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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその77
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その日。
「お泊り会とか久しぶりだなあ」
ウキウキしているVVと。
「真一郎は無いかい?お泊り会」
「お泊り会やったことあるけど。部屋から蹴り出された思い出が」
困惑しながらも、パジャマに着替えていくVVを眺め。髪を上げてと指示されれば指示通りに髪を上げてあげる玉城。
ボタンを留めていく前に見たその小さな体。一緒にお風呂に入る時にも見慣れているVVの身体を見ていたが。
「やっぱし小さいな。六十代とは思えねー」
「まあね。10歳くらいの時に身体の成長が止まったから」
なんだかいつも以上にウキウキしている様子のVVその理由は。
「準備できましたか? 入りますよ」
「どーぞどーぞ入ってよ繁太郎」
嶋田繁太郎その人の登場である。パジャマに着替えた。
お付きとしてパジャマに着替えたモニカ・クルシェフスキーの姿もある。
「か、かわいい……」
玉城はモニカを見て言ったが、フンと無視される。普段のいい加減さがあだとなって居た。
彼女ほど平等なる正義を重んじ誰であっても親切に接する人間はいない。そのモニカに玉城は完全に見限られているのだ。
すべてはダメニートのレッテルと本人の素行が原因ながら、そんな彼を好いている奇特な美女も存在するのだ。
クララ・ランフランクVVの娘である美少女と、マリーベル・メル・ブリタニア、神聖ブリタニア帝国の美しき皇女様。
この二人から異常なほどのラブコールを受けていた。だが玉城は気づいているのかいないのか。二人の事を棚に上げている。
ともかく。
モニカが玉城を眼中に入れていないのは確かだ。真面目な彼女は正反対の玉城を嫌う。無理からぬことだった。
「真一郎ーっ」
「あんっ?」
「えいっっ」
唐突にVVは玉城に枕を投げた。
ボスっと顔面にヒットする玉城。
「やったなクソジジイ」
投げ返そうとした瞬間。
ボスっ。
「うぶっ」
またまた玉城にヒット。投げたのは。
「玉城くん、良い言葉を教えてあげましょう油断大敵っっと」
蘊蓄を垂れていた嶋田を襲った枕は躱された。
「くそ〜っ、繁太郎は昔から反射神経が良かったからなあ」
VVが悔しそうに投げた弾丸の補充をする、それは玉城の枕だった。
「あ、おっさんそれ俺のっ」
「ルール無用なのさっえい!」
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