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羽根の舞う空
8
:
燐
:2011/08/22(月) 12:16:28 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
コメします。
まだ・・少ししか読んでませんが・・頑張ってください!!
9
:
湖蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/08/23(火) 16:07:36 HOST:i60-42-229-36.s41.a021.ap.plala.or.jp
>>燐様
初コメありがとうございます。
すこしだけでも読んで貰えれば作者として、とても光栄です^^
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
小さな足音と共に、見月が近付いてくる。やれやれ、という疲れ切った表情を見せるが、どこか笑っているのが見て分かる。
ふと見月の小さな手が希に触れようとしたとき一一、銃声が薄暗い廊下に鳴り響き、一回目の銃弾が見月の肩を貫く。
「希姉が珍しい奴にやられてるようで負傷か?」
銃を玩具のようにクルクルと回しニヤリと笑う少年がいると思えば、銃をもう一度発射する。
見月は肩を押さえながら表情を歪ませ「防御壁(シールド)」と呟き銃弾をカバーすると、銃弾がコロン、と言う静かな音を立てて床に転がった。
茶髪と黒髪が混ざったような奇妙な髪色をして首までのばしていて右目がオレンジ色の瞳をし、左目が秋のような茶色の瞳のオッドアイの瞳、白いYシャツにネクタイ無しで黒いズボンをはき、首元にネックレスの代理としてつけられた闇中等部生徒会生徒会長と書かれたバッジをした少年、月地 流人(ツキジ リュウト)は、勝ち誇ったように笑顔を浮かべ「何? 希姉、喋れんの?」と問い掛ける。
希は不愉快そうな表情を見せるも、見月とよりは増しに「……大丈夫、何とかだが」と呟く。
「星月希様。はい、包帯です。念のため月地流人様が持っていけ、とおしっしゃられましたので」
高い品のある声の持ち主、龍神 琴音(リュウガミ コトネ)は、ウェーブの掛かった白銀の髪を揺らし、希に近付いてくる。金色の瞳をジッと、希にむかせていて、白い大きなコートは琴音にはぶかぶかであるがしっかりと着ていて、コートの中にはワンピース型の、赤いリボンの付いた制服を着用していて、首には、黒いリボンをしていてリボンの中心に中等部生徒会会計と書かれたバッジをしている。
10
:
ライナー
:2011/08/23(火) 21:56:34 HOST:222-151-086-013.jp.fiberbit.net
お初にお目に掛かりますライナーです^^
小説拝見いたしました!文章力が高いですね……よほどの書き手とお見受けします。
情景の書き方がとても引き込まれました!どんな勉強法をしているのやら……羨ましいです^^;
ファンタジー、戦闘、シリアスの3つですか……組み合わせとしては悪くないと思いますよ。
まあ、シリアスな物はメリハリを付けづらいので、シリアス感を崩さない落ち着いたギャグを盛り込むと面白くなるでしょう!(とか何とか評価しながら自分の小説がゴミですが)
落ち着いたギャグ、例えば…
例文
昼間っからケンカを吹っ掛けてくるチンピラに出くわすとは……まあ、夜中に吹っ掛けられた場合、門限切って御袋のカミナリが落ちるからな、まだ良いだろう。にしてもその事を考えるだけで血の背が引くぜ。
とまあ、こんな感じです。僕の文章力はこの程度なので、参考に出来る範囲で参考にしてください(笑)
11
:
湖蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/08/24(水) 18:25:27 HOST:i60-42-229-36.s41.a021.ap.plala.or.jp
>>ライナー様
初めまして! 初コメありがとうございます!!
文章能力なんて、私はまだまだですよ。もっと上手くなったらなぁ、って思うことがたくさんありますから。
アドバイスの方、ありがとうございます!
なかなかギャグというものが私には書けないので、とても参考になります!
アドバイスを使わせて頂き、より良い小説にしていきたいと思っているので宜しくお願い致します!!
