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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

308もぐさ@菊千代 ◆444/y93CDE:2006/01/06(金) 14:48:36
「勝ち組」は湯治
2006年01月04日 松田忠徳
http://www.asahi.com/travel/onsen/0104.html

 鎌倉時代ごろから、”経験温泉学”的に湯治の1単位は1週間とされてきました。
人間の生体リズムは湯治の開始からほぼ1週間で回復することが現代医学で解明さ
れていますから、日本人の温泉学はなかなかのものです。

 ただし、現役世代にとって、1週間という日数を湯治に割くことは難しいことで
しょう。仮に2,3泊のプチ湯治でも、湯治の意味を理解し、温泉と積極的に向き
合う気持ちさえあれば、心身を再生することは可能だと考えています。温泉の主な
作用として、次の3点が挙げられます。

 (1)温水による温熱作用(2)温泉が含有している鉱物質やガス体による理化
学的、生物学的作用(3)転地による気候の作用

 たとえば2泊3日程度の湯治では、主に精神的な面での癒しが中心となるでしょ
う。激務をこなし、ストレスに晒(さら)されるなかで疲れ切った心身を解きほぐ
す。そして疲労をためない、疲労のもとをつくらないことで、元気に仕事に向かう
ためのからだのコンディションを整えるのです。それは取りも直さず病気にかかり
にくいからだにする、つまり免疫力を高めることなのです。

 前回、企業の「湯治休暇」の夢物語をちょっと書きましたが、現在の日本では実
現不可能でしょう。当面、私たちビジネスパースンが心しなければならないことは、
企業に使い捨てられないようにすることです。心身の不健康なビジネスパースンが
使い捨ての対象になる時代が迫っています。健康管理能力も資質の一つになったの
です。

 温泉で交感神経と副交感神経、つまり自律神経のバランスを整え免疫力を高める
ことが、プチ湯治の最大の目的といっていいでしょう。

 2泊3日なら、週末の金曜日か月曜日に休暇を取れば比較的簡単に湯治に向かう
ことができます。首都圏からであれば、2,3時間もかければ一級の温泉がいくつ
もあります。

 こんなプチ湯治が年に最低2,3回実現できれば、日々、見違えるほど元気でい
られるでしょう。特にストレスの影響を受けやすい胃腸の調子が整ってくるはずで
す。湯治中は粗食に徹してください。食べすぎは不健康のもとです。地球が沸かし
てくれた温泉が心身にとっての何よりのご馳走なのです。

 そんな余裕をもてる、頭を切り替えてじっくり休養できるビジネスパースンこそ
が、今風にいう「勝ち組」ではないかと、私は思います。


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