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youtubeの世界

1korou:2013/03/24(日) 22:22:01
youtubeが人生の一部になって、はや8年。
いまだ魅力の失せないyoutubeについて
専門に語るスレです。

83korou:2021/03/19(金) 16:03:05
265 1980.9.6 4週 ダイアナ・ロス「アップサイド・ダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=GIAtE6ywgwA
シックのナイル・ロジャースなどが手掛けた曲で、ただし曲の完成間際にダイアナとロジャースの間で亀裂が生じそうになり、
結局のところダイアナの主張の方が勝って、その形でリリース、結局、ダイアナが出した全部の曲の中で最大のヒットとなった。
モータウンの申し子だったダイアナと、新しいR&Bサウンドの旗手ロジャースとでは音楽上の感性に差異があったのだろう。

266 1980.10.4 3週 クィーン「地獄へ道づれ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=WjUio7j6WMs
クィーン、米国での最大のヒット。日本でもファンの多い曲。自分も、洋楽チャートに疎い時期で、渋谷陽一の番組でこの曲の
存在を知り、いっぺんに好きになった曲だ。

267 1980.10.25 3週 バーブラ・ストライザンド「ウーマン・イン・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=hQLGCX8D-1Y
1980年にもビルボードNo.1曲を出していたのかという驚き。バリー・ギブのプロデュース、バリー、ロビンの兄弟による作曲と
ビー・ジーズのサウンドに挑戦したバーブラは、さすがの貫禄の歌いっぷり。サビで野口五郎「19:00の街」を思い出し、今
それを聴いている・・・何しとんねん。洋楽、洋楽・・・

268 1980.11.15 6週 ケニー・ロジャース「レイディー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=ZYRfUoR9Q4Y
上手いなあ、ケニー・ロジャース。米国の森進一、五木ひろし?カントリー畑の人がこうして渋いR&Bテイストも混じった名曲を
切々と歌い上げると、それもニュアンスたっぷりに、いやらしくない程度に仕上げてしまうと、もう呆然として聴き惚れるしかない。

84korou:2021/03/23(火) 17:24:13
269 1980.12.27 5週 ジョン・レノン「スターティング・オーヴァー」
https://www.youtube.com/watch?v=pZCxyOcvp5A
1位になった日の19日前にジョンは暗殺されていた。生きていたらどんな音楽を作り続けていただろうか。ただ、ビートルズ再結成
を阻んでいたのがオノ・ヨーコであった以上、その夢は実現しなかっただろうし、マイケル・ジャクソンとプリンスがリードする
80年代のサウンドとジョンの創る音楽に親和性はないので、かつてほどその妄想に輝きは見えない。というか、そう思うしかない。

270 1981.1.31 1週 ブロンディ「夢見るNo.1」
https://www.youtube.com/watch?v=ppYgrdJ0pWk
過去2枚のブロンディの1位制覇曲との落差がひどい。何が良くてナンバーワンになったのか?聴いたことのない曲で、一度聴いた
だけでは何のことやら分からない感じだ。

271 1981.2.7 2週 クール&ギャング「セレブレーション」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=scOXYoMhyLU
久々のコテコテのディスコサウンド。例によって日本語版動画が存在している。シングル盤の音源のせいか、ちょっと迫力に乏しい
のだが、日本のディスコでは喜ばれたに違いない。

272 1981.2.21 2週 ドリー・パートン「9時から5時まで」☆
https://www.youtube.com/watch?v=UbxUSsFXYo4
久々に聴いて、このメロディラインの滑らかさは何?!と驚愕。カントリー調なのだが、うまいことブルーノート風のサビがハマって
いて見事な出来映えの曲だ。あっという間に聴き終わった。

85korou:2021/03/23(火) 18:14:07
273 1981.2.28 2週 エディ・ラビット「恋のレイニー・ナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=MG0e8_foDmU
一気に70年代前半の地味なシンガーソングライター風のサウンドになってしまった。ドリー・パートンの曲と1位の奪い合いを
しているが、片や時代遅れのフォーク、片や伝統的なカントリーと、なかなか時代離れしている。

274 1981.3.21 1週 REOスピードワゴン「キープ・オン・ラヴィング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=wJzNZ1c5C9c
手堅いサウンドだが、今一つよく分からない。やっとバラードが歌えるようになった元ハードロック専門のバンドという感じで
どうもよく分からない。

275 1971.3.28 2週 ブロンディ「ラプチュア」☆
https://www.youtube.com/watch?v=pHCdS7O248g
ビルボードNo.1曲史上、最初のラップ・ナンバー。初めて聴いたが面白い。デボラ・ハリーの美貌と、アンダーグラウンドな
イメージだったはずのラップとのギャップがえもいわれぬ雰囲気を出している。それにしても、ブロンディはこの頃は無敵だな。

276 1971.4.11 3週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「キッス・オン・マイ・リスト」
https://www.youtube.com/watch?v=AYUdldNzLNA
ホール&オーツの楽曲では一番良く聴いた曲だ。ホール&オーツといえばこの曲のイメージなんだが、今まで曲名がハッキリと
分からなかったので、これで解決。まっ、どうしてこの曲なのかは自分でもよく分からないが。

86korou:2021/03/24(水) 16:07:12
277 1981.5.2 2週 シーナ・イーストン「9 to 5(モーニング・トレイン)」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=WhRDj9Dt2c8
死ぬほど懐かしいこの歌声、このメロディ。ああ、ビルボード1位曲連続試聴というこの試みをやって良かったとしみじみ実感
できる幸運な体験。シーナ・イーストンのこの曲が聴けたのだから、この企画は成功だ(ホンマか?)

278 1981.5.16 9週 キム・カーンズ「ベティ・デイビスの瞳」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=i2ikVMlOrUo
悪くはないけど、9週も1位を獲得するほどの曲とは思えない。当時もそれは思ったのだが。今聴いても同じだった。

279 1981.6.20 1週 スターズ・オン「ショッキング・ビートルズ45」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=mFc4vYNZqIU
これはなかなかのゲテモノ(笑)。素材として借用するのではなく、完全なモノマネ集で、今こんなこと考えてリリースする人は
居ないはず。

280 1981.7.25 1週 エア・サプライ「シーサイド・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=nY31ZH6hAFI
バンドの雰囲気はロックなのに曲は完全なバラード調。ただし特徴には乏しいサウンドで、今聴くと正直言って退屈。

87korou:2021/03/24(水) 16:28:55
281 1981.8.1 3週 リック・スプリングフィールド「ジェシーズ・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=qYkbTyHXwbs
イケメンのTVスターの新曲がMTVで放送され、それがきっかけで大ヒットとなったらしい。全然知らない人で全然知らない曲。
今となっては、あまり価値ないかも。70年代前半に豪州から出てきたデビッド・キャシディーの二番煎じらしい。

282 1981.8.15 9週 ダイアナ・ロスとライオネル・リッチー「エンドレス・ラブ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=vBia7jl913M
当時もかなり流行った曲だが、今聴くと意外と古臭い感じがする。ストリングスの扱いがオーソドックス過ぎて工夫が足りないのかな。

283 1981.10.17 3週 クリストファー・クロス「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=rgRXw1bqnHI
日本語版動画で300万回近い再生回数ってどうよ!・・・と書いてみたが、その動画はあまりに音が悪いので、上記URLに差し替え。
でもこれだって25万回以上の再生だ。晶子さんの先見の明?ってワケわからんこと書いたりする・・・バート・バカラック万歳!

284 1981.11.7 2週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「プライベート・アイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ll2SnrNmlDE
この当時のホール&オーツの勢いを感じさせる名曲。いかにも80年代の新しい息吹を予感させる。

88korou:2021/03/24(水) 16:53:36
285 1981.11.21 10週 オリヴィア・ニュートン=ジョン「フィジカル」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=E-JGTk_WM1k
80年代でもオリヴィアが大ヒットを飛ばすこと自体が信じられないことだが、サウンドは見事に80年代にチェンジしている。
もっともオリヴィアにはご褒美が必要だからそれはそれでいいとして、これはオリヴィアにとっては”おまけ”に過ぎない。
たとえ10週連続第1位の快挙だとしても。

286 1982.1.30 1週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」
https://www.youtube.com/watch?v=ccenFp_3kq8
彼等にとっては大事な曲になったらしいが、日本では特に流行った印象はない。とにかく70年代というのは彼等にはしんどい
時代だったようで、この種の曲は発表すらさせてもらえなかったようだ・・・と、もっともらしく書いても、実はよく分からない。
フレッド・ブロンソンのチャート本の記述の受け売り。

287 1982.2.6 6週 J・ガイルズ・バンド「堕ちた天使」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=HD_VVtgyNLk
これは日本でも滅茶滅茶有名な曲。70年代のディスコサウンドだが、こんな感じでチャートに挟まると、80年代ではむしろ新鮮。

288 1982.3.20 7週 ジョーン・ジェット&ブラック・ハーツ「アイ・ラブ・ロックン・ロール」
https://www.youtube.com/watch?v=wMsazR6Tnf8
元ランナウェイズのジョーン・ジェットが、アロウズというグループが出していたロックンロール曲をカヴァーして大ヒット。
これは聴いたことのある曲だった。ランナウェイズも懐かしい(チェリーポンプ!)

89korou:2021/03/25(木) 16:17:33
289 1982.5.8 1週 ヴァンゲリス「チャリオッツ・オブ・ファイアー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Xkc6TB4EeqI
「炎のランナー」の曲だとは、聴いてみるまで分からなかった。80年代前半では珍しいインストでNO.1になった曲。日本語動画では
感動したというコメントが多く、自分も素直に感動できるよう感性を磨きたい・・・と思った(ウソくさいなあ)

290 1982.5.15 7週 ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダー「エボニー・アンド・アイボリー」
https://www.youtube.com/watch?v=TZtiJN6yiik
驚くほどyoutubeでの再生回数が少ないが、こういう特製デュオの場合、基本怪しい出所からの動画になるからなのか。当時から
何となく妙な感覚の曲だったが、あれからいろいろと見聞を重ねて、改めて聴いてみると、さらに疑問符が増す楽曲のように思える。

291 1982.7.3 3週 ヒューマン・リーグ「愛の残り火」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=_hwARwizD2s
当時よく流行ったはずだが、どうもメロディラインに聞き覚えがない。ブリティッシュ旋風の先駆けだそうだが、確かに音の作りは
米国のアレンジャーとかコンポーザーなどが手掛けたものとは違うように聴こえる。それ以上の感想は持ちようのない平凡な曲。

292 1982.7.24 6週 サヴァイヴァー「アイ・オブ・ザ・タイガー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=RywllLKDwTc
これだけ勇気を奮い立たせてくれる音楽もそうないだろうと思える曲。シンプルにこのリズムにノッていくだけのシンプルなイメージ。
これも80年代独特のまっすぐな力強さのわけで、この強さは70年代にはなかった。70年代は60年代の激動の直後で、皆無意味に構えて
いて怖れていたのだから。

90korou:2021/03/25(木) 16:37:24
293 1982.9.4 2週 スティーヴ・ミラー・バンド「アブラカダブラ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=eBcc-ZmYGFo
シンプルなロック曲。シンプルすぎて、くだらないポップ曲にも聴こえそうになるが、すんでのところでとどまっている
感じ。ヒューマン・リーグに続いて感想を書きようがない曲。

294 1982.9.11 2週 シカゴ「素直になれなくて」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=5Oaf10Ulz40
80年代にこの曲に親しんだ人の熱いコメントがてんこもりの日本語動画を見ると、60年代末のシカゴからの変わりようを
嘆く自分のような者は「お呼びでない」ような気がしてきた。テリー・キャスの居ないシカゴなんて・・・この曲は
ピーター・ステラのソロ・バラード曲だと思うしかない。

295 1982.10.2 4週 ジョン・クーガー「ジャック・アンド・ダイアン」
https://www.youtube.com/watch?v=h04CH9YZcpI
またまた知らない曲。そして、またまたどこといって特徴のない曲。1981年のあの充実はどこにいったのか。おおかたの
日本人にとってつまらない曲が続いて。70年代の再来のようだ。70年代にいろいろと経験を重ねた人たちが、とりあえず
果実を得る時期だったのか。それにしても・・・

296 1982.10.30 1週 メン・アット・ワーク「ノックは夜中に」
https://www.youtube.com/watch?v=SECVGN4Bsgg
そして、シカゴに続いて、この時期よく聴いた曲が第1位。この繰り返しなのか。当時はオーストラリア出身の新しい
ムーヴメントとして注目されたものだが。youtubeで1億回超えというのは大したもの。まだ現役のサウンド?

91korou:2021/03/28(日) 16:48:02
297 1982.11.6 3週 ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅だち」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=DugKdsMrBNg
映画からの映像をかなり鮮度を落としてアップされている動画をリンク。本来は歌手そのものの動画にリンクすべきだが
日本語動画で300万回以上の再生回数という異例な多さに着目してあえてリンクした。とはいえ、テレビでこの映画を観て
駄作と判断した自分には、特にこの曲への思い入れなどないのだが。

298 1982.11.27 2週 ライオネル・リッチー「トゥルーリー(愛と測りあえるほどに)」
https://www.youtube.com/watch?v=G1xiFRccd88
ライオネル・リッチーが本格的にソロ活動を始めたときの第1弾ともいうべき曲。これぞバラードという感じの丁寧な
フレージングからの見事なまでの盛り上がりは素晴らしい。初めて聴いたが満足できた。ただちょっと短すぎかな。

299 1982.12.11 1週 トニー・バジル「ミッキー」
https://www.youtube.com/watch?v=0aqLwHP4y6Q
後にガレッジセールのゴリが、珍妙なカバーで話題を呼んだ曲のオリジナルで、そのことで日本では一気に有名になった。
曲そのものはごく普通の応援歌で、この時期のチャートとしてはかなり異例だろう。

300 1982.12.18 4週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「マンイーター」
https://www.youtube.com/watch?v=yRYFKcMa_Ek
70年代に自分たちの音楽の方向性を固めて、ずっと時が来るのを待っていて、ついに80年代になって自分たちの時代が来た
と一気に飛び出ていった、その充実した音作りが聴きどころ。どこを切っても80年代なのだが、その底辺に70年代の情念が
渦巻いているのが聴こえるところが彼らの音楽の魅力になっている(ということが今回の追跡でよく分かった)

92korou:2021/03/28(日) 17:25:28
301 1983.1.15 4週 メン・アット・ワーク「ダウン・アンダー」
https://www.youtube.com/watch?v=XfR9iY5y94s
渋い感じの曲調で「ノックは3回」のようなキャッチーさはないが、当時注目されていたいろいろな音楽の要素を、すべて巧みに
詰め込んでいる。

302 1983.2.5 1週 トト「アフリカ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=NMYOlc4Fvx0
1983年のグラミー賞を席巻したトトの代表曲の1つ。当時はなんでアフリカを題材にした歌を聴かなければいけないのかという疑問の
ほうが大きかったが、今となればそれも気にならず、この再生回数400万回以上の日本語動画に寄せられた熱いコメントを愉しく読む
ことができる。

303 1983.2.19 2週 パティ・オースティンとジェイムス・イングラム「あまねく愛で」
https://www.youtube.com/watch?v=mHyxPIh3c5w
当時米国で一番人気だったTVドラマ「ゼネラル・ホスピタル」(ABC)で挿入歌として使われた途端に大ヒットとなった曲らしい。無難に
まとめられた曲調に、手堅いきちんとしたテクニックと声量を備えた男女デュオが、その実力を発揮した歌唱という感じ。悪くない・・
どころかすごくいいのだが、1週だけの1位というのは、次の曲が強力過ぎたのか・・・

304 1983.3.5 7週 マイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」
https://www.youtube.com/watch?v=Zi_XLOBDo_Y
日本語動画もあったのだが、ここは9億5千万回超え再生の超有名な動画のリンクにした。こうして追跡して聴いてみると、マイケルの
出現の歴史的な意味が実感できる。それはビートルズ「抱きしめたい」がチャート1位を獲ったときによく似ていて、そこから時代は
後戻りできない新時代に移ったことを直感的に示唆するのだ。この音楽は、極言すれば2021年の今現在の音楽にまで通じている。

93korou:2021/03/29(月) 17:46:20
305 1983.4.23 1週 デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ「カモン・アイリーン」
https://www.youtube.com/watch?v=GbpnAGajyMc
マイケル・ジャクソンの偉大な2曲の間に1週だけ挟まって第1位を獲得した、ある意味偉大な曲。いかにもイギリスで
流行りそうな独特な疾走感、ハーモニーの感覚が詰まっている。悪い曲じゃないけど、初めて聴いたのでちょっと違和感。

306 1983.4.30 3週 マイケル・ジャクソン「今夜はビート・イット」
https://www.youtube.com/watch?v=oRdxUFDoQe0
もうこのあたりになると何を書いていいやら。前作と合わせて明らかに世界のポップ・ミュージックのパラダイムを一気に
変革してしまったこの曲。リアルタイムで居ながら自分はその流れを知らずに過ごしてしまった・・・

307 1983.5.21 1週 デヴィッド・ボウイー「レッツ・ダンス」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=SzquAChpkOU
ついにアメリカでも理解されてきたデヴィッド・ボウイー。いろいろな側面を持った巨人的存在、そのすべてを知る時期を
もう逸してしまった自分にとって、彼には畏怖を覚えるしある意味面倒臭く思ってしまう。この曲に関しては、ナイル・
ロジャースの影響が強いことくらいは判るが・・・

308 1983.5.28 6週 アイリーン・キャラ「フラッシュダンス〜ホワット・ア・フィーリング〜」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ht1YznzzlsI
久々に全部聴いて、想像以上に古臭いサウンドに驚いた。逆に当時は安心して聴けたのだろうなと推測。今となっては
この映画を観たかどうかすらも記憶にない。久々に聴いても感動ナシ。

94korou:2021/03/29(月) 18:13:34
309 1983.7.9 8週 ポリス「見つめていたい」
https://www.youtube.com/watch?v=OMOGaugKpzs
日本語動画もあったが、2001年頃のライブでキーも微妙に変えてあったのでオリジナル動画をリンク。当然ながら、オリジナルは
8億回超えの再生回数だ。スティングのサビの効いた声とシンプルで印象的なリズムで全米を魅了、この年のNo.1ソングとなった。

310 1983.9.3 1週 ユーリズミックス「スイート・ドリームス」
https://www.youtube.com/watch?v=qeMFqkcPYcg
80年代初頭のブリティッシュ・ブームのなかで、特徴的なサウンド、ルックスで代表的な存在となる。このあたりはリアルタイムで
記憶があるようなないような。要するにあまり関心がなかったのだが、今Wikiで「ブリティッシュ・インヴェンション」を読むと
重要なファクターであることが分かった。なかなか勉強になる。

311 1983.9.10 2週 マイケル・センベロ「マニアック」
https://www.youtube.com/watch?v=6GCNUeTFSbA
「フラッシュダンス」からのヒット曲らしい。どこかで聴いたことのある感じ。まっ、映画の内容も全部忘れているので思い出し
ようがないが。映画の挿入歌としては上出来かな。

312 1983.9.24 1週 ビリー・ジョエル「あの娘にアタック」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=JyqFkGmygBE
ビリー・ジョエルのNo.1ヒット曲が少なすぎるし、この曲にしても1週だけの1位なんてどうしたことか。でも日本では大人気
だった。自分もこの時期までは洋楽と言えばビリーだった。懐かしいねえ。

95korou:2021/03/30(火) 17:23:35
313 1983.10.1 4週 ボニー・タイラー「愛のかげり」
https://www.youtube.com/watch?v=lcOxhH8N3Bo
「ヒーロー」で有名なイギリスの歌手の初のNo.1曲。ごくオーソドックスな作りの曲を、独特の声質で丁寧に歌い上げている。

314 1983.10.29 2週 ケニー・ロジャースとドリー・パートン「アイランド・イン・ザ・ストリーム」
https://www.youtube.com/watch?v=UaNGtgYwSsU
カントリー界の実力シンガーがデュエットで放ったヒット曲。曲調がイマイチハマっていないような気もするが、バリー・ギブに
作曲を依頼した時点でこれは仕方ないところだろう。

315 1983.11.12 4週 ライオネル・リッチー「オール・ナイト・ロング」
https://www.youtube.com/watch?v=nqAvFx3NxUM
ジャマイカ風味のライオネル・リッチーの代表曲。曲の終わりにかけて軽快なダンスで盛り上がっていく。題名から想像していた曲
の記憶とは違っていた。

