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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその79
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその78
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその76
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその75
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその74
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその73
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその72
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその71
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその70
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその60
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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその50
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( 中 略 )
提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその1
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>>748
孫娘の仇討ちって一族を滅ぼしたことに対する馬鹿男爵への仇討ちだったんですか。
男爵の一族が滅んだという事は馬鹿男爵はクルシェフスキー侯爵やヴェルガモン伯爵家ら上位貴族の子の貴族たちの手によって無礼討ちにされ、すでに死亡しているものと思ってました。
孫娘の仇討ちルートだと一族が滅んでるのに馬鹿男爵だけは生き延びていたんですか・・・。
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乙です
しかし喧嘩売った面子がドリームメンバーすぎるw
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乙です。貴族としての教育を怠った先代にも責任がないとは言えないなあ。馬鹿男爵自体お兄さんへのコンプレックスもあったからこうなる可能性は考えられたのに
しかも喧嘩を売る相手を間違いすぎてるよ。全部大諸侯じゃないか。いつも傲慢、増上慢に生きてきたから大諸侯の顔も知らない。大諸侯とは子爵だと勘違いしてるのかね
喧嘩を売った相手全部馬鹿男爵のお家なんか簡単に潰せる相手ばかりな上、一番格上のクルシェフスキー侯爵を激怒させてるのがもう救いようがない
まあたぶんクルシェフスキー侯爵やヴェルガモン伯爵らが動く前に子の貴族に潰されるだろうけど
なんの関係もない孫娘がかわそうだわこりゃ
しっかしすごい面子だなこれ
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>>750
これ一族の仇討ちする前に、クルシェフスキー侯爵、ヴェルガモン伯爵、ローゼンクロイツ伯爵、シュタットフェルト辺境伯、ソレイシィ辺境伯の子の貴族に無礼討ちされますよね
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南天条約機構ってその規模の大きさから必ず面での制圧に掛かりますよね
世界地図帳見ましたが中華連邦のインド西部全域まで制圧するのって物凄い土地ですよ
ペルシャ、アフガン、トルクメン、ウズベク、タジク、キルギス、パキスタン、ジルクスタン、インドの50%。中華首都洛陽も空爆されてるの一回や、二回じゃないでしょう。他の各都市にも空爆はされているとみるべきで
それをやってのける南天は恐ろしいな
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規模にして中華連邦の40〜50%の国土が僅か1年以内に奪われている
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しかも南天は短期間に侵攻先の約6千万人の民間人を「浄化」できますから大変な作業である占領統治なんて考えなくてもいいですからね・・・。
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そう、浄化がある分バルバロッサより酷い
動かしてる兵力もバルバロッサの20倍というとてつもない兵力。中華連邦人には気の毒だけど戦後フラッシュバックや、シェルショックでまともに戦えなくなる軍人続出でしょうね…
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ちょっと早いですけどこんにちは。誰もいませんね?投稿します。
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クルシェフスキー領へと向かう中、新たな凶報が知らされた。
「ろ、ローゼンクロイツ伯爵家の第五女、シンク・ローゼンクロイツ様に手を出しおっただと、あのッ、あの馬鹿者めがッッ!!」
前当主の瞳からボロボロと涙がこぼれ落ちる。彼奴は自分がしたことをまるで分かっていないだろう。誰を誘い、誰を連れ出し、誰と望む夜を過ごしたのか?
シンク・ローゼンクロイツ。身の丈よりも長く美しい金髪を、黒いリボンでツインテールに結わえているお姿がお美しく、深い深いその蒼い瞳はまるで全てを見通しているかのように深い色を湛えている。
赤いヘッドドレスと、真っ赤な薔薇を想起させるドレスに身を包んだ社交界の花、薔薇乙女とも呼ばれる。
歴とした上位伯爵ローゼンクロイツ伯爵の第五女にして、だ、だ、だだ、大日本帝国の枢木内閣外務大臣、麻生良太郎大臣の奥方でもあらせられる。
そのシンク令嬢と踊り唾を付けただと!? お、終わりだ、ローゼンクロイツ伯爵は娘をこよなく愛していると聞く。そのローゼンクロイツ家のシンク嬢に手出してただで済むとは思えない。
更に日本の夫、麻生太郎外務大臣は奥方に手を出す者に容赦しないと、噂では彼の魔弾の射手では無いかと裏では囁かれているほどの、銃の名手。いずれにせよただでは済まない。
シンク嬢はお美しい、そのお美しさに惹かれて舞い飛んできた蝶は、悉く撃ち落とされているという。誰にとは言わないが想像は付く。
依頼主も想像が付く。ローゼンクロイツ伯爵家は非常に優雅な薔薇だ、だが、薔薇のとげには毒があるのだ。ローゼンクロイツ伯爵は、シンク嬢に麻生大臣以外が触れる事を許していない。
自らが認めた者ならば別らしいが、そうで無い物は、剪定してしまう非情なる御方としても有名だ。だから社交界で薔薇乙女達と踊ろうとすればそれなりの格好、それなりの心の持ちようを持つことが必要。
ローゼンクロイツ伯爵も階級には拘らない貴族、自らの娘達が平民と踊っていてもにこやかに見ている。だが、下卑た者が相手だと一瞬のうちに冷笑に変わり、時と場合により下卑た者は死体で見つかる。
これはローゼンクロイツ伯爵が為しているのでは無く、これを見ていた子の貴族が無礼討として為したと言われている。
ローゼンクロイツ伯爵の領地は、確かアイオワ全土。
領地:アイオワ
領地面積:約145743km²
陸地面積:約144700km²。
水域面積:約1041km²
総人口:630万人
東西の幅:320㎞
南北の長さ:500㎞
最高標高:509m
平均標高:340m
最低標高:146m
領都:アイオワシティ
陸上騎士団:5万人
天空騎士団:1万2千人
水上騎士団:僅か
第5世代機:グロースター
第7世代機:ヴィンセント
アイオワはローゼンクロイツ伯爵が治める領地。広大な領土を持ち、薔薇が名産。ローゼンクロイツ伯爵は薔薇をこよなく愛し。
自身の娘たちには薔薇にちなんだ名前を与えている。令嬢8人、末っ子にジュン様というご子息が一人おられる。
娘・息子たちに日本名を付けるのは、伯爵自身が大の日本好きであることと関係しており、娘のうち一人は日本人と結婚させると考えられていらっしゃったとか。
そこへ第五女シンク姫、身体的特徴としては身の丈よりも長い金色の髪をツインテールに結わえ整えた、深く青い瞳を持つ小柄の女性、が取引先のアラウカニア=パタゴニアのある都市のホテルでテロ事件に巻き込まれ、聡明なシンク嬢ならば大丈夫と考えたと伝えられるも。
やはり御心配だったのだろう、万が一を考えて、大日本帝国の知己であった辻政信財務大臣に救出を依頼。魔弾の射手という裏世界最強を誇るスナイパーを送り込みテロリストを鎮圧した。と伝えられていた。
領地の何もかも、また魔弾の射手と知己である可能性。これらを加味すれば、我がロズベルト男爵家は……。
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勘違いした田舎者 裏側2
「だ、旦那様ッ、大変ですッ、」
「ははは……、これ以上大変なことがあるのかね」
聞きたくない。聞きたくないが、ロズベルト家の者として聞かずには居られない。
「ご、御当主様がッ、日本のショッピングモールにて、お、恐れ多くもッ、シュタットフェルト辺境伯家の紅髪のご令嬢カレン・シュタットフェルト様。並びにナオト・シュタットフェルト様に対し、げ、下女、下男と、侮蔑し、居合わせたソレイシィ辺境伯ご令嬢に夜のお相手をさせようと……。なお、その場にはシュタイナーコンツェルン嫡男、レオンハルト・シュタイナー様も同席しており……もうすでに、この事件はローゼンクロイツ伯爵家に対する非礼と共に、ブリタニア中の社交界に情報として出回っている物と」
な、なんと、なんということをしてくれるのだあの馬鹿者はっっ!! これでクルシェフスキー侯爵様、ヴェルガモン伯爵様、ローゼンクロイツ伯爵様、シュタットフェルト辺境伯様、ソレイシィ辺境伯様、シュタイナーコンツェルン様、六つの上位貴族家を怒らせてしまったのだぞ?!
