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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

1ものぐさ:2005/02/17(木) 03:14:05
温泉一般および九州の温泉に関するニュースを、ペタペタ貼り付け。
それらに対する個人的な意見や考えがある場合は、もちろんどうぞ。

307もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:47:46
温泉毒ガス現場の管理者「不明」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/12/31/03.html

 秋田県湯沢市の泥湯温泉で東京都豊島区の親子3人が死亡した事故で、重体だった
東大助手の松井泰さん(47)も30日、搬送先の病院で死亡した。4人はくぼ地に
たまった硫化水素ガスを吸い、中毒となった可能性が高い。事故現場のくぼ地があっ
た場所の管理者がはっきりしないことから、秋田県警は特定を進めている。

 調べなどでは、くぼ地は4人が宿泊していた「奥山旅館」近くにある駐車場の脇か
ら約12・5メートル離れた場所にあった。周辺は硫化水素ガスが噴き出す可能性の
ある地点が多く、噴き出し口も移動することがあったが、現場は過去にガスが活発に
出る地域ではなく、立ち入り禁止区域にはなっていなかった。

 くぼ地にたどり着くためには、高さ約1・5メートルの雪の壁を登らなければなら
ず、くぼ地の表面は雪で覆われていた。現場が落とし穴のような状態になっていたこ
とに、旅館関係者は「空洞になっているとは気が付かなかった」と話している。

 県湯沢保健所は、02年から定期的に泥湯温泉でガスの濃度測定調査を実施してい
たが、4人が倒れた現場付近は調査地点に含まれていなかった。一方、地元住民から
は「ガスの噴き出し口がどこにあるのか分からないと危険。きちんと調査すべき」と
いう声が上がっていたという。

 秋田県によると、泥湯温泉一帯は栗駒国定公園で県が管理。現場近くの駐車場は、
県が国から借り受けた上で湯沢市が管理している。しかし、くぼ地のある場所の管理
者は、はっきりしていない。秋田県は「直ちに県の管理責任が問われるか、規定が明
確でないため難しい」としている。県警は管理者の特定を進める方針。湯沢市は事故
を受け、現場一帯の宿泊施設に対し安全が確認できるまで新たな予約の受け付けを自
粛するよう要請した。

 県警や目撃者によると、亡くなった松井さんの長男日々太(びいた)君(8)と二
男智足(ちたる)君(6)は事故の直前まで、駐車場で円盤遊具を投げ合って遊んで
いた。それた遊具を取りに行ったところ、くぼ地に落ちた可能性があるとみている。
母親の理恵さん(42)は、戻ってこない子供の様子を見に行った際に、くぼ地には
まったようだ。松井さんは、妻と子供を捜しに行った後、くぼ地の中にいる3人を発
見。智足君を助け出そうとして現場で倒れたという。
[ 2005年12月31日付 紙面記事 ]

308もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:48:36
「勝ち組」は湯治
2006年01月04日 松田忠徳
http://www.asahi.com/travel/onsen/0104.html

 鎌倉時代ごろから、”経験温泉学”的に湯治の1単位は1週間とされてきました。
人間の生体リズムは湯治の開始からほぼ1週間で回復することが現代医学で解明さ
れていますから、日本人の温泉学はなかなかのものです。

 ただし、現役世代にとって、1週間という日数を湯治に割くことは難しいことで
しょう。仮に2,3泊のプチ湯治でも、湯治の意味を理解し、温泉と積極的に向き
合う気持ちさえあれば、心身を再生することは可能だと考えています。温泉の主な
作用として、次の3点が挙げられます。

 (1)温水による温熱作用(2)温泉が含有している鉱物質やガス体による理化
学的、生物学的作用(3)転地による気候の作用

 たとえば2泊3日程度の湯治では、主に精神的な面での癒しが中心となるでしょ
う。激務をこなし、ストレスに晒(さら)されるなかで疲れ切った心身を解きほぐ
す。そして疲労をためない、疲労のもとをつくらないことで、元気に仕事に向かう
ためのからだのコンディションを整えるのです。それは取りも直さず病気にかかり
にくいからだにする、つまり免疫力を高めることなのです。

 前回、企業の「湯治休暇」の夢物語をちょっと書きましたが、現在の日本では実
現不可能でしょう。当面、私たちビジネスパースンが心しなければならないことは、
企業に使い捨てられないようにすることです。心身の不健康なビジネスパースンが
使い捨ての対象になる時代が迫っています。健康管理能力も資質の一つになったの
です。

 温泉で交感神経と副交感神経、つまり自律神経のバランスを整え免疫力を高める
ことが、プチ湯治の最大の目的といっていいでしょう。

 2泊3日なら、週末の金曜日か月曜日に休暇を取れば比較的簡単に湯治に向かう
ことができます。首都圏からであれば、2,3時間もかければ一級の温泉がいくつ
もあります。

 こんなプチ湯治が年に最低2,3回実現できれば、日々、見違えるほど元気でい
られるでしょう。特にストレスの影響を受けやすい胃腸の調子が整ってくるはずで
す。湯治中は粗食に徹してください。食べすぎは不健康のもとです。地球が沸かし
てくれた温泉が心身にとっての何よりのご馳走なのです。

 そんな余裕をもてる、頭を切り替えてじっくり休養できるビジネスパースンこそ
が、今風にいう「勝ち組」ではないかと、私は思います。

309もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:49:08
旅館従業員6人が避難や帰宅/泥湯温泉ガス事故
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060102i

 湯沢市が同市高松の泥湯温泉の旅館や民宿計4世帯16人に対して避難勧告を出した
ことを受け、奥山旅館では住み込みの従業員6人が、2日までに避難場所の秋田いこい
の村に避難したり、自宅に戻ったりした。旅館の家族ら4人は予約客への対応などのた
めとどまっている。残る3世帯6人のうち、民宿1軒は4日以降に避難する意向。他の
旅館2軒は「現在、異常はない」として避難していない。

 また、市の要請を受けた湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部は1日から3日までの予
定で、同温泉内の旅館や道路周辺など20カ所で硫化水素ガスの濃度測定を行っている。
1日の測定では異常は見られなかったが、2日には、現在立ち入り禁止となっている奥
山旅館の露天風呂脇で人体に影響を与える10ppm以上を測定した。

(2006/01/02 20:22)

310もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:49:40
旅館従業員2人も入院…秋田・泥湯温泉死亡事故
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200601/sha2006010308.html

秋田県湯沢市の泥湯温泉で硫化水素ガスを吸って東大助手の松井泰さん(47)
一家4人が死亡した事故で、松井さんらが宿泊した「奥山旅館」の従業員2人も
入院していたことが2日わかった。

湯沢署などによると、住み込みで勤めていた男性(27)と女性(20)。2人
は先月29日、現場の雪のくぼ地付近で松井さんと一緒に松井さんの妻と子供2人
を捜索した際、ガスを吸った可能性があるため、同日中に検査入院。男性はすでに
退院、女性も命に別状はないが入院中という。

避難勧告が出された現場周辺の4世帯16人のうち、奥山旅館の従業員6人が2日
までに湯沢市内の宿泊施設に移った。

311もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:50:12
専門家含む検討会設置へ/湯沢市が泥湯温泉事故対策会議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060105f

 湯沢市高松の泥湯温泉で東京の一家4人が硫化水素ガスを吸い込んで死亡した事故で、
同市は4日、市湯沢生涯学習センターで硫化水素ガス被害対策会議を開き、専門家を含
めた検討会を設置することなどを決めた。市は同温泉の旅館や民宿計4世帯17人に対
し先月31日に避難勧告を出しているが、勧告解除の時期などについても検討会で協議
する。

 会議には鈴木俊夫市長のほか、市の防災、観光担当の幹部職員ら約20人が出席した。
検討会は、地熱研究の専門家や同温泉を含む栗駒国定公園を管理する県、市や地元住民
らで構成する方針。市は「専門家による調査結果を基に、勧告解除の時期などを検討す
ることになる」としている。ただ温泉周辺は積雪が2メートル近く、現地調査が物理的
に困難であることから、具体的にどう調査を進めるかは未定。

 対策会議ではこのほか、6日から1日おきに硫化水素ガスの濃度測定を行うことや、
安全確保のため勧告対象となっている各世帯に濃度測定器を市で貸与することなどを決
めた。

(2006/01/05 09:49)

312もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:50:43
秋田県、硫化水素ガス事故で80温泉施設に防止対策要請
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060103STXKC010403012006.html

 秋田県湯沢市の泥湯温泉で、硫化水素ガスを吸った家族4人が死亡した事故を受け、
秋田県は3日までに、ほかでも同様の事故が起こる可能性があるとして、県内の約80
の温泉施設に対し、事故の防止対策を取るよう文書で通知した。

 秋田県は、入浴施設周辺の硫化水素濃度を測定して危険性を利用者に周知徹底する
ことや、立ち入り禁止の柵の設置、硫化水素が滞留しないよう換気に配慮することな
どを求めている。県は今後、各施設の取り組み状況を調査する方針。

 泥湯温泉では12月29日、東大助手松井泰さん(47)の親子4人が雪のくぼ地にたまっ
たガスを吸って死亡した。県はすでに現場周辺への立ち入りを禁止し、湯沢市は温泉
周辺の4世帯16人に避難勧告を出している。〔共同〕 (16:52)

313もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:51:18
酸ヶ湯温泉“混欲”じゃ困ります じろじろ見るエロオヤジ撲滅へ「心得三ヶ条」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1603572/detail

 見ればまいね、見せればまいね(見たらいけません、見せたらいけません)―。男女混浴の
「ヒバ千人風呂」で知られる青森市の「酸ケ湯(すかゆ)温泉」で、一部男性客の遠慮のない
視線に女性客から苦情が続出したため、地元の湯治客らが「混浴を守る会」を発足し“エロオ
ヤジ撲滅作戦”に乗り出した。「女性入浴者を好奇の目で見るべからず」などとマナーを記し
た「心得三ケ条」の看板を設置する活動が功を奏し、最近では女性客からの苦情も激減してい
るという。

 年間約15万人が訪れる酸ケ湯温泉はこの数年、湯治客や観光客が増える一方で、女性客か
ら「男性客にじろじろ見られた」との苦情も多く寄せられるようになった。

 実際、観光客の中には、女性の裸が目当ての男性も少なくないという。「たまに5時間も6
時間も浴場に入ったままの男性がいる」と従業員男性は語る。「ずっと温泉につかっていると
のぼせるのか、ちょくちょく脱衣所に戻り、女性が現れると同時に温泉に入りにくる。あきれ
ちゃいますよ」

 混浴時の男女比は「8対2ぐらいで男性が多い」(同従業員)。若い女性が現れると、「裸
目的」の男性陣のぎらついた視線が、一斉に女性の一挙手一投足を追いかけて右へ左へ。番台
が、行き過ぎた行為を注意しても「金を払ってるからいいだろ」と逆ギレする男性もいるとい
う。

 温泉側も、対応に乗り出した。まずは、女性専用時間の設定。現在は、午前8時〜9時、午
後8時〜9時を女性専用としている。ただ、日帰り客のほとんどは混浴の時間帯に入浴するし
かないのが現状だ。昨年6月には、浴槽の真ん中に仕切りを設置した。ところが、今度は「窮
屈だ」「風情がない」などの不満が男女双方から殺到し、4か月後には仕切りを撤去すること
となった。

 女性客の減少は、温泉の経営にも影響を及ぼしかねない。そこで立ち上がったのが、地元の
湯治客たち。今年4月に「混浴を守る会」を発足。青森市出身で、同温泉をこよなく愛する
101歳の現役スキーヤー・三浦敬三さんが男性代表を快諾した。「守る会」は、浴場の入り
口に「心得三ケ条」の看板を設置。署名簿を置いたところ、会員数も2000人に上った。そ
の効果もあり、最近は女性客からの苦情がゼロの日も出てきたという。

 「時代にそぐわないかもしれないが、『混浴の酸ケ湯』は守り続けたい」。温泉の従業員た
ちは、「日本の伝統である混浴」を残していきたいと願う。ある男性従業員は「昔は、男女が
ほどよい距離感を持ちながらも、和気あいあいと入浴していた。10年ほど前から、インター
ネットの影響などで観光地化され、一部の男性客が変な取り違えをしている。もっと男らしく
毅然(きぜん)としろ、恥を知れ、と言いたい」とエロオヤジたちを一喝した。

 ◆酸ケ湯温泉 八甲田山の西麓(ろく)、標高約900メートルの高地にある温泉。300
年の歴史があり、1954年には、国民保養温泉第1号に指定されている。酸性硫黄泉で、特
に神経痛、リューマチ、冷え性などに効果があるとされる。それぞれ数十人が同時に入れる2
つの浴槽がある混浴風呂「ヒバ千人風呂」が有名で、宿泊者でなくても、入泉料600円で利
用することができる。

2006年01月04日08時15分

314もぐさ ◆444/y93CDE:2006/01/07(土) 16:53:50
新たに3人が避難/泥湯温泉事故
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060106s

 湯沢市高松の泥湯温泉で東京の家族4人が硫化水素ガスを吸い込んで死亡した事故で、
同市は6日、避難勧告を出した同温泉の旅館3軒と民宿計4世帯17人の避難状況をま
とめた。旅館3軒のうち、新たに奥山旅館の家族ら3人が避難場所の秋田いこいの村に
避難した。依然旅館2軒の家族5人がとどまっている。

 また、市の要請を受けた湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部が同日、4回目の硫化水
素ガスの濃度測定を実施。地区内20カ所では、いずれも安全とされる0―4ppmだ
った。

(2006/01/06 19:12)

315もぐさ ◆444/y93CDE:2006/01/07(土) 16:54:20
温泉有毒ガス事故/危険認識して十分な対策を
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/01/20060107s01.htm

 秋田県湯沢市の泥湯温泉で昨年末、東京都の一家4人が有毒ガスを吸い込んで亡くなった。
原因となった硫化水素は火山地帯ではありふれたガスであり、東北でもたびたび温泉客や登
山客に重大な被害をもたらしてきた。

 源泉や噴出地点の濃度を測定して常時監視することも大切だが、地形や気象条件によって
硫化水素濃度が思わぬ場所で急上昇し、一瞬にして生命が危険にさらされることを過去のケ
ースは教えている。

 泥湯の温泉旅館では6年前の2000年2月にも、硫化水素によって約20人が目の痛み
などを訴えた。今回の死亡事故とともに、雪が影響していたという共通点がある。

 先月29日の事故は、旅館から約100メートル離れた駐車場で起きた。約1メートルの
雪が積もっていたが、地熱によって雪が解けて空洞になった場所があり、そこに高濃度の硫
化水素がたまっていたことが原因になったと推測されている。

 2000年の事故では、源泉から旅館にお湯を引く側溝が雪に覆われたために硫化水素が
空気中に拡散できず、旅館内で濃度の上昇を引き起こし宿泊客らが被害を受けた。

 いずれも普通なら空中に散って無害になるはずだった硫化水素が、雪によって局所的に高
濃度になったことになる。

 硫化水素は空気の1.2倍程度の重さがあるために、周囲より低いくぼ地などでは特に警
戒が必要になる。

 1997年に福島県の安達太良山で登山中の女性4人が硫化水素によって中毒死したが、
場所は尾根の近くにある3メートル四方ほどの小さなくぼ地だった。その地形と風が吹かな
かったという気象条件が重なって、硫化水素が極めて高い濃度になったらしい。

 安達太良山の火口付近では当時、火山性ガスの濃度が急に高くなったといったデータは観
測されておらず、限られた場所の一時的な現象だったとみられる。何の前触れもなく突然、
致死濃度に達するような場所が出現する怖さがある。

 硫黄と水素の化合物である硫化水素はそもそも極めて毒性が強い物質だ。空気中の濃度が
500ppm(空気1リットル当たり0.00065グラム程度)を超えると、呼吸まひなど
を引き起こし危険な状態に陥る。1000ppmになると、呼吸を数回するだけで死亡してし
まう。

 温泉地や火山地帯でよく卵の腐ったような臭気がすることがあるが、それが硫化水素のにお
い。強烈なにおいがしても濃度は数ppm程度でしかない。ところが、致死量に近いような高
濃度になると無臭に近くなる。硫化水素は必ずにおうと思い込むのは、かえって危ない。

 これほど危険な物質に対し、行政や旅館が十分に注意しなければならないのは当然のことだ。
危険個所をしっかり調べ上げ、標識や柵で近寄れないようにするのが不可欠だろう。

 降雪や除雪作業によって、硫化水素が予想外の場所に流れたり充満する危険性が高くなる冬
場は、なおさら警戒が必要だ。

2006年01月06日金曜日

316もぐさ@ものぐさ:2006/01/10(火) 22:45:49
温泉雑学百科
温泉の入浴方法もいろいろ! 変わった入浴ができる温泉地
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/zatsugaku/20060110tb08.htm

 温泉といっても、ただつかるだけでなくいろいろな入浴方法がある。今回は一風変わった
温泉入浴法を見てみよう。

 古くから湯治場として知られる八幡平(はちまんたい)の後生掛(ごしょがけ)温泉。こ
こでの名物は木箱から首だけ出して蒸気で蒸される箱蒸し。疲労回復や美容に効果がある。
同じ八幡平の須川高原温泉は熱湯がそこここから湧いており、数棟ある蒸し風呂小屋が名物。
湯治客たちは小屋の中の蒸気が噴き出している穴の上にゴザを敷き、体に毛布を巻きつけて
寝転がる。

 山形県の瀬見(せみ)温泉の「ふかし湯」は昔から痔病に効くといわれ、共同浴場内の床
の穴から噴き出す湯気に患部を当てる痔蒸しが名物。長野県の中房温泉、熊本県の杖立温泉、
大分県の柴石(しばせき)温泉、鉄輪(かんなわ)温泉、鹿児島県の栗野岳(くりのだけ)
温泉などにも蒸し風呂がある。

 温かい砂に体を埋め、発汗作用を促すのが砂蒸し。砂の重みで効果が高まるという。「砂
蒸し風呂」は鹿児島県の指宿(いぶすき)温泉の代名詞だ。また、別府市の市営竹瓦温泉は
屋内に砂蒸しがあり、別府湾に面した上人ヶ浜の砂蒸しも人気が高い。

 38度ほどのぬる湯に長時間つかるのが「長温浴」。高血圧などに効果がある。新潟県の栃
尾又(とちおまた)温泉には「夜詰めの湯」と呼ばれる一晩中湯につかる風習がある。青森
県の谷地(やち)温泉、栃木県の板室(いたむろ)温泉、群馬県の川古(かわふる)温泉、
長野県の鹿教湯(かけゆ)温泉、伊豆の畑毛温泉などの湯治も長湯だ。

 大分県の寒の地獄温泉の泉温はなんと13度。冷たさと温泉の成分で肌がチクチクする。と
ても長湯はできず、大急ぎでストーブの前へ走る。これを繰り返すことで皮膚病や水虫など
に効能があるという。逆に44〜48度という熱い湯に入るのが「時間湯」。群馬県の草津温泉
で古くから行われ、皮膚病に効果があるという。

 「泥湯」は鉱泥につかるもので、美容効果があるといわれる。大分県の明礬(みょうばん)
温泉の紺屋地獄、熊本県の地獄温泉が知られている。

(文/石井ひとし)

317もぐさ@ものぐさ:2006/01/10(火) 22:46:19
秋田
今月下旬に初会合 湯沢市、泥湯温泉事故の調査委が発足
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060108e

 湯沢市高松の泥湯温泉で東京の一家4人が硫化水素ガスを吸い込み死亡した事故で、同市は
7日に幹部会議を開き、今月下旬に調査委員会の初会合・調査を行う方針を固めた。

 会議には鈴木俊夫市長や担当部課長ら6人が出席。調査委をどのような形で立ち上げるか、
今後の対応をどう進めていくかについて検討した。その結果、▽連休明けにもメンバーを決め、
今月下旬に初調査を行う▽雪が消えた後も安全性を確認するため、泥湯温泉全体で県や関係機
関とともに大規模調査を行う―などの方針を固めた。

 市によると、調査委のメンバーは3人の有識者で構成。泥湯温泉の現状把握を行って安全に
日常生活ができるかどうか、冬季営業が可能かどうかなどについて検討するという。同温泉は
先月31日に市が避難勧告を出し、現在までに一部住民が避難、2世帯5人が今も同温泉内に
とどままっている。

(2006/01/08 10:46)

318もぐさ@ものぐさ:2006/01/10(火) 22:47:08
秋田
硫化水素検知器4台を設置/泥湯温泉事故で湯沢市、旅館などに
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060110l

 湯沢市高松の泥湯温泉で東京の家族4人が硫化水素ガスを吸い込み死亡した事故で同市は10日、
人体に影響があるとされる10ppmを超えるとアラームが鳴る硫化水素検知器4台を同温泉の旅
館、民宿に設置した。

 また事故の調査検討委員会のメンバーに、有識者4人を専門委員として委嘱することを決めた。
初会合・調査は今月26、27の両日に行う予定。

 検知器の設置は、市職員や業者ら5人が同温泉を訪れ、使用方法を説明した後、4人が宿泊して
いた奥山旅館のほか、小椋旅館、豊明館、中山荘の一階寝室や居間の出入り口などに設置した。

(2006/01/10 20:29)

319もぐさ@ものぐさ:2006/01/16(月) 22:02:31
「にっぽんの温泉百選」 指宿6位、霧島46位
業界関係者が投票
http://www.373news.com/2000picup/2006/01/picup_20060113_5.htm

 旅行会社や運輸業者などの投票による「にっぽんの温泉百選」(同実行委員会、
観光経済新聞社主催)で鹿児島県から指宿が6位、霧島が46位に入った。同時
に行った「人気温泉旅館ホテル二百五十選」は指宿から4軒、霧島から2軒の計
6軒が選ばれた。
 「にっぽんの温泉百選」「人気温泉旅館ホテル二百五十選」とも19回目で、
昨年7月から10月末までの投票期間中に計2万5306票が寄せられた。
 1位は3年連続で草津温泉(群馬県)、2位は登別(北海道)だった。上位
10位内に、九州からは指宿以外に由布院(大分県)が3位、黒川(熊本県)が
4位に入った。指宿はグレードの高い老舗旅館の存在や九州新幹線一部開業によ
る利便性向上などが人気の理由。主催者によると、泉質の良さに加え、地域活性
化に熱心な温泉地が上位に入る傾向があったという。
 「人気温泉旅館ホテル二百五十選」に鹿児島から入ったのは指宿白水館、指宿
いわさきホテル、ホテル秀水園、旅館吟松、霧島山上ホテル、霧島ホテルだった。

320もぐさ@ものぐさ:2006/01/16(月) 22:03:03
宝泉寺温泉で新春花火大会
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=01=15=113498=chokan

