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雑談コーナー Part2

312きれじろう:2018/10/04(木) 23:26:46 ID:Fj2xu6Yk0
ラッキーさん

どうも。

まだ新ルールについてはガチでお勉強してはいないので、現在の把握している範囲で。

こちらをご覧ください。

https://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/2018hb_single_ja1.pdf

テクニカルハンドブックの最新版です。

まずはスピン

去年と今年のテクニカルハンドブックを比較してみると、回転時に軸足を右足→左足(あるいはその逆)に変える、「足換え」のときに、このように変ってます。

●2017-2018:いかなるスピンにおける足換えにも、足換え前後にスピン姿勢が少なくとも3回転なければならない。この要求を満たさなければ、スピンの中の短い部分は無視される。

●2018-2019:いかなるスピンにおける足換えにも、足換え前後にスピン姿勢が少なくとも3回転なければならない。この要求を満たさなければ、そのスピンはフリー・スケーティングでは“V“の記号が付きショート・プログラムでは“無価値”となる。

Vというのは基礎点が下がります。

あとは、ショートプログラムに規定が微妙に変っている。
例えば、ジュニアのショートプログラムではフライングシットスピンがフライングキャメルスピンになってるとか。

それと明確化の項目で「シット・サイド」が新たに追加されてます。
→“シット・サイド”の姿勢は、身体の部分すなわち脚、腕、手、頭の動きがより大きな肉体的強さまたは柔軟性を要し、体幹部のバランスに影響を与える難しいバリエーションも含まなければならない。
これは16ページに写真が載っているシットサイドウェイズ姿勢と思われますが、さらに調べる必要あり。文章だけでは私もいまいちピンと来ない(笑)

ステップは明日でいい?

あと、ジャンプでの違いを発見。回転不足判定について。

●2017-2018:ジャンプが“回転不足判定(Under-rotated)”となるのは、“回転不足が 1/4 回転よりは大 きいが 1/2 回転未満”の場合である。

●2018-2019:ジャンプが“回転不足判定(Under-rotated)”となるのは、“不足している回転が1/4 回転以上、1/2 回転未満”の場合である。

もしかしたら、少し厳しくなるかも。
でも今の判断精度でどの程度まで可能なのかは、ちょっと分からない。観察してみないと判断出来ないですねぇ。

>コリオって何?ステップシークエンスとは、別物?

これは、「コレオグラフィックシークエンス」のことでしょう。要は「一定の時間内にステップ、スパイラルなどなど、好き勝手よっていいよ」ってやつです。20012-2013シーズンに、スパイラルが廃止されてこれに置き換わったんです。

コメント238を再掲しましょう。

●2012〜2013シーズン以降
  ・「コレオグラフィックシークエンス」に変更スパイラルに限らず自由にやる、という形に変更
  ・GOEのみ

で、「フィギュアスケート2012-2013シーズンガイド」に、そのあたりを平松さんが解説しています。

「2年前、男子の2つめのステップと女子のスパイラルを、レベルを固定した「コレオステップ」「コレオスパイラル」にしましたよね。
レベル獲得を無くしたことで、私たちはもっと独創的な者を期待しました。ソルトレイク五輪のヤグディンの「ウィンターとか、長野五輪、キャンデローロの「三銃士」とか、本当に曲想に対して自由に発想したもので、今になってもぱっと頭に浮かぶ記憶に残るものを。」

(女子では、スパイラルの伸びやかな魅力は見られなくなってしまうのでは?という質問に対して)
「何秒間保持という縛りが無くなっただけです。コレオスパイラルで個性的なものを期待したら、これまで(スパイラルシークエンス時代と)変わらなかったでしょう?
今度はイナバウアー、イーグル等と組み合わせたり、ステップを入れたり色々出来ます。でも女子にとっての魅力は、やはり伸びやかで美しいスパイラル。だから日本の国内ルールではノービスBに限り、スパイラル姿勢をおよそ3秒としました。
これはやはり、ノービス時代には伸びやかで綺麗なスパイラルをしっかり身につけさせたいという、強化面での発想から入れたルールです。ノービスより上の選手は去年までスパイラルをやってきましたから国際ルールに合わせています。」

ちなみに男子の時間短縮は、大会運営のうえで「時短」が求められていたからです。




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