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フィギュアスケート研究所

234きれじろう:2018/02/27(火) 00:57:20 ID:YMkEg07M0
ccさん

今後は、今までのように話しがあっちこっち飛んで収集がつかない状態ではなく、一つ一つ論点を絞る。
「減点」つまり「転倒したら-1」が反対だ、ということ?

その前に疑問に答えておく。

実際は改善やマイナーチェンジはいくらでもやっている。

まず、日本は積極的に関与している。
例えばISU理事の平松純子さん。日本経済新聞に語っていたことだが、新採点方式になって最初の大きなルール改善、2008〜2009シーズンにこのようなことを主導している。

「審判はますます大変ですよ。新採点システムに変更直後は、無理やりでもジャンプを着氷し、ギリギリでもレベル4がとれていれば、GOE、演技構成点とも高評価が出がちだった。しかし『いいと思ったものに点を出すように』と言い続け、そのためのDVDを作って指導してきた結果、最近はレベルは低くても質が良ければGOEは出るし、技でミスしても、それを演技構成点と切り離して得点を出すようになってきている。」

これでファンに分かりにくくなったのは事実だが、コンパルソリーの時代に比べてスケーティングスキルが大きく落ちて危機感を抱いていたので、それに対する改善としては適切な処置。

バンクーバー後、URが創設されたのは君も知ってるだろ?このとき同時に3A以上と3Lz以下で点数の差を拡大している。

君が不満を持っているショート後半の1.1倍は2012年から。
この件はこの3年前からISUは議論し、統計も取っていて、「90%のジャンプが前半に固まっていた」んだよ。
そのためにみんなエレメンツが同じ順番になりがちだった。だから変えた。ジャンプの配置に変化が起るだろう、という予想の元にね。

勿論彼らだってそれでどうなるかなんて100%正確な予想なんて無理。
例えばその前だと思うが、平松純子さんによると、ステップの際、上半身を十分に使って欲しいという願いを込めて、レベル獲得に「上半身の動きを1/2」という文言を加えたところ、みんなが同じように上半身をぺこぺこしてしまった。
だから選手が本当に大きな動きをしてもらうために、余裕が出来て、首を使ったり、上体を大きく使ったりするような工夫が出来る、ということで2012-2013シーズンには1/2を1/3に減らす、ということを実施している。

ここにはとてもじゃないけど書き切れないが、他にも腐るほど色々なことを試行錯誤しつつ、さらには審判は自国の選手にフィードバックしつつスキルアップしてもらうように、色々努力してるんだよ。

我々ファンは結果だけみて勝手なことを言うが、彼らは本当に試行錯誤してる。

それと、ルールを批判するのは簡単だが、だからといって簡単にやめたら、そのルールに合わせて努力して結果を出した選手の努力を無にするってことなんだよ?
何年も本当に必死に努力してアドバンテージにしたのに、それを一瞬のうちにパアにされるってことがどういうことなのか君は理解してる?
だからルール改善は慎重にする必要がある。

また日本人が、というなら岡部由起子さんは2016年からISUのシングル・ペアの技術委員になって、スケートを進化させようと努力してるんだよね。

ついでに、君にはなかなか理解してもらえないようだが、選手の考え方は「曖昧だからとられる。だから次には必ず認められるように努力する」だよ。

その上で本題に戻るが、「減点」ということだけど、ルールは一様に周知されて、同じルールの元で選手は戦っていて、そのルールの中で勝者と敗者が出る。

・何を理由として
・どのように変えたいのか

を説明してくれ。
別に最初から完璧な答えを求めようとは思っていない。思ったことを書いてくれ。
そのうえで俺やghさんの異論を聞いた上でよりよい物を互いに考えるのが、ここでの読者にとって有意義なことではないのか?

なお、俺も期末で多忙だからすぐに十分な回答が出来るとは限らんが。




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