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羽根の舞う空

14胡蝶 望愛 ◆ptZpvaYoVY:2011/09/08(木) 21:34:13 HOST:i223-217-153-244.s41.a021.ap.plala.or.jp

「あっと……、ええ。そうですね、義理の……弟ですもんね」

 望はどこか曖昧な表情を浮かべると「これは、光の生徒会が実行したこと?」と希がキッと望を睨みながつげる。流人は止めるような表情をするも、小さくため息を付いて呆れたように苦笑しながら止めるのをやめ、希と望を見つめる。望は「いいえ。これは誰が実行したかは不明……、しかし光の生徒会が便乗したのは間違い無い」と素っ気なく言うと、空間移動(テレポ-ト)で一瞬に消えると、入れ替わりに、艶のある黒髪を肩までのショートカットにして白いリボンを付け、赤黄色の瞳をして黒いケープの下に白いYシャツ、黒いプリーツスカートをはき闇情報統括組織リーダーとかかれたバッジをした少女、希咲 雪海(キサキ ユキミ)が立っている。

「……会長殿。生徒会役員全員帰宅完了。以上、残りあなた方と私の三名になりました。以上です」

 静かにそういうと、足音もない無音でゆっくりと廊下を雪海があるいていく。

「希姉? 何すか、あいつ(望)は。やけに希姉に興味持ってたけど……」
「何でもない。ただたんにこちらの情報と相手側の情報を交換したいだけだ」

 何事もないように静かに告げる。カツリカツリ、と小さな足音が廊下に響き渡った。

「闇と光………くだらない」




*Next story†第一章 風が舞う空*


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