12
:
湖蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/08/25(木) 20:25:11 HOST:i60-42-229-36.s41.a021.ap.plala.or.jp
見月がふとため息をつく。するとくるりと見月は希達に背を向けると「三対一……、いや、二対一は不利ですから帰ります」と言う。
普段通りの笑顔を浮かべて顔だけを振り向かせると「あなた達も寮に帰るべきでは?もうすぐ門限ですよ。寮監、厳しいですしね」と言う。
希がハッとしたように、壁に付いていた時計に目をやると時計の針は九時を指していた。門限は九時三十分。希は琴音にさきに生徒会室に行くように指示していると、いつの間にか見月は消えていて代わりに、サラサラとした腰より5cm程度短めのすこし癖のついた髪に、薄い水色の瞳をして左目には眼帯をしていて、白いYシャツに青いネクタイ、青いズボンをはいていて制服の上から白衣を着ている、胸元には光守護者(ガーディアン)リーダーと書かれたバッジをした、希にあり得ない程そっくりな少年、麻枝 望(マエダ ノゾム)が立っていた。
「あっれー……。さっきここにいるって見月言ってなかったけ?」
金髪をサラサラと揺らしながらあたりをキョロキョロと見回すと、ひんやりとした冷たい視線を望に送る希に気付いた。
流人は、深くため息をつくと「希姉、先に生徒会室行ってたら?」と静かにいう。そんな事に望は気付いていないのか、ゆっくりと希と琉人に近付いていき「血跡、か。これは、見月のか……、ね……いや、星月さんのか」と途中で一度詰まりながら怪しく問い掛けてきた。
* * * * * * * * * *
初めて“ズレ”を感じたのは、中学二年生の頃でした。
どこともなく、私は敵になることになりました。
ブルーローズ(青薔薇)に、私は中二まで所属していました。青薔薇の花言葉は、“有り得ないこと”、“奇跡”などある。
ブルーローズは闇にも光にも所属しない、“中心”と言うことで活動していて、ブルーローズの活動目的は闇と光の争いを沈めること。どちらかと言うと光と同じようなもので平和を求める者が多い。
ローズブルーの会長である、レアリィさんは気高いお嬢様のような人でした。しかし途中から可笑しくなっていっているような気がしました。私はそれを注意したのは間違っていたのでしょうか?
最近私は、“心”というものが無くなってきました。
* * * * * * * * * *
「行こう、希姉」
「希……姉?」
流人が呼んだ希の名前にピクリと望の肩が揺れる。流人は疑問を持った表情をしながら「そりゃ義理でも希姉の弟だし、同じ闇のメンバーだから弟名乗れるし、そんな疑問持つことじゃないよな……?」と静かに問い掛けるような形になるも相変わらず不思議そうなものを無理もない。
13
:
胡蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/08/28(日) 18:58:55 HOST:i60-42-229-36.s41.a021.ap.plala.or.jp
最近は更新が進んでいなくて、申し訳ないかと思います。
何とか更新出来るよう頑張っていきたいですが、2作品目を作ろうかなぁ、と考えております。
今度は平和な感動的ストーリーを書きたいなぁ、て思いまして。
コツコツ更新していきたいと思いますが、これからも宜しくお願いします。
14
:
胡蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/09/08(木) 21:34:13 HOST:i223-217-153-244.s41.a021.ap.plala.or.jp
「あっと……、ええ。そうですね、義理の……弟ですもんね」
望はどこか曖昧な表情を浮かべると「これは、光の生徒会が実行したこと?」と希がキッと望を睨みながつげる。流人は止めるような表情をするも、小さくため息を付いて呆れたように苦笑しながら止めるのをやめ、希と望を見つめる。望は「いいえ。これは誰が実行したかは不明……、しかし光の生徒会が便乗したのは間違い無い」と素っ気なく言うと、空間移動(テレポ-ト)で一瞬に消えると、入れ替わりに、艶のある黒髪を肩までのショートカットにして白いリボンを付け、赤黄色の瞳をして黒いケープの下に白いYシャツ、黒いプリーツスカートをはき闇情報統括組織リーダーとかかれたバッジをした少女、希咲 雪海(キサキ ユキミ)が立っている。
