り扱っていきます。


2つのインタビューには、中川側がテープを送りつけてくる背景として、受け手がそれを出版社への口利きを求めているものだという認識のタイミングにズレも見受けられますが、この部分は取材の状態から有田氏版の記載の方が正確なのだろうと思います。

中川隆に起こっている現象の真偽を相談する目的ではなく、初めから霊能者としてデビューさせようと出版社への売り込みを狙って、著名な心霊研究家に擦り寄ろうとしたものだったわけです。

テープの先頭に、ご丁寧にも西欧のスピリチュアリズム文献翻訳の第一人者である同氏が、ライフワークとして長年取り組んでいる「シルバーバーチ」を持ってきたのも、その意志と自信の表れということでしょう。


しかし結局、それは一顧だにされず門前払いで送り返される結果となりました。
近藤氏は去年末に他界されているので、その当時送られてきたテープがどのようなものであったのかについては、今となっては先に掲載した2つの記事以上のコメントを求めることはできませんが、但し、過去独自に収集した資料の中に内容からしておそらくこれであったのだろうと考えられるものがあります。


冒頭でも触れた通り、脱会してもなお、初期は正しかったと信じたい方々に対して、中川家のイタコ芸など実質的に今も昔もまったく進歩のない、お粗末なものでしかないことの証として、以下に、未熟さゆえに中川親子が封印せざるをえなかったその幻のイタコ記録をご覧いただきたいと思います。

234アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:14:47
>>233

(※ 忠義、隆は読みやすくするため投稿者が付したものです)

隆 「シルバーバーチ出てきて下さい。シルバーバーチ出てきて・・・」

隆バーチ 「ハロー ミスターナカガワ。アイム シルバー・バーチ。スピーク アバウト スピリチュアリズム アンド ゴット アンド ザ ロウ オブ ゴット」

忠義 「なんとか日本語でお願いできないでしょうか」

隆バーチ 「今日はここにお招き頂いてありがとうございます。私がシルバーバーチとして世に知られているものでございます」

忠義 「はい」

隆バーチ 「ここに招かれたことは、私にとって非常な光栄であります。どうもありがとうございます。私のできる限り、与うる限り、あなたのご質問にお答えしたいと思います」


忠義 「まず一点お尋ねしたいのですが、シルバーバーチとおっしゃる方は、最近あの日本の桑原氏、またその他の方のご紹介によって、あなたの霊言集というものが紹介されまして、初めて私もお招きしたような訳ですけれども、今あなた、おいでになっているシルバーバーチと名乗っておいでになるお方は、ここにありますような、過去三千年前に現世におられたインディアンの方でおられますか?」

隆バーチ 「私は確かに肉体人間として生まれた時は、今から数千年前のインディアンであります」

忠義 「はい、ところが、この書物の訳によりますと、あなた様はさる天上界のハイ・スピリットの方の通訳と申しますか、仲介をとって、モーリス・バーバネル氏を決めて神理を説かれたという風に書かれておりますが、そういう訳であったんですか?」

隆バーチ 「確かに私ひとりの力で、五十年間に渡る長い期間、法を説けるわけはないのであって、もちろん高級神霊界からの指導を受けております」


忠義 「その高級神霊界の方と申される方は・・・」

隆バーチ 「あなた方の良くご存じの方です」

忠義 「キリスト系のお方ですか?もっと上のアガシャ系のお方ですか?いずれにしても、大天使もしくは如来の方のご指導なり受けているものと思いますけれども、私たちは、あなたの霊言集を拝読させて頂きまして、大変膨大な、現象は膨大なものであろうと思うのですけれど、そのうちのご紹介をさせて頂いたものを読まして頂いて、まさに二十世紀、二十一世紀への前どりであると言われるほどの内容をお持ちの霊言集であると、私達も聞き込んでいるわけなのです。数々の教えを垂れておられるものですが、私達もかって色々な先賢の指導を承って参りましたが、まだ不明な点がありますのですが、もしこの点についてご指導願えたら幸いと思うんですが、お尋ねして宜しいでしょうか?」

隆バーチ 「はい」

235アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:16:04
>>234

忠義 「まず一点は、人間の死後の問題ですけれども、この我々が、この三次元の世界に生を得ておりますけれども、本来、あの天上界、いわゆる実相界においては、ひとつの「群魂」という形で日本語で翻訳されておりますけれども、魂の群れと申しますか、その群れのひとつが、この地上界に生まれてきて、そして経験を積んで、天上、また実相界に帰って、そしてひとつの「群魂」、群れの魂の中に融合してしまうという風な内容の教えであるように思うのですが、この場合に、個性と言いますか、この意識というものが、その時点で消滅するのでしょうか?」


隆バーチ 「「群魂」というものは、主として動物たち、及び下級霊魂たちの場合です。何度も何度も人間として生まれ変わり、高級化した霊魂たちは、それぞれ個性をもっており、いつの時代も個性を持った霊として生まれております。「群魂」と称されるものは主として動物霊たち、あるいは動物だけではありません。植物もそうです。あるいは動物になり、人間になりというような非常に幽霊界を彷徨っている霊たちは、どちらかと言うと「群魂」の霊の中にとっています。しかし、あなたなら、あなたという魂はひとつの個性であって、いつまで変わっても、あなたという個性を持っております」


忠義 「その辺が非常に難しいところなんですけれども、私達はお話ししとる範囲内では、これはご承知か分かりませんが、高橋信次先生がお教えになりましたように、本体と五つの分霊というのがあって、その交互に地上界へ出てきて、修行を積んで帰って行くという風なお話でございますが、その前に、同じこの本体、霊魂のひとつの固まりと言いますか、魂の兄弟というものが、別の個性を持って分霊としておるということは事実なのでしょうか?」


隆バーチ 「あなたに、あなたの理解の及ぶ範囲で、あなたに説明することは非常に難しいです。例えて言えば、水の中に住んでいる魚に、野原のことや、丘のことや、山のことを説明するようなもの。あなたは水の中、自分が住んでいる世界からしか世界が見えない。残念なことです。私達の世界においては、そう大きな問題ではないのです。他人が私であり、私が他人であると言うことは難しいことではないのです。あなた方にとっては難しいことです。大した問題ではないのです」

236アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:17:13
>>235

忠義 「色々な指導霊の方のお話を承っておりますが、私個人に関しましては、名前を変えて、何人かの名前で、この現象界に出てきましたけれども、それは結局新たなのです。新たな時代に生まれたのですという風なお話を承る方もありますが、またある方によると、あなたはあなたであって、あなたの分霊たちは、また別の次元でおる人もおり、実相界の中で、それぞれの個性を持って活動しておるんだというようなお話もありますんですが、これらも両方とも、どのような解釈をしたらいいのか・・・」

隆バーチ 「あなたの右手と、あなたの左足は別のものではありますが、あなたの一部です。同じであります。あなたの分霊も、あなたと別のものではありますが、あなたの一部です」

忠義 「一部は現象界に出て体験を積むことが、他の魂の兄弟の経験になり、魂の進化につながるんだと言う風なことでございますけれども、そのシステムで理解して宜しいんでしょうか?」

隆バーチ 「結構です。もうあなたは充分すぎるほど、そういう事を知っています。何も新しいことはありません」


忠義 「それではまぁ、その点を・・・」

隆バーチ 「「あなた」という言葉が、何を指しているかが分からないのであって、あなたは今、あなたと言われているものが、あなた自身を指すのか、例えば、あなたの一家、あなたの家族というものを指しているのか、例えば、あなたが本当に同一なのかと思っているのは、今の言葉で言えば、例えば中川家、あなたは中川家ですか?と言われると、そうであります。じゃぁ、あなたと、この人は同じ人でありますかと言われると違います。じゃぁ別のものですかと、いえ中川家です。同じように、上位概念があって、それによって結びつけられているものです。小さな問題です」

忠義 「そうですか・・・」

隆バーチ 「全ては神から分かれた分け魂と言われるもの達であります。群魂となり、分霊となり、五人で一体であろうが、百人で一体であろうが一種であります」

237アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:18:20
>>236

忠義 「もうひとつお尋ねしたいのは、今まで教わったこととつきましては、人間の魂、霊というものは、これはもう神の分霊であって、もちろん森羅万象、生きとし生けるもの、植物に至るまで、全てこれは神の分霊であるということは言えるわけなんですけれども、しかし、この肉体について、三次元の肉体についてですが、三次元の肉体を表現する場合に、人の魂と、家畜あるいは畜霊とが混同しておるというようなことを、どういうことなんでしょう?」

隆バーチ 「通常は混同することは殆どありません。けれども関連付けられた魂集団の中で、下部を成すものが畜霊たちとなり、上部を成すものが人間霊となってきた。その発生系統から見れば、似たようなものではあります。これもまた大きな問題ではないです」


忠義 「あと、いまひとつお尋ねしたいのは、あなたの教えにありますと、ダーウィンの進化論に匹敵するようなお説を唱えておられるわけなんですが、これはどうなんでしょうか?」

隆バーチ 「何がですか?」

忠義 「いや、そもそも人間としての肉体を今、我々は具備しておりますが、元々は神から与えられたものと言いながら、しかし人間と、人体となって・・・」

隆バーチ 「肉は関係ないんです」

忠義 「関係ないと言うことは?」

隆バーチ 「あなたに手あり足ありと思うのは、あなたの迷いであって、あなたは手も足も頭もないのです」

忠義 「人間・・・」


隆バーチ 「形に囚われている。意識する魂があなたであって、手あり顔あり、目あり鼻ありはあなたではないのです。そのようなものがあると思っている霊たちは、まだ真実の自分を知らない霊たちであって、本来の霊たちには形はないのです」

忠義 「これは今すべきご質問かどうか分かりませんけれども、最も人間に近い魂を持っておるのが犬であり、そして次が猫であるという風なことで、これが進化して人間になるんだという風な教えであったと思うんですが・・・」

隆バーチ 「地上に現れてきた歴史から見れば、その様になっております。彼らの方が先です」

忠義 「それはやはり、彼らの方に人間の霊が入るんでしょうか?」

隆バーチ 「人間という霊が、人間という肉体に宿る前には、動物が既にこの地上に住んでおり、人間が人間として肉体生活を経験する前に、その下準備として動物の中に宿って住むことがあったということです」

忠義 「ああそうですか」

238アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:19:32
>>237

忠義 「ご承知かどうか分かりませんけれども、日本の神道というのは、この神々には天孫降臨と申しまして、人間は元々人間であって、あの、他の動物から進化した存在ではないんだという風に捉えられておるんですが・・・」

隆バーチ 「あなたは大変な誤りをしています。人間の霊が犬猫に宿ると思っているから間違っているのです!!神の霊が人間に宿る場合があり、神の霊が犬なり猫なりに宿る場合があり、神の霊が米になり、麦になり、雑草になり、鉱物となり、微生物となっているんです。宿っているのは全て神の霊であって、人間の霊ではないんです。神の霊が生きとし生けるもの全てに宿っているのです。神の霊が宿ることができて、人間の霊が宿れないのですか?」