316 1983.12.10 6週 ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソン「Say Say Say」
https://www.youtube.com/watch?v=eyotStPsqLg
思ったよりyoutube動画の再生回数が少ないのには驚いたが、個人的には久々に見ても十分楽しめた。マイケルの躍動感とポールの
落ち着いた感じが対照的でサマになっている。音楽もそれほど古くない。新しさがあるというより、何か不変で永遠なものを感じる。

96korou:2021/03/30(火) 17:49:51
317 1984.1.21 2週 イエス「ロンリー・ハート」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=igYp7yW0GwM
あのプログレッシヴ・ロックの勇者イエスが、どういうわけかシングルでヒット曲を出してしまった。でも、ブロンソンの
チャート本の解説を読むと納得。メンバー交代は激しく、結局一巡して元に戻って、ほぼオリジナルメンバーで再開してたのか。

318 1984.2.4 3週 カルチャー・クラブ「カーマは気まぐれ」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=ucYsno4HaXM
日本語動画で500万回再生という大人気。当時は嫌いだったが、今聴くとスッと胸に収まる。声質も良い。コーラス、アレンジ
どれをとっても美しく文句ない。今は☆印をつけるほど好きになった。かつての自分からすれば信じられないのだが。

319 1984.2.25 5週 ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=aEwExybnUec
このイントロを聴いて胸がワクワクしない人は居ないだろう。No.1曲の系譜で、よくぞこれほど名曲が続いたものだ。本当に
1984年のビルボードは、日本人洋楽ファンにとって宝の山だ。

320 1984.3.31 3週 ケニー・ロギンス「フットルース〜メイン・テーマ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=6uGBz7E_drA
自然に体が踊り出してくる曲。これも屈指の名曲だ。もう言葉は要らない・・・

97korou:2021/03/31(水) 15:43:31
321 1984.4.21 3週 フィル・コリンズ「見つめて欲しい」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=YofhUF06XV4
この曲など、まさに「ベストヒットUSA」を聴いていたあの時代を思い出させる。懐かしさと不思議なほどの幸福感が襲ってきて
完全にやられてしまう。☆印以外の何物でもない。

322 1984.5.12 2週 ライオネル・リッチー「ハロー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=mHONNcZbwDY
前曲に続いて純度100%の美しいバラード曲。☆印の安売りではないが、ここまで美しいと☆印にせざるを得ない。彼の代表作
と言ってよいかも。

323 1984.5.26 2週 デニース・ウィリアムズ「レッツ・ヒア・ボーイ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=EfZp2acI_fE
映画「フットルース」からのヒット曲らしい。使われた場面は最適な箇所だったということなので、この曲の軽快でガーリッシュな
感じがそういうことだったのだろう。ただし曲としては普通で、ここまでの凄い曲だらけのNo.1曲の連鎖からは外れた感じ。

324 1984.6.9 2週 シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=gSweZpZz4PA
噛みしめるようにメロディが紡がれてくる感じがする。あまり聴き慣れたメロディではないのが不思議なくらいだが、たまたま彼女の
曲を知る機会がなかったのだろう。今聴くとスッと耳に入ってくる。佳曲だ。

98korou:2021/03/31(水) 16:08:06
325 1984.6.23 2週 デュラン・デュラン「ザ・リフレックス」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=L6enjT5BwDs
1980年代前半のMTVを象徴するようなヒット曲。この前の「ベストヒットUSA」でこの曲のMVがいかに歴史的意義があるかを
解説していたが、まさに時代の申し子だった彼等だった。あまりブリティッシュロックに詳しくなくても、さすがにこれは覚えてる。

326 1984.7.7 5週 プリンス「ビートに抱かれて」
https://www.youtube.com/watch?v=UG3VcCAlUgE
なかなか普通の日本人には判りにくいプリンスのサウンドだが、こうして聴いてみると、M・ジャクソンが切り開いたブラック・
ミュージック主流の流れを、さらに確実にした存在と言えるだろう。

327 1984.8.11 3週 レイ・パーカーJr.「ゴーストバスターズ」
https://www.youtube.com/watch?v=Fe93CLbHjxQ
これも聴き慣れた曲。日本でも大ヒットした。

328 1984.9.1 3週 ティナ・ターナー「愛の魔力」
https://www.youtube.com/watch?v=oGpFcHTxjZs
ティナ・ターナー復活のきっかけとなった曲。ごく普通の曲だが、ボーカルの力で引っ張られる。

99korou:2021/04/01(木) 11:11:17
329 1984.9.22 1週 ジョン・ウェイト「ミッシング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=k9e157Ner90
これもイギリスからMTV時代を導いた曲の一つなのだろう。地味ながら堅実に音楽が紡がれている。

330 1984.9.29 2週 プリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」
https://www.youtube.com/watch?v=aXJhDltzYVQ
「パープル・レイン」からの2枚目のNo.1ヒット。直前に時代を変えた衝撃ブレイクのM・ジャクソンの余韻でうまくデビューできた
とはいえ、その才能は本物だったということになるのか。ただし時代の寵児として才能以上の何かがそれを後押ししたことも否めない。

331 1984.10.13 3週 スティーヴィー・ワンダー「心の愛」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=svWUMVCKajM
もはや何をしても許されるほどの存在であった彼の80年代最大のヒット曲。かつて根本要が80年代のスティーヴィーを残念と評していたが
それも分かるし、でもこうして普通に聴いてみると、これも悪くないと思える。

332 1984.11.3 2週 ビリー・オーシャン「カリビアン・クイーン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=ZEDPc3Z2yOM
またしてもイギリスからのNo.1。打ち込みのサウンドは当時まだ目新しかっただろうし、どこにも引っ掛かりのないスムーズなリズム感も
旧態依然なディスコサウンドでありながら新鮮味はあったはず。でもリアルタイムでは記憶なし。日本語動画もあるのにねえ。

100korou:2021/04/01(木) 11:36:03
333 1984.11.17 3週 ワム!「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」
https://www.youtube.com/watch?v=pIgZ7gMze7A
イギリス勢の進出が顕著とはいえ、決定打はやはりワム!になるだろうから、ついにこの曲でチャート第1位になったということで
やはり1984年は特別な年だと言える。

334 1984.12.8 2週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「アウト・オヴ・タッチ」
https://www.youtube.com/watch?v=D00M2KZH1J0
どういう方向を目指そうとしているのか、彼等の音楽をリアルタイムでは追えなかった自分としては、こういう曲を聴いても、今と
なっては何も分からない。今までの曲とどう違うのか?悪くない音楽なのだけれど、そこは自分にとってJ-POPにおけるミスチルの
ようなもので何も分からない。

335 1984.12.22 6週 マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」
https://www.youtube.com/watch?v=s__rX_WL100
凄かった1984年のチャートは、最後の最後まで凄かった。この年の最後にマドンナをデビューさせたのだから。曲を聴く限り、まだ
マドンナの魅力は全開になっていない。けれども、それでいてもう輝かしい未来を感じさせるオーラは全開だ。

336 1985.2.2 2週 フォリナー「アイ・ウォナ・ノー」
https://www.youtube.com/watch?v=r3Pr1_v7hsw
ハードロックとして名を上げたいグループが、こうしたバラードで第1位を獲ってしまうのは、確かに矛盾した話なのだが、あるいは
これは4年ほど前にオリヴィアの「フィジカル」のせいで10週も第2位を続けた不運に対するご褒美なのか。曲としては普通なのだが。

101korou:2021/04/01(木) 15:44:46
337 1985.2.16 3週 ワム!「ケアレス・ウィスパー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=5VT9wF2loB8
日本語動画でのコメントは絶賛ばかり。日本人受けするメロウなメロディ。まさにこの時代に青春を生きた人たちの思い出
として永遠不滅な曲であることは間違いない。

338 1985.3.9 3週 REOスピードワゴン「涙のフィーリング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=SYNdWx0J9zU
全然知らない曲だが、やはり日本語動画でのコメントの皆の感動ぶりがハンパない。今の基準で言えば、音作りが古臭い気
もするが、当時は日本人の感性にピタッとハマったのだろう。皆と一緒に感動できない自分が悲しい。

339 1985.3.30 2週 フィル・コリンズ「ワン・モア・ナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=zKVq-P3z5Vg
フィル・コリンズといえば、この頃の「ベストヒットUSA」の顔とも言ってよい代表的なアーティストだった。もちろん
米国でもグラミー賞にアカデミー賞に大忙しのイギリス人だった。この曲も良質なバラード。ちょっと軽い感じもあるけど。

340 1985.4.13 4週 USAフォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=yqpWwry31fY
初めてアーティスト名も確認できる動画で最後まで聴いた。皆歌は上手いし表現力もあるし構成も上々で、これを聴いて
何の感動もないという人は居ないだろう。曲そのものはライオネル・リッチーの好みが出過ぎで、もう少しビートを効か
せても良かったのではないかとは思うが。この曲で、上下巻のブロンソン編著作収録分が終了。次曲から青版に移る。

102korou:2021/04/05(月) 17:01:30
341 1985.5.11 1週 マドンナ「クレイジー・フォー・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=DHutZXREZ0E
「バージン」「マテルアルガール」といったレッテルを張られる結果になった当時のマドンナが、実はそういうイメージとは裏腹に
どのようなスタイルの楽曲もこなせる優れた歌手であることを証明した曲ということになる。「トップ・オブ・ザ・ワールド」を
作曲したジョン・ベティスにとって2枚目となるNO.1レコード。

342 1985.5.18 1週 シンプル・マインズ「ドント・ユー?」
https://www.youtube.com/watch?v=CdqoNKCCt7A
前曲に続いてこれも映画関連の曲らしいが、全然聴いたことのないバンド名と曲名、メロディだった。メンバーのジム・カーの妻は
プリテンダーズのクリッシー・ハインド・・・って有名なのかと思ったら、凄い有名な人だった・・・トホホ。

343 1985.5.25 2週 ワム!「恋のかけひき」
https://www.youtube.com/watch?v=C8xt5BGegj8
これも日本語動画がない。ややマイナーな曲が続く感じ。この曲はワム!解散間近とあって、ほぼジョージ・マイケルの曲と言って
もよいくらい。彼のセクシャルな歌声とむんむんとする色気がすべて。

344 1985.6.8 2週 ティアーズ・フォー・フィアーズ「ルール・ザ・ワールド」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=_UI1mAFJpD4
どんな曲かと思ったら、どこか聴いたことのある曲だった。何かえもいわれぬ哀愁を感じさせる曲想。☆印をつけたくなった。

103korou:2021/04/05(月) 17:25:00
345 1985.6.22 2週 ブライアン・アダムス「ヘヴン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=YMTGqsnjM7o
日本語動画アリ。ストレートかつシンプルなロック調バラード。ありがちな曲調だが、勢いと声質で聴かせていく曲。

346 1985.7.6 1週 フィル・コリンズ「ススーディオ」
https://www.youtube.com/watch?v=r0qBaBb1Y-U
当時ノリノリだったフィル・コリンズが、その勢いのままNo.1曲を出した。フィリップ・ベイリーとのデュオで出した「イージー・
ラヴァー」のほうが耳に馴染みがあるが、それと同じ時期にこんなナンバーワン曲を出していたのか。

347 1985.7.13 2週 デュラン・デュラン「007/美しき獲物たち」
https://www.youtube.com/watch?v=Fp4CR2HcHLQ
「しゃべくり007」でかかっている曲だったとは!まあ納得。流行らせるべくして流行らせたといった感じのサウンド。デュラン・
デュランとは一体何者?という疑問も残るが・・・

348 1985.7.27 ポール・ヤング「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=nfk6sCzRTbM
カヴァー曲中心の歌手ということで、イギリスの徳永英明のようだが、これはホール&オーツの曲らしい。何とも・・・

104korou:2021/04/05(月) 17:57:17
349 1985.8.3 3週 ティアーズ・フォー・フィアーズ「シャウト」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=ApWZIJPsTjM
またまたティアーズ・フォー・フィアーズ。なんか心に訴えてくる感じが素晴らしいのだが、日本人の心の琴線に迫るところは
同じ島国のポップスとしての共通性なのか?J-POPに近い感覚。ただし歌詞はプロテストソングのようだが(核兵器への抗議)

350 1985.8.24 2週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「パワー・オブ・ラヴ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=jyYWDtXXU50
ご存じ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌。快活で力強いヴォーカルが心地良い。もう飽きたかなと思ったが
やはり良かった。

351 1985.9.7 2週 ジョン・パー「セント・エルモス・ファイアー」
https://www.youtube.com/watch?v=dx7vNdAb5e4
またしても映画のサウンド・トラックが第1位。しかも1985.9.7付けチャートでは、1位から3位まで全部サウンド・トラック
だったらしい(ロック時代では史上初)。曲は巧みに作られてはいるが魅力には乏しい。ボーカルは力強いのだが。

352 1985.9.21 3週 ダイアー・ストレイツ「マネー・フォー・ナッシング」☆
https://www.youtube.com/watch?v=wTP2RUD_cL0
この時代を象徴するようなサウンド。イギリス出身のアーティストらしい独特の物哀しいムード、こまごまとした細工が満載の
ビデオ、ざっくりしたむしろ官能的な音響。あまり他との関連性のないサウンドだが、逆に彼らの個性が80年代のトレンドに
なっていくようだ。

105korou:2021/04/06(火) 16:33:18
353 1985.10.12 1週 レディ・フォー・ザ・ワールド「Oh,シーラ」
https://www.youtube.com/watch?v=wbL2lMn34Oo
何じゃこりゃ?という感じである。プリンスのようなサウンドで、でも弾きっぷり、歌いっぷりは地方の高校生のバンドの
ようで洗練されていなくて、よくこれで第1位になったのだと思えるほど。聴いたことがなかったが、でも惜しい気もしない。

354 1985.10.19 1週 a-ha「テイク・オン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=djV11Xbc914
日本語動画でも75万ヒットなのだが、ここは超有名なビデオをリンクしとかないとね。日本で流行った洋楽として、80年代を
代表する曲の一つ。

355 1985.10.26 1週 ホイット二ー・ヒューストン「すべてをあなたに」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=56tSeoIgp4A
久々にCD音源で聴いた。やはり感激モノだ。これだけの歌手はそうそう現れない。その素質をムダにした罪は大きいが、それ
でも他の歌手よりは遥かに偉大なままにして、人生を閉じた。やはり、100%完璧に生きることなんてムリなのかもしれない。
そんなことを思ってしまう。となれば、100%凄かったこの歌唱は奇跡と思うほかない。それを聴ける幸福も。☆印は当然。

356 1985.11.2 1週 スティーヴィー・ワンダー「パートタイム・ラバー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=lRXRN5UlDzY
まさかの170万回以上の再生回数。どうも根本要の”80年代スティーヴィーはくだらない説”に影響されてしまって、今まで
ナチュラルに聴けていなかったようだ。素直に聴けば、リズム、メロディ、声質、どれも最高レベルに近いね。

106korou:2021/04/06(火) 16:59:47
357 1985.11.9 1週 ヤン・ハマー「マイアミ・ヴァイスのテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=6RWdEj5tdpk
複数、このテレビ番組のインストゥルメンタル曲があるようなので、このリンク先が第1位を獲得した曲なのかどうかさえも不明だが
TV番組の音楽がNo.1になるのはあり得る話だ。まあ、日本でも放映されたが、観ていなかった番組なので特に感想なし。

358 1985.11.16 2週 スターシップ「シスコはロック・シティ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=nS415wlHWxE
あのジェファーソン・エアプレインがジェファーソン・スターシップになって、さらにスターシップになって、こんな能天気な歌を歌って
チャート1位になるなんておかしいじゃないか、と憤った時期もあったが、まあグレイス・スリックが良ければそれでいいかと思えるよう
になった。日本語コメントのとおりで、聴くと元気になれるのは間違いない。

359 1985.11.30 1週 フィル・コリンズとマリリン・マーティン「セパレート・ライヴス」
https://www.youtube.com/watch?v=S5uKEpOYSqY
デュエット曲のあるあるというか、驚くほど再生回数が低い。曲そのものもかなりオールドスタイルで、それをオーソドックスな声質の
2人が歌っているので、ザラザラっとした質感に乏しいのだが、メロディの美しさがわずかにその単調さを救っているようだ。

360 1985.12.7 2週 Mr.ミスター「ブロウクン・ウイングス」
https://www.youtube.com/watch?v=nKhN1t_7PEY
今度は驚くほど再生されている(1.2億万回以上)曲だ。全く聴いたことのないアーティストで聴いたことのない曲だが、歌声の奥底から
魂が聴こえてくるような佳曲。プリンスのようなド派手なサウンドもあれば、こんな地味だけどしっかりとしたサウンドもあるのがこの時代。

107korou:2021/04/06(火) 17:41:16
361 1985.12.21 4週 ライオネル・リッチー「セイ・ユー・セイ・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=gIbw0OkC9po
1985年のチャートは玉石混交だったが、最後は誰もが知る有名曲になった。この曲で8年連続でNo.1曲を書き続けたということで、
それはロック時代で唯一の快挙らしい。'78「永遠の人へ捧げる讃歌」(コモドアーズ)、'79「スティル」(コモドアーズ)、
'80「レイディー」(ケニー・ロジャース)、'81「エンドレス・ラブ」(ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー)、
'82「トゥルーリー」(ライオネル・リッチー、以下同じ)、'83「オール・ナイト・ロング」、'84「ハロー」というラインアップだ。

362 1986.1.18 4週 ディオンヌ&フレンズ「愛のハーモニー」
https://www.youtube.com/watch?v=HyTpu6BmE88
日本語動画も相当な再生回数なのだが、こればかりは各人の見事な歌いっぷりを映像でみたほうが感動も大きいので、1億回超えの
定番の動画をリンク。今聴くと、やはりスティーヴィーのハーモニカと声質がキマっている。エルトン・ジョンは精一杯頑張って
いる感じ。ディオンヌとグラディスはいつも通りの美声。

363 1986.2.15 2週 ホイットニー・ヒューストン「恋は手さぐり」
https://www.youtube.com/watch?v=m3-hY-hlhBg
ブロンソン著のチャート本に書いてあるこの曲に関する記述はかなり面白い。もともとジャネット・ジャクソンのために作った曲だった
のだがジャネットが断ったので宙に浮いてしまったところ、たまたま当時は無名の新人歌手のホイットニーのところに回ってきたという
経緯。曲をリリースしたときにはすでにホイットニーは超有名歌手になっていたという話。とにかく、このPVでの彼女は生彩溢れている。

364 1986.3.1 2週 Mr.ミスター「キリエ」
https://www.youtube.com/watch?v=9NDjt4FzFWY
またまたミスターミスター!これも佳曲。☆印をつけるまでにはいかないが、ずっと聴いていられる。誠実な音楽作りだ。

108korou:2021/04/08(木) 16:39:20
365 1986.3.15 1週 スターシップ「セーラ」
https://www.youtube.com/watch?v=32ScTb6_KHg
ちょっと分からない感じの音楽。無難にまとめられているが、どこにでもある曲のようでもあり、なぜこの曲だけがNo.1という
特別な場所に居れたのか理由を知りたいくらいだ。ブロンソンの本にはジェファーソン・エアプレインからのグループの経緯が
まとめられていて参考になる。

366 1986.3.22 1週 ハート「ジーズ・ドリームス」
https://www.youtube.com/watch?v=41P8UxneDJE
偶然だが、この曲のプロデューサーは、前曲の「セーラ」の作者であったピーター・ウルフをハートの楽曲制作に参加させ、
ウルフはソングライターのマーティン・ペイジにいい曲がないかあたることになる。ペイジはかつて作った曲「ジーズ・
ドリームス」と「シスコはロック・シティ」を提供し、ハートが前者を、スターシップが後者を選択することになり、どちらも
全米第1位になったというお話。

367 1986.3.29 3週 ファルコ「ロック・ミー・アマデウス」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=LKXpS625bDc
これも何かよく分からん曲。何で流行ったんだろう?単純なロックのビートに乗せて「アマデウス!」と叫んでいるだけにしか
聞こえないが。

368 1986.4.19 2週 プリンス&ザ・レヴォリューション「Kiss」
https://www.youtube.com/watch?v=H9tEvfIsDyo
どこを切り取ってもプリンスのサウンドでしかない純度100%のプリンス音楽。純度が高いので麻薬的な魅力があるのだろうという
推測は成り立つが、やはり自分には縁遠い世界だ。

109korou:2021/04/09(金) 16:40:00
369 1986.5.3 1週 ロバート・パーマー「恋におぼれて」
https://www.youtube.com/watch?v=XcATvu5f9vE
パワー・ステーションのヴォーカルがソロで出したヒット曲。女性モデルが極端な無表情のままバックで踊る独特のPVは
当時話題になったらしい。曲は単調なロック調で聴きどころはそれほどナシ。

370 1986.5.10 1週 ペットショップ・ボーイズ「ウェスト・エンド・ガールズ」
https://www.youtube.com/watch?v=p3j2NYZ8FKs
これも特徴に乏しいミディアム・ロック。イギリスポップ隆盛の時期だったので流行ったのだろうか?