 九重町宝泉寺温泉で十四日夜、2006年新春花火大会「花火・ザ・宝泉寺」が
催された。温泉街そばのお祭り広場一帯には、ホテルなどの宿泊客や町内外から訪
れた見物客が集まり、霧雨の中、新年恒例の”光”と”炎”の祭典を楽しんだ。

 午後七時半から開会式があり、池部俊慈実行委員長が「真冬の花火を楽しんでく
ださい」と歓迎。仕掛け花火に続き、高さ二十二メートルの「大ドンド」に点火。
煙と炎を噴き上げ、勢いよく燃える火柱に、観客らは一年の無病息災を願った。

 メーンの花火は単、連二千発の打ち上げ。夜空に光跡を描き、一瞬大きく開く光
の輪、飛び交う色鮮やかな光のライン。山あいの温泉街に音は深々と響き渡った。

 花火大会は、地元の旅館組合などが冬場の集客のため、十八年前から続けている
イベント。お祭り広場でかがり火が燃やされ、甘酒やたる酒などが振る舞われた。

[2006年01月15日04:34]

321もぐさ@ものぐさ:2006/01/21(土) 10:39:04
九博で再注目!二日市温泉/九州につかる 1月17日 22:54
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1137506086.htm

 福岡・筑紫野市の二日市温泉は「博多の奥座敷」として愛されてきた。約半世紀前には三十数軒の
旅館が軒を連ねにぎわっていた。近年、交通網が発達し「近くて便利」な温泉は、次第に価値が薄れ
客足は遠のく一方も、九州国立博物館(太宰府市)のオープンをきっかけに宿泊客が増えてきた。博
物館に一番近い温泉地として再び注目を浴び、復活へ向けて動き始めた。


 創業1865年(慶応元)。今でも老舗として二日市温泉の看板を守っているのが大丸別荘だ。
1949年には昭和天皇が御行幸の際に宿として利用されたのは有名。広大な日本庭園と歴史を感じ
させる木造建築。石原裕次郎や美空ひばりら多くの芸能人、各界の著名人が宿泊しており、館内の廊
下には色紙が数多く飾られている。「廊下で有名人にばったり会うことも珍しくないですよ」と
薄(すすき)恵一総務課長(60)は話した。

 大丸別荘をはじめ、湯町通りには、かつて30軒以上の温泉旅館が立ち並び、浴衣姿の湯治客や
芸者さんも多く見られたそうだが、今はその当時の面影はない。湯町通りの真ん中で「二日市温泉
はどこですか?」と尋ねられたという、笑い話にもならない話も耳にしたが、少しずつ“変身”を
遂げようとしている。

 アイビーホテル筑紫野は糀屋(こうじや)という江戸末期創業の老舗旅館だったが、01年にホ
テルに衣替え。温泉客ではなく福岡市のベッドタウンとして発展している筑紫野市へのビジネスマ
ンにターゲットを絞り、併設の温泉「バーデンハウス」と合わせて集客数を伸ばしている。

 また、太宰府天満宮の近くにオープンした九州国立博物館の効果により宿泊客が増加。価値が再
認識されてきたのも明るい材料だ。大観荘の牧野義治営業部長(48)は「昨年11、12月は前
年比で1割から2割増です。九博の効果でしょう」とうなずく。

 筑紫野市観光協会の古野憲彰専務理事(65)も「九州国立博物館に一番近い温泉ですからね。
視界が開けてきましたが、あとは受け皿をどう整えていくか」と話した。新たな観光スポットの誕
生をきっかけに二日市温泉の復活なるか。これからが本当の勝負となる。【井上和久】


 ◆アクセス 二日市温泉と九州国立博物館は車で約20分の距離。交通機関を利用する場合は二
日市温泉のある西鉄二日市駅から大宰府線に乗り換え太宰府駅まで約5分。太宰府駅から徒歩で約
10分。福岡からは西鉄天神大牟田線で二日市駅まで特急、急行道で15分。車なら九州自動車を
利用し約30分。


貴重な放射能泉


 二日市温泉の泉質はアルカリ性単純温泉だが、ラジウムを含んだ「放射能泉」でもある。放射能
泉は数も少ないため貴重。筑紫野市周辺には約9000万年前にできた「早良花岩」が広く分布し、
ウランを含有した鉱物が多く含まれている。ウランがラジウム、ラドンに変化していくときに出る
熱で地下水が熱せられ地上にゆう出したのが二日市温泉。「万病に効く」といわれるほど薬効は高
い。

322もぐさ@ものぐさ:2006/01/23(月) 17:03:47
天ヶ瀬温泉旅館街 県立芸術文化短大学生らが絵画描く
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=01=22=107260=chokan

 日田市天瀬町の天ケ瀬温泉旅館街に架かる国道210号の高架橋桁(げた)三本に、
県立芸術文化短期大学の学生らが絵画を描いた。

 絵画の制作は、空き店舗の増えた通りを明るくしようと同温泉旅館組合(高瀬邦寛
組合長)が考えた取り組み。旅館街にいくつも立ち並ぶ無機質な橋桁に目をつけ、キ
ャンバスにした。

 描いているのは深田陽一さん(顔写真)ら同大学の有志七人。イラストは、町の自
然や温泉旅館街などを散策して考え、旅館の女将(おかみ)らとも話し合い(1)バラや
花(2)川の中の露天風呂(3)川や滝などの自然―の三つに決めた。絵は縦三・五―五メー
トル。パステル調で、柔らかさ、温かみを表現している。

 作業は昨年十二月三十日から本格的に開始。「明るい感じに仕上げて、町の雰囲気
が伝われば」と代表の深田さん。

 高瀬組合長は「絵画を多くの人に見てもらい、和んでもらいたい」「旅館街活性化
のために何かを始めるヒントとなり、次の取り組みへつなげてほしい」と期待してい
る。

[2006年01月22日08:32]

323もぐさ@ものぐさ:2006/01/23(月) 17:04:27
駐在さんの速報好評 さつま・宮之城温泉街
手作り20回、管内の事件周知
http://www.373news.com/2000picup/2006/01/picup_20060123_4.htm

 さつま町湯田の宮之城温泉街にある宮之城警察署湯田駐在所が発行する
「駐在所速報」が好評だ。定期的に発行する広報紙の号外で、カラーイラ
スト入りの分かりやすさと発行回数の多さが特長。温泉浴場の脱衣場など
に張られ、管内や近隣で起きた事件事故をいち早く住民に知らせ、注意を
呼び掛ける。
 同駐在所に勤務するのは重村秋彦巡査部長(36)。2003(平成
15)年9月の着任以来、「どんな事件が多発しているのか、警察だけで
なく住民も知ることが犯罪の未然防止につながる」と細やかな発行を心が
けてきた。発行回数はすでに20回を超える。今年は、事務所荒らしや火
災が相次いだため、早くも2回発行している。
 号外は、なるべく目立つようにカラーで印刷。「脱衣中は何気なく張り
紙を読んだりするもの。PR効果は高い」と宮之城温泉や紫尾など管内の
温泉場約10カ所に配布。その後モノクロ印刷し管内全世帯約1600戸
に配る。

 昨年10月下旬、女子児童への声掛け事案が発生した際は、当日付で不
審者の特徴などを速報、情報提供を呼び掛けた。男性2人が相次いで飲酒
運転で現行犯逮捕された昨年11月には、忘年会シーズンに向け飲酒運転
追放をPRする速報を出した。
 「速報で初めて知ることもある。お客さんも足を止めてよく見ている」
と宮之城温泉で旅館を営む久保田千里さん(70)。重村巡査部長は「温
泉につかりながら速報のことをどんどん話題にしてほしい。自然と防犯意
識も高まるはず」と期待している。

324もぐさ@ものぐさ:2006/01/23(月) 17:05:05
「別府温泉」と共に歩む人々 2006/01/23
http://www.janjan.jp/area/0601/0601228059/1.php

 「昨日の相撲みたかえ?横綱が負けたな〜!」「あ!おじさん元気かい?
最近みんやったけど」

 小屋のような温泉のドアを開けると、なにやらわいわい楽しそうに話す地
元の人々の声が聞こえてくる。別府には、あらゆるところに小さな公衆温泉
があり、100円程度でだれでも入浴できる。中には「さい銭湯」など、入
る人がお金を自主的に入れていく温泉もある。

 大分県にある別府といえば、「地獄めぐり」や「バスガイド発祥の地」な
どで知られ、観光産業を中心に栄えていた場所だ。しかし、その風景も代わ
りつつある。今では営業しているのかしていないのかわからない温泉旅館や、
いたるところに使われなくなった別府観光案内所などが目立つ。ユニバーサ
ルスタジオや東京ディズニーランドなど流行に合わせたアトラクションは若
者受けがいい、また最近では、国内旅行より海外旅行をする日本人が増えて
いる。その上、近くに自然を売りにする湯布院や黒川温泉などがあるため、
別府温泉のために訪れるお客さんは減少する一方だ。

 時代が変るにつれて、人々の観光に対するニーズも変っていく。以前は大
事業を行い、温泉つきのホテルや旅館、そして遊園地なども次々につくって
いった。会社の慰安旅行や学校の修学旅行などで訪れる人々も多かった。し
かし不景気が続いた影響もあり、人々の求める「楽しみ」やそれに合わせた
「サービス」も大きく変った。
 
 別府はこのような状況をどう回避し、再び輝きを取り戻せるのか。長期景
気低迷に加え、少子高齢化社会や三位一体改革による地方交付税などの負担
がのしかかる。団塊の世代の人々が退職後、以前来た懐かしい別府を訪れ、
閑散とした風景を見たとき何を思うだろう。温泉をてこに観光事業を開発し
てきた別府が以前のような輝きを取り戻すことは難しい。

 しかし、こういった問題は別府の負の部分を象徴した一側面でしかない。
温泉は観光産業に使われようが使われまいが人々の生活に根付いている。別
府に住む人々は、温泉を通して地域の人々の輪を広げ、近所に住む人同士気
遣い合ってきた。仕事から帰ってきたら温泉へ行き、近所の人々と話をする。
お年寄りも毎日決まった時間に温泉に入りに行く。たわいもないことのよう
だが、ストレス解消や孤独感からの回避にもなっている。

 大人と子どもがコミュニケーションをとる場がない、隣に誰が住んでいる
のかわからない、通り魔事件が頻発したり、相談する人がおらず自殺する人
が増えている。こうした現代社会の問題は社会のしがらみや不条理なことか
ら耐えられなくなり引き起こることが多い。

 日々不安と緊張に苛まれ、疲労を抱えている人は、別府の小さな温泉へい
らっしゃい。身も心もすっきりした気分で、また明日もがんばれるにちがい
ない。

(武藤久)

325もぐさ@ものぐさ:2006/01/23(月) 17:05:36
別府の旅館・ホテル 売上高増えた施設 3年ぶり前年上回る
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=01=22=387354=chokan

 別府市旅館ホテル組合連合会(西田友行会長)はアンケート調査を基に、市内の
二〇〇五年の宿泊動向と○六年の見通しをまとめた。愛知万博開催の影響もあり、
○五年の宿泊者数は微減で推移したものの、売上高が増えた施設が三年ぶりに前年
を上回った。

 調査は昨年十二月に会員の旅館やホテル(百三十四軒)を対象に実施。四十一軒
が回答した。回答率は31%だが、中・大規模の施設が答えているため、総客室数
(四千八百三十九室)の半数を超えている。

 宿泊者が「増えた」と答えたのは29%。比較的小規模の施設が堅調で、○四年
の22%を上回った。売り上げが増えた施設が29%(○四年、24%)だったの
に対して、宿泊単価が上がったのは7%(同20%)だった。

 別府八湯のエリア別では、別府温泉が宿泊者数、宿泊単価、売り上げともマイナ
ス傾向が強かった。一方で、鉄輪温泉は宿泊客数、売り上げとも増加傾向。別府温
泉については「大型ホテルが団体ツアー客の減少などで苦戦している」(同連合会)
という。

 ○六年については、売り上げが「増える」と答えた施設が34%で昨年より7%増。
入り込み客も24%が「増える」と答えた。「減る」は5%だった。特に新しい
「鉄輪むし湯」の建設や景観整備が進む鉄輪温泉では、55%の施設が売り上げ増を
予想している。

 設備投資では、三千万円を超える大型投資を七施設(昨年三施設)が計画している。

 連合会は「○六年は東京、名古屋、大阪方面を中心に入り込み客が回復するのでは
ないか。下げ止まった感のあった宿泊単価の下落は気掛かり」と話している。

[2006年01月22日08:29]

326もぐさ@ものぐさ:2006/01/25(水) 10:53:11
原鶴温泉、ヌルヌルの恩返し/九州につかる
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1138108606.htm

 福岡県内でもトップクラスのゆう出量を誇る原鶴温泉は、耳納(みのう)連山や筑後川に囲まれた
懐かしい日本の故郷だ。ヌルヌル度満点の美人湯は、約130年の歴史を持ち、畳風呂、洞窟(どう
くつ)風呂、ジャングル、ハーブ湯など種類も豊富だ。福岡市内からマイカーで約60分とアクセス
も最高。ウ飼い、フルーツの里としても知られる楽園で、筑後川のせせらぎを聞きながら〝湯ったり〟
してみませんか。

 南に耳納連山、西には背振山、眼前には九州最大の筑後川…。山と川に囲まれた原鶴温泉は、日本
の「ふるさと」をイメージさせる。大分、鹿児島、熊本など有名温泉地ぞろいの温泉天国九州だが、
福岡の代表格・原鶴も負けてはいない。杷木町役場企画観光課の乙藤慎主査(34)は「福岡市内か
ら近い場所で本格的な温泉が楽しめますし、味なら日本一ともいわれる柿などフルーツもおいしいで
すよ」と魅力を教えてくれた。

 福岡市内から高速道路を利用してマイカーで約60分とアクセスは文句なし。ほどあいの宿六峰舘
の野上誠治営業部長(37)は「温泉に癒やしに出かけて(福岡から)車で1時間以内の運転なら、
帰宅しても癒やされたままですし疲れません」と話した。

 もちろん泉質も最高だ。湯船に漬かった瞬間、ヌルヌルとした肌ざわりを瞬時に体感できる〝美人
湯〟で、天皇、皇后両陛下や日本屈指のアーティスト故岡本太郎氏ら角界の著名人も癒やされたとい
う名湯。原鶴温泉旅館組合の宮川具久会長(55)は「何といっても原鶴はお湯の柔らかさが一番。
自然がもたらしてくれた副産物」と大地の恵みに感謝した。

 畳風呂、ジャングル風呂、ハーブ湯、洞窟風呂など個性派ぞろいの温泉宿が点在し、岩盤浴やエス
テなど女性にとってうれしい宿もある。湯量も豊富で福岡トップクラス。ウ飼い、花、フルーツの里
としても知られる「癒やしの里・原鶴温泉」の別世界で、日常を忘れてリフレッシュしよう。
【浜崎孝宏】


 原鶴温泉の由来は、諸説ある。昔、一羽の傷ついた鶴が筑後川の河畔で水を浴び、傷を癒やして飛
び立つ姿を見たという付近の人が温泉を発見したという。伝承によると江戸時代に開かれた温泉地と
いう説もあるが、あさくら物語(古賀益城編)では、1881年(明14)の11月に筑後川の北河
岸に、里人が川魚を釣りに出かけ、湯気が立ち上がる様子と小石の下が温かいことから川中に温泉が
ゆう出することを知った、とも記されている。

327371 ◆qdhDRbTe/s:2006/01/27(金) 12:36:50
はー、ひさしぶりにこちらに戻ってきましたよ。

>321の記事を興味深く読みましたが、確かに湯町は土日の人が増えたと言う話。
去年母も九国から博多湯への日帰りバスツアーを湯町で見かけたとか。
それにしても放射能泉だったとは知りませんでした

九国博には私も去年11月に「美の国日本」の招待券を貰い鑑賞しましたけど良かったですよ。
教科書でよく見る有名な歴史遺産の実物を堪能してまいりました
それにしてもそんな場合じゃないだろと突っ込みを受けそうなのに行きたい所へ行ってしまうのは
父から受け継いだ血って言やあそうですねw
こういうことをしていたせいでメールに書いた「反省」につながる訳ですが。

泗水の「とよみずの湯」の写真はウマく送れているでしょうか?
内湯なんですけど大きな岩風呂がいい感じでした。
大人二人と幼児二人でちょうどいい大きさ。
湯質は「辰頭温泉」の後では流石にパンチ不足に感じますが辰頭の泡が凄いのであって
こちらもいいお湯でしたよ。ゆっくり浸かっても誰ものぼせなかったし、
後々までほかほか。疲れも取れました。

それにしても別府にホントーに行きたいです。
日曜の「るり色」が別府を取り上げるのでそれ見て我慢ですw

328371 ◆qdhDRbTe/s:2006/01/27(金) 12:38:31
間違ってsageましたので上げます

329もぐさ@ものぐさ:2006/01/27(金) 21:06:38
>>327
ご無沙汰しています。
えぇぇぇぇぇぇぇっぇーーーー、美の国日本、見たんだぁぁ!
よいなぁ。私は人山に挫折して、結局見ずじまい、残念なことをしました。

でも、今回の企画展は前売り券を購入済みです。
梅の季節は太宰府に来る客も多くなるだろうから、
その前の寒い日に(=客ができるだけ少ない日に)見に行こうと楽しみにしています。

ところで、あれれ?とよみずの写真、メールですか?
ごめんなさい、届いてないみたい。
もう一度、チャレンジしていただけますか?

辰頭温泉も新しくなったけど、いまだ行けず。
とよみずは私が入ったときは、人が多すぎて
写真どころではなかったのだけれども、
写真、撮れたって、すごっ。

330371:2006/01/27(金) 22:53:44
すみませんーもぐささんはPHSでしたっけ!
携帯画像届かないハズですよね
失礼しました。m(__)m
とよみずが家族湯すぐ取れたのは、多分・・・「月のしずく」でしたっけ、新しい施設の方に流れたのかもしれませんね
こちらは人大杉なのを見掛けましたので。
辰頭は改装してたんですかー。また行かないと♪は

331もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:32:52
>>330
いえぇぇぇ、一応は携帯ですが(PHS使うのは、パソコンをネットに繋ぐとき)
なんだかうまく受信できてなかったみたいで、失礼しました。
再度お送りくださり、今度は見られました!
ありがとうございます!

例によって、ここも私は大浴場しか知りませんけれども、
家族湯も、良い雰囲気ですね。
家族湯だったら、そりゃぁ思いっきり写真撮れるわなぁ!

月〜が人多杉って、そんなに人気なんですね…。

332もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:49:46
みろく温泉廃止へ 島根県吉賀町 '06/1/26

▽町方針、財政再建で3月末に

 島根県吉賀町六日市で二十九年間営業してきた町営「みろく温泉」が三月末で
廃止の見通しとなった。中谷勝町長が二十五日の町議会臨時会全員協議会で、廃
止する方針を示した。財政再建へ向けて町が打ち出している行革の第一弾となる。

 町によると、みろく温泉は鉄筋二階建て延べ約四百五十平方メートル。
一九七七年に町民集会所として開所、一階に温泉と食堂、二階に集会室がある。
入浴料は大人二百十円、泉質は単純弱放射線。地元住民を中心に年間約九千五百人
の利用者がある。

 町は運営を委託しており、年間約二百五十万円を助成。加えて、屋根の補修な
どで緊急に修理費が約二千百万円必要な状況で、全体的なリニューアルを施せば、
約五千二百万円の経費負担がかかる見通しとなっている。

 町内には、近くに第三セクター「むいかいち温泉ゆ・ら・ら」や、合併した柿
木村に「はとの湯荘」という施設もあり、人口約七千五百人の町で温泉が三施設
に上る。

 財政難の町としては、将来的な負担増を防ぐため、三月末で廃止する方針を決
めた。

 町は議会三月定例会で廃止条例案を提出する。施設は今後、子育て支援や集会
などに活用する方針。中谷町長は「固定ファンが多く非常に残念だが、決断せざ
るをえなかった」と話している。(谷本和久)

333もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:50:18
温泉再発見(1)「ソムリエ」に聞く入浴術
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060124tb02.htm

浮遊浴―心臓負担少ない 温冷交互浴―スキー疲れ取る
 「浮遊浴(ふゆうよく)をご存じですか。肩まで温まりながら、心臓への負担が
抑えられますよ」

 積雪が4メートル近い新潟県妙高市の赤倉温泉。老舗旅館のロビーで、6代目若
旦那(わかだんな)の遠間(とおま)和広さん(40)が身ぶり手ぶりを交え、宿
泊客に説明していた。湯船につかり、頭を浴槽の縁にのせ、全身を反らす。胸を水
面近くまで出すので、体にかかる水圧は小さくできる――。愛知県からきた夫妻は
話に引き込まれていく。

 遠間さんは、赤倉温泉の「温泉ソムリエ」だ。ワインに詳しいソムリエのように、
泉質や効能に関する豊富な知識をもとに、客に適した入浴法を紹介する。1日の養
成講座を修めると認定され、毎年更新する。2002年に赤倉温泉で始まり、今は
湯沢、松之山など県内5か所の温泉地で働く約300人がそれぞれの温泉組合など
から認定され、ソムリエを名乗っている。

 この制度の仕掛け人が遠間さんだ。講座の資料作りを引き受け、「目に見えるも
のすべてを、赤倉温泉の魅力を語る材料にしたい」と笑う。

 「日本百名山の一つ、妙高山に自噴する源泉は50〜60度ですが、パイプの中
を6キロ旅し、宿の浴槽に着くころに適温の42度に」「美人湯につかった後は、
すぐ保湿剤を塗って」「スキーの疲れを早く取るには、疲労物質を体の外に出すた
め温冷交互浴を」

 東京での会社勤めをやめて温泉宿を継ごうと戻ってきた1994年、「自分の宿
の泉質名すら正しく言えない」オーナーが少なくない現実に驚いた。観光客数も
91年の約212万人をピークに減り続けていた。温泉や自然、文化といった地域
の魅力を学び、発信できる人を増やそう。同業者の仲間と話し合い、温泉療養の専
門家にも相談した。

 「保養士」「指南役」

 温泉ソムリエの名付け親で、上越教育大助教授(環境生理学)の清水富弘さんは
「温泉はこれまで、スキー場のような観光資源さえあれば客が集まってきたが、レ
ジャーが多様化した今は新たな作戦が必要。その一つが、利用者の健康志向に応え
る温泉知識の提供です」と話す。

 同じような試みは、福島県・いわき湯本温泉の「バルネオセラピスト(温泉保養
士)」、岡山県・湯原温泉の「温泉指南役」など全国で広がっている。

 赤倉温泉では昨年から、温泉ソムリエの認定を一般客にも広げた。1泊2日の研
修が条件で、テレビ局アナウンサーや大学生など103人がお墨付きを得た。「温
泉ソムリエの名前が独り歩きしてくれれば、広告しなくても赤倉温泉を全国に知っ
てもらえる」と遠間さんは期待する。