武で知られるシュタットフェルト辺境伯家は、己を侮辱する者全てを許さない。現当主のご側室が、武を以てとうとしとすと、家系の在り方を撃ち出してより。
ヴェルガモン伯爵家、ローゼンクロイツ伯爵家、ソレイシィ辺境伯家と共に『技術の日本』とよく演習を重ねられ、騎士、軍人同士の交流を大いに進められていらっしゃるとか。
そのシュタットフェルト辺境伯家には、近く日本より最新のナイトメア、紅蓮晴天なんとかというものが贈呈されるそうな。
その領地は確かミネソタ。
領地:ミネソタ
領地面積:約225181km²
陸地面積:約206375km²。
水域面積:約18990km²
総人口:1000万人
東西の幅:320-560㎞
南北の長さ:640㎞
最高標高:701m
平均標高:370m
最低標高:183m
領都:ミネアポリス
陸上騎士団:6万人
天空騎士団:1万6千人
水上騎士団:5000人
第5世代機:グロースター
第7世代機:ヴィンセント
シュタットフェルト辺境伯家は神聖ブリタニア帝国の上位貴族の一家だ。次期当主に紅髪のお嬢様を据え、カレン・シュタットフェルト辺境伯次期当主を、カレン様の兄ナオト・シュタットフェルト様が周りを固めている。
兄弟仲は非常に良く、末の弟のアレクサンドル様含め、ご兄弟を侮辱されることを何よリも嫌うとか、カレン様を侮辱し、ナオト様を侮辱したあの馬鹿者はその事実に気付いていなかろう。
仮に一騎打ちを申し込まれたのならば、無理矢理にでもあの馬鹿者を出し、カレン様の御自らの御手で成敗して頂く所存だ。それが最も平和的解決な気がして成らない。
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そしてソレイシィ辺境伯家はミズーリを領地に持つ御方、つまり、我がカンザスの大領主様に対して要請できる立場にお有りの御方。
カンザスとソレイシィ辺境伯家の領地は隣り合わせであるからして、要請が可能なのだ。
領地:ミズーリ
領地面積:約180533km²
陸地面積:約178455km²。
水域面積:約2119km²
総人口:1050万人
東西の幅:385㎞
南北の長さ:480㎞
最高標高:540m
平均標高:240m
最低標高:70m
領都:セントルイス
陸上騎士団:7万人
天空騎士団:1万7千人
水上騎士団:4000人
第5世代機:グロースター
第7世代機:ヴィンセント
ソレイシィ辺境伯家はカンザスシティを領境に持つ、カンザスに強い影響力を持つ大諸侯として知られており、領地の位置は北ブリタニア大陸中西部に位置する。
ロズベルト男爵家の関係者を全員引き立てよと。……それが、それが現実になってしまえば、我が愛する孫娘の命運は……。マリーカ辺境伯令嬢とレオンハルト様はご夫婦。
レオンハルト様はお優しい方と聞く。マリーカ様も。せめてソレイシィ辺境伯家だけでも御状を賜ることは出来ないだろうか。
いや、その前にあやつが不敬を働いた全員が全員大貴族ばかり。
子の貴族とて相当数に上る。いつかどこかでその子の貴族に一族郎党……。
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そんな不吉なことを考えていると、クルシェフスキー侯爵家の宮殿の門前に辿り着いた。
私は衛兵に諸々の敬意を伝えると、衛兵の目つきが変わった。
「貴様か、不敬にもモニカ様やリーライナ様、新たにシンク様、カレン様、ナオト様、マリーカ様にレオンハルト様への不敬を働いたという男爵家当主の先代は」
「は、不肖の息子の親に御座います」
「その不肖の息子の教育もまともに出来ぬとは……一度六族に対する不敬の罪で、族滅となった方が良いのでは無いか?」
生まれ変わってやり直せと冷たいお言葉を戴くも当然だ。今現状に於いてもそれだけのことをしているのだから。
「まあ、待っていろ。旦那様にお伝えしてくる」
衛兵は邸の中へと入っていったが、幾人も居る衛兵が皆、こちらを睨み付けている。
私は本日のことを振り返る。ヴェルガモン伯爵には許された、だがその子の貴族には許されなかった。リーライナ様への不敬はそれだけ重かったのだ。
そしてこちらへと来る途上でローゼンクロイツ伯爵家のシンク様へ不敬を働いていたことを知ったのを皮切りに、シュタットフェルト辺境伯家、ソレイシィ辺境伯家、シュタイナーコンツェルンへの不敬。
次々と大貴族ばかりへの不敬が発覚したのだ。老骨にむち打ってきたが、何度心臓が止まりそうになった事か。
名を一つ聞く度に身体がビクンと震え、過呼吸になる。また名を一つ聞くにつれて心臓の鼓動がばくばくと早まり心筋梗塞を起こしそうになった。
それでも耐えているのは、孫娘のため、可愛い孫娘には普通に生きて貰いたいのだ。
ようやく、先ほどの衛兵が出てきてくれた。正直安堵した。この針のむしろ状態に耐えるのは堪えるのだ。
だが、戻ってきた衛兵の答えは非情に過ぎる物であった。
「旦那様は会わん」
「は、いま、なんと?」
「聞こえなかったのか? 旦那様はロズベルト男爵関係者とは会わんといった。それだけの怒りを買っていることを自覚せよ。以上だ!!」
「そ、そんな、そんな、どうか一言だけでもクルシェフスキー侯爵に――!」
「ええい、うるさいぞッ。本来ならコレはヴェルガモン伯爵が下す沙汰、ローゼンクロイツ伯爵が下す沙汰、シュタットフェルト辺境伯が、ソレイシィ辺境伯が、シュタイナーコンツェルンが下す沙汰。それを旦那様が下された意味、ご理解頂こう。旦那様が代表して御貴殿の家へ怒りをぶつけられたと言うことだ。仮に他の家々が許していたとしても、モニカ様に不敬を働いたフランク・ロズベルトを旦那様は決して許さんぞ、その一族もな」
私はその言葉に、目の前が白み始め、その場に倒れていた。
気が付くと帰りの車の中だった。
従者があの後くってかかったらしいが、精強で知られるクルシェフスキーの騎士を相手に一方的に取り押さえられたらしい。
「旦那様、こうなったらお嬢様だけでも」
「ああ、クルシェフスキー侯爵が族滅にまで動くか分からんが最悪を考えておこう」
「他の大諸侯の動きも見張っておきます」
「無駄だよ。あの方々には我々の動きなど手に取るように見えているさ……、クルシェフスキー侯爵・ヴェルガモン伯爵・ローゼンクロイツ伯爵・シュタットフェルト辺境伯・ソレイシィ辺境伯・シュタイナーコンツェルン。そうそうたる顔ぶれだ。あの方々には独自の情報網もある。あの方々には大量の子の貴族もいる。我々が何をしたところで無駄だよ」
我々に出来る事があるとすればただ一つ。誠心誠意の謝罪のみ。
けして軽挙妄動に走ってはならない。
六家の内の一家でも我々を無礼討ちに処してしまえるのだから。それを忘れてはならないのだ。
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以上です。レス返し。
>>749ハニワ一号様
一応付け加えますと馬鹿男爵は普通に税金の横領はしてますね。
それで日本で遊びまわっております。
カンザスの端の端なんでブリタニア政府の目が届かないだけですね。
調査が入ったら一発アウトですがそんな事にも気づかない。
ただ今回大貴族たちに目を付けられたので……。
南天とのつながりの噂は大ならぬ小貴族連合の時にこいつも参加していたことから繋がりがあるとみなされております。
>>750
そうです。馬鹿男爵への仇討ちです。
もちろん子供ですから助太刀が入りますが、誰を選定するかは自由です(大盤振る舞い)
クルシェフスキー、ヴェルガモンの子貴族が本気になれば馬鹿男爵は死体となるでしょう。
あくまでこんなルートがあったら的な話なので。
>>752
面子がヤバいんですよね。シュタイナー以外の五家が、シュタイナーもヤバいんですけれど。グリンダ騎士団がバックに居ますし。
>>753二二三様
お兄さんへのコンプレックスが原因とはいってもやてるのは本人ですからね。貴族としての教育を怠った先代にも責任がありますが。
子爵が最高位で子爵の上は無いと本気で思ってますから、上位伯爵やら辺境伯やらに平気で喧嘩を売る様に泣てしまったんです。
小貴族連合もその辺り教えてくれなかったし。
クルシェフスキー侯爵は絶対に許しません、愛娘モニカでありモニカ皇女である娘を侮辱されて黙ってられるほど薄情な人ではありませんので。
ついでにいうと他の貴族家も本心ではそれぞれに大激怒しているんですよ?
>>756
南天は一時中華連邦の50%を支配下に置いておりました。
>>757
とにかく要らない人形やガラクタは「浄化して」行きますからね……。
>>758
ソビエトと南天が戦争をしたら、ソビエトは南天に呑み込まれて終わります。
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乙です
まあそうなるなって…
階級社会で上の貴族をこれだけ敵に回したらねぇ。
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乙です。事情を知らない他の大諸侯たちもクルシェフスキー侯爵の激怒っぷりにはなにかあるとは見ているでしょうね
子の貴族に任せていたら良いだけなのに親が態々意思を伝えるなんて余程のことだと
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乙です。
そら当然の扱いですね。
息子に対する貴族としての最低限の教育すらできず、馬鹿男爵に男爵家の実権を完全に奪われて領内を好き勝手に搾取し領民が苦しんでいるのに先代当主として何もできずに手遅れになるまでただ見ているだけでしたからね。
先代当主が健在なのに馬鹿男爵が暴政をしていながら領地を平気で留守しても大丈夫だったあたり馬鹿男爵を利用して甘い蜜を吸っている腐敗した馬鹿男爵の家臣団がかなりいて馬鹿男爵の実権を維持するための監視体制が存在していたんでしょうね・・・。
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おまけに不敬を働いた相手が全部大諸侯ばかり。とくにシャルルなんかは本人に任せると言いつつ自分の手で処刑したいと考えてるんじゃないでしょうか?
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第一次世界大戦地図の概要アップしました。
AEUはまだ成立した手で書記はユーロユニバースの名を使っていたり。
州だったりしていますが。
第一次大戦後諸王国になっていきます。
まあもう王国を普通に名乗ってるのですが。
かなり見にくい地図になっておりますが、南天がどこまで攻め込んだかわかるようには作っております。
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掲載乙です
インドやウイグルの殆どがやられていましたね…
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乙です。ああ、予想通りどさくさ紛れにトルコにも侵攻していた。どんだけやるきなんだ
中華は半分以上が占領されてるし
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乙です。
トルコにも侵攻したり、インド軍区の過半以上が南天に制圧されていますね・・・。
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占領統治なんか考えなくていいから早いんだろうな。とにかく住民には恐怖だけ植え付けて
中華本国も一部侵入されてるところがある。逆に清と高麗が真っ白にww
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トルコ侵略の意図が分かりました
トルコには原作アニメで表示されていた大規模遺跡があるわ
ユーロピアがくたばってAEUに変わったすきを狙ったんですな
抜け目がない。というかユーロピアなんか簡単に滅ぼし教化できたろうになぜせんかった?
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AEUが地味に清国の土地削って無いこれ?
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AEUじゃ南天に対抗できないけどどうやってトルコを取り返したんだ?