忠義 「いや、あのー」

隆バーチ 「認識の段階が低いんです。人間の霊ができたのはごく最近。あなたはただ神の霊、神の霊しかないのです。神の霊がある時は植物となり、ある時は動物となり、ある時は人間となって出てきているのであって、人間が色々な植物や動物になるのではないのです。まだ分かりませんか?」

忠義 「うーん・・・」

隆バーチ 「神の霊一元なんです」

忠義 「まぁ、それはお話になってますが、神の霊一元ではありますけれども、かって人間が惑星から転移してきた霊であると・・・」

隆バーチ 「そういう霊もあります」

忠義 「五億年の昔に、異星から空飛ぶ円盤という物体によって、何千万という人間の霊が地上へ降りてきたというお説を承るわけなんですが・・・」

隆バーチ 「では、今いる何十億の人間はどうなったのですか?」

忠義 「それはもう・・・」

隆バーチ 「それも円盤で来たのですか?」

忠義 「それはもう何回かに分かれて来たというわけです」

隆バーチ 「何十億の人間が来たのですか?そうは思いません。私はそうは思いません」

239アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:20:42
>>238

忠義 「ここら辺が大きな疑問点になるわけなんですが」

隆バーチ 「地球という星に生命が宿り、植物が宿り、動物が宿り、人間が宿るようになって、そうした環境を選んで移ってきた人達がいるということです」

忠義 「しかもそういう人達は、言うなれば細菌のような形でも来たかというのは、そうではなくして、現代の人体という形を具してやって来たというお説を唱える方があるんですが、かなり古い時代のことなんですが・・・」

隆バーチ 「では、彼らが円盤で来る前には、地球には生物はいなかったと、あなたは思うのですか?」

忠義 「いや、人間が・・・」

隆バーチ 「では、なぜ地球に生物が発生しましたか?なぜ動物が生まれて人間が生まれませんか?」

忠義 「むしろ人間が・・・」

隆バーチ 「そうではないんです!!もう地球に人間がいるのです。その中により高度な文明を持った人達が、新たな世界として地球を選んで移ってきているのです。それらの人達が、例えば日本民族というのがあって、もともと日本民族があって、それができたのではないでしょう。南方の人達、北方の人達、色々なものが集まってできたのでしょう。同じように地球人というのも、地球を本として生まれてきた人類と、他の惑星から移ってきた人類とが混合してできているのです」



忠義 「霊の混合ということについては、人種的な何か・・・」

隆バーチ 「肉はどうでもいいのです!!円盤に乗って来たのは指導的な霊たちなのです。この地球に神の国を造るために来た霊たちなのです。高度に発達した霊集団なんです。彼らが来た時には、この地球はまだそのような段階ではなかったのです。動物たちと一緒に暮らしている人間たちが住む自然なのです。彼らは文明というものを伝えるために来たのです」

忠義 「それでは過去、数千万、あるいは数億年の昔に来たということについて、この事実を留めないということは・・・」

隆バーチ 「留めています」

忠義 「考古学上・・・」

隆バーチ 「考古学などと言うものは、地表の一部分を研究しているだけであって、取るに足りない学問です。地球の全てを掘り起こしたわけではないでしょう。たかだか一部の人間が、興味のあるところを言及しているだけでしょう。関係ないのです。真実は真実であって、関係ないのです」

忠義 「んー」

240アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:22:06
>>239

隆バーチ 「地球に微生物が生まれ、高等生物が生まれ、犬が生まれ、猿が生まれ、そしてどうして人間だけが生まれませんか?人間も生まれたのです。そして彼らも動物たちと一緒に生活していたのです。しかし、ある気候、ある環境ができた時に、この地上に神の国を造るために、より高度な文明世界から、人間達が続々と飛来して来たのです。彼らは今、あなた方によって指導霊と呼ばれている霊たちなんです。指導霊と言われる霊たちは、高度に進化した霊たち、何世代も進んだ文明に生きてきた霊達なんです。彼らはこの遅れた地球で、本来ならば生活する必要などないのです」

忠義 「それはやはり、飛来してきたというのは、神のご意志によるものですか?」

隆バーチ 「そうです」

忠義 「これは新たな文明をまた築くことによる・・・」

隆バーチ 「そうです」

忠義 「そのサイクルも一段落ついて、我々の人類もまた他の星へ転移する時期が来ておるということも言われておるんですけれども、その兆候は表れておるんでしょうか?」

隆バーチ 「そんなことは気にされないで宜しい。いずれはそうなるでしょうが、あなたには何の関係もないことだと思います」

忠義 「例によれば、この1999年、これが最大の、地球上の悲劇の時期になるというような説を唱える方もおられますが、この時期のことではございませんか?」

隆バーチ 「関係ないです。悲劇などないのです」

忠義 「ご承知のような近代兵器が進んだ今日に、そういう国同士の戦火というものが大きくクローズアップされているわけなんですけれども、それがひとつの転機になるのではないかと言われておりますけれども、そういう兆候はありませんか?」

隆バーチ 「関係ないです。そんなことは、あなたは知らなくてもいいし、私も言う必要のないことです」

241アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:23:12
>>240

忠義 「あのモーリス・バーバネルさんは、もうご他界されたわけですね?」

隆バーチ 「はい」

忠義 「そちらの方に、おいでておるわけですね?」

隆バーチ 「はい」

忠義 「これからあなたは、誰かを通じてご指導下さいませんか?」

隆バーチ 「私の役目は終わりました」

忠義 「あ、終わったんですか?過去五十年に語られたことで、一応あなたのご指導、内容は終わられたわけですね?」

隆バーチ 「終わりました」

忠義 「ああ、そうですか。今後これが、さらに世界規模で、翻訳なり、信心がされるというご計画はありませんか?」

隆バーチ 「私には関心がありません。私は私の役割を終えました。次の仕事は他の者がやるでしょう。生涯があり仕事があります。もうこの地球に余り長く関わりたくないのです。私達にとっては非常に苦しいことであり、厳しいことであり、大変なことであり、できたら避けたいことであるのです。神の命令だからこそやっているのであって、これは非常に苦痛であります。私達にとっては苦痛であります。この地上に今更降りてきて、幼稚なことから話さなければならないということは、私達が常識としていることを常識とも思わず、信じられないことと思っている人達の間に降りて、一生懸命に説得するというようなことは、涙の、涙が浮かび、血が流れるような苦しみであります」

242アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:24:14
>>241

忠義 「そういうことは理解されますけれども、しかしながら、私達は今の時点では、三次元という時間と空間の社会に、これ生を持っておる関係上、一番の疑問な点が、三次元の世界における人間の生き方ということが重要な問題になっておるわけなんですけれども、あなた様は既に高次元の世界の生き方についてお考えなんでしょうけれども、その辺のところに、ちょっと私どもとニュアンスが違うところがあるように思うんですけれども、もちろん私達だって、この世界で楽に、楽しく過ごすことが或いは楽しいかも分からないけれども、これもひとつの命じられた役割として、この社会でこれから苦労していかなければならんという状況を踏まえておるわけなんですが、そういう意味で、ひとつも過ちなく正法というものを人々に伝えると、義務も感じておるんです。誠に心苦しいことではございますけれども、ご指導を得たいと思います」

隆バーチ 「私達としては、アクアラングをつけて、深海に潜って、海の底の魚に地上生活を語っているような、困難さ、苦しさ、できればもう避けて通りたい気持ちです。あなた方は海の底に住んでいる魚なんです。外には太陽が輝き、地上があるんです。それが神理です。けど、地上のことに関心がある魚には語りたいけれど、深海魚に、そういう世界があることをわざわざ語ることの、この苦しさ、悲しさ、虚しさよ」

忠義 「あなたは大変なご努力されて、この地上にあたってご指導されたということであろうですけれども、一方においてはまた、私達の身近な霊の方々は、それこそ大変な時間・・・」

隆バーチ 「大変申し訳ないけれども、最初の言葉とは違うけれども、失礼ながらあなたの幼稚な質問にこれ以上答え続けるということは、私にとっては非常な苦痛であります。申し訳ないが解放させて下さい」

忠義 「ああ、そうですか・・・。それではまた、私達もまた勉強したうえで、またご指導を・・・」

243アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:26:08
>>242

記録はここまでです。

最近は、カルト宗教幸福の科学が引き起こす様々な社会的騒動によって、脱会関係者ばかりでなく一般の方々による教団批判が活発になってきています。

その中では、伝統的既成宗教を信仰する方や、信仰そのものを持たない方も含めて、そもそも「スピリチュアリズム」とか「シルバーバーチ」といったものは全くご存じないことかと思いますが、こと脱会者の場合は、「方便の時代は終わった」とされて以降、黒歴史として封じられることとなった教団最初期の書籍群の全てが、当時ちょうどこの「シルバーバーチ」のシリーズ化が進められていた潮文社でありましたから、入会の時期が早いほど多少なりとも知っているものと思います。

中川親子にしても、自分らの売り込み先として潮文社に仲介を願っていたのは、当然それに便乗しようという魂胆があってのことで、ひょっとしたら初めはこの「隆バーチ」を第一巻の巻頭に置くつもりさえあったのかも知れません。


その様子はご覧の通り、たどたどしい英語で出現し、上から目線で高圧的な言葉を浴びせた後、さんざん愚痴をこぼした挙句に、「やってられない」とばかりに去っていく。

これが「隆バーチ」です。

244アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:27:20
>>243

脱会者、ないしはカルトは否定しても霊的な事柄そのものは肯定的視点から検討されようとする方々にとっては、「スピリチュアリズム」や「シルバーバーチ」への本質的な理解によって、この「隆バーチ」の問題に切り込んでいくこともでき、それはそれで意味のあること、踏む込むべきでない資質の方もおられる一方で、人によっては考察すべき不可欠の課題であるのかも知れません。


私自身も基本的に霊的事柄を否定する者ではありません。ごく普通の日常に一種の習慣として居場所を得ている「霊」に向き合う場面において、自らにその根拠を求めないままでいるような態度では、それでは単なる茶番のようで内心で良しとはできません。
反面で、そうした問題意識はあくまで個人的課題であって、必ずしも万人に等しく求められているものとは考えられないことから、故にいわゆる霊的真理を疑い探究しようとする者には、(ドラマのセリフを借りて)「現象には必ず理由がある」、「仮説は実証してはじめて真実になる」といったような冷静さ、謙虚さが極めて必要であると考える立場です。


そうした訳で、こうした観点からの私なりの考えもあるのですが、ただしその部分を深めていくことは、この資料集の趣旨にはそぐわないことと考えますので、それはまず方々において、または別の機会に期することとして、ここではあっけなく撃沈した「隆バーチ」がどうなったかという経過を追っていきます。


