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女が男を金的攻撃で倒すSS

124名無しさん:2017/10/21(土) 09:03:10 ID:rBd7hXNw0
「4タマ。もー。単発で、金的をがら空きにするなんて。女の子になりたい願望でもあるの?
 タマタマ潰れただけじゃ、女の子にはなれないよ?」

「この――――」

身体を沈め、肩から体当たりを掛けるが、足元が覚束ない。
ハヅキさんは俺の肩を支点に位置を入れ替え、後ろから金的を蹴り上げた。

「う」
「5タマ。ほら、ぴょんぴょんって飛び跳ねて。上がっちゃったんじゃない?どんな感覚なんだろね?」

屈辱的な言葉に従い、彼女の語り通りに飛び跳ねる。
顔色を変える事だけの余裕もない。顔色は、もう蒼白を通り越していると思う。

「どうしたの?アタシをやっつけるんじゃなかったの?
 このまま行ったら……うーん、ラッキーセブンにちなんで、7タマ目でオシマイにするね?」

実力が、違う。
いや、万全の状態であれば、こちらがやや上だと思う。
それでも。金的に蓄積した痛みが身体の自由を奪い、彼女には一生縁の無い痛みである事実が精神の落ち着きを奪う。

「はい、6タマ。もう、女の子の前で上の空なんて失礼だぞ」

後ろから、金的を鷲掴みに。力は入れずに解放されたが、もう、背筋は冷や汗みずくだ。
駄目だ、勝てない……

「さて、と。次でオシマイ。手加減無しで行くから、頑張って耐えてね?
 アタシも、痛くないようにって祈っておいて上げるから、さ。もしも、もしもだよ。無くなっちゃったら、ゴメンね。
 そのときは、アタシのお古の洋服ぐらいなら挙げるから、前向きに新しい人生を歩いていってね。


 それじゃ、行くよ?」

視界が奪われる(後で聞くと、跳ね回っている間に、脱ぎ捨てた胴着を拾い、それを俺の顔面に巻きつけたらしい)、そして。
ケツから脳天まで、氷水を流し込まれたかのような悪寒と、爆発的な、もはや他に何も考えられない、脳髄を白く灼くような感覚。

灼熱に輝く痛みの中で、俺の意識は闇に沈んだ。


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