371 1986.5.17 3週 ホイットニー・ヒューストン「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」☆
https://www.youtube.com/watch?v=IYzlVDlE72w
まあ、なんと感動的に歌い上げる歌姫だろうことか!まず日本語訳の動画を見て歌詞の意味を確認してから、このリンク先での
ホイットニーの歌いっぷりを観れば、いかに優れた歌唱であるかがよく分かる。時系列からして「すべてをあなたに」と同時期
になり、このデビュー直後の彼女の歌唱を上回るものはその後の彼女自身も含めて未だ現れていないと断言する。

372 1986.6.7 1週 マドンナ「リヴ・トゥ・テル」
https://www.youtube.com/watch?v=IzAO9A9GjgI
マドンナにしては、あまりに淡々とした曲で、一般には印象が薄いように思える。決して悪い曲ではないが、とらえどころのない
曲調なので歌いこなすのは難しい。マドンナの曲に成り切っていない感を受ける。

110korou:2021/04/09(金) 17:04:04
373 1986.6.14 3週 パティ・ラベルとマイケル・マクドナルド「オン・マイ・オウン」
https://www.youtube.com/watch?v=KsH63qJlIMM
美声に加えて確かな歌唱力のある男女デュエットによるバカラック・サウンドのヒット曲。どこにもケチのつけようがない、これぞ
名曲というお手本のような曲だ。パティ・ラベルは本当に素晴らしい。

374 1986.7.5 1週 ビリー・オーシャン「サッド・ソングス」
https://www.youtube.com/watch?v=KLjpJZbxkAU
これは典型的な優れたヴォーカリストによるヒット曲。そのヴォーカルの魅力に寄りかかかった楽曲で、その分、アレンジとか構成
などが少し甘い感じを受ける。もっとドラマティックに展開できそうな曲想なのだが。

375 1986.7.12 1週 シンプリィ・レッド「ホールディング・バック・ザ・イヤーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=yG07WSu7Q9w
哀愁漂う曲想で、こういうのも英国風なのだろうか。聴いていると70年代初め頃のシンプルなサウンドを想起してしまう。どこか
懐かしい感じ。遠くで鳴っているコルネットの音色がいい感じ。

376 1986.7.19 1週 ジェネシス「インビジブル・タッチ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ax5nVEvk2HE
フィル・コリンズ人気でジェネシスも一緒に人気上昇していた。サウンド的にはどうということはないのだが、どこにもひっかかりが
なくスムーズに曲想が展開されて、リアルタイムでは爽快なイメージだったと想像できる。久々の日本語動画。

111korou:2021/04/12(月) 20:52:58
377 1986.7.26 1週 ピーター・ガブリエル「スレッジハンマー」
https://www.youtube.com/watch?v=OJWJE0x7T4Q
歌手も曲名も聞き覚えがあるのに、曲そのものは全然記憶になく初めて聴いた感じなのが不可思議。ジェネシスに続くNo.1ヒットと
いうのも当時話題になったかもしれない。特に曲想でひらめきが感じられないので、まあこんなものかと。

378 1986.8.2 2週 ピーター・セテラ「グローリー・オブ・ラヴ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=mVxRbxF-pfk
和訳の動画があったのでそれをリンク。これも曲想に冴えがなく、ありきたりのメロディとコードをつなげて作ったようなイージーな曲。
でもそんな出来でも十分に人を感動させる力があるのだから、まさにポップス曲というのは出会いがすべてなのかも。ありきたりでも、
初めて知ればそれは感動モノに違いないので。

379 1986.8.16 2週 マドンナ「パパ・ドント・プリーチ」
https://www.youtube.com/watch?v=G333Is7VPOg
サビのキレの良さ、それに伴って溢れ出るメッセージ性のある歌詞が印象的で、マドンナが歌うべき曲のように聴こえるのが素晴らしい。
すでにこの時点でマドンナは彼女以外の何者でもない際立った個性を発揮していたことを証明する曲。

380 1986.8.30 1週 スティーヴ・ウィンウッド「ハイヤー・ラヴ」
https://www.youtube.com/watch?v=k9olaIio3l8
きっちり作り込まれたメロディライン(渋いけどね!)、サビの効いたヴォーカル、ティンパニを鳴らしているかのような鮮やかなドラム、
等々、特徴あるサウンドで聴かせる曲だ。いいねえ、やっぱり。スペンサー・デイヴィス・グループから20年目の快挙だ。

112korou:2021/04/15(木) 16:46:34
381 1986.9.6 1週 バナナラマ「ヴィーナス」
https://www.youtube.com/watch?v=d4-1ASpdT1Y
これほど有名なカヴァーもないだろう。MTV世代とお立ち台世代の両方にまたがって愛され、しかもオリジナルは深夜放送に
よる洋楽熱狂時代のNo.1ヒットなのだから。しかし、今となっては、曲の良さで聴かせるだけで、内容など何もないカヴァー。

382 1986.9.13 1週 ベルリン「愛は吐息のように〜トップガンLOVEテーマ」(日)

https://www.youtube.com/watch?v=-Doblr7Wyt4
映画の挿入歌として大ヒット、日本語動画もこの時期の洋楽としては異例の70万回以上のヒット。聴き慣れたメロディが、意外と
粘着質な女声ヴォーカルで歌われるナンバー。同じような音型の繰り返しで、その音型が和声的に綺麗なだけで、やや退屈。

383 1986.9.23 3週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「スタック・ウィズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=J08ZwySCoJ8
この時期最強バンドだった彼等が軽々と放ったNo.1ヒット曲。まさに”ロック演歌”とでもいうべきか、アメリカの由緒正しい
音楽の伝統を受け継いだかのような安定したサウンド、アレンジ、ヴォーカルだ。しいて分類すればカントリー・ロックか。

384 1986.10.11 2週 ジャネット・ジャクソン「あなたを想うとき」
https://www.youtube.com/watch?v=EaleKN9GQ54
プリンスの音楽と親和性を持つジャム&ルイスというアーティスト兼プロデューサーのサポートを得て、アルバム「コントロール」
を発表したジャネットが、そのアルバムから出したこのシングルで全米1位を獲得。マイケルの出現でプリンスの個性が認められ
そのプリンスの開発したサウンドが、こうして新しいスターを生んだという好例。

113korou:2021/04/15(木) 17:25:07
385 1986.10.25 2週 シンディ・ローパー「トゥルー・カラーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=LPn0KFlbqX8
シンディ・ローパーが、新しい個性を世間に認めさせた曲ということになるだろう。メロディラインは職人レベルのチームが作り上げ
アレンジは80年代独特の自信に満ちた感覚に満ちている。どうということない曲なのだが十分に聴かせる。

386 1986.11.8 2週 ボストン「アマンダ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=p0sMvBckGLc
日本語動画以外に適当な動画がなかったので、わずか7500回ヒットで4コメントの日本語動画をリンク。リーダーのトム・ショルツが
完全主義者なのでたまにしか曲の発表がないということらしいが、たしかにそれだけの熟成を経て生まれた曲という感じ。悪くない。

387 1986.11.22 1週 ヒューマン・リーグ「ヒューマン」
https://www.youtube.com/watch?v=s1ysoohV_zA
「愛の残り火」以来久々のNo.1ヒット。ジャム&ルイスのプロデュースでサウンドがさらに洗練され、曲全体の出来はこっちのほうが上かも
しれない。ただ「愛の残り火」には耳に馴染みやすいサビがあるのでそこが強みでこの曲を凌駕する。でも個人的にはこっちのほうが好き。

388 1986.11.29 1週 ボン・ジョヴィ「禁じられた愛」
https://www.youtube.com/watch?v=KrZHPOeOxQQ
最初は日本語動画にリンクしたものの、このPVでのいかにもというオーラは特筆モノなのでオフィシャルビデオにリンク替えした。この曲で
初のNo.1ヒットとなり、以後数年間は最大級の人気を誇ったモンスターバンドとなる。確かに人気出そうだ。妙なくらい魅力が溢れている。

114korou:2021/04/16(金) 18:01:23
389 1986.12.6 1週 ピーター・セテラとエイミー・グラント「ネクスト・タイム」
https://www.youtube.com/watch?v=WQKqp_rZbVk
シカゴを脱退したピーター・セテラが、またNo.1ヒット曲を出したが、今度は若いクリスチャン・ミュージック歌手のエイミーとの
デュエットだった。作曲はボビー・コールドウェルらしい。セテラの声だと、どれも同じ曲に聴こえるのは仕方ないことなのか。

390 1986.12.13 1週 ブルース・ホーンスビー&ザ・レインジ「ザ・ウェイ・イット・イズ」
https://www.youtube.com/watch?v=GlRQjzltaMQ
初めて知ったバンドだが、時代を超越した、あたかも悟ったかのような独特のサウンドに魅せられた。一応ミディアム・ロックという
ことになるのだが、そのなかにスパイスのように美しい音程がちりばめられていて、なんとも懐かしいというかいい感じなのだ。

391 1986.12.20 4週 バングルズ「エジプシャン」
https://www.youtube.com/watch?v=Cv6tuzHUuuk
あたかも60年代のモンキーズとかの100%お遊び気分で作られたナンバーのような軽いノリの曲で、この時期にこの大ヒットは、まさに
チャートの気紛れというほかない。とはいえ、聴いてすぐ愉しい気分になれるのはある意味素晴らしいこと。

392 1987.1.17 1週 グレゴリー・アボット「シェイク・ユー・ダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=Uc8wmLul3uw
曲として悪くはないのだが、さてこれは1984年以来ずっと熱量が上がっていたチャートを引き継ぐNo.1曲として、何を目指している
のだろうか。時代が求めるサウンドとはズレているようで、2曲前のスパイス味はともかく、「エジプシャン」とこれが続いて第1位
ということに若干の不安を抱く。特に感想もない普通の曲。強いて言えば70年代に時々耳にしたとりとめのない曲のようでもある。

115korou:2021/04/20(火) 17:48:32
393 1987.1.24 2週 ビりー・ヴェラ&ザ・ビーターズ「アット・ディス・モーメント」
https://www.youtube.com/watch?v=O2ur063fMhs
NBCの番組で使われたこともあり、意外な感じでNo.1になった曲。ごく普通な感じで、タイアップがなければ、シングルカットもされなかった
と思われる。

394 1987.2.7 1週 マドンナ「オープン・ユア・ハート」
https://www.youtube.com/watch?v=snsTmi9N9Gs
これまでの雑多なイメージを一新して、ロックンロール・ダンスというジャンルこそマドンナの個性だということを明らかにしたナンバー。
とはいうものの、随分と卑俗で軽薄なイメージになってしまったのも否めない。

395 1987.2.14 4週 ボン・ジョヴィ「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」
https://www.youtube.com/watch?v=lDK9QqIzhwk
この当時ノリノリだった彼等の代表曲となる。勢いのあるヴォーカルと安定したテンポ感が売り物。そうしたリアルタイム感を抜きに、今に
なって聴くと、どういう感じで熱狂だったのかよく分からない。悪くはないけど、リアルタイムを体現していない身にはよく分からない。

396 1987.3.14 1週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「ジェイコブズ・ラダー」
https://www.youtube.com/watch?v=hLp6tE_UMZI
同名の映画が有名らしく、検索するとそっちばかり出てくる。結局、聖書に記されているエピソードのことで”明日を今日よりよくしよう”
というメッセージが込めれらている曲らしい。ヒューイ・ルイスとかスプリングスティーンあたりじゃないと歌えない感じ。

116korou:2021/04/20(火) 18:12:19
397 1987.3.21 2週 クラブ・ヌーヴォー「リーン・オン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=kbyjaUJWWmk
1973年にビル・ウィザースがNo.1ヒットにした曲のカヴァー。ウィザースで聴いたときは中途半端な感じを受けたが、これはダンス
ミュージックとして聴きやすくアレンジされていて心地よい。まあオリジナルのほうが好きな人も居るのだろうけど。

398 1987.4.4 2週 スターシップ「愛はとまらない」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=0jtdB8F-rKo
映画「マネキン」に使われた曲らしいが、とにかく日本語動画でのコメントが熱い。そんなに流行ったのかしら。この時期の洋楽で
40万ヒットは凄い。映画からの感想と、とにかく80年代へのノスタルジーと。日本でこんなに人気があるのはアメリカ人もびっくり?

399 1987.4.18 2週 アレサ・フランクリンとジョージ・マイケル「愛のおとずれ」
https://www.youtube.com/watch?v=fDxzQJaA228
この時期のチャートは気紛れだ。なぜにNo.1?まあ歌手の名前からすれば全然不思議はないのだが。とにかく前後の曲との関連性は
何もなく、70年代の混迷に逆戻り?いやいや、曲は普通に流れて歌唱自体は物凄く良いのだけれど。

400 1987.5.2 2週 カッティング・クルー「愛に抱かれた夜」
https://www.youtube.com/watch?v=6dOwHzCHfgA
カナダとイギリスのバンドメンが組んで作られたバンドらしい。シンプルで少し懐かしいサウンド。こういうのも流行ったんだという
感じ。でも特徴はないなあ、ホント。

117korou:2021/04/21(水) 18:01:01
401 1987.5.16 3週 U2「ウイズ・オア・ウイズ・アウト・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=ujNeHIo7oTE
ジ・エンドのキレキレのギター・リフに、ボノの力強いヴォーカルが特徴のバンド。というより、観客動員力などの数字からも
このバンドが史上最大のロックバンドと言っても誰も文句は言わないだろう。この偉大なバンドについて、もっと知りたいと思い
Wikiの長い記述を読み込み、いくらかのシングルについて試聴した。もうブロンソンの本は終わりつつあるので、こういう聴き方で
いくつかの偉大なアーティストについては深聴きして、4曲セットにはこだわらず聴いてみるスタイルを試してみようか。
U2に関しては、歌詞も重要なので、今回はいくつか表面的に聴いてはみたが(「New years Day」、「beautiful day」、
「vertigo」、「one」(Mary J. Bligeとの共演))、なかなかすぐにはスッと頭に入ってこない感じ。まあ、それにしても
「with or without you」が名曲であることには激しく同意。

118korou:2021/04/22(木) 18:05:58
402 1987.6.6 1週 キム・ワイルド「キープ・ミー・ハンギン・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=xJZF-skCY-M
1966年にシュープリームスがNo.1ヒットさせた同曲のカヴァー。どうりでどこかで聴いたことのあるメロディだと思った。特徴のある
再アレンジとも思えないし、MVも大したことないように思えるが・・・

403 1987.6.13 1週 アトランティック・スター「オールウェイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Tb8XXTq7d4I
突然、こんなトラディショナルなサウンド、悪く言えばコテコテの美しいサウンドが出現し第1位となる面白さ。日本語動画で200万回
以上再生ってどんだけ人気あるんだって感じ。確かに日本人好みだ、このメロディは。

404 1987.6.20 1週 リサリサ・アンド・カルト・ジャム「ヘッド・トゥ・トー」
https://www.youtube.com/watch?v=51Iq8JmmfxY
なかなか目が出なかったフル・フォースというグループが、今度は新人をプロデュースしようということになり、メンバーの1人、マイク・
ヒューズが、仲間のスパナドーとカルト・ジャムというバンドを結成した上で、シュープリームス風のサウンドでメインは女の子のヴォーカル
を考え、リサ・ヴェレスをスカウトする。ニュー・エディションがジャクソンズ風サウンドで流行り始めた時期で、この企画は上手くハマり
まず、この曲でNo.1ヒットを手にする。こうしてみると、70年代前半の混迷時期と似ているのがよく分かる。新しいスターを発掘するより
従来のサウンドに頼ってしまっているのだ。この年のカヴァー・ヒットの多さと、こうした企画は、時代の混迷を物語る。1984年の充実は
どこに行った?

119korou:2021/04/24(土) 16:37:12
405 1987.6.27 2週 ホイットニー・ヒューストン「すてきなSomebody」
https://www.youtube.com/watch?v=eH3giaIzONA
ホイットニーのルックス、スタイル、女神ぶりといった外見の魅力が、見事に楽曲の中に放り込まれている佳曲だ。70年代までの
限定的なイメージのブラック風ミュージックとして当時も好評だったに違いない。ただし、サウンドはよくよく聴けば、白人風の
ディスコ風の軽いノリでしかなく、彼女はこういう方向にいくと普通の歌手でしかなかったはずだ。まあ、この類稀な外見が
フューチャーされているので、特別なことには変わりないが。

406 1987.7.11 3週 ハート「アローン」
https://www.youtube.com/watch?v=1Cw1ng75KP0
名前だけでその実態をあまり知らなかったハートについて、Wikiで検索。なるほど、女性ハードロッカーのアン・ウィルソンとその妹
ナンシーが中心のグループで、本当は尊敬するレッド・ツェッペリンのような音楽をやりたかったものの、さすがにジリ貧になった
80年代前半において、ヒット指向もやむを得なかったというところか、この曲はそういうヒット指向の頃のNo.1曲。普通に盛り上がる。

407 1987.8.1 1週 ボブ・シーガー「シェイクダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=F3MTFJz50qc
1960年代初頭から活躍しているベテラン歌手だが、これが唯一のNo.1曲。「ビバリーヒルズ・コップ2」のサウンドトラックとして
書かれた曲で、本来は第1作でも歌ったグレン・フライが担当するはずだったが、諸事情でボブのほうに回ってきたという話。映画
のなかの曲として妥当というか普通に完成された曲。

408 1987.8.8 2週 U2「終りなき旅」
https://www.youtube.com/watch?v=e3-5YC_oHjE
U2が、急速に高まった人気の末、再び手にした第1位曲。歌詞の内容は未確認だが、どこを取り出してもU2のサウンドのように
思える。彼らは、この1987年、この大飛躍で永遠なまでの長いスパンで応援してくれる驚異的な人数の熱狂的ファンを掴んだ。

120korou:2021/04/28(水) 15:57:38
409 1987.8.22 1週 マドンナ「フーズ・ザット・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=r0qDBYiOBrc
自身が主演する映画のサウンドトラックとしてリリースされ、当然のようにNo.1を獲得した。今聴くとどうということない曲なのだが
この当時のマドンナは向かうところ敵なしの状態だったのだろう。

410 1987.8.29 3週 ロス・ロボス「ラ・バンバ」
https://www.youtube.com/watch?v=nLAWPrCUQQ0
この曲を含むシングル曲でビルボードにチャートインを果たしたオリジナルの歌手のリッチー・ヴァレンスの映画が作られ、その映画のために
新たに「ラ・バンバ」を歌うことになったのがロス・ロボスということのようである。メキシコで古くからある歌のようなので、もともと耳に
馴染みやすいメロディ、リズムで、ヒットは当然かもしれない。

411 1987.9.19 1週 マイケル・ジャクソン「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=PHZ1Bii7Uwk
メキシコ民謡を挟んで、マドンナの後はM・ジャクソンの曲が第1位を獲得した。これもマイケルにしては平凡な曲で、このタイミングで
スローバラードを弱々しく歌う意味が分からない。

412 1987.9.26 2週 ホイットニー・ヒューストン「恋のアドバイス」
https://www.youtube.com/watch?v=eZVLHjnitnM
公式ビデオがどういうわけか冴えない映像だったので、このリンク先の素晴らしい歌唱に替えてみた。これなら名曲に聴こえる。マイケルの直後に
ホイットニーとは、考えてみたら贅沢な時代でもあったのだ。

121korou:2021/04/28(水) 16:26:10
413 1987.10.10 1週 ホワイトスネイク「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=WyF8RHM1OCg
イアン・ギラン脱退後のディープ・パープルでヴォーカルだったデヴィッド・カヴァーデイルが作ったグループ、ホワイトスネイクのNo.1曲。
どことなくオールドスタイルなロックの音で、ヴォーカルだけが雄々しく響いて聴こえる平凡な曲。

414 1987.10.17 1週 リサリサ・アンド・カルト・ジャム「ロスト・イン・エモーション」
https://www.youtube.com/watch?v=51Iq8JmmfxY
リサリサの2曲目のNo.1。曲も平凡だし、まさにこの時期の混迷を物語るようなランキング。どうした、ビルボード!