目論見が外れ門前払いを食らった「隆バーチ」ですが、結局これは形をかえて書籍に収められることとなりました。
これまではこの「隆バーチ」のことを知らないわけですから、若干の違和感を持っただけで読み流して済まされていたことと思いますが、この記録をご覧になった後で見返してみると、中川家イタコ芸の作為的な側面がよく分かると思います。

現在は絶版となっている潮文社での幸福の科学霊言本の第一巻「日蓮の霊言」から抜粋します。

245アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:28:39
>>244

六章「シルバー・バーチ霊言集の問題点」

1.魂の本体と、五つの分霊説と群魂説について


善川 「私は最近『シルバー・バーチ霊言集』を読みましたがモーリス・バーバネルル氏を通して語られた過失三十年間における、インディアンのシルバー・バーチという古代霊の語ったところの記録ですが、その内容においては、私の知る限り、大筋においてその論理は、「正法」、「神理」に沿った線で貫かれていると思いましたが、その間に一、二点、まだ納得し難いものがあると思うのですが、お尋ねしてよろしいか」

日蓮 「どうぞ―」

善川 「その一つには、シルバー・バーチは「群魂」説を明らかにし、個々の魂が死後において、魂は魂によって集まるという法則に従って、群魂となって一つの大きな魂、集団の中へ没入してしまうのだ、ということですが、これは、かつて高橋信次先生が説かれた、魂の兄弟、即ち五体の分身説とはかなり異なる意見と思いますが、死後においても魂は個体と申しましょうか、個別の個性霊として各個に存続するものか、或いは一塊の魂群団を造るのか、これはどうでしょう」

「もっとも、その魂の進化程度によっては、或いは動物霊に近いような未発達霊にあっては、一魂の群魂として存続するということは、仮定としては考えられないこともないのですが、この辺いかがでしょうか」

246アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:30:01
>>245

日蓮 「まず言えることは、今の質問は、あなた方の目指す方向には、さほど意味がないということです。 どちらかと言うならば、興味本位に近い質問です。どちらでもよいのです。そんなことは。あなた方は、現在生き、これから生きていく人類のための哲学を作っていくことです。群魂であろうが、分身であろうが、そんなことは言って分かる人は居ないのでありますし、高橋さんは、いろいろ説いたかも知れませんけれど、あまり本質的なことでもないのです。分身があろうがなかろうが、みんな「神」から分かれた魂でありますから、あまり関係ないのです」


「そもそも、創り方がどうであるかということ、みんな一体なんです。すべてが魂の兄弟であり、すべてが神から分かれてきているのです。果たしてそれが五人でできているか、群魂でできているかというようなこと、それは追いおいに、明らかになっていきます。そのためには、あなた方は、もっと、もっとケース・スタディが必要なのです。さまざまな霊たちを通じて、さまざまなことを学んでいく必要があります。それにもう一つは、霊界の法則、霊界の科学法則というもの、まだまだ、あなた方は、基本公式を充分に知っていないために、その公式に基づいたさまざまな現象が理解できない。そうしたことを一つひとつ、学んでいってもらわねばなりません」

「群魂とか、分身、本体ということについて私が言うこと、そういうこともあり得ます。どちらか一つが真理で、どちらか一つが真理でないということでもあります」

「もっと大きな観点に立って、真理が分かった人なら、そうした質問さえ出てこないということです」

「あなたは、まだ三次元的発想にとらわれているんですが、残念ながら私は、あなたにそれを充分に理解させることはできません」

「なぜなら、あなたはそちらの世界に居るからです。あなたが私たちの世界に来たならば、そういう質問も出なくなるのです」

247アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:31:23
>>246

2.人類の起源はどこからか。円盤による転移か 進化論によるか


善川 「いま一つ問題点として残り、納得しかねることは、人間の起源についてでありますが、一体人間は、どこから来たのであるか、或いはまた何から進化してきたものであるか、という点です」

「一つには、人間の魂は、神によって神に似せて創られたものであって、この地球上に現われたのは今から数億年前に、他の惑星から何回か集団で円盤により飛来したものであるという説と、いま一つには、進化論が説く、最初はアメーバから、魚類、両生類、爬虫類へと進み、哺乳類から漸次進化して今日の人類の祖先に至ったとする説。その肉体の進化過程において魂もまた進化してきたものであるという考え方をとる両論がありまして、シルバー・バーチをして語らしめているハイ・スピリットの意見としては、後者の進化論をとっているようでありますが、果たして、前者説による他惑星からの転移説が正しいのでしょうか。それとも後者の蓮化論が正しいのでしょうか、お伺いします」


日蓮 「これも、私は、単純に今、結論を申しません。なぜなら、あなた方は、ひじょうに単純にものごとを考えすぎる。これしかない、と考えてしまうというところがあるから、もっと勉強してみてください。もっと動物霊なら動物霊、或いはいろんな人間がおりましょう。霊たちと接している時に、段々に分かってきます。″日蓮″が言ったら信じるわけですか。私が「進化論」をとれば、そうなんてすか、私が反対すればそうなんですか、どうでしょ・・・?」


善川 「それはそうですがまあいずれにしても、このシルバー・バーチの説く法は、合理性が高いように思われるわけなんです」
「例えば、何百、何千万、或いは、何億という人間が、肉体を持って異星から転移してきたというようなことは、およそ考えられないような状況なので、あなた方一部の人びとが、いわゆる光の天使といわれる方々が転移してきて、後は下等動物から進化してきた人間、或いは堕落すればまた、元の動約霊に返されるのだというような人間がいると、理解されるのですが」

248アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:33:04
>>247

日蓮 「どちらに答えても、やがて後世に害を及ぼす答えとなってしまいます。どちらに答えても害を及ぼす答えとなります」

「もし、私が今、進化論をとり、それに賛同することを言うならば、あなた方は、いろいろな宗教の排撃をうけることになります」

「もしまた、進化論を排除して、円盤飛来説をとるなら、さてまた困ることがいろいろと、起きるでありましょう。私たちは、そこまで考えております」

「それと、もう一つは、今の質間は、菩薩には、間係のない質間だということです。これは私の上にある「法」なのです」


善川 「それは、そうでしょうけれども、私たちがこの現象界に生存することの根元的な起源の証を求めたいという心は、私ならずとも、人として自然の願いとなるのではないでしょうか」

日蓮 「では、どちらを言えば、あなたは納得するんですか」

善川 「私はやはり真実性があるとすれ・・・」


日蓮 「どちらでも結構です。あなたがそう思えば、そう思ってくたさい。進化もあれば、移住もあるんです。当然のことです。そんなことは、大人が目くじらを立てて言うようなことでもないし、言ったところで証明ができることでもないし、世の人びとを納得させることができるわけでもないのです。 

「どうでもよいのです。そんなことを言っていると、SFかなんかのように思われて、あなた方が眉つばをつけてみられるのが落ちです。あなた方、一方においてはキリスト教会と全面戦争するつもりはないでしょう。止めておきなさい」


善川 「しかし、いま一点、これだけはどうしてもはっきりと明らかにしておかなければならぬ問題としては、私は人間の輪廻転生の法則というもの、これは神がわれわれ人間に、厳然と課しておられる霊的進化の法則だということを」

日蓮 「言わねばなりません。当然のことです。もうそんなことは、あなたが考えて、あらゆる機会に、あらゆる表現方法で人びとに説きなさい」

249アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:34:20
>>248

3.過去のことは歴史学者にまかせておけばよい、要はこれからの人類がいかに生きるかにある

日蓮 「要は、こういうことです。地球の歴史は、たかだか三十億、四十億年です。それ以前にも「神」はあり、神の分けみ魂があり、人類に相応するものは、あったということです。しかし、地球ができてから、地球にも生命が誕生したということ、この二つを考えてみるならば、結論は見えるはずです。しかしそれは証明ができない。あなた方には、証明の材料はないのです。私が言ったところで、権威もないのです。それをどうとるかは、あなた方のご自由です。しかしながら、本質的なことでないと、私は思っているということです」


「円盤で来ようが、進化しようが、いいのです。どちらでも。それは、歴史学者みたいな、魂の歴史学者にまかせておけばよろしい。あなた方のやるべきことは、既に済んだことではなくて、これからの社会をどうするか、ということにあります。一生つくしても時間は足りないんですよ」


善川 「そういう意味では、先般インドのマハトマ・ガンジー翁から、これから二十一世紀に向かっての世界の政治経済のあるべき姿等についてご意見をお聴きしましたが、今後も、政治経済担当の天上界の諸霊からのお教えを伺いたいと思っております」

250アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:35:50
>>249

日蓮 「私の言いたいことの本音が、まだあなたには分かっていない。例えば、進化論というものをとって、人間は動物から進化して、そこに魂が入ったものだと考えるとしたら、あなた方の宗教もそういった一つの宗教になってしまう」

「これを論証するために、さまざまなことを、やっていかねばならぬようになるのです」

「円盤飛来説をとったら、また、この論証もできないのです。これもまた敵を一杯つくります。そういう証明できないことのために、わざわざ問答を起こし、論戦を起こすよりは、もっと建設的なことのために、力を使いなさいということです。そんなことは、どちらでもよいことなのです」

「また、魂の進化論をとったら、動物から人間に来たと、あなた方が言ったら、それはまた、さまざまな宗教者たちとの軋轢を起こすでしょう」

「円盤飛来説もまた然りであります。これもまた、あなた方が言っていることが、絵空事であって、全然根も葉もないことだというふうに、言われるようになるのです。それがもう見えているのです」

「あまり気にされないことです。本質的なことでない枝葉に、あまり入らぬこと。枝葉の争いで、さまざまな、将来あなた方の意見を信ずるべき人が、それを聴いただけで信じなくなるような、そういうような枝葉の争いは捨てておくことです」

「そうではないですか、地球が無い前だって神はおられたし、神の魂、神の創られた生命というものは、宇宙にあったのです。あたりまえのことです」

「地球が出来た時に、すべての生物が地球に飛来しかわけではない。地球を一つの霊場として、いろんなものが生まれたのはあたりまえです。考えれば分かることです。けれども、そうしたことに深入りすると、違った道に進んでしまうということです」

「円盤飛来説を言っても、証明できません。絶対にできないのです。しようがないんです。それを聴いただけで、アレルギーを起こす人が出てきます。進化論にして然りです。俺は、ゴリラから出てきたのかという人が出てきます。宗教家の中で、それだけで、あなた方が説いていることすべてが、否定されるようなことも出てくるのです。そうであるなら、そうしたことにあまりかかずらわないことです」

「そもそも、この地私自体が、「神」の生命から生まれたものなのです」

「他に何かあなたの意見があって、私に、いま少し聞きたいということはありませんか」

251アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:37:12
>>250

善川 「まだ、 いろいろ考えてみたいこともあるのですが、今は、特にありません。今までのお訓えを静かに、自分自身の中で、充分咀嚼してみて、私自身の血肉としていきたいと考えますの・・・」