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ええんやない。元々攻め込まれた側ですし、少しくらい土地もらっても報奨の範囲内でしょう。
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でもオスマントルコが復活してるしトルコ取り返したのは事実なんだよね
朝鮮戦争みたいにぎりぎり中東まで攻め込んでトルコ解放して、中東も攻め落とそうとしたところで南天側が本気出して死兵になってかかってきた
んで日本ブリタニア連合は中東から撤退。結局世界は元通りに
半端ない犠牲者だけが出て清国と高麗が消滅。って感じかな
あとは世界の構造の大きな変化。日本の対中敵国条項の削除
中華連邦の北側諸国同盟加盟
ジルクスタンの北側諸国同盟加盟
AEUで諸王国成立、盟主はドイツ帝国でトップは共同代表制で。
オーガスタ・ヘンリ・ハイランド皇帝
アドルフ・ヒトラー宰相
日本、対南天で超軍拡開始
ブリタニア対南天で超軍拡開始
南天対北側で超軍拡開始
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トルコに関しては普通に日武どっちかが動いたんじゃないでしょうかね
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ヒトラーってよくカレンにグロイスドイッチェラント級の自慢をしてるけど
そんなにあの艦が好きなのかな。AEU初の14万t級戦艦ではあるけどさ
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>>779
遺跡関係があるから落とされる訳にもいかないですからね
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南天と関係のある奴ら北側諸国のあちらこちらで武装闘争やテロを一斉に起こしていそう
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1.5部3章でスザクがカリブで反ブリタニア活動を鎮圧しに行っていたがブリタニア本土に近くにあるカリブでも反ブリタニア活動が起きていたりと足元に火がついているみたいですね。
また皇帝とVVの会話から最初はロロではなくクララがルルーシュの監視者になる予定だったみたいだね。クララがオルフェウスに殺されたことでロロになったみたい。
1.5部3章時点の勢力圏が色分けされている地図が出ていたがトルコやサウジアラビアなどアラブ一帯やペルシャがブリタニアに制圧されているみたいですね。恐らくサウジアラビアなどアラブ一帯が一期でコーネリアが制圧した地域なんでしょうね。
またルーマニア、ブルガリア、ウクライナ、バルト3国、徹底抗戦派のEU軍が国内にいるとはいえ占領寸前のベラルーシがブリタニアの勢力圏みたいですね。
逆に北欧3国はEUみたいですね。エジプトはブリタニアの勢力圏の色に塗られていなかったのでまだブリタニアに占領されていないみたい。
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フランスは落としたけど海軍工業大国イギリス共和国やドイツ州が落とせてないのな
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フォークランドも紛争してたみたいですねえ。
そこで大活躍してモニカがラウンズ入りみたいですが
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イギリスはブリタニアと密約かなんか結んでいるっぽいなんて話がロスジェネの方であったとのことですね。
まああれEUになる前の時代の話なので原作の時代まで残っているかわかりませんが…
ドイツに関してはユーロブリタニアが一度そこまで攻め込んでいたんですが、そのあと押し返されちゃったんですよね。
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で、ルルーシュが刺される裏側で
オズで、マリーベルが軍団率いて、ドイツ侵攻するんですよねえ(スペインでしたか?)
それをたった数機でとめられちゃあ、軍団の形無しですわな(マッチポンプとはいえ)
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>>786
それ当時のイギリスが密約かなんか結んでいるのはブリタニアではなく当時のギアス教団ですね。
理由はイギリスが中心となって動いていたEU成立をギアスによって邪魔されたくなかったからですね。
北欧もユーロブリタニアによるサクラダイト採掘場があった事からユーロブリタニアに制圧されていたみたいですがEUに奪還されたみたいですしね。
シン・ヒュウガの乱によってユーロ・ブリタニアの四大騎士団がほとんど壊滅するなどユーロ・ブリタニアの軍事力が大打撃でシン・ヒュウガのやらかしが祟っていますね・・・。
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>>788
密約あったのは教団の方じゃったか。
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ギアスワールドもガンダムワールドも馬鹿みたいに広がりすぎて正直ついてけなくなってる
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>>790
ガンダムほど広がってない
ただ色んな媒体でそれぞれ発信してるから
纏まりが悪い感じ?
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第一世界大戦、白い翼による世界同時多発テロも起きてグリンダ騎士団も出撃してそうやね〜
グリンダだけでは手が足らんからこのときだけ100万規模の超大グリンダ騎士団となって世界中に派遣されたり
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ギアス世界の日本幕末史ってどうなってんだろう?史実と違って徳川勢力に中華連邦が付いてそう。
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一つ言いたい
ここ提督たちの憂鬱×コードギアス 【ネタSSスレ】
休日氏以外誰も【ネタSS】書いてないんだが
俺氏は書いてたら筆折られたんだが
どうなってんのこれ
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>>794
まず俺氏の真似すんな〜ッ。
すっきり。
まあねえ、実際ここの住民も昔はネタ書いてる人もいたんやけどいなくなったんよ〜。
しょ〜もない問題で筆折りにくるのもおるしな〜(あんな問題で規制されるなら11年前に休日氏が規制されとるっちゅうのに!)
別に愚痴やあらへんよ〜、単なる事実。11年前を覚えとるわいは古参の一人なのさあ。
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前のわいは怒りモードやったけど。
今日のわいはまったりモードや〜。
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しかし世界大戦とか馬鹿男爵とかわいがおらん間にいろいろあってんな。
最大の事件はモニカ・クルシェフスキーが皇女であった件。
驚き桃の木パチスロ機、 ハッピーラッキー猿モンキー、宇宙の平和とホールの出玉、マジカル夢夢におまかせよ!!
てな〜。
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この11年でギアスも分けわからんよーなってきたな。
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来るだけだ来て愚痴ってるだけだと何なので30分で作ったネタ一つ。
期待はしないでね。
「熱くなってまいりましたね」
「エレーナも私とともに日本へきて四年になるというのに暑さに慣れませんか」
副官のエレーナがハアハアと息を切らせながら坂道を上っている。
私も登る坂道。
マントが日よけになって少し涼しいのはエレーナには内緒です。
聞いたらモニカ様だけずるいですとか言って怒りそうですからね。
明日は皇帝陛下……あの人の前での午前試合。
副官であるエレーナとの。
そしてあの人、繁太郎さんの前での午前試合でもあるのです。
エレーナは強い。伊達に私=ラウンズの副官になる実力を備えてはいません。
ゆえに私も全力で行かなければならない。
そも騎士の戦いに手を抜いてはいけないのです。
昔この日本にもいたという侍たち。いまは士族階級となっておりますが、彼らも戦いに手を抜きません。
ですから私も戦いに手を抜かない。
ポニーテールにまとめた私の髪より汗が伝い落ちていきます。
ポニーテール私の髪は腰下まで届く長さですからしっぽの長さも必然的に長くなってしまいます。
繁太郎さんはそんな私の騎士服・マント姿にポニーテールという普段見ない髪形を見て、き、奇麗だねと、真っ赤になってお出ででした。
私も真っ赤になって「あ、ありがとうございます」と返し、少し桃色の空間を作ると、エレーナに。
「はい、お二人とも婚約者だからってすぐに桃色空間を作るのはお控えください! 私は彼氏いない歴イコール年齢なのですから!」
そうエレーナの制止が入ります。
ある意味持つものである私。持たざる者エレーナ。
ひどい言い方ですが、明日も負けるつもりはありません。
皇帝陛下……あの人と。
あの人……繁太郎さんが私の戦いを見てくださるのですから。
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なんか文章の段落あけると読みやすいといわれたけど読みやすいな。
じゃね〜(^^)/
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乙です。モニカさんと副官の午前試合か。両社引かずなんでしょうね
しかしまあ投稿されてるのに誰も無反応。みんな冷たいね
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乙です
モニカさんもラウンズですし、思えば副官いますよね。
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乙です。
モニカの副官エレーナかセレーナかという名は確か公式のはずですよ。
まだ名前しか出ておりませんが。
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投稿します。
日本国召喚差分あり。
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30艦11万人体制
皇歴2018年。我が部隊は産声を上げました。当初、僅かな期間でしたが我が部隊はカールレオン級初代グランベリー1艦320人体制という僅かなる少数精鋭部隊でした。
それが時置かずして3艦6000人体制と成り、初代ネッサローズが合流したことで規模はより大きく、対テロを念頭に置いた作戦も寄り大規模に大胆に動けるようになりました。
そして皇歴2022年我がグリンダ騎士団は大グリンダへの飛躍の年を迎えたのです。アヴァロン級2艦、カールレオン級11艦、地上部隊3万3千名。とてつもなく大きな部隊、いえ軍へと成長し。
数々のテロ組織の掃討を行えてきました。我がグリンダ騎士団が壊滅へと追い込んだテロ組織の数は、皮肉にも30組織。この30という数字は新たなるグリンダ騎士団の象徴たる数字。
本日2023年○月×日を持ちまして、グリンダ騎士団は地上部隊10万名、浮遊航空艦アヴァロン級7艦カールレオン級23艦、艦隊要員約1万名と11万名体制と成り。正式に対テロ部隊から対テロ軍集団へと昇格します。
オール・ハイル・マリーベル!!
オール・ハイル・ブリタニア!!
オール・ハイル・マリーベル!!
オール・ハイル・ブリタニア!!