415 1987.10.24 2週 マイケル・ジャクソン「Bad」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=xP4oDb_JDLU
この時期としては異例なほどの再生回数を誇る日本語動画をリンク。もう好きとか嫌いとかのレベルを超えて、この時期のNo.1曲のなかでは
圧倒的なクオリティを誇るダンス・チューン。文句なしに”☆”。ただし個人的な感想としてはそれほど好きな部類ではないが。

416 1987.11.7 2週 ティファニー「ふたりの世界」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=FHWzjICL32g
1967年にトミー・ジェイムズとションデルズでヒットした曲を、当時16才のティファニーがリバイバル、No.1曲にまでヒットさせた。混迷の
チャートのなかに放り込んでみたら面白い結果になったという感じ。60年代の曲を新たにアレンジして、うんと若い歌手に歌わせたらこうなった
という感じ。

122korou:2021/04/28(水) 16:54:03
417 1987.11.21 1週 ビリー・アイドル「モニー・モニー」
https://www.youtube.com/watch?v=sYYAv-QW38Q
またまたトミー・ジェイムズとションデルズのかつてのヒット曲がリバイバルでNo.1ヒットとなった。2曲連続で同じアーティストのカヴァー
が第1位となるのは史上初らしい。ビリー・アイドルは、もともとパンク・バンドのメンバーだったが、こういう娯楽本位の曲もやってみた
かったらしい。それにしても、変なチャート。

418 1987.11.28 1週 ビル・メドレー&ジャニファー・ウォーンズ「タイム・オヴ・マイ・ライフ」
https://www.youtube.com/watch?v=4BQLE_RrTSU
映画「ダーティ・ダンシング」のサウンドトラック。この時期、やたらサウンドトラックによるヒットが多く、残念ながら、それほど多くの
曲をヒットさせながら後世に残るほどの名曲はほとんどない。本当に不毛な時期なのだ。この曲にしても平凡。歌手は非凡なのにもったいない。

419 1987.12.5 1週 ベリンダ・カーライル「ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」
https://www.youtube.com/watch?v=j2F4INQFjEI
元ゴーゴーズのヴォーカルだったカーライルが、ソロになって出したヒット曲。日本では、いろいろな場面で使われたはずで、この時期の曲
にしては知名度は高いはず(これだけ聴き覚えのある曲はこの時期にはそうそうない)。

420 1987.12.12 4週 ジョージ・マイケル「Faith」
https://www.youtube.com/watch?v=cPNvWeKbjXY
これも公式映像が冴えないので、別の動画をリンク。ジョージがアーティスととして認められるようになった直後のシングルで、個性的な
出来栄えではある。でもNo.1曲としては随分地味だ。

123korou:2021/04/29(木) 16:52:21
421 1988.1.9 1週 ホイットニー・ヒューストン「やさしくエモーション」
https://www.youtube.com/watch?v=0YjSHbA6HQQ
この時期、No.1ヒット曲を何作か連発していたライターたちを動員して、これまたデビューからNo.1ヒットを連発していた最高の歌姫のために
作られた曲。もくろみ通り、またまたNo.1ヒットとなったが、ライターたちはともかく、プロデュース側の思惑が「もっとアップテンポに」とか
「プリンス風の曲想を薄めに」とか色々ありすぎて、結果として彼女の多様性を消してしまったのではないかという疑念も残る。聴いていて
そんな風にも感じられた。

422 1988.1.16 1週 ジョージ・ハリスン「セット・オン・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=_71w4UA2Oxo
突然のジョージ・ハリスンのNo.1ヒットだ。かつて彼が1963年に見つけていた隠れた名曲を、1988年になってカヴァーとしてヒットさせたという
ことらしい。印象的なリフで日本でも知名度の高い曲。

423 1988.1.23 1週 マイケル・ジャクソン「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」
https://www.youtube.com/watch?v=HzZ_urpj4As
あまり聴いたことのない曲。夜の街で車の周辺でマイケルと女性が付きつ離れつの動きをする映像は観た記憶はあるが、メロディ、リズムなどは
記憶がない。まあ当時のマイケルならNo.1ヒットはそんなに難しくない話ではあったのだが。

424 1988.1.30 1週 イン・エクセス「二ード・ユー・トゥナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=w-rv2BQa2OU
オーストラリアのロックバンド。この時期のロックバンドの音らしく、どこか醒めた沈んだサウンドで、そのなかで正確にリズムを刻む
パーカッションの音が曲を前進させている。まあいわば普通の曲。

124korou:2021/04/29(木) 17:28:13
425 1988.2.6 2週 ティファニー「想い出に抱かれて」
https://www.youtube.com/watch?v=s143JBZ_mUc
この時期にしては珍しいアイドル的人気を誇った彼女が、実は歌唱力にも自信があるのだということを証明したような曲。シンプルなメロディと
アレンジで、ひたすら彼女の人気をあてにして作られた楽曲。こういうのが当時の日本で流行らなかったのは、すでにJ-POPのレベルが上がって
きた証拠かもしれない・・・と思ったら、当時の日本で大人気だったみたいで、こりゃまた失礼しました!この頃にライヴァルのデビー・ギブソン
がNo.1ヒットを出し、その後のニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックなどの人気につながるのだろう。そう思えば、アイドル人気というのも
MTVが作った副産物なのかもしれない。ティファニーはそういう商業モデルの先駆者なのかもしれない。

426 1988.2.20 1週 エクスポゼ「シーズン・チェンジ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=Yqk6y5Hmy9s
久々にちゃんとしたメロディをもった曲に出会った感じ。この時期、こういうラテン風サウンドは珍しいようにも思うが、いよいよ制作側の
混迷が見えるようだ。とにかく鉱脈、それもちょっとした鉱脈でもいいのでという縋るような気持ち。

427 1988.2.27 2週 ジョージ・マイケル「Father Figure」☆
https://www.youtube.com/watch?v=m_9hfHvQSNo
前作のNo.1曲と同様、個性的な曲想で、かつ同じように地味なサウンドだが、こっちのほうが聴き映えのする曲に感じられる。それにしても
彼は、ソロになってから個性的な曲を発表し続けているとしたら、ワム!!としては我慢の多い日々だったのだろう。

428 1988.3.12 2週 リック・アストリー「ギヴ・ユー・アップ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=VYSDefGkYxo
こんなに人気のある、というか注目されている曲とは知らなかった。日本語動画のコメント欄も盛況だ。ディスコ風サウンドに不自然なくらい
低音のヴォーカルが乗っかるというていで、うーむ、何だこりゃ?

125korou:2021/04/30(金) 16:42:55
429 1988.3.26 2週 マイケル・ジャクソン「マン・イン・ザ・ミラー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=Ojc8842lrJc
見事な訳詞と、もちろんその歌詞の内容自体と、それからコメント欄の純粋な魂の叫びとで完全にやられてしまった。初めて聴いたに
等しい曲ではあるけれど、さすがに日本での人気が「ビリー・ジーン」の次で第2位というのも分かるような気がする。とにかく
ストレートなメッセージで、でも誰かがこういう役割を果たさないといけないし、それがマイケルであったということ自体、感動的だ。
曲調は普通だが、歌詞の内容を伝えるにふさわしい堂々としたサウンド。

430 1988.4.9 2週 ビリー・オーシャン「明日へのハイウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=zNgcYGgtf8M
ごく普通にソウルっぽい歌を軽快に歌って、さも簡単にNo.1ヒットを飛ばしたという感じ。とはいえ、こうしたサウンドはシンプルでは
あるけれど創造は難しいし、歌唱も優れているし、水準は超えていると思う。

431 1988.4.23 2週 ホイットニー・ヒューストン「ブロークン・ハーツ」
https://www.youtube.com/watch?v=wa3tfVjGCQ8
相変わらず素晴らしい歌唱だが、数年前のデビュー時の衝撃と比べると、かなりクオリティは落ちているように感じる。爆発力の代わりに
通常は身に着けるはずのテクニックについても、デビュー時にすでに完成していた天才歌手なので、もはや下降していくだけという、何か
物悲しい運命が彼女を待っていたかのようだ。

432 1988.5.7 1週 テレンス・トレント・ダービー「ウィッシング・ウェル」
https://www.youtube.com/watch?v=ynIHsHYaig0
これもビリー・オーシャン同様、今のアーティストたちのサウンドの原型を創造しているように思える。こうしたR&Bタッチの曲想は
2021年のヒットチャートに入っていてもおかしくない。そして、そのサウンドは、おもにプリンス、レニー・クラヴィッツなどによって
推奨されたのだから、元をただせばマイケル・ジャクソンが果たした役割は、やはり大きいと言わざるを得ない。

126korou:2021/04/30(金) 17:16:15
433 1988.5.14 1週 グロリア・エステファン・アンド・マイアミ・サウンド・マシーン「エニシング・フォー・ユー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=4uLl8aA95zA
思ったよりオールドスタイルで、実に聴きやすかった。声質も歌唱も好みにぴったしで、個人的嗜好で”☆”をつけてみた。この時期は、まだ
R&Bばかりではなくて、前曲のような曲調の直後にこうしたロマンティックでメロディアスなものも流行っていたようだ。

434 1988.5.28 3週 ジョージ・マイケル「One More Try」
https://www.youtube.com/watch?v=bG5N3GC-m20
マイケル自身が最も気に入っていて自分の最高傑作と語った曲。「ケアレス・ウィスパー」とは比較にならないとまで言っているが、たとえ本人
はそうだとしても、この曲には「ケアレス・ウィスパー」のような甘さ、繊細さが感じられず、その代わりに孤高さ、精神の強さ、自在さなどが
感じられ、それはやはり万人が好むものではないことも事実だ。良い曲だけれども、皆が好きなマイケルは別のところに居たはずだ。

435 1988.6.18 1週 リック・アストリー「トゥゲザー・フォーエヴァー」
https://www.youtube.com/watch?v=yPYZpwSpKmA
前作同様、ディスコサウンドと、それとは全く不似合いな超低音の男性ヴォーカルという印象。ただし、今度はマイク・ストックと
マット・エイトケンというイギリスの名プロデュース・コンビが担当したので、サウンドはより洗練されたものになった。バナナラマの
担当のときと同じように、これぞユーロビートというアレンジ。


※これで「ブロンソン青本」を終了。以降は参考本なしにWikiのみを参考に書き進める予定。

127korou:2021/04/30(金) 17:51:08
(1988)
436 6/25 1 フーリッシュ・ビート  デビー・ギブソン
https://www.youtube.com/watch?v=qf8BoWKeHow
ティファニーのライバル、ついにNo.1ヒットを獲得。年齢的にみても、後のクリスティーナ・アギレラやブリトニー・スピアーズ
などより幼いのだが、その分、アイドルブームのような要素があったのだろうか?今さら分からないが。

437 7/2 1 ダーティ・ダイアナ マイケル・ジャクソン
https://www.youtube.com/watch?v=yUi_S6YWjZw
前作とは打ってかわって、ヘヴィ・メタ風にキメた曲。なかなかジャンルは多彩で、アーティストとして停滞していない印象を与える。
同じアルバムからの5枚目のシングルカットだが。

438 7/9 2 永遠の愛の炎 チープ・トリック
https://www.youtube.com/watch?v=muhFxXce6nA
1970年代末に、米国より先に日本で人気が沸騰し、逆輸入の形で米国でも有名になったこのバンドが、それから10年経ってやっと全米
No.1を獲得したのだなという感慨が湧く曲。彼らに似合わないバラードなので(作曲も外部)これでいいのかなとも思うが、まあ悪い
曲ではない。

439 7/23 1 オールド・オン・トゥー・ザ・ナイツ リチャード・マークス
https://www.youtube.com/watch?v=NvPi9zOfhmk
カントリー畑から突如現れたヒット歌手で、この後も連続ヒットを叩き出している。それにしても、一時代前のようなしっとりとした
バラードで、まだこういうのが流行っていたんだなと感慨深いものあり。

128korou:2021/05/01(土) 17:54:22
440 1988.7.30 4週 「ロール・ウィズ・イット」スティーヴ・ウィンウッド
https://www.youtube.com/watch?v=u_vkKozA8OI
この時期好調だったスティーヴのNO.1ヒット。ホランド=ロジャー=ホランド作の別の曲との類似を指摘され、ついにクレジットに併記される
ようになったらしいが、たしかにソウルフルでいかにもモータウン風なサウンドだ。こういう曲調にはふさわしいサビのある声質で違和感は
全くナシ。

441 1988.8.27 2週 「MONKEY」ジョージ・マイケル
https://www.youtube.com/watch?v=CHb2XYeXcJI
アルバム「faith」からのシングルカットで、またまたNo.1。なぜ”MONKEY”なのか詳細は不明だが、とにかくダンサブルでエレクトリックな
サウンドが炸裂している。何を出しても売れていた時期なのだろう。

442 1988.9.10 2週 「スゥイート・チャイルド・オブ・マイン」ガンズ&ローゼズ ☆
https://www.youtube.com/watch?v=1w7OgIMMRc4
12億回以上の再生回数を誇る、まさにこの時期を代表するハードロックの記念碑的名曲(らしい)。とにかく、この時期のトレンドのサウンド
とは程遠い、まるで60年代末頃に戻ったかのような古典的なハードロックのサウンドで、ある意味、その当時の若いファンには新鮮に聴こえた
に違いない。スラッシュのギタープレイが印象的。

443 1988.9.24 2週 「ドント・ウォリー・ビー・ハッピー」ボビー・マクファーソン
https://www.youtube.com/watch?v=d-diB65scQU
ジャズ歌手が、伴奏に楽器を一切使わず、メロディアスな曲を軽快に仕上げて、突如全米第1位を獲得したという感じの曲。こういうのも
流行り、ガンズ&ローゼズのような正統派ロックも流行り、ジョージ・マイケルのようなアイドル的人気を誇る歌手の曲も流行り、もはや
チャートを制する曲のジャンルに傾向など何もなくなったかのようだ。

129korou:2021/05/04(火) 16:25:41
444 1988.10.8 1週 デフ・レパード「ラブ・バイツ」
https://www.youtube.com/watch?v=W4XiSFyYRE8
最新アルバムからのカットでシングルヒットを連発していた時期のデフ・レパードのNo.1曲。いかにもといった典型的なロックサウンドで
ヴォーカルもリードギターもドラムもベースも聴き慣れた懐かしい音色で響き渡る気持ちよいサウンド。これといった特徴があるわけでは
ないが、安定したサウンドだ。

445 1988.10.15 1週 UB40「レッド・レッド・ワイン」
https://www.youtube.com/watch?v=zXt56MB-3vc
イギリスのレゲエ・バンドで、この時期このシングルが突如発売されNO,1に輝いた。ニール・ダイアモンドの曲のカヴァーらしいが、シン
プルな繰り返しがレゲエのリズムによく合っている。ただ、それだけで特に何もない曲ではあるが。

446 1988.10.22 2週 フィル・コリンズ「グルービー・カインド・オブ・ラブ(恋はごきげん)」
https://www.youtube.com/watch?v=HsC_SARyPzk
自身が主演を務めた映画『フィル・コリンズ in バスター』のメインテーマ(ザ・マインドベンダーズのカヴァー)としてヒットした。
いつものコリンズ節で特に際立った感じはなく普通に曲が流れていく。

447 1988.11.5 1週 ビーチ・ボーイズ「ココモ」
https://www.youtube.com/watch?v=fJWmbLS2_ec
映画「カクテル」の主題歌としてヒット、グループとしては「グッド・ヴァイブレーション」以来のNo.1ヒットとなる。ただし、この曲には
ブライアン・ウィルソンは参加していない。底抜けに愉しいリズムが徐々に忍び寄ってくる感じで独特だ。

130korou:2021/05/04(火) 16:55:55
448 1988.11.12 1週 エスケイプ・クラブ「ワイルド・ワイルド・ウエスト」
https://www.youtube.com/watch?v=6ES3iNPcPL8
イギリスのポップ・ロック・バンドが放ったNo.1ヒット。たしかに売れ線のフレーズを詰め込んだ商業主義っぽい音楽ではある。もはや
何が流行るのか、チャート順位には何も傾向がなく、こういうのもアリということだろうか。

449 1988.11.19 2週 ボン・ジョヴィ「バッド・メディシン」
https://www.youtube.com/watch?v=UxYUD_yvexA
ボン・ジョヴィの人気絶頂時のシングルで、普通にハードロックしている。サビでバックにコーラスを入れる手法とか、起承転結がハッキリ
したメロディなど、もはやこれはボン・ジョヴィ以外の何者でもない。

450 1988.12.3 1週 ウィル・トゥ・パワー「フリー・ベイビー」
https://www.youtube.com/watch?v=79r_XaUU7yE
Wikiに項目がないので詳細は不明。唯一のNo.1ヒットで、いわゆる一発屋だ。白人女性が黒人ヴォーカルをバックに歌うソウル風ポップ。

451 1988.12.10 1週 シカゴ「ルック・アウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=2uKLTtVqQpE
80年代のシカゴは、以前のシカゴと全く異なる音楽を作り続け、しかも、このNo.1曲に至ってはヴォーカルすら従前と違っている。シカゴ
と名乗る別グループとでもいうべきか。聴くべきものは何もない。平凡な普通の曲。

131korou:2021/05/05(水) 17:54:34
452 1988.12.24 3週 ポイズン「エヴリ・ローズ・ハズ・イッツ・ソーン」
https://www.youtube.com/watch?v=I-pEep3tnFs
ガンズ&ローゼスに続く正統派ロックの楽曲。明らかにR&B風テイストとは異なるこういう60年代から直結するようなサウンドが、この時期
そこそこ人気を集めていたことには驚かされた。どの音を拾ってもオーソドックスな音質だ。もっとシンプルにすればCCRの音色。

453 1989.1.14 1週 ボビー・ブラウン「マイ・プリロガティブ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=5cDLZqe735k
この時期に流行ったニュージャックスウィングを代表する楽曲ということになるのか。ニュー・エディションのセカンド・ヴォーカルの座に飽き
足らなかったボビーが、ソロになってテディ・ライリーなどのプロデュースにより、一気に表舞台に出た。確かに今のブルース・マースにつながる
新しい感覚のサウンドで、当時は大いにもてはやされたに違いない。

454 1989.1.21 2週 フィル・コリンズ「トゥー・ハーツ」
https://www.youtube.com/watch?v=SidxJz94Svs
いかにもフィル・コリンズといったサウンド。映画『フィル・コリンズ in バスター』の挿入歌で、同映画から2枚目のナンバーワンシングルと
なった。

455 1989.2.4 1週 シェリフ「ホエン・アイム・ウィズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=7b7iOoN5lIk
ついにWikiにも項目がないグループが登場。別サイトで調べると、シェリフとは、1983年にカナダからデビューしたグループで、アルバム1つ
出しただけですぐに解散。それが、曲を発表してから6年後に突然、ラジオのDJが気に入ってしまい、集中的にオンエアした結果、No.1ヒットに
まで上り詰めたという経緯。

132korou:2021/05/07(金) 15:22:26
456 1989.2.11 3週 ポーラ・アブドゥル「ストレイト・アップ」
https://www.youtube.com/watch?v=El1kgCqD7Xk
振付師、ダンスアーティストとして実力を発揮していた人が、アルバムを発表しているうちに、自身がスターの地位まで上り詰めたという感じ
で、この時期、信じられないほどNo.1ソングを連発したらしい。うーむ、またまた新発見だ。

457 1989.3.4 3週 デビー・ギブソン「ロスト・イン・ユア・アイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=GxlXQwncQz8 
この時期の歌で日本語動画があって、しかも13万ヒットというのも驚きだが、その動画自体の完成度も非常に高くて、ますます驚かされる。
曲はオーソドックスなラブソングで、こんな普通な感じで何で第1位になれるのか不思議だが、デビーの個人的人気だったのか?ティファニー
よりも大物っぽい感じはあるし、歌唱力もそこそこあるので、その意味では不思議ではないのだが。

458 1989.3.25 1週 マイク&ザ・メカニックス「リビング・イヤーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=5hr64MxYpgk
ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォードがソロ・プロジェクトとして始めたザ・メカニックスの最大のヒット曲。バカラックが
絶賛した歌詞の内容がどんなものか分からないが、古風なメロディラインに合唱団の声をかぶせたクラシックな曲調になっている。日本でも
ドラマ「HOTEL」で使われたらしい。