日蓮 「結構です。結構です。それが私の願いでもあります。私は、まだまだあなた方が選択のとれるような言い方をしているんです。私としては、こうしなさい、ということが言いたいのです。けれども私は、それを言いません。あなたが、いろんな選択のとれるような言い方をしているのです。それも斟酌しておいてください」

「先程も申しましたが、「日蓮」がこう言ったから、あなた方がこうしたというのはできるだけ避けたいのです。根本的な精神論、規範論については、私の意見を申しましよう。しかしながら、あなた方の行動の中において、いちいち私が具体的な指針を出すことは、これは避けるに越したことはないのです」

「そうしないと、くどいようですが、これはもう何年も前から、私が繰り返し言っているように、あなた方自身の学習と自らの体験によって獲得した、神理把握の力とはなっていかないからです」


善川三朗著「日蓮の霊言」六章 潮文社

252アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:39:14
>>251

「シルバー・バーチ霊言集の問題点」とタイトルしながら、まるでシルバーバーチとは全く関係ない奇妙な内容ですが、前出の「隆バーチ」と見比べて頂くと、どうしてこのようなものになったのか、その訳がよく理解できると思います。

先の「隆バーチ」にケチがついてお蔵入りのボツとなったため、その霊役を日蓮にすげ替え焼き直して掲載したからで、意識的、作為的な操作のなされたものです。


佐野眞一氏の記事の一説に、「そのテープをもとにした「日蓮聖人の霊言」が出版されたことを知った近藤は驚くと同時に」とありましたが、有田氏の取材にあったように、送られてきたテープの数分しか聞かずに送り返した近藤氏が、なぜその本がそのテープを元としたものと言えたかというのは、自分のところに「シルバー・バーチの霊言」として送られてきたものが、「日蓮の霊言」にすり替えられて掲載されていることに気付いたからでしょう。


もしも「隆バーチ」をそのまま載せていたら、すくなくともスピリチュアリズム系からの読者の取り込みには完全に失敗し、すべり出しは難航していたことと思います。

最近の、もう何でもあり状態のイタコ芸からすれば、ダメ出しを受けて引っ込め、看板だけ差し替えるなど、いかにも駆け出しの頃のいじらしさも垣間見えますが、当事者のためを思ってなされた助言は、その真意とは裏腹に、結果的にカルト立宗にはプラスに働いてしまったのかも知れません。

253アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:41:06
>>252

「日蓮の霊言」六章の冒頭で、「私は最近『シルバー・バーチ霊言集』を読みました」とあり、「隆バーチ」の中でも忠義が、「最近あの日本の桑原氏、またその他の方のご紹介によって、あなたの霊言集というものが紹介され」と言っていますが、中川親子が読んでいたのは潮文社から出ていたシルバーバーチの本のうち、桑原啓善氏の「シルバー・バーチ霊言集 (二十一世紀のためのバイブル)」の一冊だけです。
これは徳島にいた頃、八万町千鳥の善川の家の書棚で確認しています。


これは1938年初版の、A.W.Austen氏による「Teachings of Silver Birch」の桑原氏による和訳ですが、原書の雰囲気とはかなり趣が異なり、同時期に既に数冊出版されていた近藤氏による他の翻訳版と比べると、没個性的でダイジャスト的仕上がりになっていて、中川にしてみれば手っ取り早く「霊言集」とあるからそれだけで良いと思ったのでしょう、例によっていつもの如く、お粗末な上辺だけの浅い理解で語ろうとして馬脚を現すという、そうした態度が「隆バーチ」の出来の悪さに如実に表れており、血筋と言っていい中川家の詰めの甘さは、この頃からのものであることを物語っています。

254アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:42:30
>>253

また、不自然に付け足された内容を見て行くと、「隆バーチ」の質そのものを否定されたのに、当人たちは自分たちの霊能は本物と思い込んでいるから、宇宙人説がいけないとでも考えていたようなフシが見受けられます。


大川の「方便」とは、今では後々何か都合が悪くなった際に、盲目的追随者である信者の認知的不協和を眩ますための会内でしか通じない設定変更時に用いる場合が主ですが、こうした操作を見ていると、元々のその本質というのは、恐る恐る読者の反応を確かめながら立宗に向けていく過程で、ある程度世の中に受け入れられないうちは、拒否反応が出そうな突飛な部分は抑えつつ、猫を被って聞こえの良い言葉で支持を集めて行くということであったと言えるようです。


「方便の時代は終わった」というのは、幹部からの報告を鵜呑みにして現実を見誤った愚かな裸の根本仏が、自信たっぷりにもう世の中にすり合わせる必要はないとして、抑制してきた自らを主とするカルト思想を全開カミングアウトしたということでもあり、「偉大なる常識人」を投げ捨てた態度は途中からおかしくなったと言うより、本人にとっては気分良く本来の自己表現ができるようになるための宣言であったということです。


2011年には大川隆法『宇宙人との対話』が世間の嘲笑の中で第20回トンデモ本大賞を受賞しましたが、ウンモ星人の種はカルト宗教幸福の科学の発足以前の昔から、既に中川隆の中に存在していたのです。

255アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:44:20
>>254

脱会者が続出し、信者も疎らにしか寄りつかなくなった支部では、今ではすっかりこのような説明も囁かれています。

「法身のエル・カンターレと、応身の大川隆法総裁は別の存在」なんだと。

あくまで一体。宇宙の根本仏が身を纏ったものという教団本部が唱える教義とは異なっていますし、自己の存在を蔑にするそのような言い方は大川自身が認めないでしょう。
しかし現場では、数々の失態や愚行によって、もはや大川の権威は地に堕ち、疑念が確信に変わりつつある信者の引き留めに、そのような解釈がまかり通る状況になっています。
全ては教団にしがみ付き禄をはむ職員自身の保身のために。

いっそ心臓発作の時に死んでくれていれば、過去のボロを出していない時期の遺産にすがって細々とでも食いぶちくらいは確保していけただろうにと、大川の身の破滅が少しでも早く訪れてほしいと願っているのは、脱会者ではなく職員自身のようです。

けれども時既に遅く、よくぞここまで派手に壊れてくれました。
大川隆法が、仏陀でもエル・カンターレでもなく、ただの中川隆でしかないことを証明してくれたのが、他ならぬ彼自身なのですから。

256アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:47:45
>>255続(終)

もうひとつ別に、余談として、今回「隆バーチ」と「日蓮の霊言」を見比べていて新たに感じたことがあります。

潮文社での善川のシリーズ、この日蓮以降の書籍では、章ごとに「霊声者○○、対話者○○」といった記載がありますが、この「日蓮の霊言」では、まえがきに「本書での霊声者は大川隆法、質問者は、善川三朗に、富山誠の両名です」と一文が入っているだけです。


「隆バーチ」の様子も参考にしながら内容を追っていくと、基本的に善川を相手に対話形式でなされたものは確かに大川のイタコによるものであろうということは推察できますが、そうしたパターンを基準にすると逆に異質な部分も浮かび上がってきます。


対話形式の際の大川日蓮のボリュームのない薄っぺらさから比べると、分量、内容共にまとまって整理されている箇所があります。あとがきの中には、「主として霊言によるものと、筆者の霊聴、自動書記によったものなどである」と書かれているので、こうした部分が彼らの言う「霊聴、自動書記」、実質的には作文によるものと思いますが、その顕著なところは対話者が富山こと隆の兄の中川力によるものでした。


中川家のイタコ芸は、初めは父の忠義と長男の力によって行われていたことは親戚による証言があります。
それが根本的に本物かどうかは別問題ですが、中川家の中での霊能発揮は兄の力の方が先で、しかも兄は京大の哲学科を出ていますから、自ずと父の忠義や隆よりも知識は豊富であったことでしょう。


家内製霊言事業に嫌気がさして、学習塾の仕事に抜けるまでは、特に初期の段階は兄の方が思想的軸になっていて、対話者が富山になっている部分というのは、ひょっとすると富山ひとりのイタコと考えることもできそうです。そうなると「人生は一冊の問題集」という教団内における数少ない売り文句も、大川でなく富山によるものであったということになります。


このことについてはあくまで想像の域を出ませんが、「方便の時代の終わり」に、初期の霊言の中でも特にこの「日蓮の霊言」の封印に拘ったのは、傍から見れば所詮カルト本の類にすぎぬ代物でも、当事者にとっては完全な自分のオリジナルではないというところに理由があったのかも知れません。

>>225->>255

257アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:18:09

大川隆法の偽りの生年月日については、これまでも何度となく取り上げられてきましたが、近頃でも脱会者さんブログで扱われているのを拝見していて、大川や教団の不実に目覚める人が後を絶たない現在、そうした方々のために既出のものでも様々な箇所で拡散されていくことでの有益性を改めて感じました。

みろたんのブログ http://ameblo.jp/purasenta123/

オーケーのブログ http://ameblo.jp/oklucky/

私がこちらの資料集①、②に投稿した記事なども含め、方々それぞれに色々と工夫して転載下さっていて、たいへん読みやすくされ、コメントに対する共感から意を強くされる脱会者の方も少なくないのではないでしょうか。

私自身も、皆さんの受け取り方や着眼点から、色々と考えさせられるきっかけになっています。

せっかくなので、こちらでもそれを掘り起こし、少し加筆しつつ再掲したいと思います。


こちら「したらば」で大川隆法の偽りの生年月日に触れたのは、資料集①の>153、2010/09/24(金)です。
(以下、該当投稿の一部を修正抜粋)

ウィキペディアを見ていて、ちょっと思い出したことがありますので記録します。
中川隆の誕生日は1956年7月7日となっていますね(さらに確か7時7分7秒とか言っていましたが)。
実はこれ誕生日ではありません。単なる登録日なんです。


彼は川島町の中川家にて産婆さんの手によって取り上げられています。
病院ではないので、正確な時刻など記録されていませんし
それどころか役所への届け出も親の都合の良いタイミングで行くわけですので、日付も好き勝手できたそうです。


現在の常識的には考えにくいことですが、当時の田舎町にしてみたら特別不思議のないことだったようです。
ちなみに父親の善川も同様に産婆さんによって取り上げられたので同じ状況であり、そうした点からも不正という意識ではないのです。


では、いつ生まれたのか?はっきりした日時は不明ということになります(6月下旬だったらしい)。
これは父の善川と、母の君子の会話によります。
善川は少しバツが悪そうな表情でしたが、君子女史は無邪気に語っていました。
当時の地元の会員は苦笑いで聞いていましたね。

258アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:20:58
>>257

上記は、顧問付秘書として徳島在勤時代に私が直接善川(中川)夫妻から聞いた事実からお話していますが
ネット上にて大川隆法の偽りの生年月日について指摘されたのは、これ以前にファルコンさんによるものがあったようです。

