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ゆうぐれカフェ

145ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/17(土) 16:53:53 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「……ゆう、ちゃん?」

 ゆうぐれカフェまで走って行って、いつもどおり作業をしてるゆうちゃんに話し掛ける。
 するときょとんと首を傾げ最初の頃、出会ってばっかりの頃の笑みを浮かべた。

「いらっしゃいませ、当店のご利用は初めてと思われるので少々お時間を頂き説明させて頂けませんか?」

 ああ、ほらね。ゆうちゃんの記憶が消えてる。
 苦しいよ……ねえゆうちゃん、正気?

「………その、お客さ「ゆうちゃんっっ!!!!!」

 ねえ、思い出してよ。早く早く、ねえねえねえったら!

「……え、ゆうちゃん……ってゆうぐれのことですか?……何でだろう、すごく懐かしい感じがします。」

 ………もう少し、もう少しで記憶が戻るよ!
 後一息、がんばるんだ……!

「ゆうちゃん、ゆうぐれカフェは魔界と人間界と繋がってるんでしょ?!
 わたしたち、いっしょに遊園地行ったじゃない!夏休みの宿題も教えあったよね?!いやゆうちゃんが一方的に教えてくれたんだけど。」

 ……思い出してよおっ………ゆうちゃん、お願いだから……!
 でもそれは叶わぬ願いだったのかな。

「……ごめんなさい、覚えてない………」

 ぼろりと涙を零したとき、ゆーくんが話し始めた。

「……ゆーは。」

 ゆーは……それってもしかして、ゆうちゃんの本名じゃ……?
 この瞬間、ゆうちゃんが頭を抱え始めた。

「……っ、ゆう、と………め!」

 ああ、これはゆうちゃんじゃない、里桜だ!
 でも、記憶の何かの魔法を解く呪文をゆーくんは唱えたから解除されたんだね。
 ならそろそろ普通のゆうちゃんに戻るはず!

「……あれ、羽花さまと祐斗さま?
 ………恭汰先輩はっ?!」

 え、何?!恭汰くんの身に何かあったの?

「……恭汰先輩が……合い言葉はゆうぐれカフェって言ってた……
 それ、どういう意味かわかりますか?その後消えていってしまったんです……」

 そういうことね。
 ならすぐに呪文を解けるはず!

「行こう、ゆーくん!ゆうちゃんは……一人でいると危険だからいっしょに!」

 打倒里桜と良!ラストスパート行くよー!

   (そろそろ完結するかもしれない!
   いやでも戦闘系おわってもそのあとの将来を書きたいからなあ……

   バッドエンドも考えてたけど、このままいけばハッピーエンドになります!)

146ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/17(土) 22:34:50 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

▼何だかちょっと書きたかった。

次スレの内容を考え中…!
戦闘とファンタジーは無しでいきたいな、とか思ってるんです。
何故かって?苦手だかr((

苦手なことに挑戦するのはいいことですね、はい。
けれどこれ以上ねここに戦闘とファンタジーを書かせたらスレどころか掲示板が大変なことになります嘘です←

恋愛友情メインの……ううん、そうだなー……
ほのぼの系小説?w←

えと、よく考えてないのです(´・ω・)ノゴメンネ
だけど主人公は羽花よりちょっと天然で明るくてだけどどこか毒を吐く子になるかも。
羽花は結構適当な性格ですからねー。

……やばいゆうぐれカフェよりスランプになるかも!
そろそろちゃんと考えなきゃなあ、おわっちゃうよ!連載…orz

えと、それでは小説の方、もう少し頑張らせていただきます!
今日ラストスパートまでいって……明日明後日におわるといいな。とか遠い夢←

147ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/17(土) 22:48:43 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「恭汰くん…見つけた!」

 ここは花咲西高等学校。恭汰くんを見つけたわたしはすぐに叫んだ。

「ゆうぐれカフェ!」

 するとさっきのゆうちゃん同様、少し苦しそうに頭を抱えてからふっと元の恭汰くんに戻る。
 あとは幸だけ……っどうか無事でいて!

「ねえ恭汰くん、幸知らない?!」
「……幸はー………ん、羽花を探してたな!そんとき合言葉は羽花って言ってたかも。」

 ……合言葉がわたし?なんか言いにくいねえ……
 じゃーなーく、早く解決しなきゃ!