459 1989.4.1 1週 バングルズ「胸いっぱいの愛」
https://www.youtube.com/watch?v=PSoOFn3wQV4
前回のNo.1ヒット「エジプシャン」の時は気がつかなかったが、今回のこの曲では、明らかにヴォーカルのスザンナ・ホフスの魅力が、この
ガールズバンドのウリであることが分かる。魅力的な声質で、この手堅い出来のラブバラードを歌いこなしている。

133korou:2021/05/10(月) 16:58:31
460 1989.4.8 1週 ロクセット「ザ・ルック」
https://www.youtube.com/watch?v=LlVI7ZNiFlI
スウェーデンのロック・デュオという珍しい方向からの大ヒット。とはいえ、この後、もう2曲ほどNo.1ヒットを出すのだから、侮れない存在だ。
全く知らなかった男女デュオだが、曲調は軽快。

461 1989.4.15 1週 ファイン・ヤング・カニバルズ「シー・ドライブス・ミー・クレイジー」
https://www.youtube.com/watch?v=UtvmTu4zAMg
今度はイギリスのテクノ風ロックグループが第1位となる。1週だけの1位が続くが、確かにチャートとしては混迷しているものの、その割には
音楽の質は70年代の混迷時ほどは落ちていない。ラジオDJとか、曲のプロデューサーたちが、以前よりもグローバルに、あるいはブラックな
サウンドも含めて、幅広く面白そうな曲を物色し始めているせいなのだろうか。

462 1989.4.22 3週 マドンナ「ライク・ア・プレイヤー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=79fzeNUqQbQ
マドンナが、従来のポップ・ロック正統派的サウンドから、R&B風テイストに大きく舵を切った意欲作。時代の趨勢への感度の鋭いアーティスト
だからこそ、これだけの冒険を試みることができたのだろう。全身でソウルテイストを表現し切ったPVの出来も素晴らしい。

463 1989.5.13 1週 ボン・ジョヴィ「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=mh8MIp2FOhc
サウンドはバリバリのロックサウンドだが、歌詞はベタベタのアイラヴユーソングで、今冷静に聴くとミスマッチに思えるのだが、人気絶頂の
当時は普通にヒットしたのだろう(としかコメントできない)

134korou:2021/05/11(火) 16:46:21
464 1989.5.20 2週 ポーラ・アブドゥル「フォーエバー・ユア・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=0pyxKqdtrH8
振付師によるNo.1ゲットの2曲目。何がどう違うのか、どうして同じもので飽きないのか、今となっては何も知らない者には理解不能だが
まあ時代の寵児だったのかも。

465 1989.6.3 1週 マイケル・ダミアン「ロック・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=2R8cCsURPgo
これは本当に情報がなく、どうして流行ったのかさっぱり分からない。1973年にデイヴィッド・エセックスという人がこの曲をヒットさせていて
それのリバイバルらしいが、どうということない曲を、ほぼ同じアレンジで出した意図そのものからして分からない。

466 1989.6.10 1週 ベット・ミドラー「愛は翼にのって」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=PzxvEdcdOrY
映画「フォーエヴァーフレンズ」に主演し、さらに主題歌も歌って、ついに初のNo.1ヒットを獲得。しみじみとした歌詞と歌唱なのだが、映画を
観ていたら感激するのだろうけど、観ていない自分にははがゆい感じ。

467 1989.6.17 1週 ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック「ラビング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=ZT_7UjCVELg
意図的に作られたボーイズグループとしては、恐らくモンキーズ以来となるNo.1ヒット。もともとはジャクソン5の後釜を狙ったニュー・エディ
ションを作ったモーリス・スターが、新たに白人で同様のプロジェクトを立ち上げて作ったグループだ(「芸能・演劇」スレ参照)。この曲は
意外なくらい静かなバラード。イメージとしては元気の良い楽曲のような気がしていたので。

135korou:2021/05/11(火) 17:20:37
468 1989.6.24 1週 リチャード・マークス「サティスファイド」
https://www.youtube.com/watch?v=7sOjdusDUzE
正統派ポップ・ロックで、このサウンドなら70年代、80年代を問わず、一度火がついたらヒットが量産できるタイプの音楽だ。ルックス良し、
声質良し、サウンドはいわゆるゴキゲンな感じで、まあ抵抗なく聴き続けられる。

469 1989.7.1 1週 ミリ・バニリ「ドント・フォーゲット・マイ・ナンバー」
https://www.youtube.com/watch?v=JhyzGDPwmYU
最強のダンス・ユニットとして人気沸騰し、No.1ヒットを連発した後、実は口パクであることが発覚し、それを隠したままグラミーを受賞した
点を追及され、音楽界シーンから消えたデュオとして有名。音楽は個性的で面白いのだから、最初から口パクを公開して活動すれば良かったのに
と思う。

470 1989.7.8 1週 ファイン・ヤング・カニバルズ「グッド・シング」
https://www.youtube.com/watch?v=We_9MthGzwk
これもどうということないポップ風にまとめられたロック・サウンド。単調で眠くなる。

471 1989.7.15 1週 シンプリー・レッド「二人の絆」
https://www.youtube.com/watch?v=zTcu7MCtuTs
1972年にハロルド・メルヴィンが歌って全米3位まで上がった曲をカヴァーしNo.1へ。あまり特徴のないカヴァーのように思えるが・・・

136korou:2021/05/12(水) 17:32:02
472 1989.7.22 2週 マルティカ「トイ・ソルジャー」
https://www.youtube.com/watch?v=LvdLovAaYzM
この当時、デビー・ギブソン、ティファニーと並んで、日本での洋楽アイドルブームの立役者だったらしい。米国でも子役としての
知名度があったらしく、歌手デビュー直後はNo.1ヒットを出したようだ。いつの時代もTVなどでの知名度を生かしたスター誕生は
あるようだ。曲は平凡、歌唱もありきたり。

473 1989.8.5 1週 プリンス「バットダンス」
https://www.youtube.com/watch?v=ulOLYnOthIw
映画「バットマン」にインスパイアされて作られた曲(本当にサウンドトラックになったのか不明だが・・・)。もはやリズムを強調する
あまりメロディなどは放っておかれたという印象が強く、まさにリズムだけの名曲という新しいジャンルを創ってしまった感がある。ただし
こういうプリンスの仕事は、言葉がリズムを再構成するラップ、あるいはヒップホップの音楽にとって代わられたのかもしれない。日本では
パロディ、空耳などで知名度抜群の曲ということになっている。

474 1989.8.12 3週 リチャード・マークス「ライト・ヒア・ウェイティング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=PYa3OLPWeRY
日本語動画が結構盛況なので驚いた。まさに60年代から続く正統派エンターテイナーの声質、曲調で、エンゲルベルト・フンパーディンクとか
トニー・ベネットのそれと本質的に同じ音楽だ。1989年にこういうヒットを連発する歌手がいたとは、改めて驚くばかり。ブラックなチャート
についていけなかった当時の日本人も、これなら安心して聴けただろうことが想像できる。

475 1989.9.2 1週 ポーラ・アブドゥル「冷たいハート」
https://www.youtube.com/watch?v=o7aShcmEksw
ダンスシーンをリードするアブドゥルが、今度は軽快なサウンドオンリーでヒットを狙ったとおぼしきNo.1曲。どこをとっても淀みなく進行
する洗練されたサウンドだが、その実何の中身もないダンスチューンだ。こういうのも自分の嗜好としては程遠い。

137korou:2021/05/13(木) 17:21:58
476 1989.9.9 1週 ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック「ハンギン・タフ」
https://www.youtube.com/watch?v=By86PcLufOU
ボーイズグループとして人気絶頂時のスマッシュヒット。多少はサウンドにブラックなものを混ぜてきてはいるが、あくまでも節度のある”黒さ”に
なっているのは作戦勝ちだろう。もはや”黒さ”を誤魔化せる時代ではなくなっていたはずなので。

477 1989.9.16 1週 グロリア・エステファン「ドント・ウォナ・ル-ズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=J1x1WGtePSE
エステファン単独名義では初の第1位。もっともぼんやりと聴いているだけだと、マイアミ・サウンド・マシーン有る無しなど、ほぼ分からない。
特に印象に残らないごく普通の曲。歌声は伸びやかだが。

478 1989.9.23 2週 ミリ・バニリ「アイム・ゴナ・ミス・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=ZbUENJ5FjBk
再生回数が、この時期の楽曲にしては(1週限りの曲ばかり)結構多いのが特徴。サウンド的には間違っていないと思う。口パク疑惑が本当に惜しま
れる。今回はスローで落ち着いた雰囲気。

479 1989.10.7 4週 ジャネット・ジャクソン「ミス・ユー・マッチ」
https://www.youtube.com/watch?v=IVF0zcqr9Dg
元のHPデータでは”マドンナの楽曲”とミス記載している。それで検索するとどうもおかしいので、調べてみたら、ジャネット・ジャクソンの曲
だった。Wikiによれば、サウンド的には1つ前のアルバム所収の曲よりは後退したということらしいが、聴いた感じではダメな感じはほぼ分からない。
この曲のPVでは、これぞジャネット・ジャクソンというべき振付によるダンスが披露されている。

138korou:2021/05/16(日) 16:17:23
480 1989.11.4 1週 ロクセット「リスン・トゥー・ユア・ハート」☆ 
https://www.youtube.com/watch?v=yCC_b5WHLX0
これも聴き心地の良いポップソングで、日本で大人気にならなかったのが不思議なほど。最近亡くなったマリーの魂に敬意を表して”☆”

481 1989.11.11 2週 バッド・イングリッシュ「ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル」
https://www.youtube.com/watch?v=cu6pclWsxzs
ジャーニーにキーボード奏者を引き抜かれたベイビーズに、元ジャーニーのニール・ショーンが加わり、バッド・イングリッシュを結成。
ショーンは元々サンタナの主要メンバーであり、サンタナの元メンバーが結成してジャーニーとなったので、この時期は彼にとって例外的
な期間だったようだ。ジョン・ウェイトのボーカルでNo.1ヒットになった後、ショーンは再結成したジャーニーに戻った。

482 1989.11.25 2週 ミリ・バニリ「ブレイム・イット・オン・ザ・レイン」
https://www.youtube.com/watch?v=SiZVrTaC9Pg
ミディアムなテンポになったことで、やや中途半端な曲調になっているようにも思えるが、もう少し聴き込まないと分からない。

483 1989.12.9 2週 ビリー・ジョエル「ハートにファイア」
https://www.youtube.com/watch?v=eFTLKWw542g
ビリー・ジョエルにとっては例外的な曲だと思うのだが、この時期にこんな曲調でNo.1ヒット、皮肉がキツいかも。

139korou:2021/05/16(日) 16:43:29
484 1989.12.23 4週 フィル・コリンズ「アナザー・デイ・イン・パラダイス」
https://www.youtube.com/watch?v=Qt2mbGP6vFI
この年最大のヒットになった曲だが、これもフィル・コリンズにしては物足りない。曲を推進していく霊感のようなものが決定的に足りないように
思われる。数年前の曲だと、そのあたりが十分に感じられていたのだが。世間の評価はそうではなくて、4週も連続1位になるのだろうけど。

485 1990.1.20 3週 マイケル・ボルトン「ウイズ・アウト・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=YFood_bTOX4
7年前にローラ・ブラニガンに提供してヒットした曲をセルフカヴァー、No.1ヒットとなった。元々はハードロックバンドのヴォーカルで、いか
にもそれらしい透明感ある硬質な声で、ドラマティックに歌い上げている。声量のある本格派歌手の歌唱に似たものがある。

486 1990.2.10 ポーラ・アブドゥル「甘い誘惑(Opposites Attract)」
https://www.youtube.com/watch?v=xweiQukBM_k
アニメの猫と一緒に戯れて、踊って、なかなかユニークなMVになっている。ヒット連発で余裕もうかがえるダンサブルな曲調。

487 1990.3.3 ジャネット・ジャクソン「エスカペイド」
https://www.youtube.com/watch?v=UFX3gQHIroU
すごく新しいことをやっているようで、実のところ保守的なイメージを感じてしまうのは何故?

140korou:2021/05/16(日) 16:44:04
↑ マイケル・ボルトンに”☆”をつけるのを忘れた!

141korou:2021/05/19(水) 21:06:49
488 1990.3.24 2週 アランナ・マイルズ「ブラック・ベルベット」☆
https://www.youtube.com/watch?v=tT4d1LQy4es
ビルボードでトップになったのにWikiにも項目がない典型的な一発屋。カナダ出身の女性ロッカー。曲とか歌いっぷりは全然悪くないが
時代の趨勢と合っているかといえば、その辺が問題だったのかもしれない。でもロックはこれでいいのである。悪くない。

489 1990.4.7 1週 テイラー・ディン「愛に帰りたい」
https://www.youtube.com/watch?v=MO6xhLtfwW0
結構オールドスタイルなラブソングで、まだこういうのも流行ったわけだ。ホイットニー・ヒューストンに捧げるつもりだったらしいが、
レコード会社の意向でテイラー・ディンの歌唱になったらしい。抜群に歌が上手いというわけではないが熱唱ではある。

490 1990.4.14 1週 トミー・ペイジ「アイル・ビー・ユア・エブリシング」
https://www.youtube.com/watch?v=rTki_oqDLqk
またまたWikini項目のないアーティストが第1位を獲得。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーも関わって出来た曲らしく、そういう
感じの爽やか系ラブバラードになっている。トミー・ペイジはその後歌手を辞め、音楽ビジネスに携わっていたが、2017年に自殺している。

491 1990.4.21 4週 シンニード・オコーナー「愛の哀しみ」
https://www.youtube.com/watch?v=0-EF60neguk
プリンスの楽曲のカヴァーで、ダブリン生まれの奇才シンニード・オコーナー(注:シネイド・オコーナーという表記もある)が歌って大ヒット。
ちょっとゲテモノ趣味のようなところもあるが、この時代では大いに注目されたに違いない。

142korou:2021/05/29(土) 17:31:48
492 1990.5.19 3週 マドンナ「ヴォーグ」
https://www.youtube.com/watch?v=GuJQSAiODqI
人気下降気味だった当時のマドンナが、最新シングルのB面として制作した曲が意外と好評だったため、急きょシングルカットされ、1位にまで
上り詰めた。ハウス・ミュージックというらしいがよく判らない。ヴォーギングというダンスがPVで披露されているが、これもよく判らない。
とはいえ、何となく凄い感じは伝わってくる。一応、マドンナ会心のヒット作で代表作という扱いにもなっているようだ。

493 1990.6.9 1週 ウィルソン・フィリップス「ホールド・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=uIbXvaE39wM
ママス・アンド・パパスのフィリップス夫妻の娘と、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘(姉妹)の3人が組んだグループという
ことらしい。曲は何ということはないポップソングで、PVでは海辺でセレブの娘たちが楽しそうに歌っているというたわいもないもの。

494 1990.6.16 2週 ロクセット「愛のぬくもり」
https://www.youtube.com/watch?v=k2C5TjS2sh4
映画「プリティ・ウーマン」の挿入曲として大ヒット。ロクセット人気もあったのだろう。youtubeの再生回数も5億6千万回以上とかなり多い。

495 1990.6.30 3週 ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック「STEP BY STEP」
https://www.youtube.com/watch?v=ay6GjmiJTPM
これは完全に男性アイドルグループの曲といった趣き。日本でも韓国でもこの程度の楽曲ならいくらでも見つかるだろうが、米国では珍し
かったのではと思えるほど幼稚な感じで、BTSの先駆者とでもいうべきか。

143korou:2021/05/30(日) 16:23:08
496 1990.7.21 2週 グレン・メディロス(ft.ボビー・ブラウン)「シー・エイント・ワース・イット」
https://www.youtube.com/watch?v=7-1vYnFHu2U
ハワイ出身の歌手で、3年ほど前にスマッシュヒットを放った実績もあるが、この当時はヒット曲に恵まれていなかったらしい。R&B風味
を加えた楽曲でNo.1を獲得。その後は特に活動もせず一般人に戻ったらしい。ごく普通に「ヒット狙い」の曲。にしても、再生回数が
13万回にもいかないのはヒドい。

497 1990.8.4 4週 マライア・キャリー「ビジョン・オブ・ラブ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=tov22NtCMC4
ついにマライアが登場。うーん、これは別格ですなあ。このあたりでNo.1ヒットとなった他の人たちと一緒にしてはいけません。よくぞ
これだけの資質の未発掘の歌手が突然出現したものだと驚くばかり。PVを一気に観終わって唖然、呆然。そりゃ女性ソロ歌手で歴代1位
のNo.1曲数になりますよ、これは。

498 1990.9.1 1週 スウィート・センセーション「If wishes came true」
https://www.youtube.com/watch?v=wHqqraFrrd0
またまた得体のしれない歌手が登場。Wikiに項目すらないのでネット上の某ブログからの受け売りで、この人たちはニューヨーク出身の
3人組ダンス・ユニット(このPVではダンスすらしていないが)で、シュープリームス「ラブ・チャイルド」のカヴァーで知名度を上げ
この曲で第1位を獲得ということらしい。見た目ハデそうなお姉さん方3名様で、この曲の後ももめごとが絶えず、そのうち居なくなって
しまったそうな。曲もまあ普通、ヒット狙いの露骨な曲。

499 1990.9.8 1週 ジョン・ボン・ジョヴィ「プレイズ・オブ・グローリー」
https://www.youtube.com/watch?v=MfmYCM4CS8o
西部劇映画の関係で制作されたアルバムからのスマッシュヒットらしい。別にジョン・ボン・ジョヴィでなくても良さそうなのだが、
主演俳優からのリクエストらしい。ゲテモノ風になりそうなところを、割ときっちりと作って聴かせどころでボン・ジョヴィらしさも
見せているところはさすが。

144korou:2021/06/03(木) 15:08:35
500 1990.9.15 2週 ウイルソン・フィリップス「リリース・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=k09b8zJq0t8
これも上流階級の子女らしき3名が普通に普通の歌を歌っているという印象。やはり、こういうのはその時代に米国にリアルタイムで居ないと
分からないヒット曲。

501 1990.9.29 1週 ネルソン「ラブ・アンド・アフェクション」
https://www.youtube.com/watch?v=x1W6-ErrHls
リッキー・ネルソンの双子の兄弟が組んだバンドで、これも金持ち階級のお坊ちゃんバンドと言いたいところだが、ウィルソン・フィリップス
との違いは、声質の良さで、その分活動は長続きしたようだ。曲調はこの当時のトレンドに合わせた感じで浅い感じは拭えない。

502 1990.10.6 1週 マキシ・プリースト「クロウス・トゥー・ユー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=3mJ0zCD3tdA
ルーツをジャマイカに持つイギリス出身のレゲエ歌手が、見事にポップなレゲエを聴かせている。初めて聴いたが、結構気に入ってしまった。
カーペンターズの同名の曲と区別するために”クロウス”と表記したのだろうか。

503 1990.10.13 1週 ジョージ・マイケル「プレイング・フォータイム」
https://www.youtube.com/watch?v=goroyZbVdlo
やりたいことをやりたいようにできた80年代のアーティストらしい思い切ったシングル曲。歌詞の内容はシリアスで辛辣で、ヒット曲狙いとは
とても思えないが、こういう風にふるまってもファンはついていったのだろう。今客観的に聴いてもなかなかの曲だと思う。

145korou:2021/06/04(金) 15:30:29
504 1990.10.20 1週 ジェームス・イングラム「アイ・ドント・ハヴ・ザ・ハート」
https://www.youtube.com/watch?v=OUz0T7ixeEk
渋い歌声がメロディアスに流れてきてムードは満点。ただし、この時期までに確立したハードロック系ヒットの流れとは違うので、やはり
これは歌唱力とかが評価されてのNo.1ヒットなのだろう。

505 1990.10.27 1週 ジャネット・ジャクソン「ブラック・キャット」
https://www.youtube.com/watch?v=qH-rPt1ftSo
第一印象は、どうしても女性版マイケル・ジャクソンというイメージになってしまい、これは損だ。せっかく80年代半ばにアイデンティティ
を築きかけたのに、ここに至ってイージーな方向に走ってしまっている。もっと難しくても本当の音楽をやるべきだっただろう。それだけの
素質はあったと思えるのだが。サウンドはMJサウンドとハードロックの寄せ集め。既視感は強い。

506 1990.11.3 1週 バニラ・アイス「アイス・アイス・ベイビー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=rog8ou-ZepE
これは十分に新しい音楽だ。今までのNo.1ソングでもラップはいくつか見かけたが、これほどしっかりとラップのイメージを世の中に伝えた
楽曲はなかった。ラップというジャンルが音楽の愉しさを伝え得ることを証明した最初の曲として貴重。

507 1990.11.10 3週 マライア・キャリー「ラブ・テイクス・タイム」
https://www.youtube.com/watch?v=FkDpwF6-QiA
前回の曲ほどではないが、やはり抜群の声量と歌唱力で聴く者を圧倒する。ホイットニー・ヒューストンと同時にこういう歌姫が出現した
こと自体が80年代後半から90年代前半にかけてのビルボード史上の大事件と言えるだろう。

146korou:2021/06/05(土) 15:09:13
508 1990.12.1 1週 ホイットニー・ヒューストン「アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=i0oRnyXxIrY
3年ぶりにアルバムを発表して、これがシングルカットで首位の第1弾。サウンドを新しくしたのはすぐに分かるが、それが良い方向なのか、
迷い気味な傾向にあるのかはすぐには分からない感じ。それでも首位になるのはスターの証し。

509 1990.12.8 4週 スティーヴィー・B「ビコーズ・アイ・ラブ・ユー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=Xc1uQI2XmZs
美しいメロディのバラード。曲調にふさわしい鮮明で綺麗な声質で歌い上げ、なかなか
印象的な曲だ。

510 1991.1.5 2週 マドンナ「ジャスティファイ・マイ・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=Np_Y740aReI
前年末に発売されたベストアルバムに所収されたシングル曲。PVはほぼエロビデオのようなもので、ほぼ裸に近いマドンナが複数の人間とセックス
まがいの行為を繰り返すといったもの。そりゃ、放送禁止扱いになるわ。でもyoutubeでは見放題。曲としてはメロディも何もなくて、マドンナが
つぶやいているだけ。どういう方向性なん、これ?