 長野県・白骨温泉で入浴剤による着色が発覚してから約1年半。全国の温泉地で
は生き残りをかけ、利用者本位のきめ細かいサービスが目立つようになった。利用
者も本物志向が高まっている。各地の湯につかりながら、変わりつつある温泉につ
いて考えた。

(2006年1月24日 読売新聞)

334もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:50:51
温泉再発見(2)源泉 湯水のように使わない
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060125tb01.htm?from=os1
かけ流し、沸かし湯 使い分け

 幹線道路に沿って、青地に白く「天然温泉・かけ流し」と染め抜いたのぼりがはためく。

 埼玉県所沢市の日帰り温泉施設「所沢温泉・湯楽(ゆら)の里」。平日の午前中に訪ね
ると、屋内の浴室、露天風呂、食堂、マッサージ室と、どこも中高年の男女でにぎわって
いた。1日の来場者は平日で1000人、週末は2000人を超えるという。

 2002年2月のオープン当初は、県外の温泉地から湯を運び込んでいた。その後にボ
ーリングした結果、地下1700メートルから、ほんのり塩味がする32・4度の温泉が
毎分200リットル余り噴出した。

 だが、男女それぞれ10余りある浴槽のうち、温泉が引かれているのは露天風呂だけだ。
しかも、のぼりに書かれた「かけ流し」は、湯が滝から流れ落ちる仕掛けの「段滝座石」
に限られる。その代わり、屋内の沸かし湯にはジェットバスなどを取り入れ、特徴を持た
せている。

 「温泉」「沸かし湯」「かけ流し」「循環」――。それぞれの浴槽の湯については、き
ちんと表示してある。

 「湯楽の里」を経営するのは、首都圏で住宅展示場を展開するサンフジ企画(東京)。
同社の温浴施設は17あり、所沢を含め7か所に温泉がある。いずれも、くみ上げた温泉
だけを使うのではなく、沸かし湯も併用している。

 同社の温浴事業部長、山口嘉一さんは「どの施設でも温泉の使用量は6〜7割程度にと
どめ、源泉が枯れないようにしています」と話す。

 温泉は“湯水のように”使わない。これは、都市部で急速に増えている日帰り温泉施設
に共通する傾向のようだ。日本温泉協会(東京)事務局長の布山裕一さんは「市場調査で
利用客の求めているものをつかみ、温泉以外に休憩室やレストランなどのサービスを充実
させている。限りある温泉資源を大切に使おうという姿勢が見られます」と説明する。地
盤沈下対策のため一部の自治体が行っている、温泉や地下水などのくみ上げ規制も関係し
ている。

 布山さんによると、表示した上で温泉と沸かし湯を浴槽ごとに使い分ける動きは、観光
地の温泉旅館にも目立つようになった。旅人気や温泉ブームで急増した浴槽数に源泉の湯
量が追いつかず、文字通り“水増し”して「温泉」を名乗っていたケースもかつては少な
くなかったという。

 布山さんは「源泉は無尽蔵ではないことに、経営者たちが気づき始めた表れでしょう」
と話している。

 源泉 温泉の源泉数は増えている。環境省によると、自噴とポンプによるくみ上げの
合計(2003年度)は全国で2万7347か所。40年前と比べ2・6倍、20年前の
1・4倍に伸びている。

(2006年1月25日 読売新聞)

335もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:51:24
温泉再発見(3)地元向け「共同湯」を開放
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060126tb01.htm
味わえる昔ながらの風情

 「大湯(おおゆ)」は、温泉地のシンボル的な存在だ。規模が最も大きな湯とい
う意味ではなく、その地域で初めてわき、大切に守られてきた温泉を指す。「元湯
(もとゆ)」などとも呼ばれる。

 温泉巡りが趣味という名古屋市の西村多喜男さん(74)、泰子(ひろこ)さん
(70)夫妻は今月、長野県山ノ内町の湯田中渋温泉郷を訪れた。温泉郷を構成す
る8温泉のうち、6か所にある大湯をすべて巡りたかったからだ。「昔ながらの風
情の湯につかることができて、満足しています。地元の人たちと、自然におしゃべ
りできたのも楽しかったですね」

 実は、約1400年の歴史があるこの温泉郷ではこれまで一部を除き、大湯は共
同管理している地元の人たちしか使うことができなかった。それを町の観光連盟な
どが権利者と話し合い、3月26日までの期限つきながら初めて観光客に開放した。
「温泉すごろく大湯巡り」と名づけ、町内の旅館に泊まっている人は無料で、それ
以外も1000円を払えばすべてに入ることができる。観光連盟などが6か所を巡
回する無料バスも走らせている。

 大湯は、こぢんまりした銭湯という印象だ。ふだんは無人で、鍵がかけられている。
ドアを開けるとすぐに小さな脱衣場。44〜46度と、やや熱めの湯が注ぎ込むタ
イル張りの湯船は5〜10人でいっぱいになる。せっけんやタオルは各自が持参する。

 地元の人たちが守ってきた共同浴場は、温泉の原点といえる。旅館が源泉から湯を
引いて内風呂を設けるようになったのは長い温泉の歴史の中では比較的新しく、宿泊
客は近くの共同浴場を利用するのが当たり前だった。

 「温泉オンセン法則」(集英社新書)の著者で、温泉評論家の石川理夫(みちお)
さんは「共同浴場に光を当てる試みは、いろいろな源泉を楽しむことができる観光客
だけでなく、温泉街にとっても活性化のきっかけにできるメリットがある」と評価す
る。

 全国の温泉地の中には、個々の宿が施設の豪華さやサービスを競って客の“抱え込
み”を図った結果、「街」では散策する人が減り、さびれたところも少なくないとい
う。

 共同浴場巡りは長野県・野沢温泉など、他の温泉地でも企画されている。福島県・
飯坂温泉の鯖湖(さばこ)湯のように、歴史がある共同浴場を改装する動きも広がっ
ている。地元の人たちが家庭風呂のように利用している施設も多く、マナーを守るこ
とが大切なことは言うまでもない。

(2006年1月26日 読売新聞)

336もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:51:58
温泉再発見(4)ぬる湯で体ポカポカ
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060127tb02.htm

源泉そのままが人気
 源泉浴槽36℃」浴室に表示があった。人の体温とほぼ同じだ。湯船に手を入れると、
ぬるいことに驚く。だが、頭だけを出して気持ち良さそうにつかっている人が多い。

 山梨県山梨市にある日帰り温泉施設「正徳寺温泉・初花(はつはな)」。加熱した
38度と42度の浴槽もあるが、目玉は36度の源泉だ。

 経営者の山下勝雄さん(65)はかつてコイやウナギの養殖を手がけていたが、
1989年、ここで温泉を掘り当てた。養殖用の井戸水にミネラル分が豊富で、近くに
温泉があったことからボーリングを試みた。温泉施設は96年にオープンした。駐車場
には関東各県のナンバープレートをつけた車が多数並ぶ。

 「源泉は入ってすぐあがるのではなく、長時間じっくりつかってほしい。体のしんか
ら温まるという言葉を実感していただけるはず」と山下さんは話す。

 日帰り温泉施設「やまとふれあいやすらぎセンター」(山梨県甲州市)にある様々な
浴槽のうち、人気を集めているのもぬるいお湯だ。大人が5、6人も入ればいっぱいに
なる小さな浴槽は31・9度で、冬は少し肌寒く感じる。合併前の旧大和村が94年に
村民用の施設として開発し、「源泉の良さを楽しんでもらおう」と、あえて加熱しない
浴槽を設けた。

 しばらくつかって湯船から出ると体はポカポカし、強いアルカリ性の湯で肌はツルツ
ルに――。そんな評判が口コミで広がり、入浴客の9割が旧村外から訪れる。

 施設の開発にかかわり、現在は甲州市観光商工課長の有賀文雄さんは「最初はぬるさ
を意識したわけではないのですが、源泉に手を加えなかったことが、結果として目の肥
えた温泉ファンから高く評価されることになりました」。

 約1700年の歴史があるという岩下温泉旅館(山梨市)では、新館の湯は41度に
温めているが、地元の人も愛用する旧館の「元湯」(源泉)は1年を通じて28度だ。

 3代目社長の宮本忠文さん(59)は「この寒い時期なら、1時間から1時間半つかっ
ている方も珍しくありません。中には、半日つかっている方もいますよ」と話す。

 山梨県内には「ぬる湯」の温泉が多い。一般的に風呂の適温は40〜42度といわれる
だけに「ぬる湯は温泉じゃない」と文句を言う人も少なくなかった。だが最近は“個性的
な湯”と積極的に評価する温泉ファンが目立つ。

 約1600人の会員がいる「日本秘湯に入る会」の創設者の本道(ほんどう)夏美さん
は「ぬる湯は心臓への負担が少なく、湯冷めもしにくい。熱い湯一辺倒でなく、自分好み
の入り方で楽しむ人が増えてきたのでしょう」と話す。

 ぬる湯 温泉法とは別に、環境省が作成した鉱泉分析法指針では、25度以上の泉水を
温泉、25度未満は冷鉱泉と分類している。「○○鉱泉」という名称の保養施設も各地に
ある。

(2006年1月27日 読売新聞)]

337もぐさ@ものぐさ:2006/01/28(土) 15:52:28
温泉再発見(5)農作業&湯治1500円なり
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060128tb01.htm

地元病院と連携 療養プランも
 「現代風に湯治を復活できないか」。そんな思いを込め、東鳴子温泉・旅館大沼(宮城県鳴子町)
の大沼伸治さん(43)は3年前、地元の人たちと協力して「田んぼ湯治」を企画した。

 一般の人に、温泉近くの農地で田植えや稲刈りなどを体験してもらい、その疲れを温泉で
癒やしてもらう。農作業と農家での昼食、それに温泉入浴がセットになって1回1100円
(今年は同1500円)。昨年は延べ約250人が参加、東京などから参加した若い女性の
姿も目立った。

 昨年、田植えから脱穀までほとんどのイベントに参加した30歳代の女性会社員(仙台市)
は「自然の中で行った農作業が新鮮な体験でした。体を動かした後に入る温泉も格別。今年
も参加してみたい」と話す。

 鳴子町観光農林課によると、五つの温泉地を抱える鳴子温泉郷では、1991年に年間約
400万人いた観光客が4年前に半減してしまった。「宴会でどんちゃん騒ぎをするような
従来の団体旅行が敬遠され、洗練された雰囲気や料理を求める個人客が増えたことにうまく
対応できなかった」と同町担当者は話す。

 「沈滞した地域をどうしたら元気にできるか」。リゾートホテルをまねたり、観光コンサ
ルタントに開発計画をまかせたりする方法もあった。しかし、大沼さんたちがたどり着いた
結論は、地域で続いてきた湯治の魅力を提案することだった。

 鳴子温泉郷では、町立鳴子温泉病院と地元旅館が連携した温泉療養プランや、市民農園で
の農作業と湯治をセットにした企画も始まっている。

 「健康」と「地域活性化」をキーワードにした「湯治復権」の試みは、全国の温泉地に広
がっている。

 経済産業省所管の社団法人「民間活力開発機構」(東京)は、温泉地に滞在して医師から
温泉療養を学ぶ「健康づくり大学」を企画し、昨年9月には群馬県草津町の草津温泉で第1
弾が開催された。

 同機構理事長の里敏行さんは「湯治の効用を現代に取り入れ、中高年の健康づくりと温泉
地の活性化が目的。すでに100近い自治体から“大学”を開催したいという申し出があり
ます」と話す。

 さらに、温泉を活用した健康づくりの担い手として「温泉療養コーディネーター」の養成
にも取り組んでいる。

 各地に広がる「湯治復権」の試みからは、健康の増進を図る拠点として役割が増していく
温泉の将来像が浮かんでくる。(室靖治、高橋直彦)

 (おわり)

 温泉療養 病気やけがなどの治療に、温泉に含まれる化学成分や温熱、浮力などを活用する。
リハビリにも応用されている。民間活力開発機構はホームページ(http://www.onsenkyo.com/
で情報を提供している。

(2006年1月28日 読売新聞)

338もぐさ@禁酒中:2006/01/31(火) 08:29:52
道路沿い温泉水噴き出す
http://www.oita-press.co.jp/read/miniread.cgi?2006=01=30

 29日午前5時20分ごろ、別府署に「九州横断道路沿いで水が噴き上げている」と
女性から通報があった。署員が向かうと、水道管が破裂したような状況。市職員も駆け
付けたが、噴き出る水は温かく、市の水道管も通っていない場所という。水道管ではな
く、市内の温泉業者が住宅などに給湯している温泉の管が破裂していたようだ。業者も
現場に到着し、復旧作業。昼前に作業は終了した。業者によると、老朽化や道路を走る
車の振動などで、管が傷んだとみられる。

339もぐさ@禁酒中:2006/02/02(木) 12:53:26
レギュラー 混浴温泉取材にムラムラ!?
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/02/02/203600.shtml

 お笑いコンビのレギュラーが、九州の観光地情報提供サイト「たびペディア」の
キャンペーンキャラクターを務めることになり1日、大阪市中央区のbaseよし
もとで会見を開いた。

 国土交通省九州運輸局が、楽しい旅情報を発信したいとの考えから吉本興業に委
託した企画。自ら九州へ足を運ぶ予定の松本康太(26)は、阿蘇周辺に混浴温泉
があることを知り、「行かんとあきませんね」とやる気満々。ただ、「僕、4年前
まで童貞だったんで…」と女性との“裸の付き合い”を想像して顔を赤らめた。西
川晃啓(26)は「皆で情報を書き込んでいくサイト。隠れ家的なスポットも紹介
していきたい」と意気込んだ。

 「たび―」は3月24日まで実験的に行われ、将来的には全国規模の観光地情報
の発信を目指す。

340もぐさ@禁酒中:2006/02/03(金) 23:47:08
鹿児島のあったか温泉でお肌みがき
「洗練」「野趣」が同時に味わえる妙見石原荘

すばらしきお湯へのこだわり
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060203tb02.htm

 旅行ライターになって16年。今まで一番多く聞かれたのが「いい温泉ありませんか?」と
いう質問です。

 これは答えに窮する質問で、誰とどんな目的で行くのか? その人の好みは? 予算は? な
ど、条件によって答えは変わってきます。ですが、ココならばほとんどの人が満足するだろうと
思われる温泉旅館も、少数ながらあります。「妙見石原荘」も、そんな貴重な宿の一軒です。

 誰にでもおすすめできるというのは、「料理」「建物」「お湯」「もてなし」の総合力がすぐ
れているから。そして泊まったあと、「これなら高くない」「もう一度来たいな」と思えること
も大事です。

 石原荘は、妙見温泉でも指折りの高級旅館です。高級旅館は往々にして、
お湯がもう一つという所が多いのですが、石原荘は違います。「うちのオーナーは本当にお湯に
こだわっています。天降殿という湯殿を作るときも、源泉から近い場所を選んで浴槽を設けまし
た。昨今、温泉問題が噴出していますが、うちではその前から、熱交換器を使って湯温を調整、
水を1滴も加えないよう工夫をしています。また情報をきちんと開示し、安心してお湯に浸かっ
ていただけるようにと考えています」とスタッフの中崎善道さん。

 石原荘の温泉情報開示は、確かに他の宿のお手本になりそうな詳細なもの。源泉と浴槽との距
離(14〜35メートル)、浴槽がいっぱいになる時間(20〜60分)、湧出形態(約180メートルの掘
削自噴)など、浴槽ごとに湯の品質を一目で確認できるようになっています。

 お風呂は男女別の内湯に、混浴の露天(10時〜15時は男性用)、貸し切りの露天(10時〜15時は
女性用)と3カ所。いずれも湯の貯め置きをせず、源泉から直接フレッシュなお湯が注がれていま
す。妙見の湯は二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は毛細血管を拡張させ、心臓の働きを良
くする効能がありますが、気体のため失われやすい特徴があります。そのため貯め置きをしないな
どの工夫がされているのです。

 入浴すると、かすかにしゅわっとした肌当たり。赤と緑が混じり合ったようなにごり湯で、
白い湯花が無数に舞っています。しばらくすると胸のあたりに泡がつき始めます。つるつるとした
いいお湯ですが、成分豊富なためか、湯が重く、あまり長時間は入っていられません。入浴後は肌
がほわっと柔らかくなり、自分の肌ながら「触るとマシュマロみたいで気持ちいいな」と思えるほどでした。

 露天風呂の造りのすばらしさも特筆もの。大きな岩を組み合わせて造った浴槽は、天降川と一体
になったよう。大量の湯が注がれる音と、渓流の音とが混ざり合い、川の中に入っているような気
分です。昼間は川向こうの旅館や道路から丸見えではありますが、夜になるとそれらも気にならな
くなります。自然のただ中、真っ裸でお湯に浸かる気持ちの良さが、五感を包み込んでくれました。

341もぐさ@禁酒中:2006/02/03(金) 23:47:40
朝食のおいしい宿は夕食もうまい
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060203tb02-1.htm

 石原荘では到着時、まずはロビーで特製ジュースを出してくれます。次に部屋へ案内、お茶と
お茶菓子が出てきます。お茶菓子はサツマイモのあんが入った厨房メイドのお饅頭。皮に長芋を
練り込んだ甘さ控え目のおいしいお茶菓子です。

 朝夕食は基本部屋食。ですが4階客室の人は、「調理場との距離があるため」個室の食事処で
いただきます。夕食は月替わりの会席料理。1品ずつ係りの人が運んでくれます。「なるべく鹿
児島の食材を使っている」のだそうですが、食前酒だけは新潟の久保田。「鹿児島には日本酒の
醸造元がない」ため、オーナーが味で選んだ日本酒です。この食前酒を含め料理は全部で12〜3品。
取材時のメニューは、地元金山ネギと鰤の先付け、赤米の飯蒸し、鰆の西京漬、黒豚や新タケノコ、
椎茸などの炊き合わせ、大隅牛のロース焼き、ご飯はダシをかけていただく鯛茶漬けでした。上質
の素材を使い、丁寧に調理、盛りつけも工夫があり、味付けも上品でした。料理好きなカメラマン
さんは、「素材にお金がかかっている贅沢な料理だ!」といたく感動した様子。ただし、鹿児島は
醤油や味噌が驚くほど甘い味。みそ汁やお刺身醤油などは、口にあわない人もいるかもしれません。

 朝食も、夕食に負けないほどの贅沢さ。搾りたてのグレープフルーツジュースやサラダは取り分
けスタイルで、海苔はコンロであぶりながらいただき、お米は時間にあわせて部屋ごとに小さなお
釜で炊きあげてくれます。このほかできたての豆腐に小鉢、だしまき卵、鯵の干物、ヨーグルトな
どなど。「温かいものは温かいうちに、冷たいものは器も冷やして」という基本をきちんと守って
います。バランスのいいメニューで、今まで食べた朝食の中でも指折りのおいしさでした。

 スタッフは若い人が多く、一生懸命な様子が心に残りました。お着きのジュースからお茶や食事
出し、布団敷きまで、基本、同じ人が担当してくれるのもなにかと便利です。「貸し切り風呂の時
間をとっておきましょうか?」「明日のご予定はどうされますか?」などと、気の利いた心配りを
してくれました。

 石原荘に泊まりに来るお客さんは、ここで過ごすことを目的にしている人がほとんど。そのため
滞在中は宿から出ない人が多いのだそうです。が、この宿、外来入浴客も訪れれば、カフェの利用
だけでもできます。また、客室とお風呂が別棟になっているため、一端外に出て外廊下を歩いて入
浴に行くかたちになります。川沿いの客室ならば、目の前が雅叙苑。妙見を代表するもう1軒の宿
の茅葺き屋根が一望の下。そんなこんなで、宿から出なくても、妙見の自然や風情をいながらにし
て楽しめるといった雰囲気があります。

 気になったことと言えば、安全性を考え、夜23時〜朝6時まではお風呂に入れないこと。それと
10時ぎりぎりにチェックアウトする人が多いため、フロントが混雑してしまうことぐらいでしょう
か。

 それらを差し引いても、気持ちよく泊まれる宿だなという印象が強く残りました。チェックアウ
ト後、次はいつ泊まりに来られるだろうかと、思わずスケジュール帳を確認してしまいました。

342もぐさ@禁酒中:2006/02/03(金) 23:48:17
■立ち寄り情報
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060203tb02-2.htm

妙見温泉

 清流・天降川(あもりがわ)に沿って開けた静かな温泉地。宿は11軒。全国区の知名度を持つ
高級旅館から自炊のできる湯治宿、団体客の受け入れが得意な宿、地元客の多い北海道料理を出
す宿など、一つの温泉地に様々なタイプの宿がそろっている。お湯は炭酸水素塩泉。湯量豊富で
全宿すべての浴槽がかけ流し。温泉街には足湯、飲泉所などもあり、豊かなお湯を全身で感じら
れる。

【問合せ】0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【交通】空路:鹿児島空港より温泉バスで約20分またはタクシー15分 JR:日豊本線国分駅より
路線バス20分または隼人駅よりタクシー15分。またはJR肥薩線嘉例川駅より温泉バスで 車:九
州自動車道溝辺鹿児島空港ICより国道504号・223号経由で車約15分(栗野ICや横川ICも利用で
きる)
http://www.myoken-onsen.com/

妙見石原荘

 妙見温泉の入り口、天降川に沿って客室棟や湯殿が建つ。創業は昭和41年。元々は団体客向け
の旅館であったが、客室を改装・増築、湯殿を新設するなどして、妙見を代表する高級旅館へと
生まれ変わった。客室は2室をのぞき2間以上。すっきりした和室、民家風、談話室を設けた客
室など、部屋によりそれぞれ造りが異なっている。お湯へのこだわりは強く、早くから熱交換器
を導入、館内すべての浴槽が源泉100%となっている。

【問合せ】0995・77・2111(FAX0995・77・2842)
【住所】鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376
【交通】鹿児島空港またはJR隼人駅よりシャトルタクシー(1台1000円・宿泊者のみで要予約)
または温泉バスで石原荘下車
【料金】1泊2食1名平日2万3250円〜、休前日2万9025円〜(1室2名で宿泊の場合)、
*部屋タイプや料理によって料金は異なる、各税込
【時間】チェックイン16時、チェックアウト10時
【定休日】無休
【客室数】15室
【予約方法】電話またはメールにて(下記ホームページに空室情報あり)
http://www.m-ishiharaso.com/

343もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/04(土) 20:37:41
甘い香り漂う「チョコレート風呂」登場
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3218714.html

 お風呂に流し込んでいるのはなんと本物のチョコレートです。神奈川県箱根町の
温泉テーマパークでは、2月14日のバレンタインデーを前に「チョコレート風呂」
が登場しました。

