[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ホワイト☆レザーソールI
1
:
燐
:2011/07/03(日) 13:39:57 HOST:zaqdb739c42.zaq.ne.jp
こん^^b私は燐といいます。
ここで、小説を更新するのは初めてです。
機会が会ったら見に来てください。
主人公と登場人物は、この小説を読んで感想をくれた方のみ
公開します。((ま、どっちみち見られるけどww
どうぞ、よろしくお願いします。
253
:
麻実
:2011/08/02(火) 19:11:25 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
デッド、ホワイト、頑張れ!!
254
:
明優
:2011/08/02(火) 19:18:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
戦いだ!!何か、燃えるww
私のトコにいっぱいコメントくれてありがとう☆
これからも見に来るね。
255
:
燐
:2011/08/02(火) 22:47:28 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>燃える!?
麻実>>ありがとう!
256
:
燐
:2011/08/03(水) 11:01:01 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、刀を取り出し、構えた。
『お前・・。刀だけで我と戦うと言うのか・・。面白いな』
「悪いか!私は、これで戦う!決めたんだ!」
『そうか・・。』
そうすると、ホワイトの前に、黒い竜が現れた。
「お前が・・・そうなのか・・。」
『そうだが・・。さぁ、戦いを楽しもう。』
ホワイトは、黒い竜に、刀を向けて、突進していった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
デッドは、腰から銃を取り出し、構えた。
「お前は・・銃を使うのか・・・。」
「それがどうした?」
「いや・・何でもないぜ。」
デッドの前に、白い虎が現れた。
「さ、俺を倒してみろ。お前の力を俺に見せろ。」
2人は、それぞれ、戦いを開始した。
257
:
燐
:2011/08/03(水) 11:43:46 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、黒い竜に襲い掛かった。
「はああああああ!!!!」
ホワイトは、声をあげて、黒い竜に、飛び掛った。
黒い竜は、よけた。
『お前の力は、そんなものか!我にふさわしくない!』
竜は言った。
「ふさわしくない・・?」
ホワイトは、刀に、気を集中させた。
『お前・・・。中々やるな』
竜は、口から衝撃波を出した。
ホワイトの刀は、光っていた。
「ヤツの・・弱点は・・何処だ・・?」
ホワイトは、考えてる間に、竜の攻撃をまともに喰らってしまった。
「くっ・・・。」
ホワイトは、ひざをついた。
「はぁ・・はぁ・・。」
『・・・。どうするんだ?我と戦うのは辞めるか?」
竜は、ホワイトに聞いた。
「いや・・・お前の力が必要なんだ・・・。その為には・・。」
ホワイトは、倒れた。
竜は、近づいた。
『お前は・・非常に諦めない強さと心も持つようだ。お前の
強さを見込んで、我が力を貸そう。』
竜は、そう言って、ホワイトの、右手の甲に入った。
258
:
燐
:2011/08/03(水) 14:13:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、白い虎と戦っていた。
「たしかに・・・伝説とあって強いな・・。」
デッドの吐息が乱れた。
「さぁ・・。もっと楽しもう!」
虎は言った。
「なら・・本気を出すか・・。」
デッドは、ふらふらしながら、銃を腰に戻した。
「ほう・・。本気を出すのか・・。なら俺は、今までなめられていたのか。」
デッドは、フードを脱いだ。
「デーモネ。あの虎を仲間にしたい。力を貸してくれるか?」
すると、デッドの白い髪から、何かが現れた。
それは、小さな悪魔だった。
全身が黒くて、頭に、シルクハットを被っていた。
「デッド様、私を呼ぶのは、久しぶりですね。」
「あぁ。そうだな。今度は、アイツを倒したいんだが・・。」
デッドは、虎に指を指した。
「分かりました。では。」
デーモネは、一瞬で、剣になった。
剣の刃は、黒く染まっていて、漆黒の闇のようだった・・。
「行くぞ。虎ぁぁぁぁぁ!!!!!!」
デッドは、声をあげ、虎に、向かった。
259
:
燐
:2011/08/03(水) 14:51:43 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、剣を構えて、虎に向かった。
ジャンプして、虎の頭を切り裂いた。
デッドは、不気味な笑みを浮かべた。
デーモネは、剣から変化をやめ、悪魔姿に戻った。
白い虎は、倒れた。
虎の頭から、血が流れている。
「お前・・・。何者だ・・・。」
デーモネは、デッドの髪に入り、デッドはフードを被った。
「俺は、悪魔使いのデッド・マイスターだ。」
「あ・・悪魔使いだと・・ま・・いい。俺は、お前に負けた。力を貸そう。」
虎は、デッドの右手の甲に入った。
260
:
燐
:2011/08/03(水) 14:54:57 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドのフードの秘密が分かりましたww
いや・・・悪魔が居たんですね・・。
デッドは、悪魔使いなんですが・・・。悪魔使いと言うのは・・。
悪魔を操り、僕にして、戦う。 みたいなw
感じです。
ここで豆知識ですが・・デーモネはイタリア語で「悪魔」といいます。
ま・・少し分かりにくいですが・・。
では。
261
:
燐
:2011/08/03(水) 17:16:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、目を覚ました。
そこは、「希望の高原」に居た。
手を見ると、「竜」の印が光っていた。
「何で・・光ってるの・・。って言うか、私・・。やったのか・・。」
その時。ホワイトの横に誰かが倒れてた。
「デッド!!大丈夫か!?」
ホワイトは、デッドの身体を揺すった。
「ん・・・。ホワイト・・か。」
デッドは、目を覚ました。
「デッド・・・。良かった。」
デッドの後ろに、白い虎が立っていた。
「お前は・・・。」
ホワイトは言った。
「俺は・・白い虎「ヴァイス・タイガー」だ。ヴァイスって呼んでくれ。」
「分かった。よろしくね。ヴァイス。」
「おい・・。何、馴れ馴れしくしてんだよ。」
ホワイトは、デッドに注意された。
「馴れ馴れしくなんてしてない!勘違いしないで!!」
「お前さ・・。前から思ってたんだけどさ・・。短気すぎじゃね?」
「うっさい!黙れ!」
「あー。怖い怖い。」
「ヴァイス。どう思う?デッドの事。」
「俺は、単に面白いヤツだな。って思ったんだ。」
と、ヴァイスが答えた。
「あと、お前は、ホワイトって言うんだな。その紋章・・「竜」か・・。
じゃ、お前は「スワイト」を僕とするのか・・。」
「スワイト・・・?あの竜の名前か・・・。」
「まあな。俺が呼び出してやろうか?」
ヴァイスは、ホワイトの手に牙を突き立てた。
「痛い・・・。」
血が少し飛び散った。
「ホワイト・・・!!」
デッドは、ホワイトの身体を支えた。
すると、ホワイトの手の甲から、何かが出てきた。
それは、実体化して、黒い竜になった。
『お前は。。ヴァイス・・。お前が、我を起こしたのか・・。』
スワイトは、明らかに怒っていた。
「お前を、召喚するには・・こうするしかないと思ってな。」
『・・そうか。ま、我は、お前みたいな争いを好まないタイプだからな。』
「スワイト。ヴァイスを許してやってください。もともと、私が頼んだのですから。」
ホワイトがそう言うと、
『分かった。ホワイト・・。我は、お前達の仲間になった。我に出来る事が
あれば、いつでも、呼んでくれ。』
そうホワイトに告げると、スワイトは、戻っていった。
「なら、俺も行くわ。」
ヴァイスが言った。
「スワイトは、あー見えて結構、真面目だしな。じゃ、消えるわ」
ヴァイスも、そう告げて戻っていった。
262
:
燐
:2011/08/03(水) 19:50:14 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「何だったんだろ・・。ホント・・。」
ホワイトは、言った。
「お前・・。俺のフード知りたいって言ってただろ?」
「うん・・。知りたいよ。今でも・・。」
「お前が、口づけをしてくれたから、特別に見せてやるよ。」
そう言って、デッドは、フードを脱いだ。
「く・・口付けって・・。私はただ・・。」
「デーモネ。出て来い。」
デッドがそう呼ぶと、デッドの髪からデーモネが出てきた。
「ひっ・・。何これ?悪魔?」
ホワイトは、デーモネの尻尾を掴んだ。
「誰ですか・・?私の尻尾を掴むのは・・!?」
「あ・・すみません・・。」
ホワイトは、尻尾を離した。
「・・!?貴方様は・・。ホワイト様でしたか・・。す、すみません。」
「えっと・・。何で私の名を知ってるんだ?」
「デッド様から聞きましたから、それぐらい知ってます。」
「そうなのか。」
「ホワイト様。私の事は、デーモネとお呼びください。では。」
デーモネは、デッドの髪の中に戻っていった。
263
:
燐
:2011/08/03(水) 20:20:41 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、ホワイトの横に座った。
「デッド・・・。どうかしたか?」
「・・・・・・。」
デッドは答えない。
「デッド・・?」
「ホワイト・・。ごめん・・。もう・・我満出来ない・・。」
「デッド・・。どう言う意味・・?はっ・・。」
ホワイトは、デッドに抱きしめられた。
「デッド・・辞めて・・。」
「辞めない。ずっとこうしていたい。」
ホワイトは抵抗している。
「デッド・・。何を悩んでる?」
「!?」
「悩んでるから・・私にすがりつくんだろ?」
「・・・・。そうだけどさ・・。何でお前は分かるんだ?」
「それぐらい・・分かる。私達は、血のつながったたった一人の肉親だろ?」
「そうだったな・・。俺達は、仲間でもあり、兄妹でもあるしな。」
「お前・・。私が好きなんだろ・・?」
「いきなり、なんだよ!?」
「なら・・私に誓えるのか・・?」
「お前の為なら、何でも誓う・・・!」
「そうか・・。なら、2つ誓えるか?」
「・・・・。あぁ・・。言ってみろ。」
「一つ目は、私とお前でこの世界を救う事だ。絶対だ。
二つ目は、お互い、絶対、何が合っても死なない事だ。」
「誓ってやるよ。お前にな。」
「ありがとう。」
「なら、俺からも誓ってほしい事がある。」
「いいよ。何?」
「・・・・。俺とこれからも居てくれるか?」
「もちろん。私達は、これからもずっと一緒だよ。」
「そうか。安心した。じゃ、これは、俺からのご褒美だ。」
デッドは、ホワイトの首元に、そっとキスをした。
264
:
燐
:2011/08/03(水) 20:31:50 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「ちょっ・・・。何するんだ!!!(怒)」
ホワイトは、怒鳴った。
「何したんだ・・!?」
ホワイトは、完全に怒ってた。
「なんだよ。悪いかよ。」
デッドは、ホワイトから離れて、すねた。
「ああ。悪いさ!こんな事して!ただで済むと思ってるのか!!」
「しょうがねーじゃん。俺・・お前が好きなんだからさ・・。」
「!?・・・。私だってデッドの事が好きだよ・・。でも!
