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ですがスレ避難所 その433

354避難所の名無し三等兵:2022/08/04(木) 01:57:40 ID:ERa42pD60
>>339
>米空母・強襲揚陸艦が、ESSMなのに頑なにVLSを採用しない理由

そちらは別
VLSからの垂直発射後の弾体の軌道・高度変更に要する時間を削減する為と
VLSからローンチ失敗した際の飛行甲板上へのミサイル落下事故を避ける為


ESSMは噴射圧とロケットモーターの噴射パターンから
打ち上げ途中でのトラブルによる弾体落下と
推進剤の燃え残りがランチャ内・次弾に付着する危険避ける為
射撃時に連続発射の制約があり、
VLSからの射出時も一定以上の高度に打ち上げなければならない制限がある

水上戦闘艦と比較してCIWSの配置に制約があり
飛行甲板上の可燃物・危険物の搭載量が多いHVUの米空母・強襲揚陸艦では
航空作業とVLS射出が重なった際のトラブル避けるために
個艦防御・近接防御ミサイルに旋回式ランチャを採用、
旋回式ランチャを脅威方向に指向し直射する形に近くすることで
シースキマーミサイル対処と個艦防御時のリアクションタイム漸減と
次弾発射速度の向上を狙ってるわけ


ただし過去の事例から、米でもここらの連続発射制限が薄いミサイルや
より射程の長い中SAMクラスを積む方向になった場合、
VLS化やキャニスタ・セルを束ねた発射機が試行されてはいた

(AIM-54の艦載個艦防御版シー・フェニックスの米空母・強襲揚陸艦向け搭載案が
横に倒したキャニスタ・12セルVLSを舷側に斜めに積んで
SSMよろしく側方に打ち出すタイプにされてたり、
米空母・強襲揚陸艦へのテリア・ターター・ターターDシステム搭載に伴うSM-1/2装備案が
旋回式ランチャとの併用や斜め射出するタイプだったりする)

米の場合フォード級の検討時以降、舷側VLSは早期に消えて
SSDS(艦艇自衛システム)連接のシースパロー旋回式ランチャとRAM Mk.49 GMLSになってるモヨリ
次世代空母でも(優先度低いっぽいが)アスター用のシルヴァーA43以上のVLS
8セル以上搭載要求した仏の選択との差は面白いぬ




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