「……会長殿。生徒会役員全員帰宅完了。以上、残りあなた方と私の三名になりました。以上です」
静かにそういうと、足音もない無音でゆっくりと廊下を雪海があるいていく。
「希姉? 何すか、あいつ(望)は。やけに希姉に興味持ってたけど……」
「何でもない。ただたんにこちらの情報と相手側の情報を交換したいだけだ」
何事もないように静かに告げる。カツリカツリ、と小さな足音が廊下に響き渡った。
「闇と光………くだらない」
*Next story†第一章 風が舞う空*
15
:
胡蝶 望愛
◆ptZpvaYoVY
:2011/09/09(金) 22:43:40 HOST:i223-217-153-244.s41.a021.ap.plala.or.jp
*第一章†風の舞う空*
「もう、秋だな……」
生徒会室で窓際に立ち、窓の外を見つめる。ひらひらと風で空を舞う木の葉を見つめながら微かに秋になる景色を見る。はぁっと深くため息をつくと「ええと……体育祭と文化祭か………」と資料に目を落とす。
「失礼します。光情報統括組織、そして守護者リーダーを兼ている、星……麻枝望ですが」
「ああ……貴様か。で、光が何のようだ」
「もちろん、もうすぐある体育祭と、文化祭のお話です」
「……僕は去年も一昨年も体育祭と文化祭には出席していない。光で決めて貰って構わないが、決まった場合、僕達に報告することが最低条件だ」
「ああ………そうですか」
希と望の会話は必要最低限のことしかされなくて、第三者から見ると双子の姉弟にも見える。しかし姉弟には対応からは見て取れず、喧嘩をしている仲の悪い姉弟っぽい。希は望が帰るものだと思い込み、再び視線を窓の外にうつすが「……星条さんは、何故事実を隠そうとするのでしょうか?」と望が問い掛けると、視線を望に戻しひんやりとした冷めた口調で「何のことだろうか? 俺は事実を隠そうとはしない、隠さない。だって……それが唯一の対処法、だろう?」と言い放ち、ジッと望を見るが睨む訳ではない。
「そうでしょうか……。それはあなた自身があの時のように傷付くからでしょうか? いいえ、違いますよね、あなたは、僕を守る為に仲間にまで嘘を付いているのでしょう?」
「何故俺が、敵であるお前を守らなければならない?そんな訳ないだろう」
「あなたは、いつまで頑張るつもりですか?」
「…………、私……は、もう頑張れていないわ。もう、良いでしょう……帰って」
希は望を睨むと、望はフッと消えた。
タイミングの良いことに「あー、まじ疲れるわ」と言いながらため息をつく流人が現れ、その横にはパソコンを首から紐で下げていて、薄紫色のショートカットの髪を揺らし、薄紫色の縁の眼鏡をかけた青目で、黒に白いポンポンの付いたケープを着て、膝丈まであるスカートを着用した少女、琥珀 宵(コハク ヨイ)が一緒にいた。それを見るとふんわりと笑顔が小さく浮かび上がって「流人、浮気?」と問い掛けると、流人は苦笑して「違うって。たまたまそこであってー……って、うぉ!?琴音ッ!?」と後ろに立っている少女、琴音の名前を呼ぶ。
「さてさて、浮気問題は後にしてくれよ。んーと、あとの重要な人は……」
「こーとーねー!! マジ勘弁、つか言い訳を聞けぇっ!!」
「そこー、うるさいわ。そこまで言うなら別れなさいよ」
実際に、琴音と流人は付き合ってはいるがあまり仲良しとも言えない二人で校内では知っている人も多い。相変わらず、と言う視線を浴びながら「やはり月地流人様はそういうヒトですね」と納得したように言い、カタン、と椅子を引き音を立てて席へ座った。流人は宵にあーだこーだと色々言い聞かせながら「流人君が声かけてきたんじゃん!」と文句を言いながら席に座り、カタカタとキーボードを叩きながら無言で画面を見つめている。
「もう良いから、会議始めるぞー……あ」
「どった(どうした)ー?」
「へ? ああ、ううん。何でも無い。じゃ始めるぞ」
そうやっと宣言すると、ホワイトボードに書かれた文字は“打倒光!! そして体育祭と文化祭”と書かれた。
ボーっと見る者も、真剣に見る者も様々ではあるが、違いが良く分かる。
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