今は、そんな事考えられない・・。」
「ホワイト・・・。」
「ごめん・・・。しばらくは一人にさせて。」
ホワイトは、何処かに行ってしまった。
265
:
燐
:2011/08/03(水) 20:35:58 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、ある意味積極的かも・・;;
ホワイトは、少し短気なんですね・・((これがwww
さ・・第1期が終わりに向けてクライマックスに近づいてきました!
これからが、本番です・・。
その後・・。闇市に行って・・。何かをして・・。
ホワイトとデッドとライトが、ある所に行きます。
では、今日の更新を終了しますw
266
:
麻実
:2011/08/03(水) 21:41:08 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
すいません!
今日は出掛けててました!
あ、悪魔…。
ありえへんわ…。
こわいw
ホワイトって以外に可愛いとこあるねww((失礼
では〜^^
267
:
燐
:2011/08/04(木) 12:51:25 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
麻実>>いいよw
悪魔・・・。予想してませんでした。
ま、デッドがフードを脱ぐと・・少し性格が変わりますねw
268
:
燐
:2011/08/04(木) 13:26:27 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、歩いていた。
まだ、体調は、悪いし・・。身体がだるい。
「そういえば、ライトの所に言って、「呪」の浄化してもらわなくては・・。」
ホワイトは、ふらふら歩きで、進み始めた。
一方・・・デッドは・・。
「何だよ。ホワイト・・。自分勝手すぎるだろ。」
デッドは、腹を立てていた。
「俺だって・・。お前の力になりたいさ・・。でも・・・。」
デッドは、悩み続けた。
269
:
燐
:2011/08/04(木) 13:52:30 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、抜け道を通り、休戦場に着いた。
休戦場は、相変わらず、静かだった。
ライトは、カウンターでウイスキーを飲んでいた。
「ホワイト・・。どうした・・?」
「「呪」を浄化して・・。」
「もう作ってあるわ。とにかく、医務室へ行こう。」
ライトは、ホワイトを担いで、医務室へ向かった。
270
:
燐
:2011/08/04(木) 14:08:40 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ライトは医務室へ着くと、ホワイトをおろし、医務室に一つだけ
ある、ベッドに寝かせた。
「ホワイト。デッドはどうした?」
「・・・。喧嘩した。」
「また、喧嘩か?お前らは仲いいな。」
ライトは、ウイスキーを飲みながら、笑った。
「笑わないでよ・・・。デッドに口付けされた。」
ライトは、口から吐き出した。
「そうなのか!良かったじゃねーか。」
「良くない!」
271
:
燐
:2011/08/04(木) 14:38:21 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「何でだ?」
ライトは聞いた。
「だってさ・・・。この絶望感の中であんな事するんだよ!
考えられない・・・。」
ホワイトは、横を向いた。
「ホワイト。あんた分かってないね!」
ライトは、言った。
「何が・・・だよ。」
「デッドがあんたに口付けするって言うのは、「命を懸けてもホワイトを守る」
って事なのよ!あたしだって、デッドが好きさ。でも、デッドは、お前を
選んだ。だから、お前もデッドを信じろ!」
「そうだったんだ・・。」
ホワイトは、泣いた。
「さ、悲しい話は、これぐらいにして、後で、デッドに謝りに行きな!」
「うん・・。分かった。」
「はい。これを飲みな。」
ライトから渡されたのは、透明のグラスに抹茶ミルクのような液体が入っていた。
「これは・・何?」
「マーシャの茎を飲み物にした物だ。でも、苦味が強いから、ミルクを加えた。
クリーミーな味で、上手いぞ。」
「・・。ありがとう。」
ホワイトは、それを一気飲みした。
「はー。はぁ・・・。はぁー。」
「大丈夫か?これで、大丈夫だ。」
「そっか。なんか身体もだるくない。」
「なら、右腕を見てみろ。」
ホワイトは、コートの袖をめくった。
「あ・・。ない。・・。やった!」
ホワイトは、嬉しかった。
「良かったね。ホワイト・・。効いたんだ。マーシャの茎は
治癒力がとてもいいからな。」
「だから・・すぐ直るんだ・・。」
「うん。さ、デッドに謝ってきな!」
「うん!ありがとう!」
ホワイトは、休戦場を出た。
272
:
燐
:2011/08/04(木) 16:13:33 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、希望の高原に行った。
高原には、温かい風が吹いていた。
ホワイトは、デッドを探しに高原にやって来たが、居なかった。
すると、音が聞こえてきた。
「この音・・。デッド・・。」
ホワイトは、音のする方へ向かった。
そこは、お墓がぽつりと立っていた。
デッドは、そこで笛を吹いていた。
「デッド・・。」
ホワイトが声をかけても、デッドは、黙って笛を吹いている。
珍しく、デッドはフードを脱いでいる。
デーモネとも一緒だった。
「デッド様。どうするんですか?あの娘の事を。」
ホワイトは、すぐに岩陰に隠れた。
そして、静かに2人の会話を聞いていた。
「どうする・・って。俺は悪魔使いだからな。お前は俺のパートナーだろ。」
「ホワイト様は、どう思うでしょう?貴方が、死ぬ運命なんて・・なってしまったら。」
「俺は、アイツを守る為に、死ぬ覚悟は、出来てんだ!お前が口出しすんな!」
「はい・・・。私はあくまで、貴方の僕ですからね・・。では。失礼します。」
デーモネは、デッドの髪の中に戻っていった。
「まったく・・アイツは・・。」
そう言って、また笛を吹き始めた。
それでも、フードは被らない。
「デッド・・・?」
デッドは、笛を吹くのを辞め、振り向いた。
「ホワイト・・か。どうした?」
「・・・?怒ってない?」
「は?意味分かんねー。お前、馬鹿じゃね?」
デッドは、腰から銃を取り出した。
「ちょっ・・。デッド。お前・・本気か!?」
デッドは、銃をホワイトに向けて、追ってくる。
「殺す。」
デッドは、不気味に笑い、ホワイトに突進した。
デッドがおかしかったのは、間違いなかった。
ホワイトは、バズーカーを取り出した。
「デッド!何があったんだ!」
「何もないよ。俺は、正常だ。お前の方が異常じゃねーか。」
「何処がだ!」
ホワイトは、デッドに向けて連射した。