「皆静かに!! マリーベル殿下のお言葉を拝聴せよ!!」
興奮冷めやらぬ兵士達は、皆それぞれに、神聖ブリタニア帝国第八十八皇女マリーベル・メル・ブリタニア皇女を讃えていた。1艦320名の部隊が今や30艦11万人となる軍集団へと成長したのだ。
一テロ部隊としてはあるまじき偉業。それも全てはマリーベル殿下や騎士達の功績によるもの。
とくにマリーベル殿下を筆頭に、ナイトオブナイツ――オルドリン・ジヴォン、ヨハン・シュバルツァー将軍、幹部陣のソキア・シェルパ卿、ティンク・ロックハート卿。
ラインハルト・シュタイナー卿、マリーカ・ソレイシィ卿。……マリーベル殿下直属の嘱託副官シンイチロウ・タマキ卿の力が大きい。
そのタマキ卿だが、さっきからマリーベル殿下の演説をチラッとも聴いていない。艦隊勤務の年上の女性に声を掛けて邪魔している。
別に大声で演説を邪魔しているのでは無いので、演説自体の邪魔にはなっていない。嘱託副官などと言っても一般兵と同じ扱いな訳で、割と自由が効く身だ。
その立場を利用して、艦隊勤務の年上女性に粉を掛けまくっているのだ。
まだまだテロリズムの根が絶たれたとは言い難い現状。彼の巨大組織白い翼は1億人からなるコングロマリットにして、恐るべきテロ組織でもあります。
マリーベル・メル・ブリタニア皇女を映す巨大モニター。旗艦ネッサローズに据えられている巨大モニターは、グリンダ騎士団中に中継されているのだが。
そのマリーベル皇女の目が、先ほどからぐるぐると、あっちへ動き、こっちへ動きとハエでも見るように動いているのだ。
視線の先には嘱託副官、シンイチロウ・タマキの姿。
ともあれ、テロリストの一人一人。組織の一つ一つを潰していくためには。11万人皆の一人一人の力が必要なのです。
さあ、行きましょう。新たなる戦いの地へ! そしてこの世界に平和と安定を取り戻すのです! 断じて民主共和制原理主義を広めるようなことがあってはなりません!
世界に蔓延る民主共和制原理主義テロリズムを! 鋼鉄の箒で薙ぎ払い!! 白化の芽を根絶やしにするのです!!!
グローリートゥグリンダ!!
オールハイル!! ブリタニア!!!
グローリートゥグリンダ!!
オールハイル!! ブリタニア!!!
グローリートゥグリンダ!!
オールハイル!! ブリタニア!!!
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艦隊員達が、地上部隊の兵士達が唱和する中、やはり嘱託副官のタマキ卿は女性隊員に声を掛けている。
そして最後に艦隊員に、地上部隊員に申しつけておくことがあります。
我がグリンダ騎士団では恋愛は自由です。身分の差など色々と後々の懸念事項もあるでしょうが、艦隊内での恋愛は自由です。
ただし、裏切り行為だけは決して許してはなりません。特に男性が女性を裏切るなどと言う最低行為だけは許してはなりません。
キョロキョロと目玉だけが動く美貌。美人だから麗しいだの可愛いだのと、讃えられるマリーベルは、しかしそれどころではない。
艦隊内、軍集団内に年上の女性が大勢入隊してきたのだ。あのアホの好みの女性だっているだろう。実際に演説中ずっと女性に声を掛けていた。
ココはもう一つ付け加えるべきだろうかと麗しの皇女様は考える。とにかく自由にしていては危険だ。
恋愛は自由で良いのだ。身分違いの恋愛だって許されて良いと思うのだ。彼の平民とは12階級という越えられない壁の身分差がある。
それでも自分は恋をし、彼を自分のものとし皇室へとあげるつもり。根回しは少しずつだが出来ている。
大きな問題があるとすればクララとの決着。いずれは直接対決となろう巨大な壁。
そんなことも考えずに、他の女性ばかりに粉を掛ける裏切り者を、わたくしは許すつもりはありません。
今日という今日は、誤魔化しも嘘も、抱擁も、く、く、く、口付けも、逃げる一環の手段としてなら許しません。
自由恋愛は自由恋愛として認めますが、わたくしは『あなたの』自由恋愛を認めるとは一言も申し上げておりませんので。
「うふ、ウフフフ、シン兄さまァ、マリーはこれよりシン兄さまのお側に向かいますわァ」
どうしてくれようかしら。肩をお揉みしてうっかり砕いてしまおうかしら。それとも肩を外してしまおうかしら。変なナンパなど出来ないよう。
「マリーベル殿下目がキョロキョロしてたにゃー。あれはたぶんたまきんの様子を追っかけてた感じさー」
「でしょうね。あの馬鹿。艦隊員に年上の女性が入ってくることくらい予想してたから、やらかすと思ってたけど。マリーの爪を食らうわねあれ」
「し、しかし、マリーベル殿下も自由恋愛と申しておりましたし。タマキさんって一応フリーなんでしょう?」
「レオン! フリーだったら女性の気持ちを踏みにじっても良いとおっしゃるの!」
「マリーカちん、どうどう。これの目移り癖は今に始まったことじゃ無いから」
「ぼ、僕はマリーカさん一筋です!!」
「嘘にしかきこえんにゃー」
「しかし婿殿はどうなさるおつもりなのかな? 婿殿の行動パターンは殿下がシミュレート為されておったはずだが」
「今頃マリーに捕まって半殺しにされてお部屋へお持ち帰りされてる気がするわ」
-
※
「マリー、愛してるよ。マリーだけを愛してるからだから――外してる肩元に戻してくれェ!!」
さめざめと泣くアホ一人。
「ダメですわ。そうしたらまた逃げ出して女性をあさりに行かれるのでしょう? 兄さまにはわたくしがおります。わたくし以外に」
「ちみっこがいるだろ」
「……クララ・ジ・ブリタニア、ですか」
「クララ・ランフランクな。あいつは一生俺のこと甘やかすんだと。俺の面倒見るんだと」
「ダメです。兄さまには皇室へ入って頂きます。カリーヌやギネヴィアお姉様。オデュッセウスお兄様には根回しも済んでおります。他のも大貴族の何割かにも」
「……なあ、お前さあ、どんだけ俺のこと欲しいんだよ」
「あの、初夏の日からずっと兄さまを婿に迎えることだけを夢見ていました。女としての夢ですよ? 皇族としての夢は、グリンダ騎士団の創設と、テロリストの討伐」
玉城は夢を語るマリーを見ながら、ほう、とため息を吐いた。
「まグリンダ騎士団を1艦320人体制から、30艦11万人軍集団体制のレベルまで成長させたのは素直にスゲーよ。こんだけの軍事力がありゃ結構なテロ組織を潰せるだろうな」
「……しかし、本当の敵は構成員1億人の白い翼……戦力的にはまだまだ足りないのが実情です」
「白い翼は無理だろ。世界中に根を張ってるコングロマリットだぞ。南天本体や光の嚮団の次にヤベーよ。1個軍集団程度でどうにか出来る相手じゃねー、お前、死ぬぜ」
マリーベルの肩が小刻みに揺れる。
「どうしたよ」
「うふふふ、兄さまがわたくしのことを御心配してくださることが嬉しくて」
言うと。玉城の肩の関節を。ごきんごきんっ。と元に戻してあげたマリーベルは玉城に抱き着く。
「わたくしが死ぬの、悲しいですか」
「……馬鹿野郎。大人がガキを守るのは当たり前だよ」
「わたくしはもう大人です。クララももう大人です。もう、兄さまに守られるだけの存在ではありません。わたくしもクララも兄さまよりもずっと強いんですのよ」
「知ってるよただな」
言いかけてマリーベルを抱き締めた玉城。
「俺の日常の中に、お前等はもう居るんだよ」
「にい、さま」
だらんとマリーベル皇女の腕が下がる。静かな午後の一幕。以外にも二人は仲良く過ごしていた。
「つーかよォ、このタマキくん人形何個作るんだよ?」
「さあ、わたくしも幾つ作りたいのか分かりません」
部屋を埋め尽くすタマキくん人形大から小までもう二千数百体。マリーベルはいったいこれを幾つ作るつもりなのだろうと、少し怖く感じる玉城だった。
因みに玉城とマリーの部屋にはシン兄さまとマリーの愛の部屋と書かれた掛札まで掲げられていた。
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日本国召喚クロスVersion
久しぶりに日本へと帰ってきていた朝田とパーパルディア皇国皇族レミール皇女。
二人は、朝田の家、朝田の部屋でテレビを見る。
すると、そこには数日前に顔を合わせたばかりの、美貌の皇女、薄紅色の長い髪を腰の下まで伸ばし、桃色を基調としたロングスカートのドレスを着た凜々しき皇女殿下の姿があった。
「泰司……」
レミールの顔は真っ青だった。
「1億人の構成員を持つ巨大テロ組織というのは真なのか」
「ああ、こちらの星に来てからテロ組織のことがおざなりになっておりましたが、いますよ。恐らく南天が無くなって力は落ち、混乱しておりますが」
まあ御安心ください。普段は経済活動をしているだけですのでと伝えるも、レミールの顔色は優れない。
「し、しかし、我がパーパルディア皇国の総人口よりも多いテロ組織だぞ。心配では無いのか?」
「頭(南天)がいませんからだいぶと弱体化しているはずなので。本当に気にしなくても大丈夫ですよ。それよりも、ロウリア王国に請求する賠償額。これでよろしいのですか?」
資料には1兆パソと書いてある。
「うむ。北側諸国の総意がロウリア王国の滅びにある以上は、払えない額を請求して攻め込む以外に無いだろう。それか砲艦外交だな。払わざるを得ない状態にしてしまい、国ごと潰す案だ」
レミールの長い銀髪をさらりと撫でる朝田は、これを北側諸国会議に出すのかと問い質す。
「出そうと考えている。パーパルディア皇国はロウリアの残り全軍を相手にして確実に勝てる。そうマリーベル皇女にまで保証をして頂いたのだ。私も弱小国とは言え同じく皇女として立つ者。恥ずかしいところを見せられまい」
しかし。別冊宝大陸日本編を二冊並べてみる。
「私が読んでいたのは古い方だったのか。2023後期版とかいう新しい方は更に、何というか、恐ろしいな」
新大鳳型後期空母:30艦
新紀伊型強襲揚陸艦:30艦
超重型斑鳩級浮遊航空艦:10艦
重斑鳩級浮遊航空艦:350艦
斑鳩級浮遊航空艦:600艦
軽斑鳩級浮遊航空艦:700艦
小型可翔艦:1250艦
主力水上艦艇:1500艦
小型水上艦艇:520艦
通常揚陸艦その他:2550艦
極超音速ミサイル搭載の統合打撃戦闘機:18,000機
作戦機:13,000機
戦車・装甲車:123,000両
作戦車両:125,000両
第9.5世代KMF:7騎
第9世代KMF:860騎
第8.5KMF:4,700騎
第7世代KMF:13,000騎
第5世代KMF:21,000騎
第4世代KMF:22,000騎
戦闘用輸送用VTOL:9,500機
大和型戦艦:4艦
戦略潜水艦:300艦
攻撃型潜水艦:500艦
日本海・太平洋・東シナ海・南シナ海に幾つもの人工島基地や通常基地を作ると共に本土にも大量配備、千島、樺太、神坂、千琴、アリューシャン全島、各衛星国にに配備。
各F号兵器総数100,000発配備。
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「日本と言おうか、北側諸国を識って来たからこそ思うのだが、日本のこの戦力は異常では無いか? これは全文明圏を数日で制圧できる力があるぞ」
「恐らく南天に備えているのだと思います。各国の計測器では転移してくるのは友好国である中華連邦とジルクスタンとみられていますが、南天が転移してくる可能性もあります。その場合はこちらも数で対抗する以外にありませんF号を使えない以上は」