それに対してすぐさま、信者(または職員)によって当然のごとく捏造だとの大合唱がはじまりますが
皮肉なもので、そうした信者側のログがファルコンさんによる指摘の内容を要約して伝えてくれています。


ファルコン氏いわく
「総裁の誕生日は実は7月6日で」
「7月7日生まれと記してある書籍も絶版にしまくったわけで」

新ファルコン告発集 http://antihsno1.blog28.fc2.com/



そして上記のような指摘をした後、あえて沈黙を守っていたファルコンさんでしたが、それは別ルートからの証言によって自らの告発内容の真実性を示すチャンスが訪れるのを待っていたということで、それがたまたま私の投稿であったようです。

614 :ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 :2011/01/30(日) 19:14:17 ID:U+zb4WWU

大川の誕生日は7月7日じゃないよ。
この情報の根源は大川隆法の実母 中川君子さんだよ(ようやくこれを書けるところまで来た)

彼女は常々周囲に言っていたんだよ。
あの子の生まれは7月7日じゃないって。


それを「まだ退職金を貰っていない」理事から聞いたんだから
根源と伝達ルート秘匿してわからないように書くに決まってるやん。そういう約束なんだからww
理事に報告した職員はまだ洗脳バリバリだったんだからバレるだろうがww

259アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:24:09
>>257->>258

私の秘書部警護課への入局は91年8月。警護課がその10月に解散になりサービス部に転属。東京南部の目黒支部、西部の武蔵野支部、北部の新宿練馬支部を渡り歩き、92年の3月に秘書部に再召集され徳島に着任。翌年の1月に任務を解かれたチャンスに退職して、さらに脱会しています。 同じ秘書(宗務)でも、ファルコンさんが勤めていた時期とでは全く接点がありません。

それにファルコンさんが職務の中で収集された情報として、数年前に7月6日という暴露を既にされていても、私は君子さんから直接聞いた6月下旬という事実をそのまま明かしました。 もしこれが捏造なら、数日の差異など無視して、この情報に乗っかる方がよほどシンプルでしょう。

どうしても信じたくない狂信者は論外として、常識的思考力をお持ちの方なら、双方の情報入手ルートの性質から、その日時の差異も含めて、むしろ客観性が補強されたと認識できるはずです。


そしてこれらのことから、もっと深い事実を読みとるべきです。
大川の誕生日が実際は何日かなどは本質ではありません。
どのみち今となってはホントはいつだったのかさえ分からなくなってしまったのですから。


事の本質は、総合本部の幹部や職員達、四国の関係者も実は少なからずこの事実を知っているということです。
こうしたウソを知り、中にはさらに大川に微塵も神性など認めていないにも関わらず、その事実に蓋をし、隠し、信者を騙し続けている連中が大勢いるということです。


そして大川自身ですが、下記のようなことを言っています。

「名誉顧問のもともとの寿命自体(天命)は82歳まででした。
生年月日は1921年11月20日なので、満81歳と9カ月での帰天でしたが、名誉顧問が生まれたときに、父親が出生届を役場に出すのが遅れたらしいので、実際には満82歳ぐらいにはなっていたようです。
昔は、なかなか届を出さずに放っておくことが多かったので、数か月ぐらいの誤差はあったのかも知れません」
大川隆法「復活の法」P314(数字は漢表記から変換)


どうやら大川自身も分かっていたようです。
今では自分でも7月7日と思い込んでいるのかも知れませんが、こうして見ると元々は自分の生年月日も同様に届出がなされずにいたもの(意図的に仕組まれたもの)と、どこかの時点で知らされていた可能性が濃厚ですね。
狂祖は無邪気にトチ狂い、職員は敬虔を装いつつ大川にも信者にも舌を出しているような化かし合いがこのカルト宗教幸福の科学の縮図であり、奴らは確信犯だということです。

260アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:39:25

前スレ>>257でも紹介した脱会者さんブログの中で興味深い記事を読ませて頂きました。

ブログ主さんが記録されていた大川の法話メモですが、他の脱会者の方から断片的に伺っていた話と一致し資料価値があると思いましたので、引用させていただきつつ私の知る部分で補足を絡めておきたいと思います。
(以下、法話メモ)


最後の名古屋支社時代の85年頃のこと、一年後に東京本社に戻った時点で、アメリカかドイツの駐在員になって、数年間日本に戻れなくなることは、ほぼ確実だったので、その時点では、退社して、独立できるだけの経済的基盤を、つくっておかなければならなかった。

しかし、年初に御尊父と実兄がスタートした“失敗確実”の塾は、坂道を転げ落ちるがごとく、倒産への道をまっしぐらに進んでおり、御尊父からは、「銀行融資を受けたいので、商社の財務マンとして、連帯保証してくれ」と頼まれたが、それは、今後二十年間は会社を辞められなくなることを意味していた・・・。


しかし、実家の方では収入はなく、借金が着々と進行している状況でした。
毎日毎日、累積赤字が、五、六十万円から百万円ぐらいずつ、どんどん積み重なっている状況だったので、もう“真っ青”でした。

そして、「親子兄弟の縁を切るぞ」と脅されたので、しかたが無いと思い、「連帯保証人にはならないけれども、独立資金としてためていたお金の三分の一を出す」ということにしました。


父や兄は、「そのお金は必ず返すから」と言いましたが、私のほうは、全然信じていなくて、「絶対に返ってくるはずのないお金であることは分かっているから、借用書などは要らない」と言いました。

父や兄は、「そんなことはない。私達を信用しろ」と言っていましたが、私は、「絶対に返ってこないだろうから、寄付する。ただ、独立資金の全額を寄付したら、私はもはや独立できなくなるので、申し訳ないけれども、三分の一しか寄付できない」と言ったのです。


独立して一年ぐらいは、所持金で食いつながなければいけないので、ためたお金の三分の二は、独立資金として残しておく必要があったのです。

実際、1986年7月に会社を辞めてから、一年間は無収入でした。無職ではありませんが、浪人の様な状態です。

とにかく、一年分の“兵糧”だけは何とか確保しておかなければなりませんでした。私は、「一年あれば、何とか歯車を回せる」という自信はあったので、「一年だけ、何とか持ちこたえなければいけない」という考えで、まさしく「背水の陣」を敷いたのです。


したがって、「もし私が失敗したら、全滅になる」という状況でした。そうなった場合には、霊言集があるけれども、もしかしたら、悪魔が総がかりで攻撃してきていたのではないかと思ったかもしれません。それほどの破滅的な結果が来る可能性があったのです。

そのような非常に苦しい時期でした。

(ここまで)

261アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:41:54
>>260

善川が他界して、さらにしばらく経った後のものなのだろうと思いますが、例によって自己愛的な変質者らしい自分語りです。
大川隆法というのは他者を辱めることなしには、どうしても自分を高めることができないようです。

それも客観的事実の解釈の問題というレベルでなく、嘘、妄想による自分史の捏造なのですが、しかし大川自身の中ではこの自分史があくまで本当のこととして認識されているのでしょう。
それは人格障害ゆえの症状であり、こうしたものを見るにつけ大川隆法というのは、つくづく中身が空っぽな存在だと改めて分かります。


大川にとっては、自分の空虚さ、自己愛を満たすための道具である盲目的信者にだけ通じれば良いのですから、このことに限らず全ての面において、初期設定とか細かい部分での事実関係の整合性への配慮など、もはや関係ないということなのだと思います。


大川の親類縁者には信者はいません。
実母の君子さんでさえ、大川への信仰などありません。
上記のような話を聞けば、既に疎遠になって今更とはいえ、呆れて失笑されることでしょう。


兄の富山誠こと中川力が開いていた学習塾「太陽塾」は、徳島駅近くの新町川橋詰にあるビルの3階にありました。
ここは中川力が授業中に脳卒中により倒れて入院生活に入り閉校せざる終えなくなった後、しばらくの期間をおいて教団の事務所(四国本部・徳島支部)として使われることになります。

この物件は、太陽塾開校から教団事務所になったあともずっと、賃貸契約は善川三朗こと中川忠義個人が行っていました。
私は契約更新のために同行した際に、そこが以前は学習塾の場所だったことを知り、当時支部事務所として利用することについては、あくまで貸主と善川との個人的な信頼関係が条件になっていて、教団としての契約は拒まれていたため、賃料が善川の口座から支出されていた訳を理解しました。


太陽塾が閉校し、やがて教団事務所として再開するまでには数年の期間があります。
仮にどこかの時点で隆からの単発的な資金援助を受けたことがあったとしても、大川自身が教団草創期に原(小笠原)さんや関谷さんなどの献身的な支援がなければ生活できなかった貧しい境遇の時期でも、この物件は忠義によって貸主の信頼を損なうことなく契約が継続されてきていたという事実があります。
そればかりか、この頃は長男の長期入院という事情もありますから、忠義は日常的にもっと多額の出費を余儀なくされていたことでしょう。


それでも賃貸以外に、忠義は川島町には駅近くの白いモルタル2階建ての住居と、少し離れた所にもう一軒、それ以前に住んでいた古い木造2階の家屋を処分することなく保有し、抵当にも入っていなかったはずです。

262アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:45:26
>>260->>261

潮文社の霊言集の印税収入が入りますが、それもたいした額ではありません。
長男が入院してしまい、結果的に将来に渡って堅気の収入の見込みが立たない不安はあったでしょうが、実際のところは県の畜産会勤務を通じて忠義が第一勧業銀行と阿波銀行に蓄えていた預貯金と、自宅での君子さんの理容の仕事の頑張りとで、厳しいながらも何とか家計は維持できていたのです。
それから、もっともらしく忠義のことを語るならば融資を頼むのは銀行でなく、まずつながりのあった商工会と言うべきだったでしょうね。


逆にそんな状況でも、君子さんは大学入学のため上京してからずっと欠かしたことがない隆への仕送りをし続けたことを話していたくらいです。
隆の詩集や週刊誌の記事などに、大川の普段着の写真が載っているものがありましたが、あの「いかにも」という感じの服装センスは、それらがいつも君子さんプレゼンツによるものであるからで、結婚して恭子が揃えるようになるまで続きます。


なんとなく胡散臭いなぁという大川の自分史に覚える感覚的な疑念は、こうした事実関係から明解に整理できますが
そうしたことまで考えなくても、隆の騙りそのものでも既に破綻してもいます。

忠義も力も隆も、「イイシラセ」で霊言受けて直ぐにアラハンの悟り得たはずではなかったかと。
そうして「高級霊」と名乗るお歴々との対話を通じて修行に励み、人類救済が使命と豪語していた人間らが実はー

