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日本大陸を考察・ネタスレ その202

38トゥ!ヘァ!:2023/06/09(金) 19:57:54 HOST:FL1-122-133-166-42.kng.mesh.ad.jp
この戦況に対して大きく動いたのがアメリカであった。
第二次太平洋戦争の敗戦により大きく影響力を落としていたアメリカはNATO諸国の不安を払拭するために、ウクライナへの全面支援と介入を表明。

即時欧州中のアメリカ軍が西ウクライナへ終結し、順次本土の部隊も現地へと送り込まれていった。
これに対して中露連合側は負け犬アメリカなにするものぞ!と受けて立つ姿勢で対応。

欧州諸国に関しては冷めた目で見ている国とガンガン行こうぜ!と米軍とともに介入を表明する国で分かれ、EU及びNATOは実質二分化された。
ウクライナは中露と欧米の代理戦争地と化したのだ。

これに関して日連は…まあ何もしない。
精々一刻も早い終戦を願いますというお祈りメールを飛ばすくらいであった。
だってこの世界の条約も国連にも入ってないし、正直蚊帳の外の出来事に興味がなかったのだ。

中には戦時中の国に介入して新たなモデルケースを試すべきでは?(新しい実験場欲しいレス!)という声もあったが、小国支援モデルは台湾でやってるし、軍事的統治モデルは朝鮮で。
実戦という意味では朝鮮戦争の経験と、ここ最近では現地法人ぬっころし事件が起きたアフガニスタンへ全面介入しており、大国との戦闘経験もアメリカとの奴があるので今すぐ介入の必要ないという事情があった。
というわけでウクライナへの介入は保留となった。


白ロシアの地での争いが激化していく最中でアジアではまた違った大きな出来事が進められていた。

新日本に音頭を取らせた新しい国際組織の誕生である。
並行世界条約機構(Parallel World Group Treaty Organization) 通称PWTO。読み方はパパゥトーとでも言うべきか。

日本連合を発展拡大させた組織で日連と国交を持った史実世界での国々と、各並行世界における日本の同盟国や友好国をも巻き込んだ多次元国際組織である。

まあNATOみたいな軍事連合というわけではなく、共通した各種条約や戦時国際法を共通する集団といった具合。

今までこれといった共通の戦時国際法や慣例、条約を持たなかった日本連合及びその関係各国の間柄を改めて整備しなおしたのが今回のPWGTOと言える。

あとは各種世界間の交流や通商条約の締結、または仲介なども行う組織であり、7カ国の理事国が持ち回り式で決定される。
理事国は日本連合内から三カ国、各並行世界から二カ国、史実こと平成世界から二カ国選ばれる仕組みとなる。

各国を巻き込む大きな議題に関しては多数決で決まる。
因みに決定後もどこまで力を貸すかは各国の考え次第なので、左程多数決決定に意味はなかったりする。


とまぁこんな感じで国連なんて目じゃない超巨大組織が誕生したわけなのだが、未だ平成世界ではウクライナを舞台に欧米と中露が争っていたり、ちゃっかりと初代理事国の地位にインドやブラジルがついていたり、密かにフランスやイタリアが加盟できないかと接触してきていたりなど世界は少しずつだが動き続けていた。




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