 入浴客の中には注ぎ込まれるチョコレートを思わず、飲みこんでしまう人も・・・。
訪れたカップルなどは甘い香りや独特の色を楽しんでいました。

 この「チョコレート風呂」、ダイエットや保湿の効果もあるということです。

344もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/04(土) 20:39:35
チョコレート風呂って、、、、、さすがに入ったことない。
舐めてる人いるけど、お風呂のお湯を舐める人って、、、ツワモノ。

345もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/04(土) 20:40:26
竹瓦温泉 屋根を全面改修 貴重な遺産を後世に
「風雨対策」強化へ 2年計画でお色直し
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=04=409890=chokan

 別府市営竹瓦温泉(市内元町)で、屋根の全面改修工事が進められている。施設の
風雨対策を強化するため、別府八湯の”シンボル”をリニューアル。二カ年計画で、
泉都自慢の国登録文化財をお色直しする。

 施設の老朽化で屋根の傷みが進み、雨漏りするたびに部分改修を施してきたが、市は
「貴重な温泉文化遺産を後世に残すには全面改修が必要」として、国のまちづくり交付
金を活用し、総工費約二千万円で一月に着工した。

 本年度分の工事は男女浴場と砂湯エリア(いずれも一階)の屋根が対象で、防水対策
を万全にした上で瓦を新調する。作業が終わる二月末まで砂湯は一時休業とし、「その
間に湿気などで腐食した屋内(砂湯)の壁や天井の板材も改修する」(市温泉振興室)
という。

 番台や休憩スペースのほか、元町公民館(二階)として利用している建物本体の大屋
根については

 竹瓦温泉は明治時代から改築を重ね、一九三八年、現在の唐破風造り(木造二階、約
七百十平方メートル)に新築された。一般浴場に砂湯を備え、年間約十万人が訪れる名
物スポットとして、〇六年度中に張り替える予定。

 市は「人気の高い路地裏散歩の出発点になるなど、竹瓦温泉は国内外の観光客にも有
名。入湯客が安全、安心に温泉を満喫できるようにしたい」としている。

[2006年02月04日10:10]

346もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/06(月) 13:52:13
玉名郡三加和町(熊本県)

玉名の山間に貸切専用の日帰り温泉がオープン!
栗山温泉 紅さんざし
http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=35744

あれこれ選べる貸切風呂13室でかけ流しの湯を心ゆくまで満喫。

木々に囲まれたのどかな山間に、純和風のたたずまいをみせる貸切専用の日帰り温泉が登場した。
全13室の貸切風呂は、内風呂と露天風呂を備えたぜいたくな設計。それぞれに趣向を凝らした浴
槽で、樹齢200年のクスノキをくりぬいた野趣あふれる露天風呂や、瓦屋根の下に湯を満たす風流
な石風呂、六角形をしたユニークな檜風呂などがある。

5棟は露天風呂の横に有田焼の陶器風呂を備え、畳敷きの休憩室が付く特別室。温泉は神経痛など
に効くアルカリ性単純弱泉のかけ流しで、飲用することもできる。

TEXT:大森麻衣子

347もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/07(火) 12:59:18
京町温泉「京都を再現しよう」/九州につかる
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1139271241.htm

 南九州の玄関口に「小京都」を目指した風情漂う温泉がある。熊本、鹿児島との県境、
宮崎・えびの市にある京町温泉。3県の中心地から高速道路を使えば車で約1時間半圏内
と、観光の拠点としての利便さと、古い歴史がウリだ。2月はプロ野球&Jリーグ各球団
が南九州で春季キャンプ中である。お気に入りの選手に熱い声援を寄せた後は温泉でポカ
ポカ…。京町温泉なら、そんな身も心もホットになるキャンプ&湯巡りが楽しめる。


 霧島連峰の西北、えびの高原や矢岳高原などに囲まれた真幸(まさき)盆地をゆったり
と流れる川内(せんだい)川。そのほとりに約100年前から花開く湯煙の街が「京町温
泉」だ。昭和初期には、放浪の俳人種田山頭火や詩人野口雨情も滞在した名高い湯である。

 えびの市観光協会の尾前健太郎事務局長(65)が、京町温泉の由来についてこう話す。
「明治時代、大地主黒松徳太郎が京都に足を運び、古都の風情に感動して、京都の町並み
を再現しようと名付けた」。地名を使わない温泉郷が誕生した。

 JR吉都(きっと)線京町温泉駅から川内川までの半径500メートル、30分も歩け
ば1周できる温泉郷には、12軒の温泉宿と3つの公衆浴場が密集する。すべての宿に共
通するウリは「自家源泉の湯」「立ち寄り湯OK」。15室前後の小さな宿が多く、地元
客も普段着で訪れ、湯を楽しむといった、そんな昭和風情を残す。
 京町温泉旅館組合副組合長の山元健吉・いこい荘社長(69)は「半数以上が創業50
年を超える老舗。大半の源泉は80年以上の歴史があり、各宿が源泉を持つので泉質も違
う」と胸を張る。

 宿は個性派ぞろいだ。「すっぽんぽん風呂」「仙人風呂」「ジャングル大浴場」などユ
ニークな看板を掲げる老舗旅館、ジャグジーのある近代的なスパ、うどん店を併設する湯
など、温泉宿の〝玉手箱〟である。
 四方を山々に囲まれ、中心部に大きな川が流れる盆地という、京都に似たロケーション。
風光明美な宮崎の〝小京都〟をホームグラウンドに、キャンプ地巡り&南九州観光を満喫
しませんか? 【栗田真二郎】

 
落雷で湧き出た

 ◆京町温泉 最初の源泉は、明治時代末、肥薩線工事中に落雷がありわき出た。開湯当
初は「雷温泉」と呼ばれていたという。1912年(明45)に隣町の「吉松温泉」、14
年に京町の西側約2キロにある「大王温泉」が掘削。これを受けて、京町でも続々と源泉
掘削がはじまり、温泉郷ができた。霧島火山帯の恵みを受けた温泉は湯量が豊富で、温度は
40〜65度。泉質は弱アルカリ性単純泉が多い。アクセスは、JR吉都線京町温泉駅下車
すぐ。車では九州自動車道えびのICから国道268号を経由し約5分。

348もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/10(金) 00:59:37
日本は行きたい国のトップ 温泉、雪景色に魅力 インテージ調査 2006/2/8
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200602080010a.nwc

 「実際に経験した海外旅行先はアジアや欧米だが、今後、行きたい国のトップは日本」−。

 市場調査最大手のインテージ(東京都千代田区)がまとめた「中国富裕層調査」で、
中国人の旅行先で一番人気が日本であることが浮き彫りになった。昨年四月以降の反日
デモなどで日本からの中国旅行は回復していないが、中国人富裕層が、日本の温泉や雪
景色に魅力を感じているという。

 ≪業界に朗報≫

 中国人の訪日団体旅行については、昨年七月、日本政府がビザ発給の規制を撤廃して
おり、今回の調査結果は旅行業界やホテル業界に朗報となりそうだ。

 同調査は旅行やクレジットカード、新車購入に関する調査で、期間は昨年十月から十一
月。北京と上海で二十五から四十四歳までの世帯月収が五千万元(約七万円)以上、
七千万元(約九万八千円)以上、一万元(約十四万円)以上の富裕層から聞き取り調査
した。サンプル数は九百六十件。

 この結果、富裕層の海外旅行経験者は上海が31%、北京が13・8%だった。実際
の旅行先は、上海では近場の香港が57・3%と圧倒的に人気。これにタイ(18・4%)
、マレーシア(15・5%)、シンガポール(14・6%)、日本(8・7%)と続いた
。一方、北京では、香港、タイ、シンガポールがそれぞれ22・2%で拮抗(きっこう)、
これにフランス(13・9%)、マレーシア(同)が続き、アジア、欧米志向が強いこと
が特徴づけられた。

 「今後行きたい国」(複数回答)の回答では日本が38・4%でトップ。

 中でも日本で魅力を感じる点は「日本独特の雪景色」、次いで「露天温泉」「安価で品
質の良いデジタル製品」の順。地域別では東京に次いで北海道が人気。グローバルリサー
チ部の坂本高志マネジャーは「富裕層の中国人ビジネスマンは、比較的近距離の日本の北
海道の自然の中で、リラックスしてストレス発散できる旅行を求めている」と分析してい
る。

 ≪集客の努力も≫

 一方、日本に対するイメージはどうか。「経済が発展している」「技術が進んでいる」
との回答が多い半面、「友好的」「平和な」「信頼できる」の項目の回答率は低く、実際
の集客につなげるためにはイメージ回復の努力も求められそうだ。

 海外旅行に不可欠なクレジットカードの保有は「保有していない」との回答が56・7%
を占め、銀行カードで買い物や決済ができ、銀行口座からすぐに引き落とされるデビット
カードの普及率(93・5%)に比べて低いことも分かった。今回の調査結果は近く、
八十万円で販売される。(上原すみ子)

                  ◇

【用語解説】中国人の訪日団体観光ビザ発給緩和

 日本政府は昨年7月、中国人の訪日団体観光旅行向けのビザ発給の規制を緩和した。それ
までは不法滞在を懸念し、北京市、上海市など比較的、富裕層が多い3市5省からの観光客
に限定していた。政府は外国人観光客を2010年に04年比で約63%増の1000万人
に拡大する「ビジット・ジャパンキャンペーン」を展開中で、中国人観光客をその牽引(け
んいん)役にする狙いがある。旅行各社は中国で直接集客できないため、中国旅行会社と提
携、日本での受け入れ業務を行っているが、将来の規制緩和をにらみ、中国戦略を強化して
いる。

349もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/12(日) 12:02:06
鹿児島のあったか温泉でお肌みがき
妙見温泉、人・湯・風景とのくすしき出逢い
不思議スポット「和気湯」「熊襲の穴」
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060210tb02.htm

 鹿児島空港から車で約15分。妙見温泉は意外に便利な場所にあります。天降川に沿って開けた温泉地は、
知名度の割に小さく静か。「ご覧の通り、川と山に囲まれた土地。大規模資本が入る隙間がなかったんで
す。そのため、のどかな雰囲気が保たれたのだと思います」と妙見温泉観光協会長の只野公康さん。

 温泉街の中心にあるのが「くすしき国の虹のつり橋」。木造の人道橋で、橋のたもとには名前の由来と
なった斎藤茂吉の歌碑が建っています。「日当山 妙見 安楽 塩浸 湯は湧きいでて くすしき国ぞ」。
広辞苑をひくと「くすし」の意味は「不可思議である」「霊妙あるいは神妙である」とのこと。つまりは
人知を超えた不思議な力に満ちた温泉といったような意味合いでしょうか。

 そんなパワーを強く感じられるのが「和気湯」です。妙見発祥の湯とも言われ、和気清麻呂が入浴した
との伝説も残されています。天降川支流の川縁にある野湯で、脱衣場も囲いも何もなく、古い石組みの浴
槽と脱衣場替わりのベンチがあるのみ。石の間からはぽこぽこと自然にお湯が湧き出しています。

 ここは個人所有の湯。営業許可もなければ成分分析もしていません。なので「自分の責任において」入
浴をするというスタンス。温泉好きを公言してはばからないワタクシ、ひと気がないのをコレ幸いにさっ
そく入浴をして参りました。温泉街に比べると湯温が低く、白っぽいにごり具合。カルシウム分が多いの
でしょう、貝汁のような匂いがあります。浴槽は地面を掘って設けてあるため、湯に浸かると川は見えま
せんが、せせらぎの音と木々の枝の揺れる音が降り注いできます。温泉って本当に地面から湧いてくるん
だなぁ、という当たり前の事実に痛く感動してしまいました。

 温泉街には「熊襲の穴」というくすしき場所もあります。熊襲とは元々九州南部に暮らしていた古い種
族。彼らが住居していたと言われる洞穴に、1990年、前衛画家・萩原貞行氏がペイントを施した不思議な
空間です。温泉街のメイン道路から急坂の遊歩道を10分ほど登ると、大岩が現れ、その下にぽっかりと穴
があいています。腰をかがめて入らなくてはならない小さな入り口ですが、中に入ると50畳はあろうかと
いう大空間。星や渦巻き、月やヘビなど岩肌に描かれた原色のペイントが、ライトに照らされ浮かびあが
っています。洞窟の中は蒸し風呂のような湿気。頭がクラクラとしてくる妖しい魅力に満ちた場所でした。

350もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/12(日) 12:02:37
郷愁あふれる嘉例川駅へも立ち寄り
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060210tb02-1.htm

 裏話にはなりますが、妙見はとても取材がしやすい温泉地でした。観光協会がしっかりと機能しており、
観光・温泉について的確なアドバイスを与えてくれます。「1軒1軒の宿はもちろんですが、温泉地全体
としての魅力も高めていかなくてはいけません」と観光協会長の只野さん。これは旅行者にもありがたい
姿勢です。

 そのお言葉を現実のものとするため様々な取り組みが行われています。川沿いにかけ流しの足湯や飲泉
所を設けたり、7宿で利用ができる入浴手形「湯路」を発売したり、鹿児島空港から「温泉バス」を運行
させたりなどなど。

 温泉バスは2004年より出発進行。空港利用者には便利な交通手段です。このバス、妙見観光協会がネッ
トオークションで購入した中古品。「どこかの野球部が使っていたバスだったので、シートが土埃だらけ
でした。それらを妙見の温泉でキレイに洗い流したんですよ」と只野さん。

 妙見温泉到着の前にバスは「嘉例川駅」にも停車します。ここは鉄道ファンにはよく知られた駅。明治
36年1月15日創業、103年の歳月を刻んできた現役駅舎が残っているからです。瓦屋根に高い天井、堂々と
した木造駅は、国の有形文化財にも登録されています。

 駅の向こうは緑の渓谷、駅前には白砂利の敷かれた広場があるだけ。小さな集落の中にぽつんと建つ駅
はロケーションも抜群。JR九州のお偉いさんがこの駅にぞっこんで、無人駅にも関わらず、特急「はやと
の風」が停車するようになったという話も聞きました。

 嘉例川駅では名誉駅長・福本平さんが訪れる人を出迎えてくれます。テレビや雑誌、新聞などにもたび
たび登場する福本さんは、今や駅には欠かせない人物。取材時にも、「駅長さんに会いたい」とやって来
た家族連れや、「テレビで見たんです」と一緒に記念撮影をする年輩ご夫婦の姿がありました。


 福本さんはかつて国鉄職員として嘉例川駅に勤務した経歴の持ち主。定年後は「この駅を残していかな
くては」とボランティアで案内をしています。「私はこの駅から戦争に出かけました。嘉例川集落の人達
も、この駅から都会へと働きに出かけました。ここは103年間の人々の思いがしみこんだ駅なんです」。
JR九州より贈呈されたレトロな制服を身にまとい、背筋を伸ばして福本さんが話をしてくれました。

 嘉例川では九州新幹線開業に合わせて2004年、新しく駅弁も誕生しました。お米もおかずも地元素材、
パッケージは自分たちでパソコン印刷しているという駅弁です。作っているのは家族経営のお惣菜屋さん。
メニューは椎茸と筍を炊き込んだご飯に、野菜のさつま揚げであるガネ、大根と人参の酢の物、筍入りの
コロッケ、ナスの田楽、野菜の煮包みといった内容です。肉も魚も入っていませんが、ほっこりとした手
作りの味わい。1050円という値段を高いと言う人もいるようですが、実際に食べてみると決して高くは感
じられませんでした。

 妙見温泉はそこに暮らす人々の息遣いが強く感じられる場所でした。これも現代ではくすしきことなの
かもしれません。

351もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/12(日) 12:03:26
■立ち寄り情報
妙見温泉
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060210tb02-2.htm

 清流・天降川(あもりがわ)に沿って開けた静かな温泉地。宿は11軒。全国区の知名度を持つ高級旅館
から自炊のできる湯治宿、団体客の受け入れが得意な宿、地元客の多い北海道料理を出す宿など、一つの
温泉地に様々なタイプの宿がそろっている。お湯は炭酸水素塩泉。湯量豊富で全宿すべての浴槽がかけ流
し。温泉街には足湯、飲泉所などもあり、豊かなお湯を全身で感じられる。

【問合せ】妙見温泉観光協会0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【交通】空路:鹿児島空港より温泉バスで約20分またはタクシー15分 JR:日豊本線国分駅より路線バス
20分または隼人駅よりタクシー15分。またはJR肥薩線嘉例川駅より温泉バスで 車:九州自動車道溝辺鹿
児島空港ICより国道504号・223号経由で車約15分(栗野ICや横川ICも利用できる)
http://www.myoken-onsen.com/

和気湯(わけゆ)
 温泉街から少し離れた川沿いの場所、犬飼の滝への遊歩道途中にある湯。四角い浴槽があるだけの野湯
で、底からお湯が湧き出している。8世紀の廷臣・和気清麻呂が入浴した湯とも言われている。現在は個
人所有。入浴・見学客が多いため、好意により駐車場も設けられている。

【問合せ】妙見温泉観光協会0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【交通】くすしき国の虹のつり橋より徒歩15分
*入浴は自由だが、個人所有のため周囲に迷惑をかけない時間帯に入浴を

熊襲の穴
 幅10メートル、奥行き22メートル、高さ6メートルにもなる大きな洞穴。熊襲族の首領・川上タケルが、
女装したヤマトタケルに襲われ、殺された場所とも言われている。周辺にはこうした穴が多くあるが、
観光施設として整備されているのはここだけ。

【問合せ】妙見温泉観光協会0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【交通】石原荘より徒歩10分
*見学自由だが、山道のため日中に見学を

温泉バス
 中古のマイクロバスに大きく書かれた「温泉バス」の文字。5つの温泉地を巡りながら鹿児島空港と
JR隼人駅を結んでいる。通常の路線バスとは異なり、温泉利用券付きのチケットのみ販売。宿泊場所以外
の温泉も入ってみたいという人には便利だ。特急「はやとの風」とも嘉例川駅で接続をしている。

【問合せ】妙見温泉観光協会0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【路線】鹿児島空港〜溝辺町物産館〜嘉例川駅〜日の出温泉〜新川温泉〜安楽温泉〜妙見温泉〜日当山
温泉〜隼人駅
【便数】1日5往復(うち1便は日当山温泉発着、1便は妙見温泉発着)
【乗車料金】おんせん入浴券1枚付き1日券500円、おんせん入浴券2枚+タオル付き3日券1000円
【きっぷ発売場所】鹿児島空港総合案内所、隼人駅前の物産館(日曜定休)、嘉例川駅前「かれい川ふれ
あい館」(日曜のみ営業)、加盟旅館ホテル、観光協会でも販売
http://www.onsenbus.com/


嘉例川駅(かれいがわえき)
 鹿児島県内では最古の明治36年築の駅。平成16年、保存と地域活性化のため18万867円でJR九州から旧隼
人町が買い取り。日曜には駅近くに「かれい川ふれあい館」がオープン。地元野菜などが販売されている。
駅を中心にした町おこしの成功例として注目されている。

【問合せ】霧島市隼人総合支所商工観光係0995・42・1111
【住所】鹿児島県霧島市隼人町嘉例川
【交通】鹿児島空港より温泉バスで11分
*見学自由

駅弁「百年の旅物語・かれい川」
 隼人町「やまだ屋」が作っている手作り駅弁。個数限定の販売のため「幻の駅弁」とも呼ばれている。JR九
州が2005年実施した読者アンケートでは、九州の駅弁で第4位にランクイン。野菜たっぷりのメニューはもち
ろん、竹皮に包まれたパッケージも人気。

【問合せ】妙見温泉観光協会0995・77・2818(FAX0995・77・2808)
【発売場所】嘉例川駅(土・日曜)、嘉例川駅前「かれい川ふれあい館」(日曜)、特急「はやとの風」車内
(指定席予約と一緒に駅弁の予約もできる)
【料金】1050円
*観光協会で予約受け付け。ただし月曜は駅弁はお休み

352もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/13(月) 21:15:23
別府が7色の湯けむりに包まれる!
別府八湯湯けむり あかりのまつり
http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=35889

3月1日からおよそ1ヶ月間、別府市内、
鉄輪温泉の湯けむりが7色の光でライトアップされる!