だが、全部当たらない。
その時。デッドは、ホワイトの首元を掴んだ。
「もう終わりだな。ホワイト☆レザーソール!!」
「くっ・・・。辞め・・・て・・。」
プスッ
デッドの身体に何かが刺さった。
その時・・。デッドは、ホワイトの首を離し、倒れた。
273
:
燐
:2011/08/04(木) 17:56:33 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「デッド・・・!」
振り向くと、フードを被った。男が立っていた。
「安心しろ。ただ。安静剤を撃っただけだ。直、目を覚ます。」
「あ・・はい。」
「お前は、デッド・マイスターの仲間か?」
「えっと・・。はい。」
「デッドを大事にしてやれよ。」
と、言うと、男は去って行った。
「何だったんだろ・・・。今の・・。」
「ん・・・。あ・・俺何してたんだ・・。」
デッドは、目を覚ました。
「良かった!」
ホワイトは、デッドに飛び掛った。
「もう・・。デッドに悲しい想いはさせないから!」
「は?何の事だよ・・。」
「何でもない。デッド。明日・・行きたい所があるんだ。」
「何処だ?」
「・・・・闇市。あそこには秘密がある。」
「解明しに行くのか?」
「うん。」
「なら、俺も着いて行くぞ!休戦場に戻ろうぜ。腹減ったしな。」
「うん!」
ホワイトとデッドは、手を繋いで、休戦場に戻った。
274
:
燐
:2011/08/05(金) 12:04:44 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトとデッドは、休戦場に戻り、カウンターでご飯を食べることにした。
「ホワイト。飯食べるぞ!」
デッドは、カウンターへ座った。
隣には、レンが居た。
「おおお〜お二人さん。仲良くデートですか。」
レンは、言った。
「ち、違うさ。一緒に飯を食いに来ただけだ!」
「はいはい。そうですか。じゃ、俺は向こうに行ってるわ。せいぜい仲良くな!」
レンは、カウンターを離れ、どこかに行ってしまった。
「はぁ・・。」
ホワイトは、カウンターの所にへだってしまった。
「どうした?ホワイト。」
「ううん・・。なんでもない。」
ホワイトは、思った。
デッドのフードには何かしらの秘密があるだろうと。
275
:
燐
:2011/08/05(金) 13:56:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、カウンターのマスターに「ロルニーノのパスタ」を頼んだ。
ロルニーノは、一般家庭にもある、ロルニーノと言う豚の肉を使った
料理だ。
辛さが特徴。やみつきになる味。
「パスタなんて食べるの10年ぶり。」
「じゃー。俺は、マリンカのから揚げをくれー!」
マリンカのから揚げは、マリンカと言う鳥のささ身を使ったから揚げ。
シュウナイとソースをつけて食べる。(オイスターみたいな)
すっぱさが特徴のから揚げで。個人的に、レモンをかける人もいる。
マスターが、デッドとホワイトの前に料理を置いた。
「おいしそー!!」
ホワイトは、目を輝かせた。
276
:
燐
:2011/08/05(金) 18:02:10 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、フォークでパスタを食べた。
ホワイトは、辛味が好きだったので、ちょうど良かった。
「う〜ん。おいしい。」
「だろ。」
デッドは、から揚げを食べながら言った。
「ホワイト・・。これ食べたら、闇市に行くぜ。」
「えっ・・。今日行くの?せめて、明日にしたら?
夜になるよ。」
「そうだな。そうする。」
デッドは、納得した。
「「ごちそうさま」」
2人は、息ぴったりに言った。
「息ぴったりだね。デッド。」
「だな。ホワイト。」
2人は笑った。
277
:
燐
:2011/08/05(金) 18:07:07 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「デッド・・少し聞きたいんだけど・・。」
「ん?何だ?」
「ここじゃ話せないから、あの高原で話そう!」
「ああ。分かった。」
ホワイトは、デッドの手を掴み、高原に行った。
278
:
明優
:2011/08/05(金) 18:29:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
こんな風につづきにしたら楽しみになっちゃうじゃん♪
燐の小説の書き方、読みやすいねww
279
:
燐
:2011/08/05(金) 18:31:10 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>wwwww
読みやすくない;;
明優の方が読みやすいよん♪
280
:
燐
:2011/08/05(金) 18:32:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
2人は、着いた。
「デッド・・。少し失礼・・。」
ホワイトは、デッドの背中を見た。
そこには、得体の知れない物がついていた。
「操縦機か・・。中々やるな。」
ホワイトは、その機械を捨てた。
そして、足で潰した。
「残念だったな・・。デーモネ。お前の作戦は、失敗だよ。」
「ホワイト・・・。何を言ってるんだ・・。」
「・・。デッド。フードを脱いでみろ。」
デッドは、ホワイトに言われるまま、フードを脱いだ。
「デッド。デーモネを呼び出せ。」
デッドは、デーモネを呼び出した。
だが、出てこない。
「逃げたか・・・。」
「逃げた?あいつは、最高のパートナーなのに・・。」
デッドは、言った。
「アイツは・・闇市へ向かうはずだ!明日でも、向かうぞ!」
「・・・。分かったよ。」
ホワイトは、立ち去ろうとした。
「明日は、朝早いから、ここで寝ようぜ。」
デッドは、言った。
「うん!そうだね!」
ホワイトもデッドの意見に意義はなかった。
281
:
明優
:2011/08/05(金) 18:34:01 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
読みやすいよぉww燐の方がww
私なんか、どう書いたらいいのかよく分かんないし・・・。
だから読みにくいの。読んでくれてる人になんか悪いけどね・・・。
だから読んでくれてる人はもちろん、燐にも、すごく感謝してるんだ☆
282
:
燐
:2011/08/05(金) 18:35:09 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>ううん。私なんてど下手で素人だしwww
明優の方が才能あるって^^v
283
:
明優
:2011/08/05(金) 19:03:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
才能ないって!!