>「親子兄弟の縁を切るぞ」と脅し。。。

>父や兄が「そのお金は必ず返すから」と言っても全然信じられなくて。。。


サイテーの家族じゃないですか!?
そしてー

>「もし私が失敗したら、全滅になる」。そうなった場合には霊言集がある。

結局、「霊言集」は「食いぶち」という本音ですね。
これでは信者以外にはまったく通じず、お粗末過ぎて話になりません。

264アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:26:58

平成12年(2000年)に起こったこの事件、ここ数日2chを賑わす話題になっていますが、今更ながら教団側の釈明、信者の理解には痛々しいものがあります。
こちら資料集には詳しく残していませんでしたが、思い出した事もあり、良い機会なのでちょっと扱っておくことにしました。

『深夜帰宅途中の女性襲い下着奪う 宗教法人職員を逮捕 』(朝日新聞)

帰宅途中の女性を襲い、身につけていた下着を奪ったなどとして、警視庁捜 査一課は21日、東京都品川区東五反田5丁目、宗教法人「幸福の科学」職員 梶ケ谷学容疑者(34)を強盗傷害、強制わいせつの容疑で逮捕したと発表し た。

都内では、品川区や目黒区を中心に今年1月から同様の被害届が45件に上り、関連を調べている。

調べでは、梶ケ谷容疑者は7月21日深夜、港区白金台のマンション1階のエレベーター前で、帰宅してきた女性会社員(25)を背後から襲って引き倒し、首をねんざさせるなどのけがを負わせたうえ、下着を脱がせて奪った疑い。

逮捕された時、梶ケ谷容疑者は女性の下着3枚を持っており、自宅からも、女性の下着が約100枚出てきたという。

梶ケ谷容疑者は「おとなしくしていれば何もしないから」などと女性を脅して下着を脱がし、持ち去っていたという。

265アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:28:12
>>264

『女性パンツ脱がせて奪う「幸福の科学」職員の変体不幸』(週刊新潮2000年9月7日号)


若い女性を襲っては、下着を脱がせて奪い去る変体男。掴まえてみればナンと「幸福の科学」の職員だった。
これまで集めた”戦利品”は100点にも上るというが、彼を駆り立てたものはいったいなんだったのか。
 この”着用中パンティー連続強奪事件”は、今年の一月末から始まった。
「犯行現場は、東京都内、JR五反田や目黒駅に近い住宅地です。(中略)」と全国紙の社会部記者。

「手口はいつも同じ。好みのタイプの女性に遭遇すると、その後を尾行。スキを窺って背後から忍び寄り、いきなり押し倒す。
片手で女性の口を押さえ、もう一方の手で股間をまさぐるのです。強く抵抗されると、パンティだけ剥ぎ取って逃げたそうですよ。」

ようやく犯人逮捕に至ったのが8月19日の未明。外出先からマンション2階の自室に戻った主婦(27)が、1階から「財布を落としましたよ」と声がするのを聞き、下りた途端に背後から襲われた。

「”俺は彼女がいないんだ。大人しくしていろ。パンティだけでいいから”と脅された。主婦は110番通報。
直ちに緊急配備を敷いた警察が、”目の大きいハンサムな顔立ち”という犯人像そのままの男を発見。
女性用パンティ3枚を隠し持っていたいたためその場で逮捕しました」(捜査関係者)

男は梶ヶ谷学(34)。警視庁によれば、被害に遭った女性はわかっているだけでも45人にもなるという。

「その日の午後、梶ヶ谷が住む東五反田にある”幸福の科学”の職員寮に家宅捜索を行ったところ、

彼の部屋から女性のパンティのほかに,パンストや靴下などが出るわ出るわ、計100枚。

あまりのことに10名強の捜査員からどよめきの声が上がったほど。
ブラジャーはなく、9割以上がパンティーでした」(別の捜査関係者)
かつて経験したことのない妖しい匂いが部屋に立ちこめていただろう。

266アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:29:26
>>265

大川総裁の運転手?

「あの人は色白で端正、上品な印象で、とてもそんないやらしいことなどしそうにない二枚目でしたけれどねぇ」
 こう驚きを隠さないのは、梶ヶ谷容疑者が住んでいた寮の近くに住む主婦である。
「大川隆法さんでしたっけ、総裁とか仰るあの方の運転手をされていたようで、
小学校に通う2人の子供の送り迎えをしているところもよく見かけました。目が合えば必ず黙礼を返す律儀な人でしたよ」

 一方、近所の女子大生は、「幸福の科学の寮には、20代の若い男女が20人ほど住んでましたが、寮といっても一戸建ての共同生活。
大量の下着が男の部屋にあったのを、他の職員が知らなかったわけがないでしょ。もう、想像するだけで鳥肌が立ちますッ」

梶ヶ谷容疑者は埼玉県生まれで、高校卒業後は父親が営む理髪用ハサミの卸会社に勤務し、平成8年春には結婚して女の子も恵まれた。が、2年ほど前に妻子と別居。現在は離婚調停中だという。

幸福の科学の運転手として雇われたのが昨年10月のこと。
「娘と別居してから、ずっと音信普通でしたけど、まさかあんな事件を起こすとは」と、言葉少なに語るのは、梶ヶ谷の妻の実母である。

「彼の実家は天理教の集会所なんです。ご両親も信心深い立派な方。

3人の息子さんのうち、末っ子の学さんと次男さんが天理教を抜けて幸福の科学へ走ったそうです。

娘は宗教に無関心で、それに付いていけませんでした」

信仰厚い家庭環境で育った男が、なぜかくもハレンチなマネをしでかしたのか。

「米国では、清教徒の子供に性犯罪者が多いとも言われています。
性に対して抑圧的な環境から性犯罪者が生まれるケースは多いのです」と語るのは、心理学が専門の福島章上智大学教授。
「容疑者はフェティシズムとサディズムが混在した性倒錯者で、女性を征服し、戦利品を勝ちえたことで興奮と満足を覚える。
通常の性交渉に満足できずに、偏執的な行動へと及ぶそんな彼らも、普段の生活は以外に健常なのです」
性倒錯者の”幸福の科学”は面妖極まりない。

267アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:37:42
>>264->>266

この事件の火消しに、教団は梶ヶ谷を即刻解雇し、信者の動揺を鎮めるために当事者を信者でも職員でもない雇われ運転手と言っていたようです。

この例によってお粗末な話を見ていてちょっと思い出したことで、フライデー事件の真っ只中、前線基地という扱いで活動の中心になっていた中野富士見町のビルに詰めていた頃のことですが、秘書部に一通の便箋が届きました。
中には自らが正会員であること、そして秘書部警護課に採用して下さいと書かれた手紙と履歴書が同封されていました。

運転技術に相当自信があるとも書いてあるだけあって所持免許はオールビット、さらに小型船舶と確か単発ピストンのヘリの免許まであったように記憶しています。
当時の秘書部の男性は秘書課6名と警護課7名で、フライデー攻撃を始めて人出が足りない状況になり増員も検討されており、通常であればそうした飛び込みは扱わないものの、その時は秘書課長が履歴書を持って主宰室に伺いに入りました。

しかし、結果は不採用。理由は「波動が悪い」とのこと。
警護課主任のYUさんが残念がっていたのを記憶しています。


私がいた頃の本部職員の採用の際は、総務が会員リストからあたりをつけて支部活動の状況をリサーチして直接に打診し、担当局長の直接面接、本部長によるチェックのうえ、履歴書を含めた稟議書が主宰に上がり最終的な判断がなされるのが通常の流れで、採用されると入局日には直接主宰から辞令交付がされ、また履歴書は四国の顧問にも送られていました。

運転業務に就く可能性のある者は、まず秘書部長と秘書課長による実際の乗車チェックがあり、警護課の場合はさらに就任前に2週間の合宿訓練もありました。課長や主任に認められないとハンドルを握る資格を得られず、またせっかく認められて車両を任されても、主宰や補佐の気分(波動が悪いの一言)で簡単に降ろされるばかりか、わずか数日で秘書部から消えた職員も少なくないほどです。

ですから信者でも職員でもない雇われ運転手などという言い訳はありえません。それなら随分とユルイ選考になっていて、当時から既に組織は退化(崩壊)していたということでしょうか?少なくとも今よりはまだマシな体裁を繕えていたはずです。
秘書部が宗務と変わろうと在り様は同じでしょう。邸宅にアクセスし易い職員詰所にいたということは、紛れもなく彼が秘書役の本部職員であることの証です。


そして大川隆法は目の前のパンティー連続強奪犯に気付かなかったというこという、極めてシンプルな事実なのです。

268アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/22(金) 11:48:42
>>267

細かいことですが、ちょっと間違いがあったので訂正しておきます。

>所持免許はオールビット
これは「フルビット」が正しいですね。すみません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88

話のついでに、警護課主任のYUさんもフルビッターでした。
初期のものでタイトルは忘れましたが、大川本の中に登場したことのある元空挺隊員で
とても高潔で尊敬できる方でした。

ですが、YUさんが小澤理事長の仲介で女性職員と婚約が決まった直後のこと
ある日「ピンク波動が出ていると」と、突然の配置転換。

そもそも、宗教団体であろうがこんな人事異動がまかり通るなど異常そのものですが
卑猥な脳内妄想をしていたのは、他ならぬ大川隆法自身なのです。
また、婚約者の女性職員が自宅秘書(実質は家事手伝い)歴のある方でもあったので
これまでの大川の行状を見れば、それに嫉妬も絡んでいることは容易に想像がつきます。

>267の最後の一文もタイプミスがありました。
ここで合わせて加筆修正しておきます。

ピンク波動などと言って、それまで献身的に自分を護ってくれていた人を問答無用に斬り捨てておきながら
けっきょく大川隆法は目の前のパンティー連続強奪犯にまるで気付いていなかったという
繕いようもなく極めてシンプルな情けない事実ということです。

269観自在になりたい凡人 ◆FR79JzHC1w:2013/11/24(日) 19:04:34
>>268

運転免許全ての項目埋まってるのがフルビットなんですね。勉強になりました。
そしてすみません、2chにオールビットのまま転載してそのままコメントしちゃいました。

今、梶ヶ谷パンツ事件、熱いですねぇ。
私は退会した後に知った(と思う)、たぶん知っていたとしてもその頃は思考停止してたかもです。

しっかし、どう転んでも大川に霊能力(人間性)がないことの証明になる最高の事例ですね。

270アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/25(月) 17:45:41
>>269
観自在になりたい凡人さん、こんばんは。

2chへの転載は拝見していました。ありがとうございます。
「フルビット」の件は、そもそも私のミスですからどうか気になさらないで下さい。
気を遣わせてしまって、かえって済みませんでした。

昨夜はファルコンさん登場で
この梶ケ谷パンティー連続強奪事件について、決定版と言うべき情報開示がありましたね。
職員としての時期や職務内容は違いますが
秘書ー宗務という同じ世界に居た者として、「そうそう」というポイント多々ありました。