昔ながらの温泉旅館が肩を並べる鉄輪。街のいたるところから湯けむりが
立ち上がる様子は、別府を代表する風景だ。

3月1日から4月3日まで、街の各所にライトスタンドを設置して、湯けむり
を4色にライトアップするイベントを開催する。別府のシンボル、竹瓦温泉
の外観にもイルミネーションの光が灯る。最大の見どころは、4月1日18:00
ごろから開始する扇山の野焼き。燃える山のふもとで7色の湯けむりが揺れ
る幻想的な風景に出合うことができる。

TEXT:タウチ

353もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/13(月) 21:15:59
鉄輪湯けむり散歩 初の韓国人ボランティアガイド
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=11=399475=chokan

 別府八湯・鉄輪温泉の街歩き「鉄輪湯けむり散歩」に、韓国人のボランティアガイドが
新たに加わった。別府を訪れる外国人観光客は韓国人が最も多く、散歩を主催するNPO
法人(特定非営利活動法人)鉄輪湯けむり倶楽部代表理事の甲斐賢一さんは「別府観光の
大きなプラスになる」と期待している。

 ガイドになったのは韓国・釜山出身の金恩敬さん(28)。現在、鉄輪のホテルで働い
ており、日本語や英語も堪能。

 外国人ガイドは昨年誕生した米国人のデカント・ジョエルさんに続き二人目で、韓国人
は初めて。金さんはジョエルさんの活躍を見て「自分も韓国人に直接、鉄輪の湯煙や自然
にわき出る温泉の力、街の素晴らしさを伝えたい」と決意したという。

 金さんは数回にわたってボランティアガイドらのアドバイスを受けながら、実地練習を
積んだ。今後、主に韓国からの個人旅行者を対象に鉄輪のガイドをする。「楽しい日本を
知ってもらうため、ガイドとしてもっと成長していきたい。観光客だけでなく、留学生に
も参加してもらい、勇気づけたい」と話している。

 金さんの初ガイドとなる韓国語による散策は、三月十二日午前十時に市内御幸の大谷公
園をスタートする。料金は一人七百円。

[2006年02月11日09:40]

354もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/15(水) 13:35:12
自然と良泉が自慢の筑後川温泉/九州につかる
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1139903955.htm

 筑後川温泉は筑後川に浮かぶ温泉アイランドだ。1955年(昭30)の開湯。53年、
筑後川流域を襲った大洪水の2年後に川の中洲から源泉が掘り当てられた。その中州に7つ
の温泉宿が軒を連ねる。筑後川沿いではお隣の原鶴温泉が有名。原鶴温泉と比べると歴史や
規模、知名度は低いが、各宿とも小さな温泉地らしいアットホームな雰囲気が魅力だ。筑後
川沿いに静かにたたずむ温泉地でのんびりとくつろいでみませんか。

 大分自動車道の杷木ICから車でわずか3分ほど。筑後川に架かる昭和橋を渡るとすぐに
筑後川温泉が見えてくる。目の前には九州一の大河らしくゆったりと流れる筑後川。南には
耳納連山の山並みを望む自然豊かな環境は、環境庁が選定する「国民保養温泉地」にも選ば
れた国の折り紙つきの温泉地だ。

 浮羽町観光協会の安元知臣事務局長(59)は「四季折々の自然が楽しめるところです。
筑後川温泉も、温泉街という感じではなく、素朴でのんびりとくつろげる温泉ですよ」とそ
の魅力を語った。

 各宿ともそれぞれに源泉を持っている。泉質は単純ラジウム泉でリウマチ、痛風、神経痛、
肩こりなどさまざまな効用がある。無色、無臭のクセのないきれいなお湯が自慢だ。川のせ
せらぎを聞きながらゆったりできる露天風呂が多いが、中には川岸に浮かべた屋形船の中に
置いた湯船で温泉を楽しめる屋形船風呂など遊び心と風情たっぷりの風呂もある。

 屋形船といえば鵜飼い。毎年、5月20日に鮎漁が解禁されると鵜飼い舟目当ての温泉客
でにぎわう。「温泉街のちょうど横に、鮎釣りには絶好の瀬があって、釣り人も多いんです
よ」と、ゆの郷ちくごの伊藤由香理支配人(45)。うきは市周辺はイチゴやブドウ、桃、
柿など九州でも有数の果物の産地とあって、ゆの郷ちくごでは全国でも珍しいフルーツを使
った懐石料理が味わえる。

 自然と調和した静かな温泉アイランドはストレス解消にはもってこいの癒やしの場所。川
面を眺めながらゆったりと温泉に漬かって疲れを吹き飛ばそう。
【井上和久】


餌付け名人カモ

 清乃屋のおかみ、高木レイ子さんはカモの餌付け名人? 「試しに呼んでみせましょうか」
と川岸に立ってパンパンと手をたたき始めた。3分ほど待つと、どこからともなく8羽のカモ
が飛んで来た。カモたちは、おかみが投げるエサを奪い合って大騒ぎ。「ほかの人が手をたた
いても来ないのよ。かわいいでしょう」と笑顔で話していた。

355もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/15(水) 13:35:43
柴石温泉改修へ 20日から休業 4月に営業再開予定
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=15=550361=chokan

 別府市営柴石温泉(市内野田)が二十日から、施設再整備のために改修される。工期中は
一時休業となる。市ONSENツーリズム局は「春までにはリニューアルオープンさせたい」
としている。

 柴石温泉は別府八湯の一つ。八九五年に醍醐天皇、一〇四四年には後冷泉天皇が病気治療
のため湯治に訪れた―とされる。江戸時代に柴の化石が見つかったことから命名され、年間
約十一万人が入浴する秘湯的なスポットとして知られる。

 改修するのは木造平屋の施設(約五百三十平方メートル)のうち、男女別の内湯、露天、
蒸し湯などを備えた浴場棟。一九九七年の新築オープン以来、湿気などで柱や内装の傷みが
目立つようになったため、総工費約七百万円で改修することにした。

 二〇〇三年一月には湯が枯渇し、家族湯と飲泉がストップした。現在は毎分約百二十リッ
トルのゆう出量を保っているが、雨が少ない冬季などは湯量が減ることも。同局は「施設改
修に併せて、朽ちた泉源の揚湯管(配管)を新調したい」という。

 工事は三月末までに終了する予定。市温泉振興室は「訪れた観光客や地元住民に安全、安
心、快適に入浴してもらうことが大事。四月から営業を再開したい」としている。

[2006年02月15日09:46]

356もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/15(水) 13:36:14
レンジでチンしてもっちもち! 「温泉パン」
http://excite.co.jp/News/bit/00091139913790.html

温泉といえば饅頭、と思っていたが、どうやら栃木県喜連川温泉に「温泉パン」というのが
あるらしい。ネットや口コミでおいしいと評判だとか。パン好きの筆者としては調査しない
わけにいかない。ネット通販できるので、さっそく購入することにした。

通販サイトを見ると、意外にも味の種類が豊富で、全部で17種類! レーズン、ごま、いち
じく、オレンジ、抹茶あずきなど、おいしそうな単語が次々目に入る。うう… 迷った挙句、
ベーシックと思われる「元祖」と期間限定という「りんご」「チーズ焼」の合計3種類を購入。
料金は3個入りで346円〜と、良心的だ。

2日後、届いたダンボールを開けると、まんまるのパンが3個入りでパッケージに入っている。
なんとなくレトロな雰囲気のするかわいいパッケージ、まずは「元祖」を開封。パンを手に
取ってみると、ロールパン風の外見のわりにずっしりとした重量感があり、ちょっとびっくり。
中身がかなり詰まっている感じだ。半分にちぎってまずは、そのままパクリ。この重みだけあ
って、かなり食べ応えがあり、素朴な味わいは噛めば噛むほど甘みが出て、非常に深い。素材
の味、という感じ。これは、おいしい! パン好きなら必ずハマると確信!

さらに、同封されていた「味のしおり」に食べ方が数種類書かれていたので挑戦。気になった
のは、「ラップをかけ、20秒〜30秒レンジでチン」。トースターじゃなくてレンジ? 恐る恐
る試してみることに。
こ、これは!!! まさに、「もっちもち」の食感!! さっきまでのパンが大変身を遂げ、
弾力のあるもちもちパンに! 歯が痛くなるんじゃないかと思うくらいで、噛み続けていると
さらに素材の味、甘さが引き立つ。そのモチモチ具合は、もちもちパンの代表といえるベーグ
ルを超えるかも。しかも生地のやわらかさもある。本当に感動の食感と味わいです!
もちろん「りんご」と「チーズ焼」も絶品。「りんご」はしゃきしゃきした食感と生地のもち
もちが絶妙なハーモニー。「チーズ焼き」はトースターで軽く焼くと、表面はぱりぱり、中に
入った角切りチーズはとろけて、パンは超もちもち。幸せです。ご馳走様でした!

製造業者である旭堂の石田さんによると、このもちもち感の秘密は「目がつまっていて、素材
にこだわっているから」とのこと。でも特別な製法というわけではないらしい。また、添加物
等も少なく安心して食べていただける、とのこと。
ところで、なんで「温泉パン」なんだろう……。温泉の水を使ってたりとか? 石田さんによ
ると、
「それは、今から20年くらい前、町の事業で温泉が湧き出たからなのです。温泉パンは温泉の
お湯を使用していませんが、湧出記念として“温泉パン”と命名されました。意外に簡単な理
由なんですけど……」
いえいえ、お答えありがとうございます。

温泉パンの歴史は長く、昭和30年頃に学校給食用の食パンの余り生地を使って、その当時の職
人さんたちがいたずらに作って出来たのが、現在の温泉パンの原型だとか。歴史が生み出した
このおいしさ、ぜひお試しを。人気急上昇中のため、来週から公式ホームページ以外にも新た
にインターネットショップを開くとか。インターネット限定商品も要チェックだ。
(さくら)

357もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/17(金) 14:52:13
渋の湯
http://today.blogcoara.jp/beppu/2006/02/post_860f.html

 無料で入湯できる鉄輪地区の市営温泉として、熱の湯とともに親しまれている渋の湯が
3月いっぱいで廃止される。引き続き、地元の元湯温泉組合が運営する市有区営の渋の湯
に変わる。
 現在、同組合運営の元湯が渋の湯向かい側に建っているが、市温泉振興室によると、国
の補助を受けて進められている「鉄輪温泉地区まちづくり交付金事業」の一環で、市が老
朽化している建物を取り壊し跡地をポケットパークにする。その代替施設として渋の湯が
組合に提供される。昨年の12月市議会で条例改正ずみ。
 渋の湯は古くからの歴史があり、かつては元湯が本来の渋の湯だった。4月から渋の湯
を運営することになる同組合(佐藤四郎組合長)によると、名称は従来通り「渋の湯」と
し、上人湯や地獄原温泉など鉄輪地区の他の共同温泉同様100円のお賽銭で、外部から
も入湯できるようにする予定。
 4月1日は温泉まつりの無料開放で利用できるが、それ以降は5、6月ごろの元湯取り
壊しまでしばらく休むという。駐車場がないため「無理矢理駐車する人がいるが、車では
来ないでほしい」などと入湯者のマナーも呼びかけている。

358もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/18(土) 20:52:08
鹿児島のあったか温泉でお肌みがき
女性に大人気のさくらさくら温泉
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060217tb02.htm?from=os1

泥湯はお肌のクレンジング?!

 霧島神宮のほど近く、霧島神宮温泉郷に、泥湯で知られる「さくらさくら温泉」があります。
多い日には1000人近い入浴客がやって来る、美人女優・黒木瞳さんもCM撮影のために入浴し
たと聞いては、訪れないわけにはいきません。自分の肌でその効能を確かめてまいりました。

 さくらさくら温泉は、通常旅館とは異なり、日帰り入浴客の多い湯です。浴室と宿泊は別棟。
浴室棟は木造民芸調の建物で、フロントや食事処、土産物ショップやマッサージルームがあり、
日帰り客も宿泊客も同じように使えます。

 お風呂はフロントの奥、一端、外廊下に出て入りに行きます。手前が男性、奥が女性。女性
用は広い脱衣場に洗面所、内湯には2つ、露天には4つの浴槽があります。一方の男性用は内
湯1つ、露天2つ。広さも女性風呂の半分ぐらい。いかに女性優遇かが分かります。ただし、
宿泊した男性客のため朝6時から9時は男女交代となります。

 ともあれ早速、泥湯に入浴です。お湯は薄灰色ににごり、硫黄の匂いが漂っています。6キ
ロ離れた源泉地から引いたお湯を一端タンクにため、その上澄みを浴槽に注いでいるのだそう
です。タンク底に沈殿した泥や源泉地からとってきた泥は、手作業で石などを取り除き、浴槽
脇の壺に入れてあります。壺に入った泥を手ですくって顔や身体に塗りつけるというスタイル
です。

 泥を手ですくうとひんやりとした感触。セメントのような色と滑らかさで、濃い硫黄の匂い
がします。これを顔に、腕に、足にベタベタと塗りつけ、浴槽脇でじっとしているのですが、
鹿児島とはいえここは高原。寒くて、寒くて…。そこで今度は顔にだけ泥を塗り、浴槽に浸か
りながらゆっくりと乾燥するのを待つことにいたしました。

 10分後、乾いた泥を洗い流すと、小鼻のあたりの脂がすっきり落ちている感じ。お肌がなめ
らかになり心なしかキメが整っているような気もいたしました。硫黄の湯は肌を白くする効能
があると言われています。1泊2日だと目に見えるような効果は期待できませんが、「確かに
お肌にはいいかも」と思える入浴感でした。

 周囲を見渡すと美しげな女性ばかり。皆さん、寒さに負けず熱心に泥を塗りつけています。
美しい女性はさらに美しくなろうとするんだな、美の格差がこうして広がっていくんだなと、
普段の生活をちょっぴり反省してしまいました。

359もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/18(土) 20:52:43
今風湯治宿のような自由さも魅力
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060217tb02-1.htm

 さくらさくら温泉はとても開放的な施設です。お風呂に行く廊下も外ですし、宿泊棟も外を
歩いて行きます。硫黄の香りがこもらないよう、お風呂の内湯も風通しがいい造り。夏にはぴ
ったりなのですが、冬は寒いです。

 寒さをやわらげてくれるのが宿の名物「さくら焼鍋」。桜型をした鉄板の真ん中部分で鍋を、
花びら部分で鉄板焼きを楽しめる1度で2度おいしい料理です。鍋の具は地鶏つくね、トビウオ、
エビやホタテなどの魚介にたっぷりの野菜、鉄板焼きは黒豚、地鶏、和牛にソーセージ、サツ
マイモやカボチャ、ナスにピーマンなど。

 「お鍋のつくねが美味しいんですよ。うちのは軟骨が入っているのでコリコリしているの」と
女将の中谷美代子さん。鍋はダシのきいた甘めのみそ味。煮詰まらないようダシを加え加えしな
がらいただきます。野菜や魚介の旨味が汁にしみ出て、シメのうどんまで絶妙の味わいでした。

 鉄板焼きには芋焼酎がぴったり。女将の中谷さんは、自他共に認める焼酎好き。館内の一角に
は焼酎バーも設けられています。宿オリジナルの芋焼酎をお湯割りにして飲みながら、お話しを
うかがいました。「以前は泥を捨てていたんです。だけど主人がね、ふとひらめいて、泥風呂を
造ったんです。おかげさまでこれが人気を呼びまして…」。「さくら焼鍋も主人が考案したもの
なんですよ」。つやつやした女将さんのお肌を見ていると、泥効果だけではなく、夫婦円満の効
能のようなものが感じられました。

 泥風呂をはじめるまで、さくらさくら温泉はペンションだったのだそうです。和洋18室がある
さくら館は、当時のペンションを改装した宿泊棟。壁が薄かったり、部屋によっては暖房が効き
にくかったりと、完璧とは言えませんが、普通に快適に泊まれる客室でした。お茶やお茶菓子、
浴衣、バスタオルなどもちゃんと付いています。

 館内には男女別の内湯やさくら館共通のリビングルームがあります。シングル、ツイン、トリ
プル、和室と客室タイプも多様。さくら館以外にも和室や洋室のコテージがあり、1名〜20名ま
で宿泊ができます。1人旅や女性グループ向けの宿泊プランもあれば、朝食のみでの宿泊も可能。
食事だけ、入浴だけも歓迎しています。夕食は18時から19時30分の間でスタート時間が選べ、朝
食は和洋選択ができます。自分の旅行スタイルに合わせて、お手頃料金で自在に利用できる、湯
治宿のような気軽さが魅力的な宿でした。

360もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/18(土) 20:53:18
■立ち寄り情報
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/yado/20060217tb02-2.htm

霧島神宮温泉郷

 霧島連山の山懐、標高800メートルの地に泉源を持つ高原の湯。天孫降臨の地と言われる霧島神
宮の門前を中心に、広い範囲に宿が点在している。源泉は全部で8本。いずれも田口湯々野にある。
昨年11月、市町村合併により、霧島市と住居表示が変更に。
【問合せ】霧島市観光案内所0995・57・1588
【交通】JR日豊本線霧島神宮駅よりバス10〜20分 九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより車40分

さくらさくら温泉

 別荘の多い霧島高原に位置する宿。6キロ先の自家源泉からふき出す泥を使った入浴法が人気を
呼んでいる。入浴客の約7割は女性。お湯は弱酸性の単純硫黄泉。さくらにちなんだグッズやお菓
子、1回分ごとにパッケージされた泥パックなどのお土産もそろっている。

【問合せ】0995・57・1227(FAX0995・57・1226)、フリーダイヤル0120・426・390
【住所】鹿児島県霧島市霧島田口2324・7
【交通】鹿児島空港より霧島いわさきホテル行き林田バス30分の丸尾下車、要連絡で送迎あり 
JR日豊本線霧島神宮駅よりタクシー10分(要予約で送迎あり) 九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより40分
【料金】1泊2食1名平日8000円〜、*レディスプラン6450円〜、一人旅プラン8000円〜
(いずれも1泊2食1名料金)、昼食・休憩プラン3150円、*部屋タイプや料理によって料金は異なる、各税込
【時間】チェックイン16時、チェックアウト10時
【定休日】無休
【客室数】35室(うち17室は温泉付きコテージ)
【予約方法】電話または下記ホームページより(ホームページ割引プランあり)
http://www.sakura-sakura.jp/top.html

361もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/21(火) 22:40:08
資生堂、草津温泉と共同開発の入浴施設向け浴室用化粧品4品を発売
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=123663&lindID=4

資生堂 草津温泉とシャンプー・リンスなどを共同開発
温泉郷専用ブランド「泉と恵」第一弾を発売

 資生堂は、草津温泉旅館協同組合(群馬県吾妻郡草津町・市川捷次理事長)と共同で、草津温泉の泉質に
適したオリジナルの浴室用化粧品4品(シャンプー・リンス・ボディーシャンプー・リンスインシャンプー)
を開発しました。2006年4月から、子会社の資生堂アメニティグッズ株式会社を通じて、同組合に加盟
している旅館・ホテル・ペンションなど123軒の入浴施設向け業務用商品(※)として販売を開始します。
 今回草津温泉と共同開発した商品は、ビジネスを通じた地域振興と顧客接点の拡大を目的に立ち上げた温
泉郷専用ブランド「泉と恵」の第一弾です。今後は全国の温泉郷とも、その泉質や地域特性に即した商品を
新たに共同開発し、「泉と恵」の名称で展開していく予定です。

(※)業務用商品: 一般顧客に向けた小売用ではなく、ホテル・旅館や温浴施設などを対象にした容量の
大きい商品です。

<商品開発の背景>
 日本三大名泉にも数えられている群馬県草津温泉では、草津温泉旅館協同組合が中心となり、2001年
から「泉質主義」を標榜し集客に努めてきました。温泉水(硬水)でシャンプーなどを使う際には、水道水
(日本では通常は軟水)での使用時に比べて泡立ちが抑制され、洗浄力や使用感が悪くなることが知られて
います。また、これ以外にも、浴室用化粧品に対する不満として、草津温泉旅館協同組合「女将の会」の中
には、シャンプーなどの残香が浴室内の'温泉らしい香り'(硫黄など)を消してしまい「温泉情緒に欠ける」
という意見もありました。
 資生堂の子会社である資生堂アメニティグッズ株式会社では、2005年に「コンラッド東京」(東京都
港区)の開業にあたり、共同でホテルのイメージにマッチしたオリジナルのアメニティ(シャンプー・リン
スなど16品)を開発したほか、2004年には「尾道」(広島県尾道市)、2005年には「竹原」(広
島県竹原市)、2006年には「角館」(秋田県角館町)という名称で、特産物や花などの地域のイメージ
を香りで表現した「ご当地フレグランス」を開発、地元観光協会などを通じて販売し、地域振興の一翼を担
ってきました。
 昨年、草津温泉旅館協同組合から当社に「温泉水でも泡立ちがよく、温泉らしい香りともなじみ、草津の
泉質主義が引き立つオリジナルの浴室用化粧品」の開発要請がありました。本件は地域振興への貢献のみな
らず、当社グループとお客さまとの接点拡大にも繋がることから、資生堂アメニティグッズが企画を担当し、
草津温泉の魅力を最大限に引き出す商品を開発しました。

<商品特長>
 開発にあたっては、草津温泉の「泉質主義」と、資生堂の「品質本位主義」の両立を第一義として、草津
の泉質を際立たせるよう配慮すると同時に、草津温泉・資生堂双方が、お客さまの満足度アップと新顧客の
創造を図る商品設計としました。肌の老廃物や角質の除去に有用とされる良質な泉質に対応し、角質が落ち
た後の肌をやさしくケアすべく全品に保湿効果に優れる植物成分を配合したほか、泡立ちが抑制される泉質
に配慮し、シャンプー、ボディーシャンプーの発泡力を強化。さらに、草津温泉の特長である硫黄の香りと
マッチングする柔らかな香料を採用しつつも無残香性とし、浴室内の'温泉らしい香り'を保つ設計にしてい
ます。

362もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/21(火) 22:40:40
ひな祭りは人吉温泉/九州につかる
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1140529660.htm

 誕生日、クリスマスと並ぶ女の子の楽しみ、ひな祭り。ひな人形を見ると子供時代に心が戻るが、
まだ寒いこの季節の外出は少し億劫(おっくう)だ。それならば、ついでに温泉で心も体も懐も温
めよう。3月31日まで「人吉球磨は、ひなまつり」を開催中の熊本・人吉温泉へ「元女の子」が
旅に出た。

 女の子の夢の空間だ。江戸時代後期のひな人形から、昨年11月発売の200セット限定リカち
ゃんびなまで、古今東西の人形やおもちゃが7部屋約50畳に並ぶ。人吉市街から車で約20分の
専徳寺には、安部弘昭住職(65)のコレクション約1200体が飾られている。ひな人形の公開
は由緒ある旧家で行われることが多いが「私の小遣いの範囲で40年かけて集めたので、家紋入り
は全くありません」と安部住職は言う。「普通の人形」を仲立ちに、おばあさんやお母さんが、小
さい女の子に昔話を聞かせたり「家族団らんのきっかけや、思い出にしてほしい」という考えから
自由にしている記念撮影をしたり、庶民派ならではの楽しみがある。

 毎年、約2万人が訪れるコレクションを見て、心は「女の子」に戻ったが、体はミニスカートで
走り回っていたころのようにはいかない。そんな「元女の子」に最適なのが人吉温泉の「おひな御
膳」だ。午前11時〜午後2時のランチと立ち寄り入浴がセットで2625円(要予約)。おかみ
有志による「さくら会」所属旅館を中心に3月末まで実施されている。昼食は各旅館で違い「おか
みの見栄の張り合いです。偵察と称してお互いに食べ歩いた後、よそより豪華にすることもあるの
で、お得ですよ」と芳野旅館の田口妙子おかみ(57)も太鼓判を押すサービス満点の内容だ。

 体も懐も温まったが「元女の子」としては、もうひと声! まだまだ得をしたい女性は3月3日
に出掛けよう。3日は女性限定で34施設が温泉を無料開放する。また、さくら会所属8旅館に直
接予約し「お姫様宿泊プラン」と言った女性に限り、3日の宿泊料金が3割引きになる。

 「しゃれみたいですが人吉は、お人よしが多いんです。昔から相良三十三観音めぐりの人をもて
なす習慣があったせいでしょうか」と翠嵐楼の若おかみ、川野千代さんが照れ笑いを浮かべる人情
の温かさにふれ、球磨川を見渡す温泉に入った後は、心なしか肌もしっとり。身も心も女の子に戻
る1日だった。【佐藤千晶】


 ◆人吉球磨は、ひなまつり 2月1日〜3月31日、人吉市と近郊の5会場を中心に行われる。
専徳寺(拝観料300円。相良村柳瀬769、電話0966・23・2405)神城文化の森「福
助館」(入館料500円。錦町西715の1、電話0966・38・0215)は午前9時〜午後
6時、人吉クラフトパーク石野公園(入場無料。人吉市赤池原町1425の1、電話0966・22
・6770)は午後5時まで。人吉駅に近い商店街「九日町・五日町おひな通り」と、鍛冶屋町通り
の各店舗で、ひな人形を展示している。3月の土、日、祝日は人吉城跡発着の「くま川遊覧舟 梅花
の渡し」(所要時間約15分、200円)も運航する。