調子乗っちゃう(笑
だからここに書き込んでる人達、何かすごいなぁ〜って思うんだよね。
燐もその1人だよww
284
:
燐
:2011/08/05(金) 19:05:56 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>いやぁ〜
明優の方が凄いよw
調子乗ってもエエやんかw
285
:
燐
:2011/08/05(金) 20:12:36 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
今日の夜空は、星が満開だった。
「綺麗だな。デッド。」
ホワイトは目を瞑りながら言った。(寝ながら)
「デッドもそう思うだろ?」
横には、デッドが居なかった。
「動くなよ。」
上から声がした。
前を見ると、デッドが居た。
ホワイトの腕は、両方掴まれていた。
「デッド・・。どうし・・。」
「もう・・。抑えきれないんだ・・。気持ちが・・・。」
「えっ・・。急にどうしたんだ!?・デッド・・。」
デッドが顔を近づけた。
(私・・・。どうしたんだ・・。凄くドキドキする・・。)
286
:
燐
:2011/08/05(金) 21:21:26 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
(何だ、この気持ちは・・)
「ホワイト・・これを着てみろ。姿が分からなくなる。」
デッドは、腕を放した。
「透明マントってヤツか・・。」
ホワイトとデッドは、透明マントを着た。
デッドは、再び、ホワイトの両手を掴んだ。
「これなら、誰からも見られないな。俺とホワイトしか見れない。」
「は・・・離せ・・・。こんな事をして・・ただで済むと思ってるのか!」
ホワイトは抵抗した。
デッドは、ホワイトの手袋と自分の手袋を外した。
そして、指を絡めた。
「本当に・・ホワイトは照れ屋さんだな。そんなに緊張しなくてもいいんだぜ。」
「緊張なんか・・してない・・。はぁ・・。」
(デッドの吐息が近い・・・。私は何をやってるんだ・・。)
ホワイトが考えてる間に、デッドは、そっとホワイトの唇にキスをした。
「・・・・っ・・・。」
ホワイトは気絶した。
「大丈夫かー。ホワイト。緊張しすぎだな。」
デッドは笑った。
「いきなり・・何するんだ・・。」
「俺は、キスしただけだ。悪いのか!!」
「・・・わ・・悪くないけど・・。いきなりするなんて・・。」
「・・・。好きなんだから・・しゃねーだろ。」
デッドは、ホワイトを抱きしめた。
「もう・・何処にも行くな。ホワイト・・・。お前が記憶障害なのは
知ってる・・・。お前が妹と言う事も知ってる。」
「デッド・・。」
「だから、お願いだ!俺から離れるな!離れたら、俺はまた暴走してしまう
・・・」
「暴走・・・?」
「俺・・お前が兄妹で良かった。俺達、悪魔使いは、人を愛してはいけないんだ。」
「!?。何で・・?」
「そういう掟なんだ・・。俺・・罰があたったんだな・・。」
「なら、私がその掟を無くしてあげるから!」
「え・・無理だよ。この掟を作ったのは、この世界の王「リン」なんだ。」
「「リン」・・・。って・・・私達のお母さん・・!?」
「そうだよ・・・。アイツは・・・裏切ったんだよ・・。俺達を・・。」
287
:
燐
:2011/08/06(土) 19:54:42 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「裏切った・・・。何でそうなるの・・?悪魔使いって・・・」
「悪魔使いは、悪魔を僕にして、戦うんだ・・。でも、悪魔と契約したら、
3つの掟を守らなくてはならない。」
「3つの掟・・・?」
「そうだ。「自分の身は自分で守る」「人を愛してはいけない」
「他人を守り、自分の命を無駄にしろ」だ。」
「そんな・・・。最後の掟の説明が少し分からなかった。」
「つまり、他人を守る時は、自分の命にかけても、守れ」と言う事だ。」
「・・・。そう・・なんだ・・。」
「でも・・俺は、掟に背く。お前を守る為に。」
「そんな事していいの・・。私の事なんてほっといていいんだよ・・。」
「・・・。何でそんな事言うんだよ・・。お前を愛してるのに・・。」
「く・・苦しいよ・・。デッド・・。」
ホワイトは、喉を詰まらせた。
「ご・・ごめん・・。でも、俺は追放される・・。」
「だ・・誰に・・?」
「母さんの手下だ。で、俺は処刑だよ。」
「・・・。私がそんな事止める。そんな勝手な掟を作って
お母さんがデッドを弄んでるようじゃないか!」
「そんな事言っても無駄だ・・。母さんは、ただでさえ、護衛をつけてるんだぜ。
近づくことさえ不可能だ。」
「・・・・。それは、突破できる方法はある。」
「!?」
「1つだけだけど・・」
「何だ・・。」
「その前に離れて。暑いから。」
2人は横に抱き合っていた。
「あ・・。すまねぇ・・。でもいいだろ。兄妹だしな。」
「そういう問題じゃないよ。じゃ・・手・・だけ繋ごう。」
ホワイトは、デッドの手と自分の手を握り合った。
「方法は・・・。「竜」と「虎」を召喚して、強行突破しかない・・。」
「そうか・・。では、それはいい方法かもな。」
「そうか?私には見えない。」
「ははは。ホワイトは、まだ子供だから分かんねーよ。」
「私を子ども扱いにするな!もう17だよ!!」
「ま、俺は、20だし。大人だしな」
「そうなんだ・・。」
その時。何かが動いた。
ホワイトは、後ろを見た。
ホワイトは、バズーカーを構えた。
「ホワイト・・。どうし・・」
「黙って!集中したいんだ!何かが、いる。」
288
:
燐
:2011/08/07(日) 13:41:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、透明マントを脱いだ。
「そこに居るのは誰だ!?」
ホワイトの声に、驚いたのか、誰かが姿を現した。
「やはりお前だったか・・。パーカス。」
パーカスは、ホワイトの姿を見ると怯えた声で言った。
「ホ・・ホワイト・・。なぜ・・分かった・・?」
「お前が、私らをつけていったのは知っている。だが、なぜつけた?」
289
:
明優
:2011/08/07(日) 13:45:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
もっと更新してぇ♪
楽しみだから♪
290
:
燐
:2011/08/07(日) 14:16:37 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
コメ返します。
明優>>おk^0^/
最近・・エピソードの方も更新していますが、
エピソードの始めの話が13年前の「ホワイトandデッドの日常」ですね☆
本編にも過去編が出てくるのですが・・。そのロングバージョンです。
で、第2期のタイトルが決まりました。´∀`/
「ホワイト☆レザーソールⅡ〜翼〜」
です。
登場人物は少し変わります。
それは、後でのお楽しみです。
ネタバレになりますが・・
登場人物(メインキャラ)は4人になりますbbb
1人増えます。誰が増えるのか、後でのお楽しみです。
ちなみに男の子です。
それぐらいかな・・。
エピソードに戻りますが、
2人の日常が終わったら、また新しいエピソードを書きますw
これからも、この小説をよろしくお願いします。
291
:
燐
:2011/08/07(日) 14:21:24 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「・・。それは、闇市で話すよ・・。だから、明日闇市に来て欲しい・・。」
「分かった。」
「2人で来てくれないか・・?」
「分かった。デッドと2人で行く。」
「そうか。」
パーカスは、そう言うと、消えた。
292
:
明優
:2011/08/07(日) 14:32:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
おぉ!!書いてくれたww
楽しみも増えたしww
293
:
燐
:2011/08/07(日) 14:38:43 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「消えるって、不気味すぎるだろ・・。」
デッドは、怯えながら言った。
「デッド。お前は本当に怖がりだな。兄が怖がってどうすんだ。」
「う、うるさいな!」
「はぁ・・。眠た・・。毛布借りてくる。」
「おう!」
ホワイトは、休戦場で毛布を借りてくる事にした。
294
:
燐
:2011/08/07(日) 14:41:15 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>うん^^b
もうすぐで第4章終わりやでw
295
:
燐
:2011/08/07(日) 14:54:50 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは休戦場に行った。
休戦場に行くと、ミーナが言った。
「おう!ホワイト。どうかしたか?」
「毛布を2枚取りに来たんだ。あるか?」
「たぶんあったと思うぜ。取ってくるわ。」
ミーナは、酒のビンを片手に、地下の倉庫へ行った。
ホワイトもそれに着いて行った。
「ん・・。ここにあったはずなんだけど・・。」
ミーナは、倉庫にある、ボックスを漁った。
「あった!はい。これ」
ミーナから、ベージュの毛布と黒の毛布を受け取った。
「あと、グラス2つない?」
「そしたら、マスターに頼んでみたら?」
「うん。そうする。」
「さ、あたしは、行くわ。」
ミーナは、地下にホワイトを残して出て行った。
296
:
燐
:2011/08/07(日) 15:17:00 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、倉庫に何かないかと探していた。
すると、そこに黒い袋で入れられた本が出てきた。
ホワイトは急に気分が悪くなった。
「う・・・。」
ホワイトはその場で倒れてしまった。
「ここに来た駄目なんだよ・・・。」
ホワイトは、苦しそうに目を開け、振り返った。
「誰・・・?」
そこには、15歳ぐらいの男の子が立っていた。
透けてなかった。幽霊ではなかった。
髪は、癒しのような緑で、靴は履いていない。裸足だった。
上は、Tシャツで、デニムを穿いていた。
「お前は・・?」
「君を助けに来たんだ・・。さぁ・・行こう。」
「嫌だ・・・私は行かない。」
ホワイトは、気を失った。
297
:
燐
:2011/08/07(日) 15:25:35 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
男の子は、ホワイトは、抱き上げ消えた。
その頃デッドは・・・。
「ホワイト・・遅いなぁ・・・。何かあったのか・・?」
デッドは、起きて、休戦場に向かった。
休戦場に向かうと、ホワイトの姿は無かった。
298
:
燐
:2011/08/07(日) 16:03:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・。居ないか・・。」
「おう!デッド・・。どうしたんだよん?♪」
「ホワイト・・ここに来なかったか?」
「ホワイトなら・・地下の倉庫に居るけど・・それにしても遅いなぁ・・。」
デッドは、すぐさまに、地下へと足を運んだ。
そこには、ホワイトの姿はなく、毛布だけが残されていた。
299
:
燐
:2011/08/07(日) 16:14:01 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。」
デッドは毛布を手に取った。
「ホワイトはヤツに連れ去られた。」
デッドの後ろには覆面で顔を覆った男が立っていた。
「お前は・・。」
「俺は、お前を助けた男だ。お前がホワイトを殺そうとした時、お前のわき腹に
安静剤を撃った。」
「そうなのか・・。俺がそんな事を・・。」
「さぁ・・。俺がホワイトの所へ案内しよう。」
デッドは男の後に着いて行った。
300
:
燐
:2011/08/07(日) 16:14:19 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
300行った〜
やったぁ〜www
301
:
明優
:2011/08/07(日) 16:19:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
300おめでとう☆
約1ヶ月で300って早くない?