「いずれにせよブリタニアも南天もこれと似たような」
「ブリタニアはコレよりずっと多いですよ。南天も数だけならうちより多いです。うちは質で引き離してますからね」
「とんでもない国々だな。だが、これで理解できた。マリーベル殿のグリンダ騎士団が一瞬にして3倍もの増強が可能となったことも。平時にこれだけ軍拡しておっては一部隊に対する軍事力の強化も簡潔に出来よう。無論、マリーベル殿のこれまでの活躍あらばこそだが。いずれにせよパーパルディア皇国が着いていける国では無いな北側諸国は。シーランド王国についても調べたが、確かにシーランド王国だけで昨年までの愚かなパーパルディアを滅ぼすことが可能だ」
「しかし、なにも恥ずべきばかりではありませんよレミール皇女。レミール皇女もデュロという浮遊航空艦を手にし、パールネウス型戦艦という76,800tの戦艦も手に入れました。パーパルディア皇国は着々と北側諸国寄りの国へと改造されていって居るのです。今は過渡期です。現に本土の工業都市デュロも大改造が為され、近く5万、6万tクラスの戦艦の建造も自力で可能になりますし、現用兵器の整備も自力で出来るようになります」
「うむ、クーズやアルークなどにも立ち寄ったが大発展を遂げていた。皇都エストシラントは昔のまま変わらぬがな」
エストシラントは北側諸国より文化遺産として保全すべきという声が上がっており、下手に手を入れられないのだ。
「古きものが価値を持つとは。これも北側諸国の文化故か」
「主に欧州諸国が反対してまして。我が国も京都の団体を中心に、エストシラントは保全すべきだと声が上がっておりましてね。ブリタニアでもエストシラントの美しさを壊してはならないと」
「そうか。他の自治都市が次々と発展し行く最中にあって、エストシラントだけが取り残されるのは寂しく感じていたが、すでに多くの北側の観光客も入って来ておることでもあるし、今更変えられぬか」
しかし、次の北側諸国会議が大変だ。パーパルディア皇国のロウリア王国に対する今後の方針の明確化の宣言。
それと、ゲートという不思議な雲の向こう側に存在するというもう一つのブリタニア(こちらの日本・ブリタニア・AEUほど強くは無いらしい)の北側諸国加盟選挙。
そしてゲート向こうの愚かなる欧州という国への対処を決める北側諸国全体会合。欧州諸国全てが参加等、議題が山積みなのだ。
「私もこの星代表国として気合いを入れねばな」
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以上となります。
以前より申し上げているように、私はネカフェからの投稿なんですよね。
ですから使いやすいキーボードと壊れかかっているキーボードの差が激しくて……。
本日は最高のキーボードに巡り合えました。
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乙です。マリーかっこいい演説しているのに目がきょろきょろって。嘱託副官殿を探しているのでしょうが。しかしグリンダ騎士団ついに軍集団の域に達しましたか。一国の軍隊レベルですねKMF・戦車・装甲車・作戦車両に航空機はどれだけ配備されたのか。
マリーの玉城くん人形は何体に増えるのか。
日本国召喚編の方は、日本軍がとんでもないことになってるんですけど、夢幻会誰もこれを止めないのか?
パーパルディア皇国は地方自治都市の方が大発展してきて皇都エストシラントは古都の街になって居るのね。
レミールが出席する次の北側諸国会議、欧州諸国全部来るのかな。
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>>794の発言言い過ぎました。嫌な思いをした方、申し訳ありません。
とくにトゥ!ヘァ!氏には気を悪くさせてしまいすみません。
他のみんなも申し訳ありませんでした。ここに謝ります。
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乙です
グリンダ騎士団。5年でかなり巨大になりましたねw
これはもう一個軍団といっても過言ではない戦力。
玉城は大人が子供守るのは当たり前と言えるだけで、根は真っ当だとわかりますね。
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>>812
ええんやで。そんな気にしてないので。
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乙です。
グリンダ騎士団は原作と比べてはるかに巨大な対テロ軍団に成長しましたね。
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日本の浮遊航空艦2910艦になってるんだけど、南天相手だとこれでも数で負けてるって恐ろしい
原作世界に攻め込んだら海上戦力の通常戦力と合わせて世界征服できてしまうんですけど
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第一次世界大戦後にさらなる軍拡をしてたのかあ
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グリンダ騎士団、玉城がエース機であるヴィンセント・カスタム・グリンダを乗りこなしているのが凄い
スピードだけならマリーやオズに勝てるんだから。休日氏の昔に説明されていた話ではヴィンセント・カスタムはマッハ出るらしく戦闘機との格闘戦も可能だとか
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アヴァロン級7隻にカールレオン級23隻
例によって最新型でしょうが普段の艦隊運用でどう分けるのか?
アヴァロン級は巡洋艦に当たり
カールレオン級は駆逐艦に相当するんでしょう?
3艦隊くらいに分けそうですけどどういった分け方をするのか
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13万t級改空母の新大鳳型30艦と
グリンダの浮遊航空艦30艦なら戦闘力的にどれくらいの差があるかな?
と、ふと思った
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どちらも母艦的な役割が大きいですから載せてる艦載機次第でしょうね。
あとは単純に載せられる数次第かと。
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時代によって変わるからなあ。
冷戦前なら130機載せれたのが、冷戦後なら90機に減って
その代わり爆撃ソーテリーが増えたんだったか
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その日本の浮遊航空艦2910艦体制になってるんですけど
どうなってるんですかこれは
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>>818
ヴィンセント・カスタムはマッハ出るらしく戦闘機との格闘戦も可能ってFー35などの史実の第5世代ジェット戦闘機と戦闘しても勝利できそうかな。
戦闘機とも戦闘可能で地上では戦車にも勝利できヘリ以上の柔軟な機動性があるフロートユニットを装備したナイトメアとか史実世界から見たら脅威的な兵器ですよね。
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ヴィンセント・カスタムはフロートで無くエナジーウィング機ですよ
でないとマッハは出ない泣
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フロートでも、工夫しだいで、メギドソュナイドのように
エナジーウィングに追随は出来てるみたいですな
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休日世界では第5.5世代戦闘機から第6.5世代統合打撃戦闘機まで飛んでるようですからね。
6.5世代機と格闘戦が可能なのはフリーダム=フローレンスのような一部の超絶機だけなんじゃないかと。
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レミールの愛読書? 別冊宝大陸2023後半日本軍軍事力事情が半端ないですね
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これ休日氏言
短期間で戦力を異常増強できるのは、常にブリタニア・南天と競い合ってきたからという理由と、夢幻会関係の転生者のチートによるものです。
そのため日本の工業力・生産力・技術力はとてつもないことになっています。
月間空母も可能です。
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>>825
ヴィンセント・カスタムはフロートでは無くエナジーウィング機でしたか。
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第8.5号機ヴィンセント・カスタムは正確には簡易型エナジーウィング機ですね。だから刃状粒子弾は撃てないそうです
たぶん機動力も本式のエナジーウィング機には劣るのでは?
それでも音速を超える速さとかなりの機動力を誇るようなので、これを乗りこなしてる玉城の腕は相当なものですよ
ヴィンセント・カスタムはリーライナとかマリーカとかブリタニア軍教導学校トップ組が乗ってる機体ですからね
だからグリンダ騎士団のだれもが民間人でありながらヴィンセント・カスタムのGにも耐えきって乗りこなしてる玉城さんスゲーっ!!
になるんですよ
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南天もエナジーウィング機は開発導入しているだろうけど、どれくらいの規模と性能なのやら
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第一次世界大戦の地図が公開されたことによって南天が相当ヤバい国であることも分かってきましたね
中華・ジルク進行中にトルコにまで侵攻しているという事はAEU・中華連邦・ジルクスタン全部相手取って勝てる戦力・国力がある証明みたいなものですから
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ジルクスタンは占領されて中華は半分の領土が占領されている
この状況でAEUも潰そうとする
物凄い民主主義教の狂気を感じます
結果的には中東は占領されたままだし、中華とトルコは解放されたけど日本・ブリタニアも攻めきれずで終わったことを考えると、南天の持つ数的パワーは計り知れないものがあるのでしょうね
前世界に17億の狂人共が天使の仮面をかぶって潜んでいる訳ですから
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対中敵国条項があるってことは対欧敵国条項もあったのかな?
