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31侑子 ◆jZgVcLWus2:2010/09/04(土) 14:22:57 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
>>28 プロローグ >>29 第1章 光 >>30 第2章 期待と不安



  ――第3章 転入生――




 「着いたよ、ここが君が今日から通う魔守制(マシュセイ)学校だよ」
 「魔守制学校…? それがこの学校の名前…?」
 「そうだよ 名前の由来はまあ見れば分かるかもしれないけど…」




 ここの学校の名前の由来は
 悪魔の力、魔力っていうんだって
 それを制御して、自分の身を守るって意味でつけられたって言われた




 「そしてここが今日から君が通うクラス 中学部のA組だよ」
 「私、中学生じゃないよ…?」
 「ここでは12歳からは中学部になるんだ A組は12歳と13歳の子たちだけだから」
 「そうなんだ… 担任は? 学校なら担任が居るんでしょ?」




 担任はマロ先生だって なんか嬉しい…




 「じゃあ待っててね 呼んだら入ってきて」




 「今日は転入生が居ます ってもう皆なら分かってるよね 入ってきていいよ」




 「えっと…」
 「転入生の柊澤 癒羅(ヒイラギザワ ユラ)ちゃんだよ」
 「…柊澤 癒羅です… よろしく…」
 「席は…あ、窓際の1番後ろが空いてるからそこに座ってね」
 「はい」
 「じゃあ僕は用事があるから1時間目は自習ね みんな仲良くしてあげてねー」




 …席に着けば皆が寄ってくる 
 そんな中あたしに触れた子がこう言った




 「皆、この子… 両親殺してるわよ…」



 教室中がざわめく
 すると一人の男の子がこう言った




 「それがなんだよ 別に訳ありな奴なんかいくらでもいんだろ」




 …教室が静まり返る
 



 「あたしの力はまだ制御とがよく分かんないから危ないよ 近づくと死んじゃうかもね」


 

 そう言って教室を走って出た




 走って走って…




 外に行った この学校広すぎだよ




 学校の敷地内から外にいつまで経っても出られないんだもん




 疲れてその場に座り込んだ




 やっぱり友達なんかできそうにない…




 こうして私の学校生活は始まった




  ――3章へ続く――


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