「幸、みーつけた!」

 ああ、これでわたしから不幸は消え去る。
 そう思うと楽しくて、かくれんぼみたいなノリで幸を指差して微笑んだ。

「羽花。」

 笑顔のままわたしの名前を呼ぶと、幸がふっと元に戻る――前に、里桜と良からのメッセージが聞こえた。

「……っあたしを倒すなんて、やるじゃない!……ありがとね、楽しかったよ。」
「羽花は変な奴だったけど、嫌いじゃなかった。祐斗はそこまで好きじゃなかったけどさ。」

 良の言葉に傷ついてるゆーくんがいるのは見えないふりをしといて、これで問題は解決っ!
 これでゆっくりできるねえー!

     ×

「……で、そろそろわたしたちも高校卒業!皆この後どーする?」

 前質問したことを振り返り、もう一度質問した。
 もちろんわたしも夢は決まってるよ、保育士さん!

「俺は芸能人だな、前言ったとおり。そして二十歳になったら羽花を迎えに行って結婚する!」

 なんて嬉しい言葉をさらりと言うのはゆーくん。
 かっこよすぎる!

「ゆうぐれはゆうぐれカフェを大きく有名にするために修行を。」

 相変わらずまじめなゆうちゃんはにこりと微笑んだまま話す。

「俺はバスケの選手ー。」

 別に君には聞いてないよ?
 なんてふざけは抜きで、相変わらずバスケ馬鹿。

「わたしは……今回色々あって皆を助けたいなって思ったから看護師さん。」

 幸がえへへ、と小さく笑って言う。
 最後にわたしが自信満々に述べた。

「わたしはね、小さい子たちをお世話して皆が幸せな大人になれるように見送る―――――保育士さん!」

 一人一人自分の夢を持って、それぞれの空へと飛び立つ。
 ねえ皆、二十菜になったらまた会おうね。ゆうちゃんは十九歳で!
 大好きだよ、ぜったいにわすれない―――――

   (つづくー!
    最後の二十歳になって出会ったところは明日にでも更新しようかな!
    明日書いて本当におわりです。)

148ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/18(日) 12:12:04 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ最終話 〜羽花side*)

 皆は今、元気にしていますか?
 わたしは元気です。保育園の先生とも子供とも楽しくやってます。
 だけど何だか物足りない気がする……皆と離ればなれだからかな。
 ゆーくんはテレビで毎日見かけちゃうような有名人になってるし、かっこいいから女の子にモテモテでちょっと嫌だ(´・ω・`)
 ゆうちゃんはテレビで取り上げられるような有名なパティシエさんになったんだね!
 恭汰くんは相変わらずバスケ馬鹿だけど、わたし優しいからそんなバスケ馬鹿を応援してあげてるよ(笑)

 ねえ皆、そろそろ再び出会う日が近づいてるけどちゃんと覚えてる?
 わたしたちは二十歳で、ゆうちゃんは十九歳でゆうぐれカフェに集まること―――

     ×

「う、わあ……懐かしい!ゆうぐれカフェだー!」

 二十歳になったわたしは懐かしのゆうぐれカフェのドアの前で立ち止まる。
 ここでわたしとゆうちゃんが初めて出会ったんだと思うとすっごい昔のことに思えるなあ……
 そのとき、背後から突然ぽん、と肩を叩かれて思いっ切り肩を揺らす。

「だ、だれ?!」
「ははは、馬鹿羽花!久し振り、恭汰だよ。」

 な、馬鹿恭め。
 だけど…すごく嬉しいな。

「久し振り、恭汰くん!」

 微笑みながらゆうぐれカフェのドアを開けると、そこには大好きなゆーくんとゆうちゃんと幸の笑顔があった。

「「「「「久し振り、皆!」」」」」

 わたしを含め五人、声を揃えて言う。
 そこに、ある懐かしの人物がもう一人きた。

「どうもー、Lanです!
 里桜と良の件はお疲れさん、羽花と祐汰のお陰で僕助かったよー」

 らんちゃん!
 皆嬉しそうに微笑んで見せるこの光景がわたしはたまらなかった。

「ねえゆーくん、あの頃の約束覚えてる?」

 わたしの本当の幸せを叶える日がきた。
 それはね、

「ああ!……結婚しよう。羽花!」

 大好きなゆうちゃんと幸と恭汰くんに囲まれて、愛しのゆーくんと結婚式をあげること。
 ダイヤモンドが輝く銀色の指輪をはめて、満面の笑みを浮かべた。

「ありがとう、大好きだよ。皆!」

 わたしに本当の幸せを与えてくれてありがとう。
 これからもよろしくね。

     ×

「あんぱーんちっ!」
「きゃー!!」

「ちょっと、海斗(かいと)、花奈(かな)!
 走り回らないの!」

 今日もわたしとゆーくんの家んは子供たちの笑い声が響く―――

   (end...)

149ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/18(日) 12:21:09 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

▼あとがき

本当におわってしまった(´;ω;`)
これでゆうぐれカフェは完結です!

今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました!
ここからはコメントをくださった皆様に一言ずつ書きたいと思います。

>燐
書き始めて早速コメントをくれてありがとう!その後もたくさんコメントしてくれたね、感謝しています。

>一戒さま
メイドさんの話し、最後まで書ききれましたw

>明優

明優のコメントはいつも嬉しくてたまりませんでした!本当にありがとう!

>愛和さま

応援してくれてありがとうございます!コメントとっても嬉しかったです。

>ましゅまろさま

感動系とか苦手なのに感動してくださった方もいるんだなって嬉しく思いました。ありがとうございます!


次の作品でもよろしくお願いしますね!
皆さん、本当にありがとうございました!

150:2011/09/18(日) 12:38:47 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
まさかの完結!!?

151ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/18(日) 12:58:41 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

まさかの完結ですありがとう!←

152いちごみるく(元ましゅまろ ◆yC4b452a8U:2011/09/18(日) 16:46:58 HOST:p227.net112139158.tokai.or.jp
まさかの完結‥!?
お疲れ様でしたノ新しい小説方も頑張ってくださいノ

ゆうぐれカフェ‥終わるなんて‥いやいや!!永久保存版ですよb
おまけ‥などあったらいいなぁーなんて←
本当にお疲れ様でした。

153明優:2011/09/18(日) 18:48:59 HOST:i114-185-33-87.s41.a005.ap.plala.or.jp
完結って寂しくなりますねぇ・・・。
今度、書けたら番外編やってよ!!(
ねここのペースでいいけどね☆
新しい小説も、もう応援してるんで
ねここのペースで更新しちゃってね☆
完結おめでとう!そして、お疲れ様です!!

154ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/18(日) 18:53:44 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>いちごみるくさま

そのまさかの完結です!
ありがとうございます^^
永久保存されるほどの作品じゃないですよー(´・ω・`)
おまけ…考えてみますw

>明優

だよね、寂しくて最初は完結させたくないって思ったけどつい←
おお、リクエストさんきゅうです!考えてみるねノ
ありがとう!何かお疲れって言葉を聞くと本当におわりなんだなって寂しくなっちゃう(´;ω;`)

155ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/11/06(日) 10:50:12 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜花奈side* / 結婚後)

「花奈、いっしょに帰ろ?」

 大好きだった、いつまでも
 ずっと傍で微笑んでくれていた海斗が

 それでも海斗はお兄ちゃんなわけだし
 恋愛感情で好きだなんて言えるはずもなく初恋は終わってしまうっていうのが台本どおりなのかもね


 けれどわたしが恋をしつづけるのは今も昔も、これから先もずうっと海斗であると思う
 愛してるとか好きだとか、そんな甘い言葉まだまだわたしには言えないかもしれない

 だからそれまで、傍にいて笑っていてください



「海斗、大好きだよ」
「うん、俺も大好きだよ、花奈」

   (番外編fin.)


お久しぶりに掘り出してしまった!
ごめんなさい><

えと、羽花と祐斗の子供の海斗と花奈編です!
暇なときまた書くかもしれないってのはキニシナイデ!((

兄弟愛ーryry

最近ねこのあしあとで自分のこと俺っていう奴書いてないからもんもんしてたよ!
もんもんて何なんだって感じですがw

未だにゆうぐれカフェを忘れられないわたしってorz
……ねこのあしあととしあんいろがんばります(´;ω;`)

156:2011/11/06(日) 11:52:38 HOST:zaqdb739e91.zaq.ne.jp
番外編か!!?

まさかの!!!!?

157ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/11/06(日) 14:21:58 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

まさかの番外編を書いてみましたw
誰もが期待しなかったまさかの番外編…(`・ω・´)!←

書いてて楽しかったですw
もしかしたらつづけるかもしれないっていう。


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