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ハニワ一号氏の新しいゲートクロスが楽しみで待機中なのです
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投稿します。
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原作とアニメと史実から推測したオリジナル設定が大分と入っております。
また二二三氏のSSを元に、自分なりの解釈を入れて書いたオリジナルです。
まあ、単なる馬鹿男爵シリーズの一つのお話というだけですけれど(汗。
ローゼンメイデンのネタばかりなので億劫かも知れませんが、しっかり馬鹿男爵のネタも詰めております。
麻生良太郎はご存じの方はご存じのムダヅモ無き改革のキャラがモデルです。
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神聖ブリタニア帝国ローゼンクロイツ伯爵家は、上位伯爵家であり、広大な領地と人口、そして軍事力を持つ恐るべき貴族の一家である。
ブリタニアの階級制度は、平民から皇帝まで、全13階級に分けられているが、厳密に言えば13階級ではない。
伯爵は伯爵でも、下位、中位、上位と大きく分けて三段階に分かれており、上位伯爵ともなれば更に階級が一つ上の下位の辺境伯とほぼ同等となる。その他、法衣貴族なども多数おり、一概にこれを以て何かとは言えないのだが。
それぞれの貴族はやはり三段階ずつに分かれていると言っても良い為、ブリタニアの階級制度はその実、厳密に言えばだが、三十段階前後存在すると言っても過言では無いのだ。
俗に呼ばれる大諸侯とは上位伯爵家からとなり、中位以下の伯爵家とはその力に大きな差が存在する。下位の貴族の最上位である子爵家と、上位の貴族である伯爵家との間に存在する絶対的なる壁。
これと同等のものが中位伯爵家と上位伯爵家以上の貴族の間には存在しており、越えられない壁となっている。
そのローゼンクロイツ伯爵家は近傍の貴族家である、シュタットフェルト辺境伯家、ソレイシィ辺境伯家、ヴェルガモン伯爵家、いずれ名だたる大貴族と同様。広大なる領地と精強な騎士団を持つ。その名はブリタニア人なら当然として北側諸国・南側諸国問わず知られている。
北ブリタニア大陸中南部に位置する ローゼンクロイツ伯爵家の詳細は。
領地面積:約145743km²
陸地面積:約144700km²。
水域面積:約1041km²
総人口:630万人
東西の幅:320㎞
南北の長さ:500㎞
最高標高:509m
平均標高:340m
最低標高:146m
領都:アイオワシティ
陸上騎士団:5万人
天空騎士団:1万2千人
水上騎士団:僅か
第5世代機:グロースター
第7世代機:ヴィンセント
となっており、数値で見てもわかる通りの、押しも押されぬ大貴族。
勘違いした田舎者 良太郎とシンクの穏やかなひととき
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そのローゼンクロイツ伯爵家は、大貴族にして大家族でもあった。
腰まで届く銀色の長い髪にルビー色の美しい瞳を持ち、黒いドレスに身を包んだ、妖しい美を持つ、長女スイギントウ。
ロールヘアーにされた緑色の髪に、緑色の瞳、黄色いドレスに身を包む次女、カナリア。
身の丈よりも長い栗色の髪を二つに分けたロールヘアー、右の瞳が赤、左の瞳が緑のオッドアイを持ち、緑色のドレスに身を包む三女、スイセイセキ。
栗色の短い髪に黒い帽子を乗せ、深い蒼色の男性用の衣服に身を包む、右の瞳が緑、左の瞳が赤のオッドアイを持つスイセイセキの双子の妹、四女、ソウセイセキ。
身の丈よりも長い金色に輝く髪を、細く黒いリボンで左右側頭部高くに結び、赤いヘッドドレスと赤いドレスをいつも着こなす、全てを見通すような深い青色の瞳を持つ五女、シンク。
肩までのセミロングの金髪を幾つかのロールヘアーに分け、薄桃色の大きなリボンを頭に結び、白桃色のドレスに身を包んだ緑の双眸を持つ六女、ヒナイチゴ。
雪のように白く美しい、膝下にまで届くウェーブヘアーに整えた、右目に白い薔薇の眼帯を付け、白いドレスに身を包んだ、金色の瞳を持つ七女、キラキショウ。
少し暗めの膝下にまで届く銀色の長い髪を持ち、左目に紫色の薔薇の眼帯を付け、紫色のドレスに身を包んだ、金色の瞳を持つ八女、バラスイショウ。
短い黒髪に黒い瞳、眼鏡を掛け、青の紳士服に身を包んだ一見日本人に見まごうかという風貌を持つ末弟、ジュン。
まるで五女シンクと生き写しのような容姿、髪の長さ、髪型を持つ、シンクと同じ赤薔薇のドレスに身を包んだ、ローゼンクロイツ伯爵夫人、アリス・ローゼンクロイツ。
そして明るい金髪に白の紳士服に身を包んだ、二十代前半の風貌を持つ美青年、当主ローゼンクロイツ伯爵。
他にもう一人、年中北側の世界中を旅している、八女バラスイショウの本当の父親で、ローゼンクロイツ伯爵とよく似た風貌を持つ、伯爵の実弟エンジュ・ローゼンクロイツ。
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皇室ほどではなくとも、日本基準で見ると充分すぎるほどの大所帯を持つローゼンクロイツ伯爵家は、その五女が盟邦大日本帝国のある人物の元に嫁いでおり、先日、その人物の留守中に、ある事件が起きた。
ブリタニア帝国の男爵家を名乗る輩が、不敬にも夫を持つ身で有り、遙か高みにある上位伯爵家ローゼンクロイツの五女、シンクを、自らの交遊に誘ったのである。
遊びに誘っただけ? とんでもない話しだ。たかが一男爵家、それも下位か中位に位置するだろう男爵家の当主を名乗る男が、神聖ブリタニア帝国の貴族として、本来識っておかなければならないはずの、ローゼンクロイツという大諸侯の息女の名も、顔も、識らずに、自らの遊びに誘ったのだ。
当然ながらこれは不敬罪に相当する。シンク嬢が無礼討ちとすると決めたのならば即座に無礼討ちとされる対象。だが、起きた場所は大日本帝国。
家族同然の盟邦とも例えられる同盟国同士なれど、法の違いは存在する。大日本帝国には大日本帝国の法が有り、ブリタニアの貴族であっても日本に居る以上はこれに従わなければならない。
つまりシンクと言えども、日本では事件とならない、セクハラなどをされていない以上は検非違使に訴え出たところで意味も無く、無為な行為でしか無い。
これらを承知の上で彼女は誘われて遊んでみた。ブリタニアの貴族たる者、当たり前として持つノブレス・オブリージュをこの男が僅かばかりでも持つのかを、自分でも愚かに思いながらも試してみたのだ。
財産、権力、社会的地位。曲がりなりにも貴族の当主、それらを持つであろう者。平民への接し方は? 領地の運営については? 祖国に対する忠誠心は? いざとなれば領民の為、剣を振えるか?
結果として言えば、全ての面に於いて0点を下回った。この男はブリタニアの貴族として相応しくない。そしてこの男を見つめることで、己が在り方を見つめ直すという事も、意味の無い一夜の遊びに彼女はしていた。
が、この情報は漏れた。彼女が漏らしたのでは無い。この様なくだらないことを一々誰かに吹聴し噂とするような低俗な精神を彼女は持たない。高貴なる者の在り方、誇り高く生きる彼女が、こんな馬鹿との馬鹿な遊戯を口にするなど、自らをおとしめる行為だからだ。
漏れた理由は至極単純なことだった。日本には多くのブリタニア人が遊びに来ている。また、良きにしろ悪しきにしろ、ブリタニア帝国の大貴族であるローゼンクロイツの名は、クルシェフスキーやヴェルガモンといった大諸侯同様、社交界、政財界で知れ渡っている。
彼の男の誘いに応じたのはノブレス・オブリージュとは、を再確認するためだけの、くだらない時間でしか無かったが、そのくだらない時間の最中にあって、多くのブリタニア人また盟邦である日本の方々にも気付かれていたのだ。
即ち、シンク・ローゼンクロイツ様だと。最早論うまでもなく、この情報はブリタニア中、そして日本の上流階級の間で駆け巡った。曰く『一男爵家当主を名乗る輩が不敬にもシンク様を自らの遊びにお誘いした』と。
それが昨今問題になっていたロズベルト男爵家当主のフランク・ロズベルトだと分かるのも早かった。
-
※
「失敗だったかしら?」
豪奢な鏡の前の椅子。どう高く見つもっても中学生に入るか入らないかくらいの少女、否、女性が座り。女性自身の身の丈よりも長い金色の美しい髪を、少し天然パーマの入った七三分けの黒髪の壮年の男に梳かれながら、鏡に写る自分を見ていた。
丁度梳き終わったところで、彼女の頭の左側頭部高く、輝く美しい金の髪を集めながら、持っていた細く黒いリボンで髪を結う男は、女性――シンク・ローゼンクロイツ伯爵令嬢のそんな呟きに、息を吐き出しながら呆れた口調で応じた。
「失敗も何も、お前さんが嵌めた様なもんじゃねェかい……ったく、相手が誰かも知らずに誘った馬鹿男爵が不敬すぎるが、誘われてやったおめェも充分事態を悪化させてやってんだぞ? 件の馬鹿男爵様にとってのな」
宮廷の舞踏会などでは稀に組み合わせとして下級貴族と上級貴族が踊ることもある。その様にならぬよう組み合わせが為されているが、下位貴族にとっては栄誉な事であり、自分を売り込むチャンスでもあるのだ。
あの一夜の遊戯。もしもロズベルト男爵が子爵よりも上位の貴族位があるということを学んでおり、相手がシンク・ローゼンクロイツ伯爵令嬢だと気付いていた上で、『御無礼を承知で』とでも付け加え、自分の遊戯に付き合わせるのでは無く、シンク様のお供をさせてくださいませんかとでも主張していれば、まだ理解も得られたかも知れない。
「リョウタロウ、あなた、不倫を疑わないのね」
シンクは誇らしげながらも、少し不満そうに口を尖らせる。自分が何処かの男と遊びに行っていても心配してくれないのか?