511 1991.1.19 1週 ジャネット・ジャクソン「ラブ・ウィル・ネバー・ドゥー」
https://www.youtube.com/watch?v=63zEDkg351c
ますますマイケル・ジャクソン風が強まる傾向。まあ悪い曲ではないんだけど・・・。どうしてもジャネットでないといけない類の音楽ではない
ことは確か。当時はスター人気もあっただろうからNo.1ヒットにもなるだろうけど。

147korou:2021/06/06(日) 15:05:11
512 1991.1.26 2週 サーフィス「ファーストタイム」
https://www.youtube.com/watch?v=_Sz2HOAb54w
R&Bを歌う3人グループということで、日本語のWikiには項目すらないのだが、曲を聴いてみると、ポップな感じで全然ブラック感がない。
こういうのもR&Bというのだろうか?それっぽい人が歌ったらなんでもR&Bなんかなあ?

513 1991.2.9 2週 C+Cミュージックファクトリー「エヴリバディ・ダンス・ナウ!」
https://www.youtube.com/watch?v=LaTGrV58wec
これは街中でよくかかっていたはずで、メロディ、リズムはよく知られている曲。2人組のユニットで、さらに女性ボーカルとラッパーを加えた
ダンスミュージックに仕立てて、ビッグヒットになった。

514 1991.2.23 2週 ホイットニー・ヒューストン「この愛にかけて(All the Man That I Need)」
https://www.youtube.com/watch?v=xmIp8j2cjDQ
見た目は素晴らしい歌唱に見えるかもしれないし、実際この歌唱は決して低レベルではないのだが、デビューのときのあの凄まじい表現力を
知ってしまった後では、すべては空しく感じてしまう。これでは普通の歌の上手い黒人系女性歌手でしかない。曲もあまり愉しく聴こえない。

515 1991.3.9 2週 マライア・キャリー「サムデイ」
https://www.youtube.com/watch?v=4RWfSUWVP2I
軽快なダンスミュージックに仕立てて余裕の1位獲得。音楽的には何もないに等しいが、マライアという超大物新人が出現したということに
伴う凄いオーラがPVから歌声から伝わってくる。

148korou:2021/06/07(月) 17:10:53
516 1991.3.23 1週 ティミーT「ワン・モア・トライ」
https://www.youtube.com/watch?v=hcEaUJoo0NE
Wikiに項目のないアーティストがまた出現。例の洋楽サイトによると、一発屋への分類すら忘れられるほど印象の薄いNo.1ヒットという実に
可哀相な第1曲らしい。たしかに聴いた感じも印象が薄い・・・

517 1991.3.30 2週 グロリア・エステファン「カミング・アウト・オブ・ザ・ダーク」
https://www.youtube.com/watch?v=QS7qLDizDYo
バス事故により大怪我から復活、その第1弾ということになるらしい。従来のサウンドにゴスペル調が加わった曲調で、しかし全体として
ライトで聴き易い感じなのは変わっていない。

518 1991.4.13 1週 ロンドン・ビート「シンキング・アバウト・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=dGw3w_njQ4g
結構ベテランなリードボーカルが率いる3人組ボーカルグループということになるのだろうか、これもWikiに項目がないので詳しくは分から
ない。なんかこの時期のチャート、地味だなあ。なんというか、ダンサブルなR&Bでちょっぴりカントリー風味もって感じ?

519 1991.4.20 1週 ウィルソン・フィリップス「ユー・アー・イン・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=P7gYii2unkg
もうすっかりチャートの住人となってしまった彼女たちのNo.1ヒット。何度聴いても、どうもその良さは分からないんだけど、アメリカ人なら
すぐ分かる話なのか・・・

149korou:2021/06/08(火) 17:12:38
520 1991.4.27 2週 エイミー・グラント「ベイビー・ベイビー」
https://www.youtube.com/watch?v=vMXuuYnoRdI
クリスチャン・ポップ・シンガーという妙なジャンル分けに属している人だが、5年前に元シカゴのピーター・セテラとのデュエットで
No.1ヒットを獲得済みの人だった。普通のポップソング。歌詞の内容を探っていないのでどんな歌かは不明。

521 1991.5.11 1週 ロクセット「ふたりのときめき(Joyride)」
https://www.youtube.com/watch?v=xCorJG9mubk
今までとは若干曲調を変えて聴き易い軽いノリのポップソングに仕上がっている。アバのような感じ?

522 1991.5.18 1週 ハイ・ファイブ「アイ・ライク・ザ・ウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=vF3MB0U6DO8
Wikiに項目がなかったが、結構著名なR&Bグループのようだ。この曲はテディ・ライリー制作によるもので、その意味ではボビー・ブラウン
とかガイといったニュージャックスイング系の音楽との接点がみられる。とはいえ、リーダーのトニー・トンプソンの力は大きく、数多くの
R&Bミュージシャンに影響を与えたグループらしく、2007年のトンプソンの死で活動を終えたことになる。この曲は、曲自体は素晴らしいが
ボーカルがまさにボーイズグループの声質で物足りない感じを受ける。

523 1991.5.25 2週 マライア・キャリー「アイ・ドント・ウォナ・クライ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=QfG1qwl-Zho
これは前作(No.1)あたりと比べると、曲調はより工夫されていて深みがあって、歌唱もこれぞマライアというべき特徴をより強く打ち出して
いる。ちょっと点が甘いかもしれないが”☆”。

150korou:2021/06/09(水) 17:25:39
524 1991.6.8 1週 エクストリーム「モア・ザン・ワース」
https://www.youtube.com/watch?v=UrIiLvg58SY
ハードロックのバンドらしいが、そういうバンドが時折出すメロウなバラードらしい、なかなか聴きどころのある佳曲。メンバー各自は
それぞれ有名で、その後ヴァン・ヘイレンのメンバーになった人も居るらしい。この曲が所収されたアルバム「ポルノグラフィティ」は
日本の同名のバンドの名前の由来となった。

525 1991.6.15 4週 ポーラ・アブドゥル「あふれる想い(Rush,Rush)」
https://www.youtube.com/watch?v=LNPb931HqeM
曲はごく普通だし、PVも平凡な出来だし、それでいて、これで5曲目のナンバーワン獲得。その割には日本での知名度は低いのは何故?
曲調、ルックスともに日本人好みのように思えるのだが。あまりにも普通すぎて、洋楽っぽくなかったからなのか?

526 1991.7.20 1週 EMF「アンビリーバブル」
https://www.youtube.com/watch?v=K5kr2OBhh4c
イギリスで当時流行していたテクノとロックの融合音楽で、さらにヒップホップ風なテイストを加えた、なかなか日本人には難しい?
楽曲となっている。この”デジロック”は、グランジの流行で一気にかき消される運命になるらしいが、なかなかそのあたり濃厚な
世界で、Wikiをかなり熟読してみたが、一気には理解できない。

527 1991.7.27 7週 ブライアン・アダムス「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=Y0pdQU87dc8
映画「ロビン・フッド」の主題歌となり、知名度の高いアダムスのボーカルということもあって異例の7週連続No.1ヒットとなった。この
時期、せいぜい1週か2週のNo.1曲ばかりなので、これは凄い。これも日本人好みのメロディアスな曲なのだが、多分日本ではメガヒット
になっていないはずである。J-POPの充実が洋楽をマイナーな世界で押し出した時代に突入したのだ!(と思う)

151korou:2021/06/10(木) 17:10:28
528 1991.9.14 1週 ポーラ・アブドゥル「ザ・プロミス・オブ・ア・ニューデイ」
https://www.youtube.com/watch?v=iwDxECVCf24
ポーラ・アブドゥル最後のNo.1ヒット。相変わらず2021年の今となってはオールドスタイルな感じしかしないサウンドで、PVだけは、より
セクシーさを増した内容。(注:VEVOの映像は縦横比が崩れているのでリンクせず、同じ映像で修正済みのものをリンクした)

529 1991.9.21 2週 カラー・ミー・バッド「アイ・アドア・ミ・アモーレ」
Wikiに項目がないので別サイトで情報を入手。白人・黒人の混成4名のコーラスグループで、この曲についていえば曲調はオーソドックスで
いくら地味な印象も受けるが、コーラスはしっかりしていて、歌も上手い。個人的には好きな部類だが、この時代で生き抜くには厳しいもの
があっただろうし、実際そうなってしまった。残念。

530 1991.10.5 1週 マーキー・マーク&ザ・ファンキー・パンチ「グッド・バイブレーションズ」
https://www.youtube.com/watch?v=Zjk4CCVxWZM
マーキー・マーク(マーク・ウォルバーグ)は、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの主要メンバーだったドニー・ウォルバーグの弟で、
ドニーを発掘したモーリス・スターは、マークもグループに入れてみたものの、マークはすぐに脱退し、そのうち自前のバンドでデビュー。
この曲でNo.1ヒットを獲得した。その後、マークは俳優としての活躍が目立つようになり、バンドも消滅した模様。この曲については、かな
りファンキーだが、もっぱら黒人女性ボーカルがその雰囲気を醸し出し、白人のマークはラップ専門となっている。

531 1991.10.12 3週 マライア・キャリー「エモーションズ」
https://www.youtube.com/watch?v=NrJEFrth27Q
ブラックな曲調にも挑戦し無難に歌い切ったという一曲。ホイッスルボイスも惜しみなく出しまくり、見事なことこの上ないが、このあたり
から歌うことについての安易な姿勢が見えてくるようで、上手いのは上手いのだが、あまり心に響かないのも事実。

152korou:2021/06/11(金) 18:03:23
532 1991.11.2 1週 キャリン・ホワイト「ロマンティック」
https://www.youtube.com/watch?v=Mu-ty0dC9k4
ベイビーフェイスのプロデュースでデビューしていたが、この曲所収のアルバムではジャム&ルイスのプロデュースとなり、それが功を奏した
のかNo.1ヒットとなる。まさにジャネット・ジャクソンの時に聴いたようなサウンドだ。キャリンはその後ルイスと結婚。

533 1991.11.9 2週 プリンス&ニュー・パワー・ジェネレーション「クリーム」
https://www.youtube.com/watch?v=rrbFQEcpJ3A
相変わらず”怪しい雰囲気”の音楽で、ただし随分と聴き易くはなってきている。他に感想はなし。

534 1991.11.23 1週 マイケル・ボルトン「男が女を愛する時」
https://www.youtube.com/watch?v=MUuNDb-nm5M
いきなり時の針を戻したかのようなメロディアスで古典的な曲調で、一体どうしたのか(苦笑)。50年代後半のヒットでもおかしくない。
歌唱もロック風とはいえ、伝統的な歌唱にも近い。一体どうしたのか(笑)

535 1991.11.30 1週 P.M.ドーン「Set Adrift On Memory Bliss」
https://www.youtube.com/watch?v=M5VoTLTdr2A
兄弟ラップグループが、スパンダー・バレエの「トゥルー」をサンプリングして大ヒットさせた。この頃から、こういう訳の分からない
”サンプリング”ヒットなどが出て来始める。

153korou:2021/06/12(土) 15:58:13
536 1991.12.7 7週 マイケル・ジャクソン「ブラック・オア・ホワイト」☆
https://www.youtube.com/watch?v=F2AitTPI5U0
テディ・ライリーをプロデューサーに迎え、ニュー・ジャック・スウィングに挑戦したマイケルの新アルバムからの先行シングル。意欲的
な仕掛け、人気子役を使いかつ最新技術を駆使したMV、普通でもこれだけやれば注目の的だが、ましてマイケルの久々のシングルとなれ
ば7週連続1位も当然か。音楽としてはシンプルで、映像は全く観る者を飽きさせない出来。これで”☆”がつかないわけがない。

537 1992.1.25 1週 カラー・ミー・バッド「オール・フォー・ラヴ」
https://www.youtube.com/watch?v=gaJtHeLXqJs
何とも地味な曲で、一応ダンスミュージック風な味付けはしてあるものの、どうやってマイケルを1位の座から蹴落としたのだろうと
思える曲。相変わらずコーラスは綺麗でボーカルもオーソドックスで、クオリティは高いんだけど。

538 1992.2.1 1週 ジョージ・マイケル(&エルトン・ジョン)「僕の瞳に小さな太陽」☆
https://www.youtube.com/watch?v=RsKqMNDoR4o
ライブの映像を堪能した。ジョージもエルトンも有り余る歌唱の才能を存分に発揮し、聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ。曲自体、エルトン
のソロとして70年代から聴き込んでいるので、こういうのは無条件に楽しめる。甘いけどこれも”☆”にする。

539 1992.2.8 3週 ライト・セッド・フレッド「アイム・トゥー・セクシー」
https://www.youtube.com/watch?v=P5mtclwloEQ
これは完全なゲテモノ・ソング。妙に軽快なリズムに合わせて、MVではセクシーなショットが次々と現れる。でも、こんなのでも3週に
わたって1位を獲得したんだなあ、ヘンだよ。

154korou:2021/06/14(月) 17:46:43
540 1992.2.29 3週 MR.BIG「トゥー・ビー・ウイズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=L6-uJLteKek
よくある話だが、ハードロック・バンドの唯一の全米No.1ヒットが、何ともユルいバラードであること。大学の軽音サークルで、まずは
これでも一緒にやってみるかという感じの練習曲みたいな曲。やはりアルバムを聴かないと、こういうバンドの真価は分からない。

541 1992.3.21 5週 ヴァネッサ・ウィリアムス「セイブ・ザ・ベスト・フォー・ラスト」☆
https://www.youtube.com/watch?v=5EdmHSTwmWY
ホイットニーやマライアのようなディーバがヒットする可能性があるという状況のなかで、これはイケるだろうとレコード会社が驚喜して
送り出したに違いない本格派っぽい雰囲気の歌手と、よく作り込まれた曲調が大当たり、という感じだ。オールドスタイルでこれだけの
出来ならもう文句はないのだが、何かが足りない気もするのは何故?

542 1992.4.25 8週 クリス・クロス「ジャンプ」
https://www.youtube.com/watch?v=010KyIQjkTk
前の曲との落差は強烈。新しいものを求めていた層や、ラップ大好きファンが、8週ものロングランを可能にさせたのだろう。音楽的には
ラップという新しいジャンルで2か月ほどチャート首位を独走したという価値のほうが大きく、曲として、あるいはアーティストとして
どうなのかと言われれば、ゲテモノ趣味と言わざるを得ない。こんなに幼いデュオである必然性が分からない。

543 1992.6.20 2週 マライア・キャリー「アイル・ビー・ゼア」☆
https://www.youtube.com/watch?v=UIt3dx4an9c
ジャクソン5のヒット曲をカヴァー。リンク先は公式のライブ映像だが、ここではマライアの歌唱力の高さがひしひしと伝わってくる。
技巧に走りがちな歌唱スタイルだが、こういう曲だとそれが良い方向に作用して、聴き応えのある歌唱になっている。

155korou:2021/06/15(火) 16:27:50
544 1992.7.4 5週 サー・ミックス・ア・ロット「ベイビー・ゴット・バック」
https://www.youtube.com/watch?v=X53ZSxkQ3Ho
強烈なラップ・ミュージックだ。クリス・クロスとは違って、大人の男性がセクシーな歌詞をラップでつぶやきまくる歌で、まさに新しい
時代がやってきているという印象を強くする。もう個人的にはお手上げだ(笑)、何も分からない。

545 1992.8.8 1週 マドンナ「マイ・プレイグラウンド」
https://www.youtube.com/watch?v=RhXDO2a3-sE
強烈なラップの直後に聴くと、なんとも伝統的なスタイルでホッとすると同時に、マドンナ大丈夫か?時代に乗り遅れていないか?という感
を強くする。哀愁がこもったバラードで、(しつこいが)前曲の強烈なラップとの対比が凄まじい。

546 1992.8.15 13週 ボーイズ・Ⅱ・メン「エンド・オブ・ザ・ロード」☆
https://www.youtube.com/watch?v=zDKO6XYXioc
ついに、このロングヒットの王者たるボーイズ・Ⅱ・メンの登場だ。13週連続1位となってプレスリーの記録を抜いたことはリアルタイムで
知っていたが、それからほぼ30年後の今日、初めてこの曲を聴いた。皆リードボーカルができる歌唱力と、オーソドックスな歌詞の内容と
曲調、うまく構成されたソロ・パートとコーラス・パートなど、確かに注目されるに値する楽曲、グループだと思った。

547 1992.11.14 2週 ザ・ハイツ「ハウ・ドゥー・ユー・トーク・トゥー・エンジェル」
https://www.youtube.com/watch?v=P5HIarf0CFM
ロックバンド「ザ・ハイツ」に起こる様々な事件を描いた群像ドラマの劇中歌らしい。当時は人気のあるTVドラマだったのだろう。曲は
特にどうということもない感じで、こういうのは当時のアメリカ人家庭での団らんのなかでしか分からない。

156korou:2021/06/15(火) 17:02:17
548 1992.11.28 14週 ホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラブ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=3JWTaaS7LdU
11億回以上再生の超有名動画を拝見。やはり最後までしっかりと観る気が起きなかった。出だしの歌唱が弱すぎて、これでは普通の歌の
上手い歌手でしかない。強く歌い上げる部分も声に抑揚がない。これでは「上手い歌手以下」かもしれない。彼女はもっと出来る歌手
なのだから。

549 1993.3.6 1週 ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル「ホール・ニュー・ワールド」☆
https://www.youtube.com/watch?v=PmvT7B3u7II
ディズニー映画での音楽の中でも一、二を争う名曲だと思う。イントロから期待が高まり、そこにしっとりとした男性ボーカルが
乗っかってくると、もう歌の世界に惹き込まれてしまう。

550 1993.3.13 7週 スノー「インフォーマー」
https://www.youtube.com/watch?v=TSffz_bl6zo
カナダ出身のレゲエ歌手らしい。Wikiに項目もないし詳細は不明。曲調は確かにレゲエ風だが、歌い方はラップのように絶えず歌詞を
マシンガンのように放り込んでくるスタイル。馴染めねえなあ、これ。

551 1993.5.1 2週 シルク「フリーク・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=Ry6XUsow4Vg
こちらもWikiに項目がない。キース・スウェットという名プロデューサーによりプッシュされたR&B歌手らしく、スウェット作品の
特徴でもあるソウルフルなバラードでNo.1をゲットした。エッチな歌詞らしいが英語なのでさっぱり分からないww

