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ホワイト☆レザーソールI
352
:
燐
:2011/09/06(火) 12:27:45 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「……。」
「お前にだって力さえ手に入れればそれでいいと思っているんじゃないのか?
でも、力を手に入れたって何もいい事なんてないぞ。あるのは、孤独と絶望だ。
ただそれだけだ。」
「そ…そんな事誰が決めたんだ!?僕はそ…そんなの信じない!!!」
アムールはホワイトに突進してきた。
片手には小型のナイフを持っている。
ホワイトはアムールの持っているナイフを片手でナイフを握り締め、アムールを抱きしめた。
「……!!!」
アムールは硬直してしまった。
「…。お前だって、生きる者だ。生きるヤツは仲間を信じ、良く愛する物だ!!
私はそんなお前が好きだ。もし仮にお前が人を殺してみろ。お前は誰からも信じなくなり、
死んでしまうかもしれないだろ!!!もし、生きるのだったら、大切な者の為に生きろ。
簡単に命など無駄にするな!!!!」
ホワイトの言葉にアムールは泣きながら言った。
「…ごめんね。ホワイトぉ……。僕、間違ってたんだねぇ…。なのになのに、
ホワイトを傷つけてしまってごめんね……。」
アムールの顔を手で覆い、大声で泣き崩れた。
ホワイトの手から血がこぼれ出る。
アムールの左手の力が抜け、ナイフが地面に落ちた。
ホワイトはアムールから離れ、アムールの顔を見た。
「大丈夫か?アムール。」
ホワイトはアムールの目からそっと涙を拭き取った。
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