「誰が疑うかよ」
左側頭部の髪を結い終えた男――大日本帝国枢木内閣外務大臣にして裏世界では魔弾の射手と呼ばれる、世界最強を謳われるスナイパー、壮年の面差しを持つ、まだまだ若々しい“青年”麻生良太郎は、シンクの右側の髪の毛を、彼女の右側頭部高くに集め、左と同じく細く黒いリボンを、集めた髪の根元に巻き付け、括り上げ、綺麗に結い上げつつ、言葉を発した。
「おめェが誰よりも高貴な女だって事ァこの俺がよーく知ってるぜ。大方心中ではつまらない男とでも考えてたんだろう? そもそもがお前さんをローゼンクロイツ伯爵令嬢と知らずに誘った木っ端貴族に罪がある。ブリタニアって絶対君主貴族制階級国家ってのはそうなってんだろ? だったら悪いのはそのロズベルトって木っ端貴族であってお前には何も落ち度はねェ」
リボンをキュッと強めに結び、しっかりと結い上げ完成したツインテール。良太郎の手で結われた髪。良太郎は指を入れて撫でおろし、しっかり整えてから二つの髪束を離した。
「さ、完成だ。どうよ? 出来栄えは」
「いつも通りの合格点よリョウタロウ」
自分を鏡に視ながら、自身の赤薔薇の色をしたヘッドドレスを彼から受け取ると、頭に付け、顎下に緑色のリボンで結びつける。
彼女は今一度鏡に写る自分の身体の角度を変えながら、身嗜みを確認すると、すっ、と椅子から立ち上がり、良太郎に手を伸ばした。
「抱っこ、してちょうだい」
「なあ、お嬢様よお。俺、ちょっと疲れてんだよ」
「フフ、なにをおかしなことを。一個戦車大隊を簡単に迷子にして、南天と深い繋がりのあったユーロユニバースの議員を、来たるべき日が来るまでにユーロを白化させないよう三人ほど迷子にしてきただけ、なのでしょう?」
このあり得ない返答に苦虫を潰す良太郎。裏の仕事の話しは妻にしていない。だが、妻シンク・ローゼンクロイツはいつも視てきたかのように言い当てる。その深い青の双眸で、こちらの瞳を見つめながら。
「依頼主はツジ卿、かしら」
「知らねェなあ」
-
ガツンッ。
瞬間、良太郎の脛に迸る激痛。
「痛っでェェ! オメェなにすんだッ!」
すっとぼける良太郎の脛がシンクの爪先に蹴られた。いつものこと、彼が気に入らない回答をしたり行動を取れば、彼女は彼の脛を蹴るのだ。
郷に入りては郷に従えの如く、シンクも日本の麻生の邸宅では靴を脱いでいる、なので家の中での脛蹴りは爪先となってしまうが、それでも充分痛い。
彼女自身の爪先にダメージが来ないよう調整しながらというところが、彼女もまたただ者ではないことを示していた。
「素直に答えないからよ。随分前の私の救出もツジ卿からの依頼だったでしょう? あなたはよくツジ卿の依頼で動いている。違って?」
なんでも言い当ててくる妻。普通の夫なら恐怖を覚えているかもしれない。
「……お前よお、なんでそんな簡単に物事当てられるんだよ」
「深淵にある情報の欠片を集めて形にしていけば答えは出るわ」
「じゃああれかよ。そんな女でも見抜けねえ男爵閣下は大物って事か」
「粗ばかりでしかない馬鹿の考えは見透かせても、理解までは出来ないわ。それもあそこまでの馬鹿となると、何をしたくて何事を行うのか。意味不明ね」
「で、ローゼンクロイツ伯爵には報告すんのか?」
※
ローゼンクロイツ伯爵への報告。重い意味を持つ。
伯爵は自身が手塩に掛けて育てた薔薇達を、無作法者に触られる事を嫌う。舞踏会に参加していた下位の男爵が、長女スイギントウに無遠慮に触れたことがあったが、後日死体で見つかっている。恐らく無礼討ちにされたのだろう。
いつも優しげな微笑みを浮かべている伯爵は、その実とても優しい。領民からも親しみを込めて『ローゼン様』と愛称で呼ばれている。貴族を愛称で呼ぶなど不敬罪で処刑物だが、伯爵は嬉しそうに『いつも我が領の発展のために頑張ってくれてありがとう』と、微笑みを以て返すのだ。
こんな話がある。あるとき、領内視察に赴いていたローゼンクロイツ伯爵の前を子供が通り、SPが気付いていなかったのか、伯爵共々転倒してしまったことがあったそうだ。雨に濡れた街頭。水たまりに落ちた二人。
ずぶ濡れになってしまった伯爵と子供。確実なる無礼討ちとされる所業、だが伯爵は『坊やお家はどこかな? 名前は? 坊やが風邪を引いてしまっては大変だ。直ぐさまお家まで送ってあげよう。すまない君、車を回してくれないかな?』SPの一人に声を掛け、子供を家まで送り届け。なんと子供を転倒させてしまったことに対する謝罪金まで支払ったという。
平民とは大切にするもの。尊きものとして守らなければならないもの。ノブレス・オブリージュの精神を持つアイオワを治める大貴族。ローゼンクロイツ伯爵。その教えは子供達や家臣にも受け継がれており、アイオワはローゼンクロイツ伯爵の邸宅でもある宮殿、薔薇の荘園を中心に発展の限りを尽くしている。
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ガツンッ。
瞬間、良太郎の脛に迸る激痛。
「痛っでェェ! オメェなにすんだッ!」
すっとぼける良太郎の脛がシンクの爪先に蹴られた。いつものこと、彼が気に入らない回答をしたり行動を取れば、彼女は彼の脛を蹴るのだ。
郷に入りては郷に従えの如く、シンクも日本の麻生の邸宅では靴を脱いでいる、なので家の中での脛蹴りは爪先となってしまうが、それでも充分痛い。
彼女自身の爪先にダメージが来ないよう調整しながらというところが、彼女もまたただ者ではないことを示していた。
「素直に答えないからよ。随分前の私の救出もツジ卿からの依頼だったでしょう? あなたはよくツジ卿の依頼で動いている。違って?」
なんでも言い当ててくる妻。普通の夫なら恐怖を覚えているかもしれない。
「……お前よお、なんでそんな簡単に物事当てられるんだよ」
「深淵にある情報の欠片を集めて形にしていけば答えは出るわ」
「じゃああれかよ。そんな女でも見抜けねえ男爵閣下は大物って事か」
「粗ばかりでしかない馬鹿の考えは見透かせても、理解までは出来ないわ。それもあそこまでの馬鹿となると、何をしたくて何事を行うのか。意味不明ね」
「で、ローゼンクロイツ伯爵には報告すんのか?」
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ローゼンクロイツ伯爵への報告。重い意味を持つ。
伯爵は自身が手塩に掛けて育てた薔薇達を、無作法者に触られる事を嫌う。舞踏会に参加していた下位の男爵が、長女スイギントウに無遠慮に触れたことがあったが、後日死体で見つかっている。恐らく無礼討ちにされたのだろう。
いつも優しげな微笑みを浮かべている伯爵は、その実とても優しい。領民からも親しみを込めて『ローゼン様』と愛称で呼ばれている。貴族を愛称で呼ぶなど不敬罪で処刑物だが、伯爵は嬉しそうに『いつも我が領の発展のために頑張ってくれてありがとう』と、微笑みを以て返すのだ。
こんな話がある。あるとき、領内視察に赴いていたローゼンクロイツ伯爵の前を子供が通り、SPが気付いていなかったのか、伯爵共々転倒してしまったことがあったそうだ。雨に濡れた街頭。水たまりに落ちた二人。
ずぶ濡れになってしまった伯爵と子供。確実なる無礼討ちとされる所業、だが伯爵は『坊やお家はどこかな? 名前は? 坊やが風邪を引いてしまっては大変だ。直ぐさまお家まで送ってあげよう。すまない君、車を回してくれないかな?』SPの一人に声を掛け、子供を家まで送り届け。なんと子供を転倒させてしまったことに対する謝罪金まで支払ったという。
平民とは大切にするもの。尊きものとして守らなければならないもの。ノブレス・オブリージュの精神を持つアイオワを治める大貴族。ローゼンクロイツ伯爵。その教えは子供達や家臣にも受け継がれており、アイオワはローゼンクロイツ伯爵の邸宅でもある宮殿、薔薇の荘園を中心に発展の限りを尽くしている。
-
また別の話がある。ローゼンクロイツ伯爵の奥方。シンクと鏡合わせの様に瓜二つなアリス・ローゼンクロイツは、シンクと同じく赤薔薇に例えられるが、この赤薔薇はローゼンクロイツ伯爵にも例えられることがある。優雅なる赤薔薇と、そして鮮血の赤薔薇だ。
かつて大貴族連合という皇室を打ち倒し、新たなるブリタニアを作ろうと目論んだ、ノブレス・オブリージュの精神を忘れた愚かな貴族の集団があった。南天と繋がりを持ち、南天の支援を受け、その教えに染まり掛けていた彼らが各地で反旗の声を上げた際、アイオワ周辺の大貴族連合に参加した貴族は、悉く打ち倒されてしまったという。ナイトオブラウンズではなく、たった二人の貴族によって。それがローゼンクロイツ伯爵と、その妻アリス・ローゼンクロイツ伯爵夫人だったというのだ。
つまり、個人戦闘力が抜きん出ている事を示しており、良太郎も初めて顔合わせをしたとき『二人同時に来られると厄介だな』と、裏世界最強の男が考える程の、静謐なる波を感じたくらいに、強いことが分かっている。
ただ、その人柄は気持ちいいくらいに気持ち良かった。一点、愛する薔薇についてを除いて。
『アソウさん、いや、リョウタロウくん。君に一つだけ約束して貰いたいことがある』
『なんですかい?』