 ◆女性の温泉無料開放と宿泊3割引 3月3日の女性限定、温泉の無料開放は9市町村34施設で
開催。施設により開放時間が異なる。詳しくは人吉市ホームページhttp://www.city.hitoyoshi.kumamoto.jp/か、
同経済部観光振興課観光係電話0966・22・2111。宿泊3割引は、さくら会の協賛8旅館
(地図参照)。おひな御膳とともに、前日までに電話予約が必要。

363もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/24(金) 10:08:47
温泉知識生かしガイドいかが「有馬学」検定実施
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00048590sg200603230900.shtml

2006/02/23

 神戸市北区の有馬温泉観光協会は二十二日、日本三古泉に数えられる有馬温泉の知識を独自に
認定する「有馬学」検定を三月に実施すると発表した。旅館従業員の接客の向上や有馬ファンの
拡大が狙いで、合格者は「有馬“よい湯(と)こ”ガイド」として同温泉の案内などができる。

 受験のためのセミナーを三月十五日午後一時から、有馬グランドホテルで開く。園田学園女子
大の田辺眞人教授ら三講師が有馬の歴史や文化、自然について講義する。

 セミナーで配られたテキストなどを元に、同二十七日午後一時から同ホテルで検定試験があり、
泉質や有馬の年中行事などについて尋ねる五十問(択一式)のうち、七割以上正解すれば同協会
から認定証が贈られる。

 定員三百人。受験料千円(セミナー受講料含む。金の湯・銀の湯入浴券付き)。応募方法はは
がきに住所、氏名、年齢、電話番号、職業を記し、〒651―1401 神戸市北区有馬町
七九〇ノ三、同協会「有馬学検定」係まで。三月三日締め切り(消印有効)。応募多数の場合は抽選。

 同協会TEL078・904・3450

(三木良太)

364もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/24(金) 10:09:19
温泉の大敵レジオネラ菌 塩素使わずKO 電流で組織破壊  2006/02/24 08:49
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060224&j=0047&k=200602247039

 温泉に発生するレジオネラ菌を微粒磁石の力で「感電死」させるフィルターを、東京工科大
などの研究チームが開発した。特許申請中で、今夏にも実用化の見通し。道内の温泉施設で行
った実験では、菌の量が五日間で約七十分の一に減ったといい、現在は塩素消毒に頼っている
温泉業界の注目を集めそうだ。

 磁界の中を物体が移動すると電流が発生する「電磁誘導の法則」を応用した。一個の直径が
十ナノメートル(十万分の一ミリ)のフェライト(磁性体)を、薄いポリプロペン製のろ過膜
一面に付着させ、そこに湯を流すと電流が発生して菌の組織が破壊され、菌が死滅する仕組み。

 試験作成したフィルターは直径十五センチ、高さ四十センチの円柱形で、内部にろ過膜を張
る。昨年十二月、道央の温泉施設に取り付けたところ、百ミリリットルの湯の中に、三万六千
CFU(細菌の群体数を表す単位)あったレジオネラ菌が、フィルターの使用から五日後には
五百三十CFUまで減ったという。

 国はレジオネラ菌対策として塩素による消毒を奨励しているが、塩素臭が発生するため、温
泉業界の悩みの種だった。

 開発責任者の石橋新一郎・東京工科大教授は「簡単な原理の応用だが、薬品を使わず副作用
がないのが特徴。塩素消毒と併用した場合でも、使う塩素の量を大幅に減らすことができる」
と話す。

 開発に携わった札幌市白石区の化学薬品販売「札幌ネオクリーン」によると、設置にかかる
費用は工事費を含め一基二十万円前後。ろ過膜は十日から二週間で交換の必要があり、経費は
月数万円の見込みという。

 レジオネラ菌は細菌の一種で五○度の熱でも死滅せず、循環式浴槽などで増殖する。お年寄
りや病気の人が感染すると肺炎になることがあり、二○○二年には宮崎県の温泉施設で集団感
染が発生、七人が死亡した。

365もぐさ ◆444/y93CDE:2006/02/26(日) 22:25:16
目指せ!温泉の達人 湯原で指南役養成セミナー
http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2006/02/26/20060226112652.html

 目指せ、温泉の達人―。湯原温泉の正しい入浴法や歴史などを観光客らに伝授する
「温泉指南役」の第4回養成セミナーが20日、真庭市下湯原の湯原温泉病院などで
始まった。28日に後半の講義と試験を行い、合格者に温泉指南役の称号が与えられ
る。

 湯原温泉の旅館関係者9人が参加。真庭消防署員による、心停止時に電気ショックで
蘇生(そせい)を促すAED(自動体外式除細動器)の講義や実技訓練など、新たな
内容も含まれるため、9人中5人は有資格者の再講習。

 同病院の川上俊爾院長は「温泉医学総論」を講義。医学的見地から入浴時の注意や、
湯あたりなど温泉の副作用などを幅広く紹介し、「温泉の最大の眼目は、体の自然治癒
力を高めること」とまとめた。また、下湯原温泉を使った同病院内の水治療室で、水中
歩行などの実技訓練も行った。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】(2006年2月26日掲載)

366もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/01(水) 17:34:57
露天に走れ!小浜温泉 2月28日 23:25
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1141136740.htm

 海に沈む夕日を眺めながら心ゆくまで温泉につかる―。そんなぜいたくな
“湯ったり”タイムを味わえるのが、小浜温泉(長崎・雲仙市)だ。名湯雲
仙温泉の西、橘湾に面した温泉郷は、斎藤茂吉や種田山頭火がこよなく愛し
た。約390年の伝統を持つ。穏やかな潮騒の海を行き交う船、潮風にたな
びく湯煙、空をあかね色に染め上げる夕景…。約30の湯宿と3つの共同浴
場が海辺に軒を連ねる。海原と斜陽を借景にできる絶景露天を厳選した。

 昨年10月、長崎・島原半島にある7つの町が合併し雲仙市が誕生した。
小浜温泉は、雲仙温泉の西、橘湾の海沿いにある。眼前に広がる雄大な海、
立ち上る湯煙、肌を心地よくなでる潮風、あたりに漂う磯の香り…。なんと
も旅情を誘う湯煙の街だ。

 小浜温泉観光協会の柿川春穂事務局長(55)は、湯の特徴についてこう
語る。「無色で塩辛い塩化物泉。源泉温度は平均96度と高い。湧出(ゆう
しゅつ)量は1日当たり約1万5000トンと豊富で、その7割は使い切れ
ずに橘湾へ放出しています」。

 湯量と温度の高さは全国でもトップクラスで、リウマチ、神経痛、痛風な
どに効くという。海岸一帯に約30の源泉を持ち、海沿いに30軒の宿と3
つの共同浴場を構える“海の湯”だ。

 湯もさることながら、絶佳な夕景も忘れてはならない。大正時代、この地
に滞在した歌人斎藤茂吉は「ここに来て 落日(いりひ)を見を常とせり 
海の落日も忘れざるべし」と、その感動を句に残した。放浪の俳人種田山頭
火も、暮れ行く景観にほれ込んだという。温泉郷として栄え始めた約390
年前と変わることなく、今も斜陽は海と空、街全体を深紅に彩る。

 新鮮な海の幸も楽しめ、今や海辺のリゾート温泉地といった趣もある小浜
温泉。海に沈む夕日を借景に、湯あみが楽しめる施設が増えている。そこは、
湯まで朱色に染め上げる、絶景露天風呂のパラダイスなのだ。【栗田真二郎】


 ◆小浜温泉 いで湯の歴史は713年「肥前風土記」の記述にまでさかの
ぼる。1614年、本多親能らが建てた湯小屋が浴場の始まりとされる。
48年、中国明朝の漢方医で僧の陳明徳が小浜を訪れ、温泉の効能を全国的
に広めた。これをきっかけに次第に湯治場として利用されるようになる。
1923年から38年までは旧小浜鉄道が通り、外国人を含め、多くの観光客
がこの地を訪れた。今年は、3月下旬からは桜まつり、4月上旬には小浜温
泉湯まつり、全九州花火師競技大会などが開催される。


 ◆アクセス 長崎自動車道諫早インターチェンジより国道57号を経由し
45分。JR長崎本線諫早駅より車で45分。長崎市内より車で1時間10分。
JR鹿児島本線博多駅から高速バスで約3時間。

367もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/01(水) 17:35:34
温泉利用施設の設備構造基準を策定 硫化水素中毒事故の発生防止めざし
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=12565&oversea=0

 温泉利用施設での硫化水素中毒事故の発生防止を目的として、環境省は
温泉利用施設の設備構造基準を新たに定め、平成18年3月1日付け官報
に掲載した。

 この基準は、昭和50年7月に各都道府県知事あてに発出された環境庁
自然保護局長通知「温泉の利用基準について」の一部を見直したもの。

 1キログラム中、総硫黄を2ミリグラム以上含有する温泉を対象に、

(1)換気孔や浴槽の構造
(2)換気状態や浴室内の硫化水素濃度の管理内容
(3)源泉における揚湯設備への立入禁止柵などの設置

−−を定めた。【環境省】

368もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/01(水) 17:36:07
平成18年2月28日
「公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準」について
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6885

概要
 温泉地内での硫化水素を原因とする事故が発生していることに鑑み、温泉の適正な
利用を図り、温泉利用施設における硫化水素を原因とする事故を防止するため「公共
の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準」を定め、平成18年
3月1日付けで官報掲載いたしますのでお知らせします。

公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準の概要

本文
1 適用対象となる温泉
1kg中、総硫黄を2mg以上含有する温泉とする。

2 温泉利用施設の構造
(1)換気孔等
   換気孔等は、2か所以上設け、かつそのうち1か所は、浴室の床面と同じ高さに設けること。等
(2)浴槽
   浴槽の湯面は、浴室の床面より高くなるように設けること。等
3 浴室等の管理
(1)換気状態の確認
   浴室内の硫化水素濃度が常に適正に維持されるよう換気孔等に対する確認を怠らないこと。等
(2)濃度の測定
都道府県知事等が必要と認めたときは、浴室内の硫化水素濃度を原則として毎日2回以上測定し、
   濃度に異常がないことを確認すること。等
(3)測定結果の記録及びその保管
   硫化水素濃度の測定結果を記録し、保管しておくこと。
(4)その他
   利用者の安全を図るため、浴室内に常時気を配ること。等
4 立入禁止柵等の設置
源泉における揚湯設備等の管理者は、立入禁止柵等を設けること。等

※) なお、本基準は、昭和50年7月に各都道府県知事あてに発出された「温泉の利用基準について」
(環境庁自然保護局長通知)の一部を見直し、公表するものです。

(以下略)

369もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/01(水) 17:36:38
硫黄の滞留防止へ 温泉に設備基準を通知 環境省
2006年02月28日20時39分
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200602280353.html

 環境省は28日、温泉を使った旅館や浴場などでの事故防止のため、設備構造基準を都道府県に
改めて通知し、徹底を図ると発表した。対象は、湯量1キロ中に硫黄を2ミリグラム以上含む温泉
を使った施設。昨年12月、秋田県湯沢市の温泉で、硫化水素ガスを吸った一家4人が死亡した
事故が起きたための対応だ。

 75年に通知していた基準で、硫黄の滞留を防ぐため、換気口は2カ所以上に設け、うち1カ所
は浴室の床面と同じ高さに、温泉の浴槽への注入口は、湯面より上にする。定期的な濃度測定や
その記録、保管、換気状態を確認し、露天ぶろについては、風向きなど気象条件の変化に配慮する
よう求めている。

 温泉利用施設は全国に約2万カ所あり、同省が04年秋に実施した実態調査によると、8%程度
が対象となるという。

 日本温泉協会によると、硫黄泉の主な温泉地は、田沢湖高原温泉郷(秋田県)、湯ノ花沢(箱根
温泉郷、神奈川県)、白骨(長野県)、黒川(南小国温泉郷、熊本県)などがある。

370もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/01(水) 17:37:23
温泉の設備基準を通知 事故防止で環境省
http://www4.oita-press.co.jp/news.cgi?D=CN20060228&ID=CN2006022801003108.1.N.20060228T222238&J=Politics&UP=20060228T222238

 環境省は28日、温泉施設での硫化水素ガスによる事故を防ぐため、換気口を2カ所以上設置する
ことなどを定めた設備構造基準を都道府県にあらためて通知すると発表した。秋田県湯沢市の泥湯温
泉で昨年12月に硫化水素ガスを吸った家族4人が死亡した事故を受けた措置。

 基準は旧環境庁が1975年に作成、通知していたが、自治体や旅館業者などへの周知徹底を図る
ため、1日付の官報に掲載する。

 対象は湯量1キログラム中に硫黄を2ミリグラム以上を含む温泉を使った旅館や浴場などの施設。
浴場内での硫化水素の滞留による事故を防ぐため、旅館業者などに対し、換気口や風向きなど換気状
態の確認や、都道府県などが必要と判断した場合は1日2回以上の硫化水素濃度の測定を求めている。

 環境省が2004年度に実施した調査では、温泉利用施設は全国に約2万カ所あり、このうち硫黄
泉は8・1%だった。

[02月28日 22:22]

371もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/03(金) 18:30:31
大分・由布院温泉で辻馬車開き、今季の運行始まる
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06030214.htm

 馬の軽やかな足音が由布院温泉(大分県由布市)に春の訪れを告げる
「辻(つじ)馬車」開きが1日、JR由布院駅前広場であり、今シーズ
ンの運行が始まった。来年1月まで、観光客を乗せて同温泉地をのんび
りと巡る。

 小雨の中、安全祈願祭やテープカットが行われた後、「カッポ、カッ
ポ」とひづめの音を響かせながら、3台の辻馬車が勢い良く出発。湯布
院町を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「風のハルカ」でヒロイン
を演じた村川絵梨さんも「一日御者」として乗り込み、近くの園児ら約
50人を乗せて試走した。

 コースは、同駅前を発着点に、町内の田園風景を巡る約5キロで、所
要時間は約50分。連日午前9時から午後4時までの間、30分間隔で
運行する。料金は1200円(4歳以上)。問い合わせは由布院温泉観
光案内所(0977・84・2446)へ。

372もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/03(金) 18:31:02
めざせ 心身再生の郷-十津川で温泉学会
http://www.nara-shimbun.com/n_soc/060303/soc060303a.shtml

   源泉かけ流し宣言など温泉を生かした村づくりを進めている十津川村
で2日、温泉学会(会長保田芳昭・関西大学名誉教授)の第6回全国大会が
始まった。県内開催は初めてで、全国から会員ら約80人が参加。更谷慈禧
村長と神木哲男・県立奈良大学長が基調講演した。

 3日は、十津川村にスポットをあてた研究発表やシンポジウムがある。

(2006.3.3 奈良新聞)

373もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/03(金) 18:31:34
めざせ“温泉のプロ” 熱海で講座
http://www.shizushin.com/local_east/20060303000000000040.htm

 “温泉のプロ”を育てる県熱海健康福祉センター主催の「温泉マイスター
養成講座」が2日、熱海市昭和町の起雲閣で始まった。3日まで。
 昨年9月に実施した入門講座の第2弾。温泉を生かしたまちづくり、健康
づくりのリーダー育成を目的とし、受講者には「マイスター」の修了証書が
贈られる。市内の観光業関係者を中心に81人がエントリーし、温泉の基礎
知識から、入浴方法、歴史などを各分野の専門家から学んだ。
 初日はNPOエイミック理事長の内田実・内田耳鼻咽喉科理事長らが「温
泉医学」などの授業を行った。受講者たちは、温泉が持つさまざまな効能・
効果などに高い関心を示し、真剣な表情でメモを取ったり、講師に質問した
りしていた。

374もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/09(木) 22:12:47
女性限定で温泉を無料開放
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=8162

3月3日のひなまつりにちなみ、人吉球磨では3日、温泉施設を女性に限って無料開放した。
これは人吉球磨地域で開催中の『人吉球磨はひなまつり』の一環として毎年行っているもの
で、今回は地域の公衆浴場や温泉旅館など34の温泉施設が開放された。人吉市九日町の
『清流山水花あゆの里』では、朝から観光客や地元の女性たちが展望露天の大浴場に浸かり、
風景を楽しみながら温泉の心地よさを満喫していた。

2006-03-03 19:44:00

375もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/09(木) 22:13:17
鹿児島の財宝グループ、温泉水製造の新工場着工
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_06030505.htm

 「財宝グループ」(鹿児島県鹿屋市)は同県垂水浜平で新工場を着工した。
6月中旬の稼働予定で、2リットルと500ミリ・リットルのペットボトル
入り温泉水「財宝温泉」を製造する。

 浜平地区にある3工場のうち第1工場が老朽化し、ミネラルウオーターの
需要が伸びていることから、隣接地に新工場を建設することになった。

 鉄骨一部2階建て、延べ3140平方メートル。1時間当たり2リットル
ボトル7200本、500ミリ・リットルボトル9600本を生産できる。
これまではペットボトルは福岡県の業者から購入してきたが、成型機の導入
により自社で一貫生産体制を整える。総工費約16億円。

 財宝グループは、地下1000メートルからわき出す天然アルカリ温泉水
を用いて、飲む温泉水や焼酎を中心に各種事業を展開。取扱商品は100点
を超え、温泉水の2005年出荷量は2リットルが800万本(前年比37%
増)、380ミリ・リットルが470万本(同44%増)という。同年8月
期の売り上げは92億6000万円で、次期は100億円を突破する見込み。

 水迫邦男社長は「ペットボトルの自社生産で、安全性向上やコストダウン
などが期待できる。業績が伸び雇用拡大につながれば」と話している。

376もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/09(木) 22:13:48
2200年変わらないpH9/古湯温泉
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1141734474.htm

 東に背振山、西に天山。四方を山に囲まれた静かな山峡に湯けむりをあげる
佐賀・佐賀市富士町の古湯温泉。文字通り歴史は古く、約2200年前、秦の
始皇帝の命を受け不老不死の薬草を求めて渡来した徐福によって発見されたと
の伝説が残る。pH値が「9」を超えるアルカリ性単純温泉で泉質の良さは全
国でも屈指。ツルツルの美肌効果も折紙つきだ。

 緩やかな嘉瀬川の流れに抱かれるように古湯の温泉街は静かにたたずんでい
る。四方を囲むように重なる杉木立の山々。福岡市街から車でわずか1時間あ
まりの場所にこんな豊かな自然に包まれた温泉郷はある。

 歴史は神話の世界まで入り込む。2200年前、徐福がある日現れた神のお
告げに導かれ、谷川のほとりの岩の間から、こんこんとわき出る温泉を見つけ
たとの伝説だ。

 源泉を今も大切に守っているのが嘉瀬川沿いにある「元湯旅館鶴霊泉」。大
浴場にある「砂湯」が古湯温泉のルーツだ。湯船の底の岩盤のすき間から今で
も毎分250リットルのお湯がわき出している。湯船には岩で足を傷つけない
よう砂が敷き詰められており、それが「砂湯」と呼ばれるゆえんだ。

 pH値9・28の高アルカリ性の泉質効果でお肌がツルツルになり血のめぐ
りもよくなるという。「殺菌力も高いのでニキビなどに効果があるし、利尿作
用もあるので、飲むと体質改善にも役立ちます」と若おかみの小池華代子さん
は教えてくれた。

 温泉だけが古湯の楽しみ方ではない。山里の温泉地に文化の香りを持ち込も
うと84年から「古湯映画祭」を開催。さらに03年からは「古湯の森音楽祭」
もスタート。03年からは自然環境保護ボランティア団体「こだまの富士(さ
と)倶楽部」が中心となり、一般の人が農家に泊まって農家の暮らしを体験で
きる「農家民泊」も始めた。同倶楽部代表の旅館大和屋の山口勝也さん(42)
は「農家の方と一緒にパセリの収穫など農作業を体験できます。網戸にカブト
ムシが飛んできたり、晴れた夜の満天の星空は感動ものですよ」と話した。

 良質の温泉と豊かな自然。古湯温泉の魅力は2200年の時を超えた今でも
変わらずに守られている。【井上和久】


 ◆除福メモ 中国・秦時代の学者。司馬遷の「史記」には、秦の始皇帝に東方
に不老不死の薬草があると言い、始皇帝の命を受け財宝と数千人の従者とともに
船出。到着した「平原広沢」という地の王になり中国には戻らなかったといわれ
る。「平原広沢」は日本であるといわれ日本各地に徐福の伝説が残る。佐賀では
徐福が現在の諸富町に上陸した後、金立山で薬草を探し出し、神のお告げで古湯
も発見したと伝えられている。

 ◆アクセス 車で一般道利用の場合、福岡市街から三瀬峠越えで約60分、佐
賀市街から約25分、唐津市街から約45分。高速道路利用の場合、九州自動車
道佐賀大和ICから約10分。JR、バス利用の場合、JR博多駅から佐賀駅ま
で特急で35分、佐賀駅前からバスで約40分。

377もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/17(金) 10:42:42
白骨温泉で健康づくり
松本市が効果体感ツアー企画へ
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060302/lcl_____ngn_____000.shtml

 白骨温泉を活用した健康づくり事業を検討してきた松本市は新年度、運動指導や食事指導を
からめた旅行企画や紹介冊子の作製に乗り出す。本年度事業で調査、研究した入浴や飲泉によ
る効用をもとに、生活習慣病予備軍の市民に温泉療法を体験してもらう。健康に着目した観光
誘客策の手本として、ほかの温泉地への波及も狙う。 (赤川 肇)

 市は本年度、白骨温泉の泉質や効能に加え、周辺の遊歩道や自然環境の活用策を調べてきた。
健康づくり課と観光戦略本部が連携して事業にあたっている。

 旅行企画の計画では、市民数十人を公募する。2泊3日の日程で白骨温泉に滞在し、入浴指
導員の手ほどきで効果的な入浴・飲泉方法を実践してもらう。食事指導や体操、散歩なども交
えることで、温泉療養の効力を高める。

 後日、再び日帰りで参加者を集め、事業効果を実証する予定だ。

 一方、紹介冊子は白骨温泉旅館組合婦人部が中心となって編集している。同組合は「健康づ
くり事業を定着させ、温泉の可能性を広げたい」と期待している。

378もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/17(金) 10:43:16
「水中運動療法を役立てて」 ゆふいん健康温泉サミット
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=13=944017=chokan

 第七回ゆふいん健康温泉サミットが十二日、由布市湯布院町の健康温泉館「クアージュゆふ
いん」であった。福岡、宮崎両県など市内外から約百五十人が参加した。


 温泉を活用した水中運動療法を広め、健康づくりに役立ててもらうのが目的。旧湯布院町だ
った一九九九年から開かれており、今回は市発足に伴い、「市民の融和」もテーマに盛り込ん
だ。


 日ごろから温泉館で水中運動療法に取り組んでいる、市内在住の四人が健康を維持してきた
体験を発表。利用者の有志が披露した寸劇「あなたも私もみんな元気な由布市民」では、「多
くの人が温泉館を利用して、心も体も元気になろう」などと呼び掛け、会場からは大きな拍手
が上がった。