すごいねww
これからも応援してます!
302
:
燐
:2011/08/07(日) 16:53:01 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
男が案内したのは、どこかの牢屋だった。
「これは・・映像か?」
「あぁ。そうだ。」
そこには、ホワイトが映っていた。
ホワイトの手足は錠で封じられていた。
「これは・・何だ・・?」
身体には、鎖がついていて、身動きが取れない。
「やっと気がついてくれたんだね・・。」
「お前・・私をどうする気だ!!」
「そんなに怒らないでよ・・。僕はただ・・君を助けただけなんだ。」
男の子は、ホワイトに近づいた。
「な・・何をする・・。」
男の子は、ホワイトの頬を触った。
「どうして・・。デッドに近づくの・・・。ホワイトはいいよね・・。
お兄さんが居るっていいよね・・。デッドは、ホワイトの事が好き
なんだよね・・・。知ってるよ。」
303
:
燐
:2011/08/07(日) 18:09:32 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「何で・・知ってるんだ!?」
「秘密・・。でも、僕はホワイトが好きだよ。デッドには負けないからね。」
「!?お前・・。一体誰なん・・・。」
ホワイトは、気を失った。
「ここじゃ危ないから・・。向こうに行こうね。」
男の子は、ホワイトを抱き上げ消えた。
「アイツは誰なんだ!?」
デッドは言った。
「それは・・今は答えられない。お前は、ホワイとを守れ。助けろ。
そーすれば、呪いは解ける。」
男は、そういい残し消えた。
304
:
燐
:2011/08/07(日) 18:33:36 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。今、行くからな」
デッドは、走った。
ーーーーーーーーー
「ここは・・どこだ・・。」
ホワイトは、部屋の一室に居た。
ホワイトは寝かされていた。
「気がついてくれたんだね・・。」
ホワイトの横に男の子が座っていた。
男の子は着物を着ていた。薄い生地に、流れるような川のイメージ
をした、模様がついていた。
「貴方の名前は・・何・・?」
ホワイトは、途切れ途切れに言った。
「僕は、アムールって言うんだ。」
「アムールってフランス語で「愛」って意味でしょ?」
「うん・・。よく知ってるね。ねぇ・・ホワイト。」
「ん?何だ?」
「僕の事・・好き?」
「えっ・・。」
305
:
燐
:2011/08/07(日) 21:23:35 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「何言ってんだ・・?」
「ホワイトだって・・。デッドが気になるんでしょ?
僕はホワイトが好き。ホワイトだけの為だけに生きてきたんだから。」
「アムール・・・。私は、分からん。好きと言う気持ちも・・。」
「じゃ、僕が教えてあげる。」
アムールは、ホワイトを抱きしめた。
「止めろ・・。」
「止めないよ・・。ホワイトが「好き」って言ってくれるまで・・」
306
:
燐
:2011/08/08(月) 10:17:11 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「お前は・・知らない。私は・・お前なんか知らない。」
「知ってるはずだよ。僕は、君の・・・。」
「君の・・?何?」
「ううん。なんでもないよ。さ、2人きりの時間を楽しもうね。
ホワイト。」
(もう・・・だめだ・・・。デッド・・助けて・・)
「!?ホワイト・・。」
デッドの直感が答えを導いた。
「東の方向か・・・。」
デッドは、ヴァイスを召喚することにした。
「我が僕。ヴァイスよ。我に力を貸し、この力を見せよ。」
デッドがそう唱えると、右手の甲から白い炎が現れ、それが、徐々に実体化になっていった。
「デッド。俺の力を貸して欲しいのか?」
「ああ。ホワイトの居場所を突き止めてほしい。東の方向だ。」
「分かった。背中に乗れ。」
デッドは、ヴァイスの背中に乗り、ホワイトの助けに向かうのだった。
307
:
燐
:2011/08/08(月) 11:31:13 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。これ・・飲んで・・?」
アムールが取り出したのは、赤紫の液体だった。
「何だ・・それは・・。」
308
:
燐
:2011/08/08(月) 13:46:35 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「愛の薬だよ・・・。さ、飲んで。」
アムールがグラスに液体を注いだ。
「愛の薬・・!?誰が飲むか!」
「照れなくてもいいんだよ。ホワイト。
そんなに嫌なら、僕が飲ましてあげる。」
アムールは、液体を口に含んだ。
それをホワイトの口に流し込んだ。
「うぐっ・・・。」
ホワイトの手の力が失っていき、やがて気を失った。
「これで、ホワイトは僕のもの。」
309
:
燐
:2011/08/08(月) 14:20:06 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「ねぇ・・。ホワイト。」
アムールは、ホワイトに問いかけた。
「・・・・。そんな罠に私が引っかかるか。」
ホワイトは、笑みを浮かべた。
「どうして・・僕の・・。」
「なんてね・・。嘘に決まってる・・。zzzzzz」
ホワイトは眠ってしまった。
「ふ〜良かった。薬は、少しずつ効いてくるからね。」
アムールは、ホワイトのコートを脱がしてやった。
「ここだ。」
ヴァイスとデッドは、ある建物にたどり着いた。
「サンキューな。ヴァイス。」
「また、いつでも呼んでくれ。今日は、気分が良かったからな。」
そう言ってヴァイスは、消えた。
デッドは、息を殺して、中に入った。
310
:
燐
:2011/08/08(月) 17:34:10 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
ホワイトは、目を開けた。
「ここは・・何処・・。」
視界はぼやけているが、意識ははっきりとしていた。
ホワイトの服は、着物になっていた。
着物と言うか・・浴衣みたいな。
「何で・・。着物なんだ・・!?」
「あ!ホワイト。起きたんだね。良かった。」
「アムール・・。うっ・・。」
ホワイトは、頭を抱えた。
ホワイトは、アムールに倒れこんだ。
(何だ・・。心が熱い。私・・。アムールが・・)
「大丈夫?ホワイト。」
アムールの優しい声に、ホワイトは、
「うん。ありがとう。ねぇ・・。アムール。」
(ヤバイ・・。意識が朦朧とし始めたか・・。)
「どうかしたの?ホワイト。」
「アムール・・やっと気がついたんだ。私・・アムールが好き。」
「ホワイト・・。」
アムールは、ホワイトを抱きしめた。
「嬉しいよ・・。言ってくれて・・・。」
(私・・。何言ってるんだ・・。私は、こんなヤツ・・好きじゃないのに・・)
「ねぇ・・ホワイト。ずっとここに居ようね。僕もずっとここに居るから。」
(ダメ・・。もう力が・・・)
「ホワイト!!!」
どこかで、デッドの声がした。
「アムール。邪魔者だよ。」
(デッド・・・!!!)
311
:
燐
:2011/08/08(月) 18:03:14 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「そうだね。僕らの間には、邪魔者だね。」
その時、部屋のドアが粉砕した。
「おい。俺の妹を返してもらおうか!!」
デッドは、ホワイトのバズーカーをアムールに向けた。
フードを脱いでいたデッドは、怒っていた。
「アムール・・。私がアイツを殺す。」
「じゃ、これを貸すよ。ホワイト。」
アムールが渡したのは、木刀だった。
「ホワイト。お前・・・。」
「お前・・何で私の名を知ってる・・。アムールの邪魔をするなら、私が許さない。」
「お前・・本気か・・?」
デッドは、バズーカーを構えた。
「私を殺すつもりなの?殺せば?」
312
:
明優
:2011/08/08(月) 18:55:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
見たよ!!見たよww
もう更新しないの??
313
:
燐
:2011/08/08(月) 19:37:39 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
更新するよんw
あと3回ぐらいw
314
:
燐
:2011/08/08(月) 19:50:54 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「・・・。そんな事出来るか・・・。」
デッドは、ホワイトに近づいた。
「じゃ、私から行かしてもらう!」
ホワイトは、デッドに向かって突進してきた。
デッドは、ホワイトの手を握った。
「な・・何をする・・!?」
「お前、本気じゃねーだろ。」
「黙れ!!!」
ホワイトは、デッドの手を振り放そうとした。
「ホワイト・・・。」
デッドはホワイトを抱きしめた。
「何をする・・!?離れろ!!!」
「本当のお前が答えてくれるまで離さない。」
「はっ!!」
ホワイトの目から涙が落ちた。
「デッド・・。助けに来てくれたんだね。」
ホワイトは、目を覚ました。
ゴンッ
「うっ・・・。」
「デッド・・!!!」
デッドの頭から血が流れた。
アムールが剣を持っていた。
「僕のホワイトに手を出すな!!!!」
「アムール!!!お前!!!」
ホワイトは、デッドが持っていた日本刀を持ち、構えた。
「ホワイト・・。もしかして、効果が切れたの・・?」
315
:
燐
:2011/08/08(月) 21:24:48 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「アムール・・!!!」
アムールは怯えた。
「待て・・・。ホワイト・・。」
デッドが、ホワイトの肩に手を置いた。
316
:
麻実
:2011/08/08(月) 22:10:15 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
やっほ〜^^
最近感想(?)書かなくてごめん!!