157korou:2021/06/18(金) 17:35:15
552 1993.5.15 8週 ジャネット・ジャクソン「それが愛というものだから」
https://www.youtube.com/watch?v=2b_KfAGiglc
切れ味抜群の曲なのに違和感満載といった真逆のイメージも拭えないヘンな曲だ。ジャネット・ジャクソンは、常に新しい何かを探して
いるようで、そしてちゃんとそれが探せているようで、でも結局その音楽は身についていない。そんな印象を受けた。PVは、今、何気
なく観る限り、ムダな会話、動きが多すぎる。PV開始後2分以上経ってやっと歌らしくなるが、それが3分も続かない。ひどい出来だ。

1993.7.10 2週 SWV「ウィーク・ポイント」
https://www.youtube.com/watch?v=976b8TPPFJU
メロディラインがはっきりしない曲だ。歌唱も不安定で、上手い箇所と素人っぽい箇所が混在している。どうも聴き慣れない感じで、批評
が難しい。

554 1993.7.24 7週 UB40「好きにならずにいられない」 
https://www.youtube.com/watch?v=vUdloUqZa7w
何故にこの時期にプレスリーの曲のカヴァー?映画に使われたからというだけでは納得できないのだが。5年前にニール・ダイアモンドの
カヴァーでNo.1を獲得したUB40が、またまたカヴァーで当てた。でもなあ・・・(そんなに面白いカヴァーでもないし)

555 1993.9.11 8週 マライア・キャリー「ドリームラバー」
https://www.youtube.com/watch?v=CqBtS6BIP1E
このところのマライアの新境地を開くシングルと比べて、これはかなり平凡な出来。でも8週も1位をキープしたのだから、当時はもては
やされたのだろう。

158korou:2021/06/18(金) 18:10:31
556 1993.11.6 5週 ミートローフ「愛にすべてを捧ぐ」
https://www.youtube.com/watch?v=9X_ViIPA-Gc
これはもう全く時代の潮流とかそういうのとは無縁に成り立っている独自の世界で、よくNo.1曲になったものだと思う。強いて言えばクイーン
のようなもので、愛についての強引なまでに妄想した歌詞に、基本はハードロック風のサウンドながら、あくまでもアクの強いボーカルが前面
に押し出された音楽が添付されている。つまり自己主張の強いものが、整理されないままそのまま提示されている感じ。何ともはや。

557 1993.12.11 2週 ジャネット・ジャクソン「アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=qUHtwV8wkOU
(ジャネットの)前作とは打って変わって、というよりデビュー以来のサウンドとは全く異なり、ほぼO.N=ジョンが歌うような優しいサウンド
だ。ちょっと信用できないな、これは(苦笑)。この人の音楽のルーツが分からない。

558 1993.12.25 4週 マライア・キャリー「ヒーロー」
https://www.youtube.com/watch?v=0IA3ZvCkRkQ
これはバラードを熱唱したライブ映像になっていて、決して深い地点での感動を生む類のものでないのだが、歌唱のテクニックだけで満員の観衆
を熱狂させるだけの力を発揮している。でも”☆”をつけるほどでもない。

559 1994.1.22 3週 ブライアン・アダムス、ロッド・スチュアート&スティング「オール・フォー・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=ofA3URC1wyk
オーソドックスな作りの曲を、ビッグな人たちが歌い込んでいる。悪かろうはずがない。声質が似ているのもポイントで、聴き心地も良い。ただ
魅力的なフレーズ、サビがないのが致命的で、ビッグな人たちが集った記念写真のような感じで終わっている。

159korou:2021/06/21(月) 18:02:38
560 1994.2.12 4週 セリーヌ・ディオン「パワー・オブ・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=Y8HOfcYWZoo
突如現れた本格派の女性歌手といった趣き。歌唱力は既に優れたものを見せているが、後日のライブ映像などでの歌唱を比べると、この
PVでの歌唱はまだ生硬で、訴求力には欠けるかもしれない。しかし、誰しも思うはずだ。これだけの素材に出会えるとは何という幸福だ、
これからしばらくの間、彼女の歌を聴ける幸福。

561 1994.3.12 4週 エイス・オブ・ベイス「ザ・サイン」
 1994.5.7  2週 
https://www.youtube.com/watch?v=iqu132vTl5Y
スウェーデン出身の男女2人づつの4人組、と言えばABBAを想起させるが、実際、リズムが強調されたサウンドになったアバのような
感じの音楽で、ハッピーでダンサブルで、それでいてブラックな要素はかけらもないという曲調。こういうのもあったのか、という感じ。

562 1994.4.9 4週 R・ケリー「バンプ・アンド・グラインド」
https://www.youtube.com/watch?v=uAXxkNaRkp8
R&B界の大物R・ケリーが遂に登場ということで、さすがに既に完成したサウンドになっている。歌いっぷりが最近のビルボード上位
にくる曲の歌い方の元祖のように思える。ただ、個人的には、精一杯抑揚をつけた懸命な歌い方というのが画一的に聴こえて、どうも
歓迎できないのだが・・・

563 1994.5.21 11週 オール・フォー・ワン「アイ・スウェアー」
https://www.youtube.com/watch?v=25rL-ooWICU
11週も第1位を独走したというのに、Wikiに項目がないという可哀相なグループ。カリフォルニア出身の4人組コーラスグループという
ことらしいが、4人の声質に今一つパワーがなく、曲調も平凡。何が良くて11週もNo.1を独走?

160korou:2021/06/25(金) 16:15:50
564 1994.8.6 3週 リサ・ロープ&ナイン・ストーリーズ「ステイ」
https://www.youtube.com/watch?v=i9HGwRbMiVY
この名義で正しいのかどうか分からないが、ヒットした時にはリサ・ローブのソロ名義の可能性もある。映画の主題歌を、その映画の主役
となった俳優の友人というだけの幸運から担当し、No.1ヒットにまでなったというシンデレラ物語。曲は素朴で懐かしい感じ。

565 1994.8.27 14週 ボーイズ・Ⅱ・メン「メイク・ラブ・トゥー・ユー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=fV8vB1BB2qc
前曲に続いても見事な歌唱力とハーモニーを聴かせる楽曲。この人たちは本物だ。この曲はベイビーフェイスが担当したらしい。

566 1994.12.3 2週 ボーイズ・Ⅱ¥メン「ベンデッド・ニー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=jSUSFow70no
2曲連続No.1という快挙を達成したこのグループ、出す曲出す曲見事な出来映えだ。今回はオールスタイルな中に絶妙にR&B風味をブレンド
した美しいメロディのバラード。これならどの時代でも大ヒット間違いなしだと思える。なお、こちらはジャム&ルイスによる曲とのこと。

567 1994.12.17 2週 アイニ・カモーゼ「ヒア・カムズ・ザ・ホットステッパー」
https://www.youtube.com/watch?v=15UffN8eilI
今度は突然濃厚なレゲエの曲が入ってきた。主メロディはビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン」で、サビに「ダンス天国」のフレーズが
挿入され、でも聴いた後には濃ゆいレゲエの味が残るという摩訶不思議な曲。

161korou:2021/06/25(金) 16:19:54
↑ ”ボーイズ・Ⅱ・メン”が”ボーイズ・Ⅱ¥メン”になっていたし
「ベンデッド・ニー」は
再度、1994.12.31から4週連続No.1に返り咲いていました。
以上、訂正。

162korou:2021/06/25(金) 16:53:20
568 1995.1.28 4週 TLC「クリープ」
https://www.youtube.com/watch?v=LlZydtG3xqI
90年代後半で輝く存在となるTLCが遂に登場。どう考えても、この曲調はブラックに影響を受けたとしか言いようがない典型的な楽曲。とに
かく徹底したブラックなサウンドで印象的だ。ボーカルもぬるぬるっとした感じで個性的。

569 1995.2.25 7週 マドンナ「テイク・ア・バウ」
https://www.youtube.com/watch?v=XDeiovnCv1o
いろいろなジャンルに挑戦していたマドンナが、やや一休みしたアルバムからのシングルカット。ベイビーフェイスとの共作ということだが
かなり分かりやすいメロディ、リズムになっていて、保守的なファン層に受けたのかもしれない。マドンナとしては最長の7週連続1位だ。

570 1995.4.15 7週 モンテル・ジョーダン「ディス・イズ・ハウ・ウィ・ドゥ・イット」
https://www.youtube.com/watch?v=0hiUuL5uTKc
Wikiに項目がないので詳細はわからないが、この時期そこそこ注目されたシンガーらしい。強いリズムでR&Bを歌うボーカルは、この時期の
流行のよう。もうこの年あたりになると、どの曲もブラックに染まっているようだ。同じパターンのリズムを聴き続けていると、案外、こう
いう曲の正体は古臭いのかもしれないと思ったりする。

571 1995.6.3 5週 ブライアン・アダムズ「リアリー・ラヴド・ア・ウーマン」
https://www.youtube.com/watch?v=hq2KgzKETBw
これはさすがにブラックのかけらもない純粋白人が好むオールドスタイルの映画音楽だ(映画「ドンファン」の曲)。何ということもない
オーソドックスなボーカルで、よほどこの人はこの10年間ほど人気の絶頂に居たのだろう。今となってはその人気の正体は分からない。
まして2021年の日本からは想像もできない。

163korou:2021/06/27(日) 15:08:01
572 1995.7.8 7週 TLC「ウォーターフォールズ」
https://www.youtube.com/watch?v=8WEtxJ4-sh4
最初のNo.1曲からセカンド・シングルを挟んでこの曲。サード・シングルとしては上々の出来で、曲調といい全体の雰囲気といい彼女たちの
魅力が最大限に発揮されているように思える。当時としては最先端のSFXを駆使したと言われるPVも印象的。

573 1995.8.26 1週 シール「キス・フロム・ア・ローズ」
https://www.youtube.com/watch?v=iCol1dhLmco
映画「バットマン・フォーエヴァー」の歌として大ヒット。イギリスの著名ミュージシャン&プロデューサーのトレヴァー・ホーンの手に
なるアフリカ系イギリス人のソウル・シンガーが日の目を見た。

574 1995.9.2 1週 マイケル・ジャクソン「ユー・アー・ナット・アローン」
https://www.youtube.com/watch?v=l-ix7-Gir0c
ビルボード史上初の初登場第1位という快挙を成し遂げた曲。歌詞だけを見ると物凄くまっとうな曲で、PVも当時はセミヌードが騒がれた
らしいが、今観ると何が問題だったのか?意外にもこれでマイケルのNo.1曲は最後ということになる。

575 1995.9.9 3週 クーリオ・フィーチャリング・LV「ギャングスタズ・パラダイス」☆
https://www.youtube.com/watch?v=fPO76Jlnz6c
これも映画(「デンジャラス・マインド」)の曲で、ずっと聴いているとラップのけだるいリズムが耳に残る不思議な曲調だ。☆はやや
甘い採点だが、決して悪くないのも事実。こういうラップなら聴いていられる。

164korou:2021/06/27(日) 15:40:31
576 1995.9.30 8週 マライア・キャリー「ファンタジー」
https://www.youtube.com/watch?v=qq09UkPRdFY
ミディアムテンポでとりとめのない感じの曲。これは何が良くて8週も1位をキープできたのかよく分からない。

577 1995.11.25 1週 ホイットニー・ヒューストン「ため息つかせて」
https://www.youtube.com/watch?v=wrTuV4Szxzo
これもミディアムで、当たり前な感じの曲調で、マイケルもマライアもこの人もこの時期一体どうしたのか。安易な曲作りでお茶を濁して
いるようだ。ホイットニーはこの曲を自身の主演映画で使用している。

578 1995.12.2 16週 マライア・キャリー&ボーイズ・Ⅱ・メン「ワン・スウィート・デイ」
https://www.youtube.com/watch?v=UXxRyNvTPr8
16週連続第1位の偉業を達成した曲。マライアとボーイズ・Ⅱ・メンの組み合わせとなれば、相当なクオリティを期待できたが、曲自体
平凡な出来なので、そこまでの充足度は得られない感じだった(個人的に)。残念。

579 1996.3.23 6週 セリーヌ・ディオン「ビコーズ・ユー・ラブド・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=adrbz1PV8VE
これも映画(「アンカーウーマン」)の主題歌。この時期、ビッグ・アーティストによる映画主題歌のヒット曲が多い。この曲については
映画の内容には合致しているように思えるが、個人的には魅力に乏しい感じだ。

165korou:2021/06/28(月) 16:17:37
580 1996.5.4 2週 マライア・キャリー「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー」
https://www.youtube.com/watch?v=LfRNRymrv9k
その美貌と美声でさらっと歌ってのけ魅せたという感じ。マライアならまだまだできるという感も強いが、これだけのクオリティのものを
他の人がそう簡単に出せるかというと甚だ疑問だ。典型的なビッグ・スターのヒット曲。

581 1996.5.18 8週 ボーン・サグスン・ハーモニー「クロスロード」
https://www.youtube.com/watch?v=VMYAEHE2GrM
いきなりの本格的なヒップホップ。もう何が何だか(笑)。

582 1996.7.13 2週 2パック「ハウ・ドゥ・ユー・ウォント・イット」
https://www.youtube.com/watch?v=jB4t4-4xHPA
これもヒップホップ。でもさすが知名度のあるラッパーだけある。非常に聴きやすい。何でかは知らんけどww

583 1996.7.27 1週 トニー・ブラクストン「ユー・アー・メイキン・ミー・ハイ」
https://www.youtube.com/watch?v=wIgOL21S98o
魅力的な声質で惹き付けられる。カップリングの「レット・イット・フロウ」も含めて、リラックスサウンドともいうべきゆったりとした
時間が流れる。2パックのよく分からない心地よさと合わせて、本当に異世界にいざなわれているようだ。

166korou:2021/06/28(月) 17:05:12
↑ 2パック「ハウ・ドゥ・ユー・ウォント・イット」には”☆”をつけておこうか・・・

584 1996.8.3 14週 ロス・デル・リオ「恋のマカレナ」
https://www.youtube.com/watch?v=zWaymcVmJ-A
どれが定番MVなのか分からないが、まあどれにせよ無条件で楽しい曲だ。これは日本でもヒットした記憶がある。

585 1996.11.9 4週 ブラックストリート「ノー・ディギティ」
https://www.youtube.com/watch?v=3KL9mRus19o
いよいよ日本人には分かりにくい世界に到達、という感じだ。ただし21世紀になってもそういうチャートが続いているので、そういう意味
では耳慣れはしているサウンド。このあたりがスタート地点だったのか・・・

586 1996.12.7 11週 トニー・ブラクストン「アンブレイク・マン・ハート」☆ 
https://www.youtube.com/watch?v=p2Rch6WvPJE
曲としての馴染やすさからいえば前の曲のほうだが、曲の構造に深みがあって繰り返し聴ける強さの点でこの曲のほうが優れているように
思える。それにしても声質の良さに頼り切るのではなく、鋭く深さに切り込む歌唱力には驚かされる。短いピークが残念。もっと聴かれる
べき人だ。

587 1997.2.22 4週 スパイス・ガールズ「ワナビー」
https://www.youtube.com/watch?v=gJLIiF15wjQ
まさに90年代後半に全世界中に一大ブームを巻き起こしたイギリスの5人組女性グループが、アメリカでもNo.1ヒットで鮮やかな登場を
みせたわけだ。ブラックでないイギリスのグループがこの時期チャートを独走すること自体が凄いことだが、たしかに曲もよくできている
し、メンバーたちの動きもピチピチしている。ちょうどアイドルの空白期になっているので、時期も良かったかもしれない。

167korou:2021/06/29(火) 17:04:34
588 1997.3.22 6週 パフ・ダディ「キャント・ノーバディ・ホールド・ミー・ダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=qMh_VsTuXtE
ノトーリアス(ビギー)を世に出したバッド・ボーイの創設者ショーン・コムズが、自身で出したシングル曲で、実際にはこの1位獲得の
3月にはビギーは暗殺されていて、ここから後は下り坂の運命となるのだが、ビルボードのチャート的には、ここから彼の独り舞台のような
凄まじいセールスが記録される。ただし、曲そのものはもう地方在住の一日本人の理解できる範囲を超えている。

589 1997.5.3 3週 ノトーリアス・B.I.G「ヒプノタイズ」
https://www.youtube.com/watch?v=glEiPXAYE-U
ほぼ映画の抜粋かと思えるほど映像中心のPVで、音楽を聴いた感じがしない。もはや異感覚の世界で、パフ・ダディもビギーも訳が分から
ない。1996年の途中から突如理解不能の音楽が跋扈する?チャートとなった感。

590 1997.5.24 3週 ハンソン「キラメキ☆MMMBOP」
https://www.youtube.com/watch?v=NHozn0YXAeE
何なんだ?このチャート。突然オズモンズが本格ヒッピホップの中に紛れ込んだような、まあ70年代でもノーテンキなと評されかねない
家庭的なサウンドが第1位。ホンマ、よう分からん(爆)

591 1997.6.14 11週 パフ・ダディ ft. フェイス・エヴァンス&112「アイル・ビー・ミッシング・ユー〜見つめていたい」
https://www.youtube.com/watch?v=NKMtZm2YuBE
ポリスの元歌をサンプリングどころか、ほぼパクってラップで歌っているだけの曲。これで11週連続第1位って、どうなん?ビギー未亡人が
フィーチャリングされているが、それも効いたのか?個人的にはつまらんです。ただのパクリやん・

168korou:2021/06/29(火) 17:36:04
592 1997.8.30 2週 ノトーリアス・B.I.G「モー・マネー・モー・プロブレムス」
https://www.youtube.com/watch?v=gUhRKVIjJtw
またしても映画の予告編のような作りのPVで、時々ラップが挿入されるだけの楽曲。ただし前のNo.1曲よりはメロディが流れていく感じ
があっていくらか聴き易い。でも自分には無縁なアーティストだ。

593 1997.9.13 3週 マライア・キャリー「ハニー」
https://www.youtube.com/watch?v=w3KOowB4k_k
衝撃的な曲ということになっている。あのマライアが時代の趨勢に従い、R&B風の曲に方向転換したということになっている。そして、それ
が今に至る米国のチャートの傾向を決めたという・・・。でも、しっかりと彼女の足跡をたどっていけば、こういう方向もアリということは
見えていたはずだ。これはマライアに関心のない層が驚いただけに過ぎない。そしてプロデュース側が単純にそう思って、そういう方向に
自ら方向転換しただけに過ぎないのだが、80年代からの強力プロデュースの流れが続いている90年代において、その方向転換は大きかった。

594 1997.10.4 1週 ボーイズ・Ⅱ・メン「シーズンズ・オブ・ロンリネス」
https://www.youtube.com/watch?v=fUSOZAgl95A
何だか妙に湿度だけが高いバラードを聴かされているようで、これまでのNo.1曲のように彼等の歌唱力に素直に没頭できない。ちょっと
(1回聴いただけでは)よく分からない曲。

595 1997.10.11 14週 エルトン・ジョン「キャンドル・イン・ザ・ウインド」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=x2KYud4rs-g
上手く作り込んである日本語訳付きの映像があったのでそちらのほうをリンク。ダイアナ妃にそれほどの思い入れはないので、感動とか
言われても、うーん困ったなということになるのだが。14週も1位か・・・

169korou:2021/06/30(水) 17:21:06
596 1998.1.17 2週 サベージ・ガーデン「トゥル-リー・マッドリー・ディープリー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=WQnAxOQxQIU
オーストラリア出身のデュオで、この時期、2回のNo.1ヒットを出した。豪州だけにブラックがどうのこうのなどは無関係で、本当に
昔懐かしい、これぞポップスという曲調で、思わず聴き入ってしまった。

597 1998.1.31 2週 ジャネット・ジャクソン「トゥゲザー・アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=7SXKHiPQPhk
恐ろしく横に長い画面にまずびっくり(縦横比が1:3か?)。バラード風のイントロからミディアム・ビートになるが、全体の印象
は、友人への追悼歌らしく、しっかりと歌い上げる曲調のはずなのだが、ムダに全身を使ったダンスシーンがメインとなり違和感を
覚える。この時期のNo.1で再生回数が100万を少し超えた程度というのも少なすぎだし。迷えるダンスクイーンとでもいうべきか。

598 1998.2.14 2週 アッシャー「ナイス&ロー」
https://www.youtube.com/watch?v=DIpQ4AZSAf8
ついに2000年代のエース、アッシャーの登場。とはいえ、何が凄いのか、聴いてみてもよく分からない。聴いていて不快なことはないし
邪魔なサウンドでもないが、かといって、何度も聴き直したいという気にもなれない。今のところ、よく分からない人。