 温泉療法専門医の後藤茂・岩男病院副院長が「温熱と健康」をテーマに、医療の視点から水
中運動の効果を説明。この後、専門家の指導で水中運動の講習会があり、参加者は温水プール
で体を動かし効果を体験した。

[2006年03月13日10:00]

379もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/18(土) 13:25:31
入浴法教え健康増進 “温泉博士”29人、道央に誕生 登別で資格講習  2006/03/17 14:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060317&j=0040&k=200603172321

 【登別温泉】温泉による健康増進法を普及させる「温泉入浴指導員」の初の養成講習が十四−十六の三日間、
登別温泉のホテルで行われ、地元のほか、洞爺湖や定山渓など道央の温泉地から参加したホテル関係者ら二十
九人が全員合格した。登別温泉旅館組合は「効果的な入浴法などノウハウを地元に広め、健康増進をうたった
宿泊商品を開発していきたい」と期待している。

 温泉入浴指導員は、効果的な温泉利用の普及を目的に財団法人日本健康開発財団(東京)が国の指針に基づ
き認定する資格。全国で約二千四百人いる。道内での講習会開催は川湯温泉、湯の川温泉に続き三回目。登別
温泉旅館組合の要請を受け、宿泊業者らでつくるJTB協定旅館ホテル連盟道央支部が主催した。

 講師は温泉研究で知られる群馬大学の白倉卓夫名誉教授や、温泉による健康づくりを普及する札幌の民間非
営利団体(NPO)法人の関係者ら。温泉の種類や効用、入浴知識などを学んだ。

 このうち、二日目は健康増進をテーマにした宿泊プログラムづくりを実習。周辺散策や体操などを組み合わ
せた効果的な入浴法を学んだ。入浴時に簡単にできる体操などの実技指導もあった。

 同組合は健康増進の宿泊プランの商品化について「国内の個人客の掘り起こしのほか、連泊客の増加にもつ
ながる」(小沢隆信事務局長)と期待。指導員の増員など体制整備に向けて講習の独自開催も検討している。
(村上晋)

380もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/18(土) 13:26:06
復元実った浜田温泉資料館 登録有形文化財に
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=18=934597=chokan

 県内は、別府市亀川の浜田温泉資料館を登録有形文化財にすることが答申された。

 浜田温泉は一九三五年、共同浴場として建設。木造平屋の入り母屋造り。社寺風の唐破風(からはふ)造りの
正面玄関、千鳥破風(ちどりはふ)の重厚な屋根が特徴。

 老朽化で二〇〇三年に解体されたが、寄付があり昨夏に復元。館内は地下形式の浴槽などを見学できる。

 県内の登録有形文化財は百十六件になる。

[2006年03月18日09:58]

381もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/19(日) 13:59:16
別府・旧麻生別荘の茶室 ゆかりの企業が買収へ
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=19=830124=chokan

 別府市の近代建築遺産、旧麻生別荘の茶室(木造平屋建て)が、麻生家とゆかりのある
福岡県飯塚市の企業に近く買収されることになった。会社の保養施設に移築し、再び、茶
室として利用される。既に、別荘本体は宅地化に向けて解体されており、泉都から貴重な
近代建築遺産がまた一つ、消えることになった。

 買収するのは、病院経営などを手掛ける「麻生」(麻生泰社長)。別荘を建築した炭鉱
王、故・麻生太吉氏ゆかりの企業。茶室は、今月中に解体して、会社の倉庫に部材を一時
保管。その後、同社の保養施設、大浦荘(飯塚市)の敷地か、その周辺に移築。茶室とし
て社員や会社のゲストが利用する。

 別荘を所有する別府市内の不動産業者から関係者を通じて、同社に打診があったという。
藤本昭・経営支援副本部長は「麻生家にゆかりのある建物なので、せめて茶室だけでも残
したいと思い、買収を決めた」としている。

 不動産業者は「やっと買い手がついてほっとした。別荘本体の解体は残念だが、宅地化
の際には別荘の壁の一部や正門の石畳を残したい」と話している。

 別荘をめぐっては、昨年六月、不動産業者が宅地化を目的に、大分地裁で競売にかけら
れていた建物と土地を落札。その後、地域住民の有志が別荘の保存を求めて署名運動を展
開した。ことし一月には、大分地裁に別荘の解体・移築工事の中止を求める仮処分申請を
したが却下された。

 長年にわたって近代建築遺産の保存運動に取り組んでいる、まちづくりグループ指月会
の河村建一代表は「これでまた別府の財産が消える。残念でならない。中山別荘など、ま
だ残っている建物がある。何とか残せる道を探りたい」と話している。

[2006年03月19日11:25]

382もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/22(水) 11:15:53
■01月20日・湯の花製造が重要無形民俗文化財に
http://tostv.jp/news/backnum.php

 別府明礬温泉の湯の花製造技術が平成18年度の国の重要無形民俗文化財に
指定されました。県内からは5件目の指定となります。
 湧出量日本一を誇る別府の温泉。別府八湯の一つ、明礬温泉の「湯の花小
屋」で湯の花は製造されています。情緒あるわらぶきの小屋の中に青粘土を
敷き詰め地下からの温泉の蒸気の量を一定に保ちながら湯の花の結晶を育て
ていきます。こうして出来た湯の花は入浴剤や薬として利用されています。
江戸時代から伝わるこの製法は全国でも珍しい貴重なものだということで、
20日に国の文化審議会から重要無形民俗文化財に指定されました。平成18年
度から新設された民俗技術のジャンルでの指定で九州では初めての事です。
なお、国の重要無形民俗文化財に県内から指定を受けるのは国東半島の修正
鬼会や日田祇園の曳き山などに次いで5件目となります。

383もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/22(水) 11:19:01
製造技術が認められる 湯の花 国の重要無形民俗文化財に
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=01=21=830718=chokan

 別府八湯・明礬温泉(別府市)に古くから伝わり、別府特産の入浴剤などとして知られる
「湯の花」の製造技術が二十日、国の文化審議会で重要無形民俗文化財(民俗技術)の指定
を受けることが決まった。わらぶき屋根の「湯の花小屋」で温泉の噴気と青粘土を使って作
る、独特の製造技術の希少性が認められた。

 本年度の重要無形民俗文化財指定は九件。このうち本年度から新設された民俗技術での指
定は三件で、九州初。県内の重要無形民俗文化財としては修正鬼会(国東町、豊後高田市)、
日田祇園の曳山(ひきやま)行事(日田市)などに続いて五件目となる。

 市は昨年十月、製造に携わる企業、技術者とともに「明礬温泉湯の花製造技術保存会」
(会長・浜田博市長)を結成。後継者育成や台風などで倒壊した湯の花小屋の整備などへの
支援も検討する方針。

 浜田市長は「指定は日本一の国際観光温泉文化都市として、この上ない喜び。湯の花作り
を泉都の風物詩として、今後も発展、継承していきたい」と話している。

[2006年01月21日09:47]

384もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/27(月) 13:21:15
来月1日から別府八湯温泉まつり 120施設の無料開放やパレード
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=25=392550=chokan

 泉都に春の訪れを告げる別府八湯温泉まつり(別府まつり協会、大分合同新聞共催)が四月一日から
三日間、別府市内各地の祭り会場で開かれる。約百二十カ所の温泉の無料開放など、温泉の恵みに感謝
し、春本番を楽しむイベントがめじろ押し。

 祭り会場は駅前、松原公園、浜脇、東別府駅、鉄輪、亀川、堀田の七カ所。

 一日は「温泉感謝の日」。市営や区営、旅館・ホテルなどの温泉約百二十施設を無料開放(通常の営
業時間と異なる場合がある)。地獄めぐり(八カ所)は六十歳以上の人なら無料になる。

 朝見神社では開会奉告祭の後、温泉神社のみこしが街を練り歩く。各会場を結ぶ湯けむり巡回バスは
午前十時―午後四時まで二十分置きに運行する。料金は五百円(乗り降り自由のフリーパス)。駅前、
浜脇、堀田、鉄輪の各会場ではお接待も。亀川会場では大名行列がある。

 扇山火まつりは午後六時半に火入れ。尾根からふもとにかけて炎の帯が幾重にも重なる。別府公園周
辺では「Heart ほっ!とフェスタ」を開催。約一万五千個の灯明の優しい光が幻想的な雰囲気を
演出する。

 二日は祭り気分も最高潮。駅前会場で湯けむり総パレード(午後一時半)やみこしの祭典、湯かけま
つり(同四時半)などを開催。正午―午後六時まではJR別府駅前通りが歩行者天国になる。JR東別
府駅前のサクラの木では午前十時から「花咲かじいさん」がもちをまく。

 最終日は鉄輪、亀川会場でイベントがある。

 問い合わせは市観光協会内の別府まつり協会(TEL0977・24・2828)へ。

[2006年03月25日09:47]

385もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/28(火) 12:37:27
温泉雑学百科
さまざまな入浴法(8) 鉱泥浴(泥風呂)
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/zatsugaku/20060328tb01.htm

 泥風呂に入ったり、泥をこねて全身にパックする全身美容について、話を聞いたり
テレビで見た人も多いでしょう。

 30年も前までには、温泉地にこのような泥風呂が多く見られましたが、最近ではほ
とんど見られなくなりました。九州は大分県の別府温泉郷などに、2、3の泥浴施設が
あります。

 泥浴に使う材料には、次に挙げますように色々とあります。

*ファンゴ(火山性の泥)
*モール(植物が水底に沈んで変化した泥炭)

 また、シュラム、ミュウドといわれる材料には、

*沈殿性の泥(動物の有機成分が沈殿してつくられたもの)
*温泉湧出地の泥土
*海底や湖底の泥
*岩石の風化によってできた泥(炭酸石灰、石灰)

などがあります。

 天然のものをそのまま使うか、または、これを焼いたうえで粉末状の粒子に砕き、
温泉水に数年浸しておいて使います。

 モールは泥浴に使用する泥の一種で、植物が水底に沈んで変化した泥炭で、有機物を
多く含んでいます。

 北海道にある十勝川温泉は、日本でも珍しいモール温泉のひとつです。

 泥は水に比べて、熱の伝導度は低く熱容量は大きく、水のように流動性は大きくない
ので、一般の温水浴より高温に耐えられます。そして浴後の保温効果が持続するので著
しい温熱効果が得られます。

 さらに、モール浴は含まれる脂溶性の物質や、女性ホルモンの物質が皮膚から体内に
取り入れられますし、酵素作用がよく働きます。

 水に比べて強い圧力が体に掛かるので高血圧、心臓病患者、高齢者は注意が必要です。

 普通、足、半身と部分的に入り、いきなり肩までどっぷり入らないことです。入浴す
る時間はだいたい5分ほどから、慣れてきたら30分ほどとします。

 効果としては、急性期を過ぎた関節リウマチ、筋肉痛、痛風、坐骨神経痛に有効です。
また変形性関節症、外傷の後遺症、冷え性、不妊症、卵巣の機能不全、月経不順などに
も有効です。

 禁ずる場合は、発熱時、網膜症を合併する糖尿病、出血時、妊娠、感染性皮膚疾患、
高度の高血圧(眼底出血、血圧180/100以上)などです。また皮膚粘膜の弱い人、かぶれ
やすい人なども避けます。浴後必ず淡水(真湯)で十分洗い流します。

旅行読売4月号より

(2006年3月28日 読売新聞)

386もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/28(火) 12:37:59
ちょっとオトボケた温泉大好きクマ「温泉クマちゃん」がプライズに登場
http://eg.nttpub.co.jp/news/20060328_04.html

 温泉が大好きなクマ、その名もズバリ「温泉クマちゃん」が、ぬいぐるみになってプラ
イズに登場する。セガ、ソニー・クリエイティブプロダクツ、クリエートの3社が20代後半
の働く女性に向けて共同で開発したという、温泉クマちゃん。ツキノワグマがモチーフと
なっていて、胸元には月のマークならぬ、温泉マークがさん然と輝いているのが特徴。癒
しの象徴ともいえる温泉と、ちょっとオトボケたクマが、仕事のストレスを癒してくれる
こと請け合いだ。
 今回プライズに登場するのは、温泉クマちゃんたちのぬいぐるみ。温泉クマちゃんと、
温泉クマちゃんが憧れるマドンナのツーショットシーンを再現した物が2種類に、温泉クマ
ちゃんと、ラバーダックのたかもりが温泉でのんびりしているシーンを再現した物の、全3種
がリリースされる。ちょっと疲れる日々を、温泉クマちゃんと温泉気分に浸って癒されてみる?

387もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/28(火) 12:38:58
温泉まつりは「巡回バス」でどうぞ
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=28=107373=chokan

 別府八湯温泉まつり(四月一日から三日)期間中の初日に、別府八湯を巡る特別バス
「湯けむり巡回バス」で、世話係としてバスに乗る学生が二十七日、市内の亀の井バス
本社で、バスガイドの研修を受けた。

 湯けむり巡回バスは、今回が初の試み。一日午前十時から午後四時の間、同市駅前本
町の旧近鉄百貨店別府店跡地を約二十分置き(二十便)に出発。市内の十九カ所の停留
所を経由し、お接待会場などを回る。料金は五百円(タオル代)で、乗り降り自由。

 研修を受けたのは、バスの乗客の世話や別府案内をする、立命館アジア太平洋大学の
学生六人。六人は、大学内のサークルで別府の見どころなどを研究しているという。

 研修会では、温泉まつり実行委員会の川野雅己実行委員長が「当日は笑顔を心掛け、
オリジナルのガイドで別府の良さを宣伝してください」とあいさつ。

 学生は、説明を受けた後、実際にバスに試乗し巡回しながら、亀の井バスのバスガイ
ド、梅本いさ子さんからアドバイスを受けた。

[2006年03月28日09:17]

388もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/31(金) 03:42:40
おいしい「オンタマ」を自宅で気軽に! 「ホカホカ温泉たまご器」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/28372.html

 カレーや牛丼のトッピングとして、半熟卵や温泉卵が定着したのはここ数年のことだろうか。
温泉卵は「オンタマ」と略されることも多く、男女問わず広く受け入れられているようだ。

 半熟卵と温泉卵は混同されやすいが、最大の違いは白身にある。半熟卵では白身は固まって
いるが黄身が柔らかい。これに対して、温泉卵では黄身よりも白身が柔らかい。今回の主役は、
この温泉卵である。

 半熟卵は、卵の内部へ熱が伝わるときに、黄身よりも外側にある白身に先に熱が伝わること
を利用する。熱湯で茹でて、黄身が固まってしまう前に取り出せばよいので、何度かゆで卵を
作るうちに、だいたい取り出す時間の目安がわかるものだ。しかし、温泉卵となると……はて? 
しばし考え込んでしまう。

 検索してみたところ、温泉卵は、卵黄の凝固温度65℃と卵白の凝固温度68℃の温度差を利用
した料理であるという。具体的には、65〜68℃程度の湯に30〜40分程度つけておけば良いらし
い。

 しかし、30分以上もの間、65〜68℃というピンポイントの湯温に保つのは、言うは易く行な
うは難し。ちょっと試してみようかという気にもなれない。そこで見つけたのが、この「ホカ
ホカ温泉たまご器」である。

 作り方は実に簡単。容器に沸騰したお湯を入れ、卵を卵スタンドにセットして待つ。これだ
けである。卵の大きさや温度、セットする個数、室温などによって所要時間は変わってくるが、
いずれの場合も20分前後でできあがる。卵スタンドに付いている取っ手を持ち、お湯から引き
上げたら完成。5個まで同時に作ることが可能で、一人にも家庭にも活用できる製品だ。

 ただ、注意しなければならないことがある。外箱に「調理時間参考表」が記載されているの
だが、これはあくまでも目安に過ぎないということ。筆者の感想としては、参考時間よりも1、
2分短めにした方が、白身がほどよい柔らかさになる。最初のうちは、好みの固さにできあがる
まで、何度か試行錯誤してみるといいだろう。

 できあがった温泉卵は、市販されている温泉卵の賞味期限を参考にすると、冷蔵庫でおおむ
ね約2週間程度は持つようだ。作り置きしておけば、毎日おいしい温泉卵が食べられる。この製
品を使うと、「温泉卵は時間がかかる」「上手にできない」といったイメージを払拭してくれ
るはず。総菜のバリエーションの1つとして、温泉卵を加えてみるのはいかがだろうか。

■ URL
  ヴィレッジバンガードの「ホカホカ温泉たまご器」販売ページ
  http://store.yahoo.co.jp/asoberu/ar014.html

(椎名さとし) 2006/03/29 10:58

389もぐさ ◆444/y93CDE:2006/03/31(金) 03:43:13
熱海・別府など 温泉町の形成テーマに
京都府立大院生が論文
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006033000070&genre=G1&area=K10

 熱海(静岡県)や別府(大分県)など明治から昭和初期に発展した温泉町の形成をテーマに、
京都府立大の大学院生が学位論文をまとめた。温泉ブームが過熱する一方で、どのように温泉町
が大きくなったのかという研究はほとんどなく、近代日本を理解する新たな視点として注目され
ている。

 論文をまとめたのは大学院人間環境科学研究科博士課程で都市史建築史を専攻する松田法子さ
ん(28)。城下町などと比べ研究されていない温泉町の形成発展史をテーマに、近代の2大温泉地、
熱海と別府を歴史的文献や現地調査から調べた。

 熱海は、江戸時代までは大名などが好んだ小さな湯治場。明治になって政府高官や華族が利用
し別荘開発で町を広げ、東海道線の全通(昭和9年)で庶民も訪れる温泉町として急拡大した。
温泉利用をめぐり町の構造も変化した。旅館は広い敷地や眺望を求め、温泉源を開発しながら山
の手や海浜に進出。大正時代までに市街中心部の「大湯」利用権とその周辺地を有力旅館が独占
する閉鎖的構造が崩れたことを明らかにした。

 一方、別府は瀬戸内海航路の整備や温泉掘削技術の進歩で熱海よりも早く拡大。外部からの人
材や資本流入とも相まって、明治末から昭和初期に近代的な大型旅館が建設された。来客の目的
も湯治から観光へと変わり、昭和10年ごろには熱海をしのぐ日本最大の温泉町になったという。

 論文では、近代温泉旅館建築の発展も検討。熱海では昭和初期に大広間や大浴場などを備えた
豪勢な温泉旅館が現れ、現代につながる旅館像が形成されたという。

 松田さんは「治療や保養、レジャーなど、温泉町はそれぞれの時代で人びとの興味や欲求を反
映ながら発展してきた。これからも研究を深めて、温泉町が社会に果たした役割と意味を考えた
い」と話している。

390もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/03(月) 12:19:49
あす湯めぐりスタンプウオークラリー 温泉まつり浜脇会場で
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=04=01=185137=chokan

 別府市南部地域の区営温泉などの”じもせん”を回り、スタンプを集める
「地元温泉 湯めぐりスタンプウオークラリー」が二日、開かれる。参加者(先着百人)を
募集している。小雨決行。

 ウオークラリーは別府八湯温泉まつり浜脇会場のイベントの一つ。多くの人に南部地域の
レトロな魅力、あふれる人情を知ってもらおうと、ツーリズム浜脇・まちづくり推進協議会
が初めて開催する。

 当日は午前九時から浜脇温泉広場で受け付け開始。同十時にスタートし、末広、八幡、東
蓮田、東町などの温泉十三カ所と八幡朝見神社を巡り、スタンプを集める。順路は自由で、
入浴はしなくてもいい。参加料は一人三百円。完歩者には抽選で賞品をプレゼントする。

 また、ツーリズム浜脇は同日、「レトロな浜脇」にちなんだ行事も開催。午前十時から、
JR東別府駅前のサクラの木から「花さかじいさん」がもちをまく。同十時二十分からは、
同所でバナナのたたき売りの実演がある。

[2006年04月01日09:44]

391もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/03(月) 12:20:22
“本番”泉都の春八湯温泉まつりスタート
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=04=01=177771=yukan

 泉都に”春本番”を告げる別府八湯温泉まつり(別府まつり協会、大分合同新聞共催)が
一日、別府市内の七会場で始まった。三日まで。

 八幡朝見神社では本音会、市連合青年団、白鳳会のメンバーが担ぐみこしが出発。このう
ち、市連合青年団は初めて「江戸みこし」を担いだ。富岡八幡宮(東京都)の祭りなどにも
参加するみこしが威勢のいい掛け声とともに、市中心部を練り歩いた。

 神々に祭りの開催を伝える開会奉告祭には浜田博市長、千寿健夫別府まつり協会長(市観
光協会長)らが出席。神職が火きりきねと臼で火をおこし、神前に供えた。

 この日は温泉の恵みに感謝する「温泉感謝の日」として、市内の市営や旅館・ホテルなど
の温泉約百二十カ所が無料開放。各祭り会場は湯けむり巡回バスが結び、お接待などもあっ
た。

 二日はJR別府駅前通りで湯けむり総パレードやみこしの祭典、湯かけまつりなどを開催。
同通りは正午―午後六時まで歩行者天国になる。

[2006年04月01日13:21]

392もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/03(月) 12:20:55
ぽかぽか春が来た
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=04=03=873725=chokan

 四月最初の日曜日の二日、県内各地の春祭り会場や行楽地には、大勢の家族連れが繰り出した。
時折、雨が降る天気だったが、気温は次第に上昇。午後には汗ばむほどの暖かさとなった。春は
いよいよ本番へ。

賊が大名行列襲撃?!少年少女武者行列も復活 さいき春まつり

 佐伯市の「さいき春まつり」は二日、メーン行事の毛利藩大名行列・明神太鼓や四年ぶりに
復活した少年少女武者行列、市中パレードがあり、沿道は大勢の市民でにぎわった。

 大名行列(約百人)は大手前の櫓門(やぐらもん)前を出発。その直後、賊が行列を襲うと
いう”ハプニング”があった。市中パレード(十三団体六百五十人)でも途中二カ所で例年とは
違う演出をし、盛り上げた。

 お祭り広場では太鼓演奏やフラダンス、バンド演奏など。特産品販売の出店も一日中にぎわった。
ほかに国道217号での落書き大会、バルーンパフォーマンス、ビンゴ大会などがあった。

「おりゃ!」押し合う山車 鶴崎けんか祭り

 大分市東鶴崎の剣(けん)八幡宮で二日、春祭りが開かれ、名物の「けんか祭り」では、鶴崎商
店街内で八年ぶりとなる「けんか山車」のぶつけ合いがあった。

 商店街がある国道197号が歩行者天国に。みこしとともに、サカキを飾った五基の山車が練り
回った。

 山川地区と国宗地区の山車が、土台部分に組んだ丸太をがっちりかみ合わせ、「けんか」の開始。
太鼓や「おりゃ、おりゃ」の掛け声に合わせて力いっぱい押し合った。丸太がきしむ音や男衆の荒々
しい息遣いに、沿道から歓声が上がった。