こちら資料集に管理人さんが転載されるお考えがあるようなので、お任せしたいと思います。

271ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:05:54
昨日のファルコンさんの書き込みで、改めてスッキリされた方も多いのではないでしょうか。
2ch観察スレッドに書いておりましたように、ここからファルコンさんの書き込みを転載していきます。

(1/5)

843 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 20:23:31.51 ID:Glm0MYQt
梶ヶ谷事件について白熱しているようですので元宗務・元人事局学生部職員かつ 
情報源「もぐらのリヴィア」が人事局職員だった私が少し補足しておきます
(学生部はリクルート用機関なので人事局所属でした)。

梶ヶ谷学は報道され、ここに貼られている通り実家は天理教だったのですが
兄弟と共に幸福の科学に三帰し、信者となりました。
東京北部から埼玉にかけてが生活圏の人物だったようですので
もう一人のご兄弟が埼玉にいたと言うのはまず間違いなく事実でしょう。

梶ヶ谷は当時多くの青年部の信者がしたように、本部へ職員希望の履歴書を出したようです
(私も出して採用になりました)。
梶ヶ谷には宗務が運転手候補として白羽の矢を立てました。

以前にも何度か書いていますが、大川は人材の無駄遣いという点でも
多くの皆様の想像を絶している部分があり、宗務に採用されても
「波動が悪い」「波動が悪い」と次々に異動指示を出します。
宗務に来て2時間で異動になった人物もいます。

大川は波動に非常に敏感という設定で、宗務の職員は基本的に大川と顔を合わさないように
教育をうけます。念が飛ぶなどして大川に悪い影響を与えるからだそうです。
大川隆法が24時間常に精妙な波動を保っていられるように宗務は最大限努力しなくてはなりません。
たとえば宗務でのお祈りの時間には「主への祈り」がありませんでした。
「主エル・カンターレ大川隆法総裁先生に念が飛ばないように」との配慮です。

常に職員の波動が大川によってチェックされ、少しでも「悪くなった」と大川が述べればすぐに異動でした。
運転手の波動が良くない、と移動中の大川から宗務局長に電話が入り
そのまま宗務から出された職員も複数います。大川に波動が悪いと言われた職員が再び宗務に
入るのはほぼ不可能でした。まさにジョージ・オーウェルの世界、緩慢な死刑判決のように、
運転手等専門職の方々が本部や支部で慣れない業務をし、強制還俗に次々になっていきました。

272ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:09:53
(2/5)

848 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 20:45:25.98 ID:Glm0MYQt
>>843
そのような事情で、一般的な印象と異なり宗務は常に人手不足に喘いでいました。
せっかくリクルートしてもすぐに大川が「波動が悪い」として異動指示を出してしまうために
常に人材のストックを作っておく必要がありました。
宗務に所属する職員の採用は何度にもわたる面接、最終的には履歴書を大川隆法が読むことに
よる「霊的な判断」があります。大川の許可無く宗務に人員が送り込まれることはありません。
「あの人の許可を僕は出してないよ」と大川が言ったら当然局長のクビが飛びます。
大川の波動を乱す事が宗務にとって最大の罪なのです。

もちろん私の履歴書も大川は読みました。コメントがあったようですが
ネガティブなものでは無く、わりとポジティブなもののようでした。
そもそもネガティブなコメントを大川が発すれば採用はありえません。
その後総合本部で私への評価で3名の役職者が一言一句違わぬ同じ言葉で
私について述べていました。偶然の一致はありえませんので、これが総裁から出た
コメントの内容だったのだなと理解していました。

さて、こうして常時人手不足の宗務が人事に運転手の要請をしました。
人事局としても当然最優先なのですが また大川が「波動が悪い」と運転手を次々に
異動させたようで、非常に切迫していたようです。宗務局長(当時 現本部長)は木村さんでした。

この時採用になったのが梶ヶ谷学です。実は梶ヶ谷学に関しては
所属支部の支部長が反対をしていました。当時既に離婚係争中だったそうで
「離婚係争中の人物が宗務に行くのは反対です」という真っ当な内容だったようです。

しかし人事も宗務も急いでいました。「それでも構わない」という指示が出され
梶ヶ谷学の面談、大川による波動審査もめでたくパスして、彼は宗務の職員となりました。
しかし通常の人事異動ならば全支部にファックスが流れるのですが、宗務関係は
全て極秘ですのでファックスが流れません。梶ヶ谷学という職員が存在することを
一部の総合本部の職員と宗務以外誰も知らなかったのです。
これが後の大々的な嘘の伏線になります。
なお、私も同じ経緯ですのでずっと「謎の職員」でした。異動で総務へ行った時に
コピーの修理業者と思われたほどです。

273ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:33:29
(3/5)

856 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:08:40.45 ID:Glm0MYQt
>>848
梶ヶ谷学は運転手だったのですが、さすがにすぐにメイン運転手とはなれず
補助をしていました。つまり大川家の子供達の送迎を主に行ない、
サブとして大川夫妻の運転手も行う、という地位です。
これは既述の理由で常に人手不足ですので、柔軟に業務を行う必要があったためです。
たとえば私も学士(家庭教師)でしたが、サブで子供達の運転手も行なっていました。

この形態で数ヶ月が過ぎ、梶ヶ谷はサブとは言え何度も何度も大川隆法の
運転手をしました。大川は波動が悪ければすぐに指示を出すのですが
彼については特にネガティブなコメントも無く時間は過ぎて行きました。

そしてあの事件が発覚したのです。

以前書いた、本部が隠蔽しようとした件をどなたかが貼って下さっていましたが、
あの通りでして、宗務であることを隠蔽しようと
五反田の旧東京仏宝館そば、お屋敷街池田山にある宗務職員寮から
川崎市鶴見の一般職員寮へ梶ヶ谷の私物を移送するように指示を出し
警視庁の方々に見事にバレてしまいました。

木村宗務局長が責任をとって左遷となりました(木村局長は後に幸福実現党党首)。
木村さんの地位が不安定になり、別の人々が宗務を仕切るようになったことが
後々の大川の女性問題の長い長い伏線となるのですが これは今は述べません。
いずれ「大門未来への手紙」を書きますので、ここで述べる予定です。
当時の理事が遺憾コメントを出しています。さすがに事件直後は謝罪謝罪で何とか
嵐が過ぎ去るのを待つ方策だったようで、庇う訳でもありませんが、本部上層部で
隠蔽出来ると思っていた人はいないのでは無いでしょうか。

ところが既述の通り、梶ヶ谷学という職員が職員が存在することを知らない職員が
総合本部でも多数派だったのです。支部では地元以外誰も知らない。
自分が知らない=きっと存在なんかしないんだ!
嵌められたんだ!警視庁の陰謀だ!マスコミの陰謀だ!S会の陰謀だ!
単なる配送係だったんだ!下請けだ!正規の職員では無いのだ! ありとあらゆる嘘が流布されるようになってしまいました。

274ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:35:57
(4/5)

858 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:27:05.87 ID:Glm0MYQt
>>856
逮捕された梶ヶ谷には幸福の科学の依頼で2名の弁護士が派遣されたことまで
わかっています。お名前は差し障りがあるかも知れないのでここではやめておきます。
弁護士さんの1人から「今は正心法語を読んで落ち着いている」という報告があったのを覚えています。

そうです。正心法語です。当然のことですが、梶ヶ谷学は正心法語を持っている三帰請願者でした。
そうでなければ総合本部、ましてや宗務の職員になれるわけがありません。
毎日正心法語を皆で唱和するのです。所持しない人物がそこにいるはずないではありませんか。
木村局長が「君、正心法語を読んで波動を整えて」と指示を出して「私は信者では無いので持っていません」と
答えたら、1秒後に解雇です。当然の話です。

こうして「実情を知っている総合本部上層部はとにかくダンマリでこれ以上触れられないようにしていた」
「だが下部、支部は梶ヶ谷を知らないのであらゆる嘘を流し始めた」
これが同時進行していました。なお、旧活動推進局は「下部」に該当します。

そして私がマスコミと接触し始めると驚くべき話を聞かされたのです。
梶ヶ谷事件直後、大川隆法がマスコミまわりをして、梶ヶ谷事件の記事を書かないように圧力をかけていた、と。
「この事件について書いたらおたくの会社にデモをかける」と。

「なぜこのようなことを大川さんはおっしゃったのでしょうか。理由がわかりますか、ファルコンさん。」

理由は推測するしかありませんが、考えつくのは1つです。
「霊能力が無いと思われたくなかったから」

この世的には「大川隆法というおっさんの部下に変態犯罪者がいた」という話ですので
「馬鹿だねえ」となってもそれ以上の追求はありません。現にマスコミは事件を1回報じただけで
それ以上は何も書いていません。一応教団から遺憾コメントは出ているし、梶ヶ谷は解雇されているし
事件を認めているようなので、それ以上の話があるわけありません。

ですが、このスレを読む方々なら誰でもわかります。この事件は霊の存在を信じ、
大川隆法を史上最大の霊能力者と信じた人々にとっては長期的な打撃となる、と。
まさに大川が懸念した通りの展開となっているわけです。

275ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:40:11
(5/5) ここまでです。

860 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:43:13.86 ID:Glm0MYQt
>>858
今のところ梶ヶ谷事件について纏められるのは以上の内容です。

・梶ヶ谷学は三帰請願者。
・梶ヶ谷の宗務行きは支部長が反対していたが宗務と人事が押し切った。
・人事局の数回に渡る面談と大川の履歴書の霊的走査を経て宗務配属となった。
・宗務ではサブの運転手だったが、大川の運転手も行なっていた。
・大川は多数の運転手を波動が悪いと異動させているが、梶ヶ谷についてはコメントは無かった。
・事件発覚後、梶ヶ谷という職員が実在したことを知らない職員達が陰謀論と嘘を流布し始めた。
・大川は事件後、梶ヶ谷事件を記事にしないようにマスコミに圧力をかけていた。

といったところでしょうか。

なお 別件ですが もぐらのリヴィアの話が出たついでに

リヴィアは人事局配属の前は 事務局でネット監視を担当していました。
ネット上での情報流出と反幸福の科学情報のレポートを作成し、
各「アンチ」個人について調べていました。リヴィアがこの担当になったのは1998年。
2ちゃんねるが出来たのが1999年。教団によるネット監視の歴史は
2ちゃんねるの歴史より古かったのです。

またリヴィアの上司は石川悦男、吉田達也、富岡無空  林雅敏
隣の事務局の局長は小林早賢 部長は饗庭直道
ネット監視担当時代の上司は井澤一明(いじまも代表)
何と豪華な布陣であることか。

本日は有難うございました。

276卒業生:2013/11/26(火) 11:58:33
広報局では一連のカキコミに対しだいぶ焦っているようです。
一番の弱点を突かれているわけですから無理もありません。
大川の霊能力の無さをさらけ出してしまった事件なので、
何とか沈静化を図っていたわけですが
ここに来てまた暴かれたわけです。
また一番の中枢にいる職員の俗物過ぎる程度の低さも分かってしまったわけです。

広報局では、ファルコン氏やアルゴラブ氏の人物の特定はしているようですが、
カキコミ内容が本当のことなので手の出しようがありません。
つまりお家芸の提訴が出来ないわけです。
広報局としては内容が衝撃的なので会員に対し重大な影響が出ることを懸念してますが、
この流れはまだ大川には報告されていません。
近々報告せざるを得ない状況になるのですが、
職員は大川の不機嫌な顔を見たくないので躊躇しています。

職員による金銭の不正、窃盗、不倫、会員の自殺など幸福の科学の闇の部分が明らかになるにつれ
目を覚ます会員が増えることを期待しています。

277観察者 ◆b9uVALk3K6:2014/01/30(木) 11:16:20
アイマイミーさんは、お元気なのでしょうか?アッチを読んで心配になりました。
アルゴラブさんも、お元気ですか?

278アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/01/30(木) 19:12:56
>>277 観察者さん

「あっち」と言うのが「どっち」かな?と思って色々と見まわしてみましたが
書き込みされた時間から推察しますと、きっと2チャンネル掲示板かと思います。
おそらくその時間帯の内容でご心配になったのだろうという前提でですが
まず、それらのことについては全く心配される必要はありません。大丈夫です。


間接的にですが、それらの構図を俯瞰できる状況にあるので、そう断言することができます。
ただし、私から細々とお伝えすべき事柄でもありませんし
噂や憶測、また一方的な主張を排した事実関係はいずれ明らかになっていくことでしょうから
そうした正確な判断材料を得られるまでは、気に留めなくて宜しいかと思います。


アイマイミーさんについては、ブログを閉じられる前のご挨拶にあったように
ご自身の役割を果たされたという自覚のうえで、いわゆるアンチ活動を卒業されたという通りでしょう。
個人的に、同氏は長きに渡りもう充分に闘われたと思っていますので、感謝とともに新たな門出を祝ってお送りし
この先はもう振り返ることなくご自身の人生を悠々とまっとうして頂きたいと願うのみです。


これはアイマイミーさんについてだけでなく、脱会し現在アンチ活動をされている皆さんに対してもですが
それぞれの経験をもとに、道義心から幸福の科学への批判を通じて反カルトの活動に参画するということは
誰にでもできることではなく、実際尊い意志であり、この問題に取り組む様々な分野の方々にとっても有難い協力なのですが
ただ、脱会者にとって、この活動そのものが、カルト信仰の代償として終始してしまってはならないと願っています。


『日常』への帰還が何よりも大切だと思っています。
真の意味での反カルトへの意志というのは、個々の後悔や義憤を越えて
この『日常』を静かに取り戻したところから湧いてくるのではないでしょうか。


私については、このところ当掲示板などネットへの投稿は確かに減っておりましたが
相対的に様々な方面への協力は増えていまして、状況に応じて持ち場も変化するものと思います。
でも、この資料集をお借りしてお伝えしたい事や資料はまだありまして
日常の職責ゆえなかなか準備が捗らない部分もありますが、ひとつ気長にお待ち頂いて
投稿した折には、お手透きにご一読頂ければ幸いです。どうぞ宜しく。

279観察者 ◆b9uVALk3K6:2014/02/02(日) 00:19:22
>>278 アルゴラブさん

ご丁寧に、また詳しく、ありがとうございました。良く解り安心しました。
私も、ほとんど卒業している者ですが、アルゴラブさんの資料集は非常にありがたく読んでいます。
これからも、たまに読みに来ます。ありがとうございました。OrZ

280アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/02/25(火) 00:54:04

20数年前の主に秘書職時代に収集しておいた資料や記録。
これらの古い草創期に関わるものは、逆に教団末期の頃合いにこそ真価が問われるものと思っていましたが
他の宗教同様に崩壊過程で必ず出現する復古主義(初期肯定派)の様子を見るにつけて、その時期の到来を実感しています。

こうした初期肯定派の登場もカルト問題における必然的パターンの1つであることは、その背景をまた後日別に解明する予定ですが
情報発信の当事者として、以前にもどこかで言ったことがあったかと思いますが、いま一度基本方針を明確にしておきたいと思います。


私は客観的証拠と具体的観察事実を根拠として、それらを積み重ねて合理性、妥当性を追求し検証や反証を行い、脱会者のみならず、この教団に蹂躙されたことで問題意識を持たれた世人の方々の要請にも応えられる質のものを、粛々とご提供したいと考えています。

方々には、それを1つの手がかりとして、さらに洞察を深めて頂いて、暗闇から抜け出てきれいサッパリした気持ちで日常に復帰して頂いたり、或いはこのカルトと対峙するヒントを見出して下さったりして頂ければと願っています。

私は、あくまでも(現時点では歪められ曇らされていても)ほとんどの人間が本来具備しているはずの人間に内在する最高の資質に向けて発信したいと思っています。
また一方で、自ら受け入れる準備を整えていない人に無理矢理説得するつもりは毛頭ありません。

そして、もとより方便・詭弁の類でもって人を導くような悪趣味は持ち合わせませんし、よき人間性を愚弄する軽率な態度や進歩を阻害するような働きには断固拒否したいと思います。

また、急場に至ればトリアージも必要だと考えており、より社会復帰の見込める層や、新たな被害者を生まないための予防の観点を優先します。

281アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/04/14(月) 22:19:07

「マレーシア機不明事件」そして「小保方晴子STAP論文問題」
例によって、これらの話題に便乗して出した大川イタコ霊言は、大川や信者の興奮ぶりとは裏腹に、アピールした分だけ致命的な自爆につながることでしょう。
特に、小保方氏の弁明とともに、「あれ」で納得させられてしまう層が信者に限らず一定数いるという状況は、認知バイアスや精神病理の実際を見せられて実に興味深いところです。

日本の科学への信頼を少なからず棄損することとなる大事ではありますが、寝ぼけた精神に喝を入れて根源的な教訓を煎じて抽出する機会にすべきかと思います。
そもそも「科学」とは何なのか。そう遠くないその時期のために、手掛かりのいくつかを少し記録しておきます。


(STAP論文問題によせて)

「小保方さんの関与なく再現実験に成功している人物の存在も、他にあるとする実験ノートも、不都合があって誰か明かしたり、公開したりできないという事で、新事実を小保方さん自ら証明することを拒まれました。事実を示して頂かないと、これらの証言を信頼することはできません。」
サイエンスライター 片瀬久美子氏

「ノートがあるならもっておいで。」
高エネルギー加速器研究機構 野尻美保子教授

「海外からの冷たい視線を横に、日本では筆頭著者がかわいそう&許してあげて世論攻勢を受けてSTAP論文も研究チームも存続。そしてSTAPと"RIKEN edit"(捏造する)の俗語とともに、日本のサイエンスは沈没する。めでたしめでたし。」
元理研脳科学総合研究センター研究員 尾崎隆氏

「最初は小さな嘘でも、嘘をついてもばれないので、大きな嘘をつくようになり。取り返しのつかないところまで行って破綻した、ということかな。」
中央大学 竹内健教授

「実際に実験したとの証拠が示せなかった段階でもう終わりだ。」
京都大学 長田重一教授

「200回成功したなら、200回分の実験ノートが必要。客観的に証明できなければ、何回できたかは本人の自由。言いたい放題。」
九州大学 中山敬一教授

「200回なら、1週間に1回ここ数年ずっと成功しっぱなしということですね。」
「皆様の税金で研究費と高給を得ている研究者の発言ではない。」
東京大学 上 昌広教授

「あんま意味ないと思うけど世間的にはアピールしたと思う。泣いたし。反省したし。でも理研には文句言わない健気な姿勢をみせたし。」
パデュー大学 木原大亮准教授

「来る解雇に対しての法廷闘争の環境準備。今日の会見はこの側面でわりと成功した。」
東京大学 ロバート・ゲラー教授



(科学そのものへの考察)

「科学という重荷を背負えない人が科学の教えるところを無視するのは自由である。しかし科学を細切れにして都合のいいところでは持ち出し、具合の悪いところでは無視するというわけにはいかない。なぜなら我々はそれができるほど賢くないからだ。」

「市民が監視を怠り科学教育の手がゆるめられれば、その度に新たな似非科学が吹き出してくる。」

「きちんとした証拠がなければ知識とはいえないと考える人達が増えれば、似非科学のはびこる余地はなくはるはずだ。あいにく大衆文化では「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則がまかり通っている。つまり悪い科学は良い科学を駆逐してしまうのだ。」

「似非科学は、現実と対決すれば、否応なく比較結果を突きつけられる。議論のレベルも低いし、「証拠」を採用するときの基準もずっと甘い。だからこそ科学より一般大衆にアピールしやすいのだろう。」

「驚嘆する感性を大切にして、理由もなく捨て去ったりせず、あらゆる考えに心を開く一方で、証拠には厳しい水準を求めることが人々の第二の本性となったなら――どんなにすばらしいことだろう。」

「そして証拠に求める水準は、大切に思うことだからといって甘くするのではなく、できれば拒否したいことに対するのと同じだけ厳しくしてほしいものである。」
カール・セーガン博士

282アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:43:16

こってりと煮詰まったカルト宗教を構成する教祖や信者の言動や行為は、甚だ良識を欠いたものばかりで、いつも世の人々を当惑させます。
それらを腫れもの如く得体の知れない狂気として蓋をし、話題にすることさえ禁忌する風潮すらあるようです。
その著しい不可解さが、余計な怖れを生んでいる側面もあるのかも知れません。


彼らの非現実的・非合理的な認知・思考形態そのものに共感することは、常識人には確かに不可能でしょう。
しかし、それをあたかも魔境のごとくに徒に怖れることをしないで、理論的メスを入れて分析し解釈していくことは可能です。
世の東西、時代の違いはあっても、所詮は「ある種」の傾向に陥ってしまっている人間のパターンに分類できるものだからです。


>>192->>207の、カルト宗教幸福の科学の「ダブルバインド」について触れた際には、そうしたモラハラの支配者と犠牲者の関係性や、マインドコントロール手法を中心に検討していきましたが、今回は、結果的にそうした環境から逃れられずにカルト信仰に取り込まれていった層が逝きついた先の、あるいはマインドコントロールとは別の、もともとの個人的素因によって信者となっている層にとっては、そのありのままの狂信を維持する異常な精神構造の病理を、大川隆法のそれとも対比しながら検討してみたいと思います。


既に教団から多くの方々が離脱している反面、残念ながら、一人残らず救われることも期待できませんが、こうした病理の解明が、困難でも将来の治療ケアや予防のための道筋を見出すことに繋がるものとして、広く周知され、理解が深められるべき価値があるものと考えます。


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