599 1998.2.28 2週 セリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=CUmOFqQRkco
「タイタニック」主題歌で、セリーヌ・ディオンが歌ったのだから、さぞかしトップを独走かと思いきや、たった2週というのも
この時期のブラックなチャートのなせるわざか。歌唱はじっくりと歌い上げた、これぞ本格派の歌手の仕事。

170korou:2021/06/30(水) 17:46:07
600 1998.3.14 3週 ウィル・スミス「Gettin' Jiggy wit It」
https://www.youtube.com/watch?v=3JcmQONgXJM
軽いノリのラップというのが米国にも存在するとしたら、こういうものかしらという感じ。言葉が軽快に流れていき、それを聴いている分には
全然問題ないのだが、歌詞も何も分からないままとはいえ、全体にあまりに軽い感じがして、何ともコメントし難いところ。

601 1998.4.4 3週 K-cI&JOJO「オール・マイ・ライフ」
https://www.youtube.com/watch?v=DXvMT_mVbqw
実力派R&Bデュオ。ボーイズ・Ⅱ・メンとは違った声質で見事にコーラスをまじえて、いかにもR&Bという感じの歌いっぷり。落ち着いた
感じが日本人好みかもしれない。

602 1998.4.25 4週 ネクスト「トゥー・クロース」☆
https://www.youtube.com/watch?v=kwEZRPkAAu8
聴いていて非常に心地よいR&B曲。このくらいのテンポ感と、この声質だと、すっかりハマってしまいそうになる。スティーヴィー・ワンダー
の後を継ぐ感じ。

603 1998.5.23 1週 マライア・キャリー「マイ・オール」☆
https://www.youtube.com/watch?v=mIhI23gBBPQ
変幻自在のマライアが今度はラテン風楽曲に挑戦。これは個人的にはハマっていると感じた。この路線も定期的にやってみたら良かったのにと
今さらながら思う。彼女の歌唱力が遺憾なく発揮されている。非常に歌が上手く聴こえる。

171korou:2021/07/01(木) 13:29:36
1998.5.30の1週だけネクスト「トゥー・クロース」が再度1位

604 1998.6.6 13週 ブランディ&モニカ「ザ・ボーイ・イズ・マイン」
https://www.youtube.com/watch?v=qSIOp_K5GMw
経緯は調べてもすぐに分からなかったが、同じような経歴の女性2人がコンビを組んで歌った曲で、13週も1位を独走したのに詳細は
不明。曲はシンプルでどうということなし。歌唱も普通。

605 1998.9.5 4週 エアロスミス「ミス・ア・シング」
https://www.youtube.com/watch?v=JkK8g6FMEXE
映画「アルマゲドン」の曲。エアロスミスとして初のNo.1だが、どちらかというとスティーヴン・タイラーの1位曲という感じ。熱唱
だが、あまり心に入ってこない。声質と曲調のミスマッチを感じるが、世間的には大ヒットのよう。

606 1998.10.3 2週 モニカ「ザ・ファースト・ナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=ImynIRpbQLE
モニカについてはWikiに詳しい解説がなかったので全然分からないが、ブランディも含めて”びっくりするほど上手い素人”という感じ
で、どうもプロの歌唱とは思えない。何が足りないのか、よく分からないけど。

607 1998.10.17 1週 ベアネイキッド・レディース「ワン・ウィーク」
https://www.youtube.com/watch?v=fC_q9KPczAg
カナダ出身のバンドで、この曲に関してはあまり特徴がなく、遅れて出てきた劣化したビートルズのようなサウンド。でも、これでも
結構長く活躍を続けたらしいから、やはりシングル曲だけでは判断できないということ。

172korou:2021/07/01(木) 17:53:05
1998.10.24から再度3週1位(モニカ「ザ・ファースト・ナイト」)

608 1998.11.14 2週 ローリン・ヒル「ドゥー・ワップ」
https://www.youtube.com/watch?v=T6QKqFPRZSA
ラップの申し子、ローリン・ヒルが、ソロ活動を開始してすぐにNo.1ヒットを達成。ラップもこのレベルになると、歌詞の内容を知り
たくなるが、やはり難しそう。日本人にはついにたどり着くことができない言葉の壁が理解を阻む。凄そうな人なのにねえ。

609 1998.11.28 1週 ディヴァイン「レイトリー」
https://www.youtube.com/watch?v=0uOzZRgJsX8
Wikiに項目がなく、他のサイトにもほぼ情報が見当たらず、この曲でデビューした3人組女性R&Bグループということしか分からない。
歌唱は新人らしく「折り目正しいR&B」という感じで、曲調もBGM風で聴きやすいのだが、それ以上の印象はない。

610 1998.12.5 6週 R.ケリー&セリーヌ・ディオン「アイム・ユア・エンジェル」 
https://www.youtube.com/watch?v=61PKwZq1bNE
R&Bのスターとカナダ出身の世界的歌姫のデュエットで期待通りの大ヒットとなった曲。オーソドックスな歌詞、曲調で、歌いっぷり
も予想通りというかりというか、ただしあまりに安全運転でドキドキする瞬間のない曲でもある。

611 1999.1.16 2週 ブランディ「ハブ・ユー・エバー」
https://www.youtube.com/watch?v=Xkj1An6Wnec
前の曲でも感じた”素人っぽさ”はここでも感じられる。もはやR&B風とかでもなく、イージーリスニングのような感じでもある。
ローリン・ヒルの強烈さの後に、薄められたR&Bの曲が3曲続いて何だかなあという感じだ。

174korou:2021/07/02(金) 14:54:32
612 1999.1.30 2週 ブリトニー・スピアーズ「ベイビー・ワン・モア・タイム」
https://www.youtube.com/watch?v=C-u5WLJ9Yk4
ここでブリちゃん登場。ティファニーなどのアイドル勢の活躍以来、この分野にも定期的にスターが求められるようになったが、その意味
では、これほど輝かしい、これぞアイドルというしかないブリトニーこそ、時代が求めていたスターなのだと思う。デビー・ギブソンや
ディファニーよりは大物感が強い。そして、アイドル以後の世界も開拓していったわけで、音楽史上においても重要な女性歌手である。

613 1999.2.13 4週 モニカ「エンジェル・オブ・マイン」
https://www.youtube.com/watch?v=3eOuK-pYhy4
相変わらず口元だけの表面だけの歌っぽい歌唱なので、心に沁み入る歌にはなっていないが、声質に合ったテンポ感、曲調で、BGMとして
なら全然問題なく聴ける。劣化したホイットニーのさらなる劣化版といった感じ。

614 1999.3.13 4週 シェール「ビリーブ」
https://www.youtube.com/watch?v=nZXRV4MezEw
これはチャートの流行、傾向などと関係なく、ベテラン歌手が、自身、最もノッて歌える曲をそのまま発表した曲ということになろうか。
デビューから30年以上経っても、シェールはシェールのままで何も変わらず、普通に楽しめるという、ある意味奇跡のような曲、歌唱、
立ち振る舞い。

615 1999.4.10 4週 TLC「ノー・スクラブス」
https://www.youtube.com/watch?v=FrLequ6dUdM
やはり一味違うTLC、この曲もシンプルなフレーズが繰り返されるだけなのだが、妙に引っ掛かるところがあって印象に残る。この時期
大量に出現した他のR&B女性歌手たちとどこが違うのか、よく分からないが、どこかが違う。

175korou:2021/07/03(土) 22:04:42
616 1999.5.8 5週 リッキー・マーチン「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=p47fEXGabaY
もう圧倒的なメロディの魅力、一気に人を惹き込むリズムの魔力、この時代にあって奇跡のような曲だと思う。日本でも流行った曲だが
それだけではない良さを感じる。

617 1999.6.12 5週 ジェニファー・ロペス「イフ・ユー・ハド・マイ・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=lYfkl-HXfuU
この時点ではそれほどの歌唱力を感じさせず普通に歌っているだけにも見えるが、やはり女優としてすでに一流となってからの歌手
デビューだけに、佇まいが堂に入っていて、所作もどことなく美しく見とれてしまう。いきなりこれだけのパフォーマンスができるの
なら、歌手としての活動を始めたのも正解だろう。リッキー・マーチンに続き、ラテン系の曲調が続いた。

618 1999.7.17 1週 デスティニーズ・チャイルド「ビルズ・ビルズ・ビルズ」
https://www.youtube.com/watch?v=NiF6-0UTqtc
4人時代のデスチャが最初に放ったNo.1ヒット。まだ10代後半だけに歌唱は上っ面をなぞったような頼りない面もあるが、この先、
大ヒットをいくつも生むグループになると、この時期予感されていたのだろうか。この曲だけだと分からない。曲調もイマイチ不明。

619 1999.7.24 1週 ウィル・スミス ft. ドルゥ・ヒル&クール・モー・ディー「ワイルド・ワイルド・ウエスト」
https://www.youtube.com/watch?v=_zXKtfKnfT8
実によくできたダンスミュージック。同名の映画の曲で、こちらはジェニファー・ロペスと違って歌手活動と俳優活動が同時進行のよう。
スティーヴィー・ワンダーらしき人物がMVに登場するが、そういえば曲調もどこかスティーヴィー風な趣きが。

176korou:2021/07/04(日) 16:48:32
620 1999.7.31 5週 クリスティーナ・アギレラ「ジニー・イン・ア・ボトル」
https://www.youtube.com/watch?v=kIDWgqDBNXA
またまたディーヴァのデビューで、この時期、次世代のスターの誕生で忙しい。これは無難な選曲で、誰からも愛され納得される
デビュー曲になっている感じだ。大きな欠点は何も見当たらない。実際、歌唱力はブリトニー・スピアーズよりはあるように思える。

621 1999.9.4 2週 エンリケ・イグレシアス「バイラモス〜リズム・オブ・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=5sye_VxmNZA
リッキー・マーティンに続くラテン系楽曲の大ヒット。もちろんブラックサウンドの影響などかけらもなく、100%ラテンのノリで、
1990年代の終わりにこういうブームがあったこと自体が初耳で不思議。米国にラテン系住民が増えてきたことを反映しているのか?

622 1999.9.18 3週 TLC「アンプリティ」
https://www.youtube.com/watch?v=g2gy1Evb1Kg
これはサウンド的にはこれまでよりは後退した感がある曲。新しいものに挑戦してうまくいかなかったという感じだ。もう少し深みの
ある曲を期待していたが、平凡なフレーズを繰り返しているだけに聴こえる。頑張るアーティストにはよくある話だが。

623 1999.10.9 2週 マライア・キャリー ft. ジェイ・Z「ハートブレーカー」
https://www.youtube.com/watch?v=kMCGvtlL4fw
かなりおバカなMVで、ジェイ・Zのフィーチャリングもあまり意味がない感じで、ジャネット・ジャクソンに続いてマライアも
一体どこへ行く、何を目指しているのかと問いたくなるような軽薄な曲。才能の浪費だ。

177korou:2021/07/06(火) 16:00:54
624 1999.10.23 12週 サンタナ ft. ロブ・トーマス「スムーズ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=6Whgn_iE5uc
この曲を聴く前に「哀愁のヨーロッパ」を聴いてしまい、ああこのメロディかと思ったのも束の間、まさに哀愁あふれるギターの音色に
すっかりやられてしまった。その直後にこれを聴いたら、もう同じような哀愁の音色にマイってしまうのが当然かも。この曲はボーカルを
マッチボックス・トゥエンティのロブ・トーマスが担当しているが、これもナイスチョイスで、曲調によく合っている。

以上で1999年までの全曲のリストアップが完了。
以降、小休止を入れて(あるいは気が向いたときに少しずつ)
2000年以降のチャートをチェックしていくことにする。

178korou:2021/11/05(金) 17:22:56
チャート追跡作業再開。2000年から。

625 2000.1.15 2週 クリスティーナ・アギレラ「ホワット・ア・ガール・ウォンツ」
https://www.youtube.com/watch?v=hpspGHeLOPE
2000年代最初のNo.1ヒットは、クリスティーナ・アギレラの軽快なポップス曲。安定した歌唱とノリノリのリズムでNO.1ヒットは
約束されたようなもの。

626 2000.1.29 4週 サベージ・ガーデン「I KNEW I LOVED YOU」☆
   2000.2.26
https://www.youtube.com/watch?v=jjnmICxvoVY
まるでK-POPのバラードのような甘い美しいメロディ。声質もソフトで2000年代のヒッピホップ隆盛時のヒット曲とは思えないメロウ
で日本人向きの優しい曲。

627 2000.2.19 1週 マライア・キャリー ウイズ ジョー&98ディグリーズ 「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー 」
https://www.youtube.com/watch?v=7KVxjQUCyn0
この頃からしばらく低迷期に入るマライアの、他アーティストとのコラボによるNo.1曲。ジョーも98ディグリーズも知らないが
このMVで観る限りR&B系の優れたシンガー、グループのよう。マライアはいつものマライアで、こういうミディアム曲はお手のもの。

628 2000.3.4  2週 ローンスター「アメイズド」
https://www.youtube.com/watch?v=x-skFgrV59A
日本語Wikiには項目がなく、英語Wikiをざっと見ると、4名で構成されたカントリーのバンドらしい。確かにカントリーにふさわしい
声質でしっかりとミディアム・ポップソングを歌っている。それにしても4曲連続しっとりとした、あるいはポップな曲が続き、実に
聴き易い。時代が数十年戻ったみたいだ。

179korou:2021/12/13(月) 13:47:38
629 2000.3.18 3週 デスティニーズ・チャイルド「セイ・マイ・ネーム」
https://www.youtube.com/watch?v=sQgd6MccwZc
メンバーが急に差し替えになるというハプニング満載のMV。相変わらず声質が軽い。あまり魅力を感じないのだが、当時のアメリカでは
人気が爆発していたのか。曲調もありきたりのR&B。

630 2000.4.8 10週  サンタナ フィーチャリング プロダクトG&B「マリア・マリア」
https://www.youtube.com/watch?v=nPLV7lGbmT4
”プロダクトG&B”はR&Bデュオで、たまたまサンタナの曲をプロデュースしていた人物と出会って、フィーチャリングが実現したらしい。
詳細はWikiに項目がないので不明だが、出来上がった曲はいかにもサンタナっぽい雰囲気と、今のブルーノ・マーズのような曲調で聴き易い。

631 2000.6.17 1週 アリーヤ「トライ・アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=qTA0RuZoIxM
自ら主演も務めた映画の主題歌。アリーヤという人については、今回初めてその歌声などを確認できたが、普通に当時のR&B風味を表現できる
人という感じしか残らない。まあ映画も完全に娯楽モノだし。

632 2000.6.23 3週 エンリケ・イグレシアス「ビー・ウイズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=yYedTpODkx8
ラテンブームがこの頃まで続いたようで、エンリケの2枚目のNo.1ヒットとなった(以降はNo.1はない)。ごく普通にラテン風で、特に
R&B風味、ヒップホップ風味などは感じられない。今のところ、2000年のヒットチャートNo.1は、日本人好みの曲ばかり。

180korou:2021/12/13(月) 14:12:51
633 2000.7.15 1週  バーティカル・ホライズン「エブリシング・ユー・ウォント」
https://www.youtube.com/watch?v=VwSaldFJofM
ボストンあたりでは人気抜群のロックバンドだったらしいが、Wikiに項目がないので詳細は不明。80年代に地味に流行った曲と紹介されても
納得しそうなほどシンプルなロック曲。

634 2000.7.22 1週  マッチボックス・トゥエンティ「ベント」
https://www.youtube.com/watch?v=969RAKkYESU
こちらもアメリカで大人気のロックバンドらしい。日本ではさっぱりだそうだが。確かにメロディアスな要素はなく、ひたすらロックっぽい
アクセントをつけた曲調で一貫していて、こういうのはとらえどころがないので人気爆発とはいかないだろう。硬派ロックが続いた。

635 2000.7.29 2週  イン・シンク「イッツ・ゴナ・ビー・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=GQMlWwIXg3M
バックストリートボーイズと人気を争ったボーイズグループのイン・シンク。ポップな味付け満載のR&B風ミディアムバラード。やや
作りが古い感じもあるが、手堅くヒットを狙ったという感じ。

636 2000.8.12 2週  シスコ「インコンプリート」
https://www.youtube.com/watch?v=0VaTnsIQjnM
これもWikiに項目がない。R&Bグループ「ドゥルー・ヒル」のリードボーカルであるシスコ(マーク・アンドリュース)がソロで出した
アルバムからのカッティング曲。小器用に歌い上げるボーカルが印象的。

181korou:2021/12/24(金) 16:56:21
637 2000.8.26 3週 ジャネット・ジャクソン「ダズント・リアリー・マター」☆
https://www.youtube.com/watch?v=7iJZosBX2L0
エディ・マーフィー主演でジャネットが共演した映画「ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々」の主題歌で、どこか聴いたことが
あるメロディと思ったら、島谷ひとみの「パピヨン」はこの曲のカヴァーと知り唖然!2000年に日本で一番流行った洋楽ということもあり、
ビルボード1位であると同時に日本でも有名な曲と言えよう。マイナーコードだけど軽快で愉しい曲調だ。

638 2000.9.16 4週 マドンナ「MUSIC」☆
https://www.youtube.com/watch?v=Sdz2oW0NMFk
かなりカッコいいサウンドで久々に登場のマドンナ。エレクトリック・サウンドを基調としながら、緩く踊れるテンポのクラブ風
ミュージックになっており、それでいてMVは相変わらず過激(ストリップの様子などが延々と流れる)。何というか、1990年代の
アメリカで流行ったヒップホップ、グランジ、ラテン、R&Bといった音楽を全部無視しながら、それでいてキマっている音楽、独特な
ダンスミュージックを創り上げているところに、マドンナの非凡さを感じる。

639 2000.10.14 4週 クリスティーナ・アギレラ「カム・オン・オーバー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=0RQDIJ2CvbA
ディーバが連続して登場。この3人の中では一番若いアギレラだが、歌は一番迫力があり上手いと思う。単調なダンスミュージック風な曲
なのに、歌唱がしっかりしていて素晴らしい曲に聴こえる。この曲が最後の1位とは信じられないが、早々とアルバム・ミュージシャンに
変身してしまったのか。

640 2000.11.11 1週 クリード「With Arms Wide Open」
https://www.youtube.com/watch?v=99j0zLuNhi8
今度は一転してロックバンドのミディアム・バラードが1週だけの首位。ロックバンドの1位曲というのは、なかなか評価が難しいことが多く
この曲もサウンド的にはいかにもロックバンドのバラード風なのだが、それ以上の感想は持てない。

182korou:2022/01/24(月) 17:14:06
641 2000.11.18 11週 デスティニーズ・チャイルド「インディペンデント・ウーマンPart1」
https://www.youtube.com/watch?v=0lPQZni7I18
アレンジがトレンドを取り入れた最新風でありながら、メロディラインとか歌唱スタイルにそれほどの新味がなく、それでも当時の
彼女たちの勢いのまま11週も連続1位を勝ち取ったという感じ。このグループについて整理すると、1990年にビヨンセとラターヴィアが
グループ結成、1992年にケリー、1993年にラトーヤが加わりカルテットとなる。1998年に本格デビュー(メンバーの年令は17才前後)。
ビヨンセの父親マシューがマネジメントに深く関わり、実の娘ビヨンセと親族ではないかという疑惑のあるケリーばかりを優遇したので
ラターヴィアとラトーヤの不満が高まるが、1999年末に突如その2人がグループ脱退となる。翌2000年に、新メンバーのミシェルとファラが
加入するが、ファラは素行不良のため回顧、2000年7月から3人体制で再スタートとなり、映画「チャーリーズ・エンジェル」の主題歌である
この曲で11週連続1位の快挙を達成する。2001年末で活動休止となり、復活は2004年。しかし2005年に解散宣言し、今に至る。

642 2001.2.3 2週 シャギー「イット・ワズント・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=sTMgX1PDGAE
ノリノリのレゲエ曲。レゲエそのものは超有名だが、ビルボードNo.1曲となると、特に思いつかない。そうしたなかでの貴重な曲。

643 2001.2.17 1週 アウトキャスト「ミス・ジャクソン」
https://www.youtube.com/watch?v=MYxAiK6VnXw
この曲あたりから2000年代の米国独特の濃い世界が展開されていく。もうさっぱり分からない。この時期のヒップホップは自分には
ムリである。

644 2001.2.24 4週 ジョー feat. ミスティカル「Stutter」
https://www.youtube.com/watch?v=eGY_Qqr2Lm0
アウトキャストの上記曲よりはマシだが、それでもその良さが分かりにくい曲。メロディがない曲はどうも苦手。


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