 夕方からは鶴崎公園グラウンドで、それぞれの山車が迫力あるぶつかり合いを繰り広げた。

無病息災の湯 みこしに掛け 別府八湯温泉まつり

 別府八湯温泉まつり(別府まつり協会、大分合同新聞共催)二日目の二日、歩行者天国のJR別府
駅前通りで「湯かけまつり」などを開催。多くの人でにぎわった。

 「湯けむり総パレード」には二十八団体・約七百人が参加。みこしや音楽隊などが通りを練り歩い
た。「ふれあい仮装温泉おどり」には約五百人が参加。審査の結果、「花さかじいさん」の姿で登場
した市民踊連盟が優勝した。

 別府八湯の湯をみこしに掛け、無病息災を願う「湯かけまつり」。「わっしょい、わっしょい」と
威勢のいい掛け声とともに通りを駆けるみこしに、沿道やステージから湯を浴びせた。

 「お楽しみ抽選券」の当選番号が決まった。賞品の引き換えは五月末まで。
市観光協会(TEL0977・24・2828)で受け付ける。

▽一等(デジタルカメラ)48649、27273、03395、33439、43727
▽二等(商品券)=下四けた=8217、4643、1579、0184
▽三等(図書カード)=下三けた=639▽四等(ノート、タオル)=下二けた=75、81

[2006年04月03日08:30]

393もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/11(火) 20:30:40
天ヶ瀬素人一座40年 温泉街のエネルギー源 若手熱演9日公演 「地域に結束力」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/20060407/20060407_002.shtml

 大分県日田市の天ケ瀬温泉街にある天瀬中央公民館で9日、恒例の「素人芝居」が開かれる。
春本番を前に地元観光を盛り上げようと、町商工会青年部のメンバーが毎年、舞台に立つ。今
年は40周年の節目を迎え、連夜のけいこは一段と熱気を帯びている。

 「血相変えてどこ行くつもりでぇ」「友造の敵討ちだ」。メンバーは20、30代を中心に
した約30人。練習は午後8時すぎから始まる。東京などで活動する旅芝居一座「橘劇団」の
役者らの指導を受け、殺陣(たて)やせりふの点検に余念がない。

 土産物店経営、田代信二さん(43)は、父・賢一郎さん(68)の演技にあこがれ、20
年前から舞台に立つようになった。5年前には息子も子役で出演し、親子3代で芝居にかかわ
っている。田代さんは「素人芝居には人情や手づくりの魅力がある。伝統文化として、次の世
代に引き継ぎたい」という。

 天ケ瀬温泉は1990年代前半から、不況の影響もあり各旅館とも厳しい経営を迫られてい
る。ピーク時には40人ほどいた青年部員も今では17人に減少。照明や音響など、裏方はOB
や女性に加勢してもらい、何とか切り盛りしている。

 青年部長の半田浩二さん(38)は「1つの芝居を仕上げることで、地域の結束力が生まれる。
お客さんから笑顔や拍手をもらうと、また来年もやろうと思う。そこから、地域づくりのエネル
ギーも生まれる」と話す。

 公演は9日午後1時、同6時からの2回。それぞれ、剣劇「江戸の朝霧」、人情劇「北海に叫
ぶ兄弟」を上演する。入場無料。問い合わせは、
あまがせ町観光協会=0973(57)2166。

 =2006/04/07付 西日本新聞夕刊= 2006年04月07日17時24分

394もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/11(火) 20:32:22
山鹿温泉祭
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=8504

山鹿市で、温泉の恵みに感謝する温泉祭が、8日から2日間の日程で始まった。
祭りは、薬師堂で温泉に感謝する祈祷祭という神事で幕をあけ、地元の人が
『湯寿の舞』を披露、8日の一番のお湯を笹につけ、訪れた人たちの頭上で振り
健康を祈った。そして薬師如来のみこしを先頭に御幸行列が行われ,商店街を練
り歩き祭りを盛り上げた。9日は、スッポン料理3000人分の振る舞いや、綱
引きなどが予定されている。

395もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/11(火) 20:32:55
温泉施設に強盗 04/10 11:53
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/003251.html

昨夜遅く福岡県古賀市の温泉施設にナイフを持った男が押し入り、
現金54万円を奪って逃走しました。

警察は強盗事件として逃げた男の行方を追っています。

きのう午後11時過ぎ古賀市薬王寺の日帰り温泉施設・偕楽荘で当直
の従業員が隣接する自宅から戻ったところ、施設内に男が侵入し室
内を荒らしていました。

男は従業員に気づくと果物ナイフを突き付け、事務所の金庫から売
上金およそ54万円を奪い、従業員をひもで縛って逃走しました。

逃げた男は年齢20代から30代サングラスをかけて顔を白いタオルで
覆い、灰色の作業着を着ていたということです。

従業員にケガはありませんでした。

警察は、施設の閉店後を狙った強盗事件とみて逃げた男の行方を追っ
ています。

396もぐさ:2006/04/21(金) 21:04:44
ホールにギャラリー/さつま・湯田区営温泉
常連客ら作品展示
http://www.373news.com/2000picup/2006/04/picup_20060417_7.htm

 丹精込めたコチョウランに竹細工、巨大なスズメバチの巣−。さつま町湯田の宮之城温泉街に
ある公衆浴場「湯田区営温泉」の玄関ホールには、常連客らが持ち寄った自慢の花や手作りの工
芸品などが並ぶ。“温泉ギャラリー”は「身も心もきれいになる」と入浴客に評判だ。

 区営温泉は昨年10月、29年ぶりに建て替えられオープンした。鹿児島洋蘭会のメンバーで、
近くの滝田寿彬さん(66)が手塩にかけたさまざまな種類のランを飾ったのがきっかけで、他
の常連客も花やヒョウタン、竹とんぼや竹炭などの手作り作品を持ち寄るようになった。

 20年ほど前からランを栽培している滝田さんは「展示会は鹿児島市などで開かれることが多
く、なかなか出品が難しい。せっかく咲いた花を自分だけで楽しむのはもったいないので、温泉
で大勢の人に見てもらえるのはうれしい。玄関が吹き抜けで明るいのも展示に向いている」と喜
ぶ。

 毎日入浴に来るという近くの遠竹キミエさん(80)は「きれいな花が多く、ありがたい」。
温泉を管理する得永明弘さん(53)は自らも花を育て玄関を飾る。「毎日2キロ歩いて温泉に
通ってくるお年寄りが、飾ってほしいとマンリョウを持ってきてくれたこともあった。きれいな
花があると、湯上がりの会話も弾むようだ」と話した。

397もぐさ:2006/04/21(金) 21:05:18
お年寄りに温泉宅配サービス
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=8587

15日お年寄りを対象に阿蘇市で温泉の宅配サービスがおこなわれた。温泉の宅配サービスを
したのは、阿蘇青年会議所内にある地域交流委員会のメンバー15人。宅配は、阿蘇市一の宮
町にある温泉スタンドから3台のトラックを使って3,600トンの温泉をタンクに載せ、阿
蘇市に住むお年寄り19軒の家庭に宅配した。この温泉宅配サービスは1996年から始めて
いたが、その後中断。阿蘇市の合併をきっかけに今回、復活したもの。それぞれの家の浴槽に
50度前後の温かい温泉が入れられると、お年寄り達は嬉しそうに温泉気分に浸っていた。今
後は、温泉宅配事業として継続しておこなうということ。
2006-04-16 12:06:25

398もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/25(火) 14:49:46
温泉健康法
温泉の知識あれこれ(1) 温泉の禁忌症
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/kenkouhou/20060425tb03.htm

温泉にも入ってはいけない症状や時期がある

 温泉療養は転地による気候、環境と温泉入浴の刺激を利用した療法ですから、
その刺激に反応を起こす余力を失っているような高齢者や、消耗性疾患の患者さ
ん、またわずかの刺激に対しても過大な反応を起こす人には禁忌となります。

 具体的な禁忌症は、次の通りです。

(1)急性感染症
 温泉地に滞在中に発熱した場合は、解熱後2日経てから温泉浴をします。

(2)安静を必要とする時期
 病後の初期、関節リウマチの急性期、ギックリ腰など腰痛の急性期、ねんざ、
 くじきの初期は1、2日冷やした後など、急性期を過ぎてからの温泉浴が有効です。

(3)ガンなどの悪性腫瘍
 医師の判断によります。

(4)代償不全の心臓疾患や腎臓疾患
 医師の判断によります。

(5)出血性素因

(6)腹水や黄疸を伴う肝硬変

(7)その他、一般に病勢の進行中の疾患などです。

 また、重症ないし監督者の付かない精神疾患、発病後間もない脳血管障害、大血管の
動脈瘤、著しい高血圧、重症糖尿病、出血直後の胃・十二指腸潰瘍なども禁忌となりま
す。

 なお他人に感染させる恐れのある疾患は、公衆衛生上禁忌とします。

 ある種の疾患は急性期を過ぎてからか、あるいは病状が落ち着いた後に利用すると回
復が早い場合があります。

 たとえば心筋梗塞の場合、発作後3か月以上経過したら温泉療養を始めます。

 この場合、泉質は刺激の少ない単純泉か、硫酸塩泉などを選び、温泉地も樹葉の多い
平地か、標高が500メートルまでの場所を選びます。脳卒中も室内歩行を開始して入
浴を始めたら、温泉療養をすると良い結果が得られます。

 温泉地療養は、温泉の泉質にかかわらず総合的生体調整作用によるものです。病状に
よっては温泉水の薬理作用から、飲泉する場合には泉質の禁忌症があることを知る必要
があります。

 腎臓疾患、高血圧、むくみのある時期は、塩化物泉、ナトリウムー炭酸水素塩泉の飲
泉は控えます。

 甲状腺機能高進症のときは、ヨウ素を含む温泉水は飲めません。下痢のときは二酸化
炭素泉、硫黄泉は飲めません。

旅行読売5月号より

(2006年4月25日 読売新聞)

399もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/25(火) 14:51:36
温泉ホテルに“健康大学”
長野9月オープン 療養のコツ低料金で
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060425ik02.htm

 リゾートホテル内の温泉施設を健康づくりの拠点としてリフォームし、宿泊者以外にも
低料金で開放する計画が進められている。

 医師などが常駐し、利用者は温泉療養のコツについてアドバイスを受けることができる。
今年9月のオープンを目指している。

 この計画は、経済産業省所管の社団法人、民間活力開発機構(東京)が進めている「健
康づくり大学・北アルプスキャンパス」構想。長野県大町市にあるリゾートホテル「くろ
よんロイヤルホテル」(73室)で行われる。

 健康づくり大学は、参加者が温泉地に滞在し、医師や看護師から温泉療養のコツなどを
学ぶ、健康増進と生涯学習を組み合わせた取り組み。昨年9月、草津温泉(群馬県草津町)
などで始まり、今年度も岩手県・湯田温泉峡、山梨県・石和温泉郷など8県の計11地域
で行われる予定だ。

 これらは“期間限定”のキャンパスであるため、年間を通して参加できる常設キャンパ
ス構想を検討。そこへ、くろよんロイヤルホテルを経営している関西電力のグループ会社、
関電アメニックス社(大阪市)から「社会貢献の一環として、ホテルの温泉施設などを開
放したい」と申し出があった。

 同ホテルには、源泉52度の弱アルカリ性低張性高温泉が引かれ、温泉施設のほか、屋
内温水プールなどがある。これらは現在、宿泊者用の施設として利用されているが、温泉
施設部分をリフォームし、宿泊者以外にも開放する。

 温泉の蒸気を浴びることができる施設や健康食レストランを整備するほか、敷地内のゴ
ルフ場の周りに全長3・4キロの遊歩道を設ける。リフォーム費用(約1億円)はホテル
側が負担するという。北アルプスキャンパスの日帰り利用料金は1000〜2000円程
度に設定する予定だ。

 同機構理事長の里敏行さんは「温泉を活用した健康づくりという趣旨に、企業が賛同し
てくれた。モデルケースとなるように運営し、将来はこうした施設を各地に設けていきた
い」と話している。

(2006年4月25日 読売新聞)

400もぐさ ◆444/y93CDE:2006/04/30(日) 00:25:55
川湯で6月サミット 温泉と医療、女性テーマ 「観光カリスマ」後藤さんも  2006/04/27 09:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060427&j=0025&k=200604273231

 【釧路】釧路管内弟子屈町の川湯温泉で六月三、四日に開かれる「源泉かけ流し温泉サミット」に、
国交省選定の「観光カリスマ」で熊本県黒川温泉・新明館代表取締役の後藤哲也さんなど全国の著名な
温泉関係者がパネリストとして参加することが決まった。同サミット実行委が二十六日、釧路市内で発
表した。

 後藤さんは、独創的な露天風呂と素朴な街並み整備で、かつて閑散としていた黒川温泉郷全体の活性
化をリードし、「癒やし空間演出」の名人として知られる。

 パネリストはこのほか、宮城県東鳴子温泉の旅館大沼代表取締役で、新時代の湯治を提案している大
沼伸治さん、観光の経済効果を調査している日本交通公社研究員の川口明子さん、弟子屈町の医師石井
正憲さんら計七人。「温泉と医療」「女性と温泉」をテーマに討論する。

 また、札幌国際大学の松田忠徳教授(温泉学)が「温泉利用と温泉保養地の可能性」と題し基調講演
を行う。

 サミットは、一昨年の偽温泉騒動で本物志向が強まる中、全国の源泉かけ流しの温泉地が、内外に良
質泉をPRしようと昨年から始め、今回が二回目。

 問い合わせは川湯温泉観光協会(電)015・483・2255へ。

401もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/01(月) 23:19:52
雲仙温泉街 花いっぱい 14日までイベント
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/minami/20060501/20060501_001.shtml

 温泉街を花で飾る「花祭(はなさい)UNZEN2006」が、雲仙市小浜町の雲仙温泉街で
始まった。14日まで。色鮮やかな花を咲かせたパンジーやカーネーションなどのプランター
約300個が道路沿いに並んでいる。

 雲仙温泉街の魅力アップを目指し、雲仙観光協会などがつくる実行委員会が主催。7回目とな
った今年は、主に島原半島内在住の約300人が草花をプランターに植えて参加した。

 プランター内に紙製のこいのぼりや動物の人形を飾り付けたものもあり、観光客を楽しませて
いる。

 12、13両日はミヤマキリシマ見学ツアー、14日はカーネーション農家を訪ねるツアーも
ある。

 花祭UNZEN実行委=0957(73)2233。
=2006/05/01付 西日本新聞朝刊=
2006年05月01日11時22分

402もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/08(月) 15:10:24
宮崎県の温泉施設再建へ 沖縄教育出版、三セク全株取得
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13398-storytopic-4.html

 健康食品や化粧品などの通信販売を手掛ける沖縄教育出版(那覇市)の川畑保夫社長(58)が、
宮崎県都城市の温泉宿泊施設「ウエルネスグリーンヒル」を経営する同市の第三セクター「都城健
康の森」の社長にこのほど就任し、経営難に陥っていた同社の再建に乗り出した。川畑氏は都城出
身で、「感動をテーマに環境や健康、食などの地域の特産品を体感できる施設を目指したい」と意
欲を語っている。

 都城市が昨年10月に行った経営改善のアイデア公募に、沖縄教育出版が経営参画を申し出てい
た。健康の森は4月25日の臨時株主総会で長峯誠社長(市長)の後任に川畑氏を選出し、経営権
の移譲を決めた。
 発行済み株式1900株は川畑氏にほぼ無償で譲渡。市保有の1500株(額面一株5万円)は
一株1円で、地元銀行や民間企業の残り400株も一株0―1円で譲渡し、経営から撤退した。
 土地、建物は今後も市が所有し維持管理を担う「公設民営」の形態となる。川畑氏は「3千―5千
万円程度増資し、宿泊施設やレストランを充実させる」と話している。年商4億円、経常利益3千万
円を目指す。
 今月8日から改装のため休業、6月1日に営業再開する。施設名を「神々のふるさと湯」に変え、
従業員の雇用は継続する。
 「グリーンヒル」は市民の健康増進を目的に1999年10月、総事業費26億6千万円をかけ
て開業。プールやジムなども備えるが、市街地から遠いことなどから客足が伸びず、今年2月期の
累積赤字は9600万円と資本金を上回った。
 健康の森は都城市から指定管理者の指定を受けており、自治体が三セクの全株を民間に譲渡し経
営再建を図るのは宮崎県でも初めてという。

掲載日時 2006-5-6 11:42:00

403もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/15(月) 12:48:08
早くもホタル羽化 九重町・宝泉寺温泉 27日から祭り
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/photo/20060512/20060512_001.shtml

ホタルが舞う温泉街として知られる九重町の宝泉寺温泉で、早くもゲンジボタルが
羽化し始めた。同温泉で約40年間、ホタルの養殖に取り組んでいる旅館経営、矢野
義馬さん(72)が8日夜、幼虫を放流している旅館裏の谷で見つけた。

 体長約1.5センチのオスで「地球温暖化のためか、5、6年前から羽化が早くな
ってきている。ホタルが舞うピークは6月中旬ごろ」という。例年、1000匹以上
の乱舞が見られるというが、昨年7月の水害で養殖していた幼虫の多くが死んだため
「今年は少ないかもしれない」と矢野さん。

 同温泉では恒例の「ほたる祭り」が27日から7月1日までの毎週土曜日に開催さ
れる。郷土芸能やホタル鑑賞バス運行などが予定されている。
町商工観光課=0973(76)3150。
=2006/05/12付 西日本新聞朝刊=

404もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/15(月) 12:48:41
温泉利用し生ごみをたい肥に
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2006051231733

 村上市の瀬波温泉連絡協議会(高橋俊男会長)は、旅館やホテルなどから出る生ごみを
源泉の熱を利用した堆肥(たいひ)づくりをスタートした。生ごみ処理費の軽減とともに
自然に優しい活動への取り組みで観光地のイメージアップを図る狙いだが、将来的には堆
肥を使った農産物を提供することで、観光客にアピールすることも考えている。

 源泉は95度以上。源泉の熱を使って90度まで温めた水をポンプで生ごみ処理機に送り熱
源にする。60度ほどの熱で1日かけて生ごみをかき混ぜ水分を蒸発させた後、ビニールハ
ウスに移し発酵。1、2カ月ほどで粒子の細かいたい肥が完成する。

[新潟日報 05月12日(金)]
( 2006-05-12-15:24 )

405もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/15(月) 12:49:14
人吉温泉 湯量減少や湯温低下 審議会で原因調査、保護策検討
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060512200010&cid=main

 人吉市内の温泉施設で、湯量の減少や湯温の低下傾向が続いている。危機感を深めた市は、
福永浩介市長の諮問機関として「人吉温泉保護適正利用審議会」(田口善胤会長)を設置。
原因の解明と保護策の検討を進めている。

 審議会は、市内の温泉経営者らが湯量の減少を訴え、保護策を求めたことなどを受け、
三月に発足した。市と温泉旅館や公衆浴場の組合、観光協会代表などの十六人で構成、
二カ月に一度のペースで会合を開いている。

 市が審議会に報告した統計によると、市内の泉源数は一九九二(平成四)年の五十五カ所
(うち未利用二十四カ所)から、〇五年には七十八カ所(同十六カ所)に増加。全体のゆう
出量も毎分約三千リットルから八千リットル近くまで増えている。

 しかし、一軒当たりのゆう出量は五、六年前から減少が目立つ。市が昨年実施したアン
ケートでは、十三施設が掘削時よりも湯量が減ったと回答。湯温についても十二施設が下が
ったと答えた。旅館などが集まる中心部の九日町や温泉町で、その傾向は強いという。

 多くは昭和初期ごろ、竹を使った工法「上総掘り」で掘削。掘った穴が老朽化したため湯が
出にくくなったとの見方もあるが、機械による掘削でも同じ現象はみられる。市は「泉源の
増加による過剰なくみ上げが、湯量減少などの原因と推定される」と報告している。

 委員の一人、日本地質学会員の原田正史さん(同市)は、球磨盆地の基盤を形成する地層の
すき間に染み込んだ水がマグマで熱せられ、人吉温泉の泉源になっていると説明。「揚水量が
染み込む水の量を上回り、泉源の供給が追いついていない」と指摘する。

 市は将来考えられる保護策として(1)地区ごとに泉源を集約し、グループでの管理により
湯量を規制する(2)未利用泉源を廃止する―などを提案。ただ、現時点で原因を特定できる
データは少ないため、審議会では、源泉ごとの定期的な測定や一帯の地質の分析など本格的な
調査を検討している。

 事務局の市観光振興課は「温泉は人吉観光の目玉。現状には危機感を持っている。原因を明
らかにした上で必要な対策に取り組み、温泉を守っていきたい」と話している。(中村勝洋)

406もぐさ ◆444/y93CDE:2006/05/15(月) 12:49:46
高齢者事故防止へ奇策 交通講習受け温泉旅行!? 受講者アップへ福岡県警
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20060512/20060512_007.shtml

 抽選でペアの温泉宿泊券をプレゼントします―。増加の一途をたどる高齢者の死亡事故を
抑止しようと、福岡県警がこんな「奇策」に乗り出す。交通安全の講習を受けた高齢者が対
象で、温泉のほか商店街の買い物で割り引き特典も。あの手この手の特典作戦で「受講者を
例年の10倍に増やし、事故防止につなげたい」と意気込むが、果たして効果やいかに。

 県警交通企画課によると、今年に入り、県内の交通事故死者数は11日現在で104人
(前年同期比20人増)と4年ぶりに増加に転じた。このうち65歳以上の高齢者が47人
(同11人増)と半数近くを占める。横断歩道でない場所の横断や一時停止を無視した車の
運転など「交通ルールを十分理解していないケースも目立つ」という。

 県警は交通安全への意識啓発を重視し、2001年から04年の間、県交通安全協会と共
催で高齢者を対象とし、集中的に講習会を実施。抽選で3人に5万円の商品券が当たる特典
を付けるなどしたが、県内約99万人の高齢者のうち、受講者は毎年3万人前後にとどまり、
期待外れに終わった。

 このため、県警は「高齢者には温泉好きが多い」と、特典を温泉旅館のペア宿泊券(50
組分、総額100万円相当)にグレードアップ。さらに、博多署と飯塚署は担当者が地元商店
街と交渉し、受講者に渡す講習カードを提示すれば、商品を5%割り引いてもらうなどの協賛
を取り付けた。

 一方、講習会を受ける機会を増やすため、ボランティアによる講習指導員制度も導入。県内
の各小学校区に2人以上を指導員に指定し、地域で講習会を開きやすい態勢を整えた。交通企
画課の小坪哲成管理官は「高齢者の方々には、講習受けて、温泉を楽しんで、元気に長生きし
てほしい」と話している。

=2006/05/12付 西日本新聞夕刊=
2006年05月12日13時42分


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