なんか急に忙しくなって…。
ごめんね!!
燐300おめでとー!!
すごいスピードだね…☆
これからも頑張ってね!!
317
:
燐
:2011/08/09(火) 13:17:49 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
麻実>>おお!!ありがとうなw
うんw((1日に3回以上は更新するしなw
318
:
燐
:2011/08/09(火) 16:04:23 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「デッド。休め。そんな怪我で・・。」
「馬鹿だな。ホワイトは。俺はそこまでやわじゃねーよ。」
デッドは、笑った。
「そうだね。」
「ホワイトは、やっぱりデッドが好きなんだね・・。
僕だって、ホウイトが好きなんだ・・・。」
アムールは、俯いた。
「なら、私らの仲間になるか!」
「えっ・・・。」
ホワイトは、思い切って言った。
「おい・・。ホワイト・・本気か?」
デッドは、ホワイトを止めた。
「本気に決まってる!この子をほおってはいけないし・・。」
「ホ・・ホワイト・・。ありがとう。」
「いいって。」
ホワイトは、笑いながら言った。
「アムールの服を私の基地にあったはずだから、デッドも着いてきて。」
「はいはい。分かったよ。」
「あ・・。ホワイト・・。待って。」
アムールが追いかけてきた。
「僕も一緒に行っていい?」
「いいよ。じゃ、3人で行こうぜ。」
ホワイトは、張り切った。
「おい!ホワイト・・!」
「ん?何だ?」
「何で・・3人なんだよ・・。」
デッドは、ホワイトに文句を言った。
「ん?何か不満でもあるのか?」
「ち、ちげーよ。そんな事じゃねー・・・。」
「ホワイト。デッドは、ホワイトに嫉妬してるんだよ。」
「!?・・・アムール!?お前なぁ・・・。」
「えへへ。デッドと僕はこれからライバルでもあり、仲間だね☆」
アムールは言った。
ホワイトは、地面に落ちているバズーカーを拾い、肩からさげた。
日本刀も直した。
「それより・・まず手当てしなきゃ。でも、ここから休戦場までは遠いし・・。」
「それなら、僕を使って。ホワイト。」
アムールは、狼に変化した。
全体的には、銀色で尻尾は、黒、首飾りをしていた。
瞳は、スカイブルーのような澄んだ青色だった。
「ここに乗って。休戦場までの道を教えてくれたら、僕がそこまで行くから。」
「それがお前の本来の姿なのか・・?」
「うん。あ!ちなみに狼男じゃないからね!勘違いしないでよ。」
「ありがとう。アムール」
ホワイトとデッドは、アムールの背中に乗り、休戦場に向かった。
319
:
燐
:2011/08/09(火) 20:19:13 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイト達は、アムールの背中に乗って休戦場に向かった。
「デッド・・。大丈夫か・・。」
「やわじゃねー。って言ったろ。心配しすぎ。」
「心配して悪いの・・?」
「そんなんじゃねーけどさ。お前も無理すんなよ。」
デッドは、ホワイトの頭を撫でた。
「デッド・・。絶対・・死ぬなよ。」
ホワイトは、言った。
「お前を置いて・・死ねるかよ・・。」
「ん?何か言ったか?」
ホワイトは、首を傾げた。
「いや・・何でもねーよ。」
デッドは、ホワイトの背中に倒れた。
「ちょっ・・。デッド・・!」
「しばらくこーしていいか?安心すんだ。」
「いいけど・・。」
デッドは、深い眠りについていった。
320
:
燐
:2011/08/09(火) 20:21:05 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
何か凄い展開なんですが・・。
第2期の舞台を少しだけ明かします。
舞台は、ここじゃないんですね・・。
ま、異世界と言うか・・・。
違う場所で、ホワイト達は巻き込まれてしまうんです。
一応、ここまでです。
第2期も第1期も応援してください!!
321
:
燐
:2011/08/09(火) 20:45:38 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「さ、ホワイト。着いたよ。」
アムールが、ホワイト達をおろした。
アムールは、2人をおろすと、人の姿に戻った。
「僕がデッドを持つよ。」
「何で?」
「ホワイトの大切な人でしょ?それに僕のライバルだし・・失いたくないんだ・・。」
「そっか。さ、運ぼう。」
アムールは、デッドを抱き上げた。
「何か・・アムールって女みたいな口調するんだな。」
「それは・・・。内緒だよ・・。」
「何でだ?」
「ホワイトが・・・・・してくれるまで。」
「ん?聴こえなかったが?」
「気にしないでよ・・。」
「分かった。」
「さ、ホワイト。運ぼうよ。」
「ああ。そうだな。」
2人は休戦場の抜け道を通るのでした。
322
:
燐
:2011/08/09(火) 20:49:49 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
今日はもう更新なしです。
また明日です。
何か・・妙な三角関係が出来てますの気がついていると思いますが・・。
ホワイトの好きな人が次回明らかになります!!
さ、どっちなんでしょうねw((ってか、バレバレかww
323
:
燐
:2011/08/09(火) 21:38:47 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイトは、まず休戦場に着くと、皆に事情を話し、デッドをベッドに寝かした。
ライトは、デッドのフードを脱がし、頭に包帯を巻いた。
「これで大丈夫だ。手当ては終わった。
で、そいつがお前の彼氏か。」
ライトは、笑いながら言った。
「違うに決まってるだろ!」
「ライトs。あの・・。話したい事があるので・・。向こうで・・。」
「分かった。ホワイト・・。デッドを頼む。」
「・・。分かった。」
ホワイトは、デッドの手首を持った。
包帯が巻かれてあった。
「デッド・・・。ごめん・・。私の為に。」
「お前のせいじゃねーよ。」
デッドは、片目を開けていった。
「!?デッド・・。起きてたのか・・?」
「まぁな。でも・・」
ぎゅっ。
「良かった・・。デッドが無事で・・。」
「ホワイト・・。あのさ・・。」
「?何?」
「ホント・・ごめんな・・。お前を守れなくて・・・。」
「私の方こそごめん・・。デッドがこんなに気を使ってくれてるのに・・私。」
「お前のせいじゃねーから。気にすんなよ。」
「デッド・・・。」
ホワイトは、泣いた。
デッドが居てくれれば、何も怖くないと 思った。
324
:
燐
:2011/08/10(水) 15:18:54 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「そんなに泣くなよ。子供じゃねーんだからさ・・。」
「うん・・。何かこんなに泣いたの・・・。初めてかも・・。」
ホワイトは、コートの袖で涙を拭いた。
「ここ・・ついてる。」
デッドは、ホワイトの頬についてる涙をふき取った。
「よし!これでOKだ!」
「デッド・・・ずっと言いたい事があったんだけど・・。」
「ん?何だ?」
「私・・デッドが好き・・・。その想いは。。変わるかもしれないけど・・。
アムールも・・好きだけど・・。私・・・。選べない。」
「それって・・どっちなんだ・・?」
「分からん・・私にも・・。」
ホワイトは、地面に座り込んでしまった。
「ホワイト・・。そうか・・。でも、俺の気持ちは変わらんからな!
