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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその79
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来るだけだ来て愚痴ってるだけだと何なので30分で作ったネタ一つ。
期待はしないでね。
「熱くなってまいりましたね」
「エレーナも私とともに日本へきて四年になるというのに暑さに慣れませんか」
副官のエレーナがハアハアと息を切らせながら坂道を上っている。
私も登る坂道。
マントが日よけになって少し涼しいのはエレーナには内緒です。
聞いたらモニカ様だけずるいですとか言って怒りそうですからね。
明日は皇帝陛下……あの人の前での午前試合。
副官であるエレーナとの。
そしてあの人、繁太郎さんの前での午前試合でもあるのです。
エレーナは強い。伊達に私=ラウンズの副官になる実力を備えてはいません。
ゆえに私も全力で行かなければならない。
そも騎士の戦いに手を抜いてはいけないのです。
昔この日本にもいたという侍たち。いまは士族階級となっておりますが、彼らも戦いに手を抜きません。
ですから私も戦いに手を抜かない。
ポニーテールにまとめた私の髪より汗が伝い落ちていきます。
ポニーテール私の髪は腰下まで届く長さですからしっぽの長さも必然的に長くなってしまいます。
繁太郎さんはそんな私の騎士服・マント姿にポニーテールという普段見ない髪形を見て、き、奇麗だねと、真っ赤になってお出ででした。
私も真っ赤になって「あ、ありがとうございます」と返し、少し桃色の空間を作ると、エレーナに。
「はい、お二人とも婚約者だからってすぐに桃色空間を作るのはお控えください! 私は彼氏いない歴イコール年齢なのですから!」
そうエレーナの制止が入ります。
ある意味持つものである私。持たざる者エレーナ。
ひどい言い方ですが、明日も負けるつもりはありません。
皇帝陛下……あの人と。
あの人……繁太郎さんが私の戦いを見てくださるのですから。
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