『僕の大切な小さな赤薔薇を、君以外の男がみだりに、ましてや悪意と欲望に満ちた男に触れるさせるようなことの無きように願いたい。あの子が自ら望んでいれば良いんだけれど。誇り高いあの子はその様な汚辱を受けるくらいならば相手を誅殺するだろう。適わぬならば自らで自らを枯らしてしまう。そんな誇り高い子だ。この約束を違えたとき、僕は君を討ち取りに向かう、たとえ力及ばず適わずとも。……僕の小さな赤薔薇を守ってくれるかな?』
『そんな大切な薔薇を俺みたいな死臭を漂わせている男に預けてもいいんですかい?』
『むしろ、君以外に預けようとは思わない。どうだろう。僕との約束を守り僕の小さな赤薔薇を受け取ってくれるかな?』
『Yes,My、Lord.──って言ってやりてえところだが、伯爵閣下、お前さんは俺の上司じゃねェ。だから――』
――俺が言えるのはYesまでだ。守るぜ、アンタがどうこうじゃねえ。俺の愛する赤い薔薇を、この“魔弾の射手”の名にかけて、な。
『ありがとうリョウタロウくん。それと、僕の事はローゼンと呼んで欲しい、呼び捨てでも構わないよ』
『ははッ、こらまた冗談の上手い御方だな。分かったぜローゼン。それとこちらからもよろしく頼まァ、親義父殿』
※
シンクとの結婚の裏話を思い出していた良太郎を、ふと現実へと引き戻したのもシンクだった、
「報告? するまでもなくお父様のお耳に入るわ。お父様がどうなさるかまではピースが揃わない以上分からないけれど。既にクルシェフスキー侯爵家、シュタットフェルト辺境伯家、ソレイシィ辺境伯家、ヴェルガモン伯爵家、シュタイナーコンツェルン、そしてうち、六家へ不敬を働いたロズベルト男爵家は、ブリタニアの法に照らし合わせるのなら……極刑を通り越して、族滅対象ね」
「相変わらず階級関係ではおっかねえな、おめェのところの国は。うちも階級国家と言ァ、階級国家だが、もちっと緩やかだぜ。ところで……お前、馬鹿男爵に触られてねェだろうな?」
触られていたら伯爵が何かをするまでも無い。この手で始末する。そのくらい良太郎も妻シンクを愛しているし、妻のことを伯爵から呉々も頼んだよと任されている。愛情と責任と両方があるのだ。
「フフ、その時は触られる前に私がこの手で制圧するわ。けれど、あの男、私の髪や身体に何度も触れようとしてきたわね。レディの身体に対し、無遠慮に触れようとする。それ事態が貴族の紳士としてマナー違反。もしも触れていたらステッキで喉を突き潰していたところよ」
「はあ、お前も充分怖い女だぜったく」
そう、かく言うシンクとて素人では無い。武芸全般達人の域にある。薔薇は美しく可憐で誇り高いが、全身に棘を持つ。フランク・ロズベルト如きがシンクに触れる事など、端から不可能な事なのだ。
しかし、矢継ぎ早な良太郎からの質問に、愛情を感じたシンクは、白い頬を薔薇色に染めていた。赤薔薇の名にふさわしく赤い色に。
「リョウタロウ、抱っこ」
再度の彼女からの命令。僕は従わなければならないようだと、自身に伸ばされている手の間に入り、彼女の身体を優しく静かに持ち上げ、左腕に乗せる。如何に彼女が、中学生手前ほどの小柄な体躯をしているとはいえ、人一人を左腕だけで抱えられる力を持つ良太郎は常人では無いだろう。
-
「んで、何処行くんだお嬢様?」
「まずは朝食。それから帝都の散策」
「またかよ」
「大日本帝国の帝都は広いもの。幾ら散策をしても物足りないくらいよ。同じ場所を次に通れば何かが変わり、また別の場所に行けば新しい何かの出会いがある。それはとても素晴らしいこと」
この二人は良く出かけている。一方は裏世界の人間として動くことが多く。そして同時に表では外務大臣として忙しく。一方は日本とブリタニアを行き来し、あらゆる物を視、聞きながら深淵にて紡ぐ欠片を集める。
揃って出かけることも多い仲睦まじい夫婦。それが麻生良太郎とシンク・ローゼンクロイツの在り方。
「或いは……ロズベルト男爵領を見に行くのも良いかもしれないわ。いったい領民達はどの様な暮らしをしているのか? 家臣団は領民にとりどの様な存在なのか? フランク・ロズベルトは租税をどの様に扱っているのか」
「おいおい勘弁してくれよ。ブリタニアの何処なんだよその男爵様の領地は? 大体おめェみてェな大貴族が調査することじゃねェだろうがそんなもん」
それはそうだろう。シンクの様な上位伯爵家の御令嬢が態々赴くようなことでは無い。聞くところによればロズベルト男爵家とはカンザスの何処かの10㎢の小さな領地だという。その地方の管轄の役人がいるだろう。そこら辺りの仕事だ。
シンクみたいな大貴族が行こうとすれば確実に情報が流れる。アイオワとカンザスは近い上にアイオワを治めているローゼンクロイツ家と、カンザスを収めている各諸侯にも交遊はある。
ローゼンクロイツ家の令嬢がカンザスに訪れると知られれば、まずはカンザスの最も上位の領主のところへと挨拶へ行くことと成り、その後目的を告げるとローゼンクロイツ家の御令嬢をその様な場所へ行かせるわけには参りません。となる。
当たり前だ。カンザスは中小の諸侯が集まって構成されており、最高でも下位伯爵家までしかいない。厳密には違うのだが、場所柄五大湖諸侯の一家に数えられるローゼンクロイツ。五大湖諸侯はヴェルガモンを中心に大諸侯が集中している。
その五大湖諸侯に数えられる上位伯爵家たるシンクが乗り込むのだ。自由に動こうにも『シンク様には相応しくありませんので』の連続で禄に動けやしないだろう。
「身分を偽って騎士爵か男爵かで向かえば良いのではないかしら? クロイツ男爵家とかどう? その為の身分証も作って」
-
「お前、うちの国の時代劇にでも嵌まってんじゃねえのかい?」
あれは架空の話しだ。シンクほど位の高い貴族ならば確かに可能なことだが。
「俺もついて行くことなるから騒ぎが大きくなっちまうぜ……裏の顔で行きゃあ問題ねェがな。まあそれ以前としてローゼンクロイツの子、クルシェフスキー、ヴェルガモン、シュタットフェルト、ソレイシィの子が始末をつける可能性が高ェ。お前みたいな大物の出る幕はねェかもしれんぜ」
シンクを座布団に座らせると。
「ん――」
軽く朝の口付けを交わす。直ぐに離れる唇はだが、互いの温もりを残しており、シンクの瞳に潤いを。良太郎の顔に恥ずかしさを反映させた。
硬派で不良な良太郎の柄では無いのだ。
「フフ、いつも嬉しいわ……リョウタロウ。愛情表現は夫婦として最も大切な事だもの」
誇り高き赤薔薇が素直になる貴重な瞬間だろう。本当は彼女もこの手の事柄は苦手な方なのだから。
「ま、な、夫婦、だからな。俺だってちったあそういう空気も読むぜ」
「そう、じゃあ愛の朝食は花丸ハンバーグが食べたいわ」
またシンクが無茶を言い出す。実を言うと良太郎は花丸ハンバーグを作れるが、こんな朝にいきなり言われて材料も無い。
なにより。
「お前さんよう、今年で幾つよ? 二十代後半にもなって花丸ハンバーグはねェだろ」
「甘いわね。好きな物に歳は関係ないのよ。私があなたに葉巻をやめなさいと言っても聞かないのと同じよ」
「俺のは大人の嗜好品だ。一緒にするない……ま、花丸ハンバーグじゃねェが、メシ作るから待っててくれや」
「仕方のない僕ね。まあいいわ。楽しみにしてるわ」
-
>>811二二三様
マリーはいつも大好きな兄さまが気になるので、年上美女がたくさん入団してきた現在気が気でない部分があります。
現時点での最大数は。
KMF:3000騎
戦車:700両
装甲車:1500両
作戦車両:3000両
航空機:120機
が、仮の戦力ですが、問題なしならこれで行こうかと。
当然ですが海上戦力も持っております。
まさかの強襲揚陸艦も。
玉城くん人形はマリーの愛が募るほどに増えていきます。
日本国召喚クロスの方は日本軍だけでなく、各国が対南天で超軍拡をしていた時期なのでインフレを起こしております。いずれ夢幻会が介入に入ります。
パーパルディア皇国は皇都は景観保存の方向で動きそうですので他の地方自治都市にビル街が出来ていくことになるでしょう。
次の北側諸国会議、欧州諸国全部来く方向で調整中ですね。レミールはここで対ロウリアの方針の明確化を宣言する予定です。
>>813トゥ!ヘァ!スマホ様
グリンダ騎士団は巨大化の一途をたどっています。なにせ敵が超巨大なので……。
玉城は根は真っ当ですね。普段はいい加減ですが。
>>815ハニワ一号様
グリンダ騎士団は原作とは比べ物にならない巨大な軍となってきましたが、まだまだ足りません。まだまだ成長予定です。
ハニワ一号様考案中のゲートのクロスSSは私も楽しみです、いつまでもお待ちしておりますのでハニワ一号様のペースで進めていってください。
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以上です。
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乙です。シンク嬢が馬鹿男爵量に行くのか?! カンザスの中小諸侯が大恐慌になりそう。
ローゼンクロイツ伯爵家の御令嬢がカンザスにやってくると聞きつけた貴族たちが思い切り媚を売りに来て進めないんじゃ。
それにしても良太郎と仲いいな主人と家来な関係なのに、ここぞという時には夫婦になってる。
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