お前が居てくれれば、俺は暴走する事もねーだろ。」
「どうして・・・。」
「今は言えないんだ。ごめん・・。いたっ・・。」
デッドは、頭を押さえた。
「デッド・・!!大丈夫・・なの・・。」
「だ・・大丈夫だ・・。」
「ちゃんと寝てなきゃ・・。」
ホワイトはデッドを寝かせた。
「じゃあさ。一緒に寝ようぜ。」
「!?。。何で?」
「いいじゃねーか。お前と一緒に寝たいんだよ。」
「分かった・・・。」
ホワイトは、デッドの横についた。
「デッド。明日は闇市に行こうと思う。」
「そうか・・。なら俺も・・。」
「デッドは、ここに居て!傷がまだ癒えてないし・・。」
「やだよ。お前を守りきらな、俺がここに居る資格ねーんだよ。」
「えっ・・。」
「ほら、寝るぞ。」
デッドは布団を被った。
325
:
燐
:2011/08/10(水) 18:51:23 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「で・・話と言うのは・・何だ?」
ライトはアムールに言った。
「リンの事で・・。」
「この世界の王か・・。」
「うん。リンは、ホワイトとデッドを殺すつもりなんだ。」
「何で・・?そんな理由が・・。」
「僕は・・昔から未来が見えるんだ・・。だから・・友達が居なかった・・。
でもね・・。ホワイトは、僕と友達になってくれたんだ・・。
皆・・僕を避けるのに・・ホワイトだけは避けなかった・・。
だから、僕には生きる事が出来たんだ。」
「そうなのか・・。それはホワイトには言った方がいいのか?」
「言わないで・・。ホワイト・・。憶えてないと思うし・・。」
「そうか・・。」
「デッドが兄って事も知ってる。ホワイトが教えてくれたんだ。」
「!?ホワイトは、記憶障害なのか・・?」
「それは・・分からない。ホワイトは、幼い頃からお父さんが居なくて、
お母さんと暮らして来たって・・。」
「母子家庭か・・。」
「うん・・・。ライトs・・。お願いだから・・。ホワイトを・・。」
「分かった。私が助けてやるよ。ついでにデッドもな。
それにもお前の力も必要だ。貸してくれないか?」
「えっ・・。でも・・・。」
「ん?どうかしたか?」
「僕の力なんて・・ちっぽけなものだよ・・。」
「ちっぽけなものなんかねーよ。全然。」
「本当に・・?」
「うん。」
「あ・・ありがとう・・。ライトs。」
アムールは、礼を言った。
「私の事はライトでいいさ。皆、そう呼んでるしな。」
「ありがと・・ライト!」
ライトとアムールは、互いに握手を交わした。
326
:
燐
:2011/08/10(水) 19:26:36 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイトはぐっすり寝た。
デッドは、フードの中から、ある写真を取り出した。
その写真は、幼い頃のデッドとホワイトとアムールが写ってる写真だ。
「アムール・・・。」
デッドは、写真をフードの中に直した。
医務室のドアが開いた。
来たのは、アムールだった。
「アムールか・・。どうかしたか?」
「ううん。何でもないよ。ホワイトの様子を見に来ただけさ。」
「そうか・・。」
「デッド。何か隠してるでしょ?僕には分かるんだよ・・。」
「何の事だ・・?」
「嘘を突き通そうとしてるんだね・・。無駄だよ・・。僕の前では・・。そんな事。」
327
:
燐
:2011/08/11(木) 15:13:00 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「!?・・何で分かった。」
「それ・・で、僕に話せる事がある・・?」
「ね・・ねーよ。そんな事・・・。」
「ま、ライバルだからね・・・。話せない事もあるか・・。」
328
:
燐
:2011/08/11(木) 19:20:22 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「何が言いたい・・?」
デッドは、ナイフを取り出した。
「何で・・ナイフを向けるの・・?何もしてないのにね・・。」
アムールは笑った。
「お前も何か隠してるだろ・・・。」
デッドは言った。
「ふん。お前に言う必要なんてない・・・。」
アムールは、デッドの頭に手を置いた。
「・・・mort(モール)・・。」
アムールがそう言うと、デッドは血を吹いて倒れた。
「うっ・・・。お前・・それは・・何だ?」
「・・・。僕はウィザードさ。」
「ウィザードだと!?お前・・。敵だったのか・・?」
「そうだよ。この娘は貰っていくね。じゃ。」
アムールは消えた。
329
:
燐
:2011/08/11(木) 19:41:11 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
☆お知らせ☆
明日の夕方〜16日まで里帰りします。
PC出来ません・・。向こうはないので・・><
なので、帰ってきたら絶対カキコします!!
330
:
燐
:2011/08/12(金) 15:30:35 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「アイツは・・敵だったのか・・・。」
デッドは後悔した。
「デッド!!何だ今の音は!!」
ライトが駆け込んできた。
「ホワイトが連れ去られた。俺が助けに行く。」
デッドは、フードを脱ぎ、腰にあった銃を取り出し、窓から出て行った。
「デッド・・!!!」
ライトは叫んだ・・・。
「パーカス様。ホワイトを連れてきました。」
アムールは言った。
「よくやった。お前も中々やるな。」
「これで生贄として・・・フフフフフフ・・。」
パーカスは笑った。
デッドは、走った。
331
:
燐
:2011/08/16(火) 17:59:27 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
デッドは、休戦場の抜け道に置いてあったバイクで闇市に向かった。
「騙しあいか・・。アイツも中々やるな。」
332
:
燐
:2011/08/17(水) 16:38:24 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
デッドは、バイクに乗りながら言った。
デッドはフードの中から通信機を取り出し、耳につけた。
ノイズが激しく、聴こえない。
「ホワイト・・!聴こえるか・・!?」
ホワイトの声は返ってこない。
333
:
燐
:2011/08/17(水) 17:23:35 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「無駄か・・・。」
デッドは、バイクを走らせた。
「ホワイトにも持たせておいて正解だった。ま、とりあえず
先を急ぐのが先か。」
デッドは、1人。荒野を走った。
「ここは何処・・・。」
ホワイトの手足は鎖で繋がれていた。
足元を見ると、包帯が巻かれている。
「私・・・怪我なんてした・・?」
朦朧とする意識の中、ホワイトは深い眠りについていった。
334
:
燐
:2011/08/17(水) 17:50:55 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ホワイトは、急に目が覚めた。
鼻につく、甘い匂い。
「この香りは・・・。何だ・・?」
甘い匂いの中に・・獣の匂いも混じっていた。
「うっ・・。鼻が曲る・・匂い・・。」
ホワイトの足元の包帯に血が滲んだ。
「・・・っ・・。体力的にはまだ余裕があるが・・この香りは体力を
消耗するのか・・。」
その時。わずかにこちらに近づいてくる足音が聞こえてきた。
ホワイトを目を閉じた。
「アムール・・。ホワイトをあの所へ。」
誰かが言った。
「分かりました。では、鎖だけ外しておきます。」
アムールは、手足についてる鎖をペンチで外した。
手錠は外れない。
(手錠が外れないか・・。しょうがないか。)
「あの・・パーカス様。足の手錠は外しておいた方がいいですか?」
「いや・・外さない方がいいと思うぞ。ホワイトは昔から乱暴者だからな。」
(その声は、パーカス・・!?なぜ・・。)
ホワイトは心の中で思った。
「では、拷問の部屋に連れて行きます。」
アムールは、ホワイトの手首を掴み、出て行った。
「着いた。」
デッドは、闇市に着いた。
「そう言えば、刀しか持ってきてねーな。ま、アイツなら大丈夫か。」
デッドは、フードを被り、闇市に踏み込んだ。
335
:
燐
:2011/08/17(水) 20:21:42 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ホワイトは、ある部屋に連れて行かれた。
少し薄く目を開けた。
アムールは気づいてない。
全体に、部屋は暗かった。
だが、ぼんやりとした灯りが部屋中にあった。
壁には、血がべたりとついていたり、殴ったような痕があったりした。
ホワイトは再び目を閉じた。
アムールは、ホワイトの身体を壁につけ、ホワイトの目を布で隠した。
「アムール・・。私をどうする気だ?」
ホワイトは思い切って言った。
「・・ホワイト。まさか・・。」
「そのまさかだよ。私を殺すのか?」
ホワイトの言葉に、アムールは黙ってしまった。
「・・・。パーカス様に捧げるんだ・・。ホワイトの力を・・。」
「私の力・・?どうゆう意味だ?」
「ホワイトには、特殊な力があるんだよね・・・。」
「えっ・・・。」
「僕は知ってるんだよ・・。でも、まだ力が覚醒してないね。
残念だよ・・・。」
「何の話をしてるんだ・・。」
ホワイトはガタガタ震えだした。
「だから、ホワイトの話だよ。自覚がないのもしょうがないか。」
「当たり前だ・・。そんなの・・。私にはないんだ!」
ホワイトは反発した。
「でも、直に分かるよ。今は覚醒時期ではないからね。」
アムールはそういい残し、この部屋から出て行った。
336
:
燐
:2011/08/17(水) 20:51:13 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ホワイトの指は冷たくなった。
「どうすればいい・・。手足は・・手錠で塞がれてるし・・。」
ホワイトは、目隠しされている為、前が見えない。
「デッド・・ライト・・助けて・・・。」
ホワイトは上を見上げて呟いた。
その頃、デッドは闇市をくまなく探していた。
ホワイトの刀を持って、塔の跡地の周辺を探したりしていた。
「居ないな・・・。」
デッドは、跡地へ立ち去ろうとすると、何かを踏んでしまった。
「ん?何だ?」
足をあげると・・・そこには、
「デーモネじゃねーか。お前・・何やってんだよ・・。ってか、お前俺から
逃げたして、ただで済むと思うなよ。」
デッドは、指をポキポキと鳴らした。
「デッド様・・す・・すみません・・。怖くて・・。」
デーモネは謝った。
「じゃ、ホワイトの居場所を吐かしてもらおーか。」
「わ・・分かりました。こちらに来てください・・。」
デーモネは、デッドを誘導した。
ーーーーーーーーーーー
「アイツらも中々やるな・・・。クク・・。」
ある人物がそう言った。
その人物は、水晶からホワイト達を見ていた。
「せいぜい・・私の手の中で泳ぎなさい。フフ・・。」
337
:
燐
:2011/08/18(木) 14:06:23 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「ここって・・・。休戦場じゃねーか。」
デーモネがデッドを案内したのは、休戦場の裏だった。
「どうやってワープしたんだ・・。さっきまで闇市だったはずじゃ・・。」
「・・・・様の力でございます。」
「えっ・・。今なんつった?」
デッドは、言った。
「いえ・・何でもございません・・。」
デーモネは、何かを隠しているようだった。
「おい・・デーモネ・・。」
「ここでございます。」
デッドの言葉は打ち消された。
そこの地面には、すっぽりと鉄版がはまっていた。
ちょうど人が入れる大きさだった。
鉄版にはとってのような物がなく、鉄版の中心には、何かの模様が描かれていた。
デッドは、その模様をよく見てみると・・
「この模様・・・。悪魔か?」
そこには、見るだけでも恐ろしい悪魔の姿が描かれていた。
デーモネは、鉄版に手をあて、なにやら呪文を唱え始めた。
338
:
燐
:2011/08/18(木) 15:31:56 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
唱え終わると、鉄版がゆっくりと横に移動した。
鉄版の中は、暗くてよく分からなかった。
「これで入れます。着いて来てください。」
デーモネはデッドを鉄版の中へ案内した。
コツコツ・・・。
ホワイトの耳にかすかな音が聴こえた。
「誰だ・・。いつまでこんな部屋に居ればいいんだ・・。」
ドアの方に誰かが居るのは分かっていた。
「ホワイト・・・。もうすぐだね・・。」
「・・・。何がもうすぐだ・・。殺すんだったら早く殺せ。」
ホワイトの怒鳴り声に、アムールは笑った。
「まだだよ。まだ足りない・・・。もう一つの材料が・・。」
「もう一つ・・?何だ・・。」
「悪魔使い・・・の力・・・。が・・。」
「・・・。デッドをどうする気だ・・・。」
「ホワイトとデッドの力を融合させるんだよ・・。そうすれば、
リン様は喜ぶしね。」
「この世界の王か・・・。フン」
ホワイトは、鼻で笑った。
339
:
燐
:2011/08/20(土) 14:24:04 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「自分が弱いから・・強い人の地位に着くのか・・。自分が弱いなら・・
自分を強くしたらいいさ。私だって・・弱いからな・・・。力だけに頼っては
弱いままさ。」
「・・!?・・・。僕は・・どうせ・・弱い人間だよ・・。だから・・力が必要なのさ!
でも・・僕は・・。力を手に入れても・・嬉しくない・・。リン様が喜べば、僕も喜ぶ。
リン様の幸せは、僕の幸せだしね。」
ホワイトは、手足にある、手錠を自力で壊した。
ホワイトは腰にあった、ナイフを取り出し、アムールに向けた。
「・・・。何て・・力なんだ・・。でも、ナイフごときに何が出来るんだろうね・・。
ま、僕は魔法を扱える。魔法で殺す事も可能だよ。」
アムールは不気味に笑った。
340
:
くれよん
◆yC4b452a8U
:2011/08/20(土) 16:48:39 HOST:p159.net112139136.tokai.or.jp
久しぶりに来たと思ったらこんなとこまで進んでたのか(へら←
応援してるよ。ふぁいつ!!
341
:
燐
:2011/08/20(土) 16:51:08 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
咲>>ありがとん^^v
でも、あいにく・・ネタ切れなんで・・;;
342
:
くれよん
◆yC4b452a8U
:2011/08/20(土) 16:52:07 HOST:p159.net112139136.tokai.or.jp
あぁ、そうなんだ...oyz
頑張って!!応援してる!!(←
343
:
燐
:2011/08/20(土) 16:53:51 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
咲>>今は・・「蝶が舞う時に・・・。」って言うのを優先で書いてるw
((ここ・・ネタ切れなもんで・・;;
344
:
くれよん
◆yC4b452a8U
:2011/08/20(土) 16:58:27 HOST:p159.net112139136.tokai.or.jp
なるほどw
じゃあ、ここの小説って一旦止めるってこと?
345
:
燐
:2011/08/20(土) 17:01:24 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
うん
346
:
くれよん
◆yC4b452a8U
:2011/08/20(土) 17:03:04 HOST:p159.net112139136.tokai.or.jp
そっかそっかw
雑談掲示板の方も置手紙したんで暇な時にチェックをw
347
:
燐
:2011/08/20(土) 17:04:09 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
咲>>了解ww
348
:
ライナー
:2011/08/20(土) 23:05:05 HOST:222-151-086-013.jp.fiberbit.net
ども〜。ライナーです^^
何だかネタ切れの様子ですね。僕もそうなんですよ〜^^;
以前教えたサイトにアイディア発想法が書いてあるので是非見てみて下さい。
ではではwww
349
:
燐
:2011/08/24(水) 11:42:19 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ライナーs>>はい・・ネタ切れですね・・。
アイディア発想法なんてあるんですか!?
さっそく見てみますw
350
:
燐
:2011/08/25(木) 16:53:29 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
お知らせです。
この小説「ホワイト☆レザーソールI」は、もう少しで新章突入の
感じなのですが…ネタが沸かなくて…困っていましたが…
明日からたぶん、また書けると思います。
少し書き方にも注意して…頑張っていきます!!
だから応援してください!!
351
:
燐
:2011/08/26(金) 09:59:53 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「…お前はその命を無駄にするつもりか!魔法でその命を…」
「そうだよ。犠牲はつき物なんだしね。しょうがない事だよ。」
アムールはホワイトに近づいた。
ホワイトは未だにアムールにナイフを向けている。
ホワイトの表情は変わっていない。
「お前は分かってないんだな。そんな事をしても無意義なんだよ。」
「…!?無意義……どうして…。」
「それぐらい自分で考えたらどうだ?お前は気づいてないようだな。」
352
:
燐
:2011/09/06(火) 12:27:45 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「……。」
「お前にだって力さえ手に入れればそれでいいと思っているんじゃないのか?
でも、力を手に入れたって何もいい事なんてないぞ。あるのは、孤独と絶望だ。
ただそれだけだ。」
「そ…そんな事誰が決めたんだ!?僕はそ…そんなの信じない!!!」
アムールはホワイトに突進してきた。
片手には小型のナイフを持っている。
ホワイトはアムールの持っているナイフを片手でナイフを握り締め、アムールを抱きしめた。
「……!!!」
アムールは硬直してしまった。
「…。お前だって、生きる者だ。生きるヤツは仲間を信じ、良く愛する物だ!!
私はそんなお前が好きだ。もし仮にお前が人を殺してみろ。お前は誰からも信じなくなり、
死んでしまうかもしれないだろ!!!もし、生きるのだったら、大切な者の為に生きろ。
簡単に命など無駄にするな!!!!」
ホワイトの言葉にアムールは泣きながら言った。
「…ごめんね。ホワイトぉ……。僕、間違ってたんだねぇ…。なのになのに、
ホワイトを傷つけてしまってごめんね……。」
アムールの顔を手で覆い、大声で泣き崩れた。
ホワイトの手から血がこぼれ出る。
アムールの左手の力が抜け、ナイフが地面に落ちた。
ホワイトはアムールから離れ、アムールの顔を見た。
「大丈夫か?アムール。」
ホワイトはアムールの目からそっと涙を拭き取った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板