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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその12
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「すいません。ロイドさんは、日本を出しぬけたぞ!と笑い声を上げていたのですが、笑いすぎて入院しました。
相当、日本に勝てたのが嬉しかったようで」
「そうでしたか」
僕は、ブリタニアから提供してくれた、ロイド式フロートシステムをお礼に行ったが、ロイドさんはいないようだ。
こうして、僕達はいくつか雑言をして帰ることにした
「にしても、いつも何で会えないんだろうな?」
僕は、首をかしげながら戻っていくと
「おお!来たか!挨拶ご苦労だったな!」
「あ、厳谷さん、こんにちは」
厳谷さんに出会った
今日はお互いにオフなこともあって、厳谷さんが奢ってやるというから
僕もありがたくご馳走することになり、近くの居酒屋に行った。
最初は、静かに乾杯し食べていただけだったが、仕事の話になると、だんだんと熱中することになった
「そういえば、こないだの模擬戦は大反響だったぞ!あのKMFは何か?とか、乗っていたパイロットは誰か?とか
色々問い合わせが来て、嬉しい悲鳴ってもんさ」
「すいません・・・。なんかご迷惑をかけしたようで」
「かまわん。これぐらいは、迷惑に入らん。儂たちは世界で初めて第七世代KMFの量産機を作っているのだ
日本とブリタニアの軍や政治家達から注目されている、一種の有名人状態ってもんさ。だから、気を付けろよ」
「えっ?」
僕は一瞬、何を言われたのか分からなかった
「お前は、今回の騒ぎの中心人物にいる。もちろんその他大勢の人もいるが、お前が一番貢献しているのは間違いない
で、第七世代機を開発したことによって、既存機に利潤を持った奴は利潤が減るだろうから恨みを買ったり
第七世代機の開発者を拉致することで、自分たちの地位を押し上げようとする愚か者も多い。儂達もカバーをするが100%防ぐことはできない
だから・・・・・・気を付けろとした言えない」
「そうですか・・・・・僕はしたことは良かれと思っていたのですが、全員が全員良いとは思えないんですね。そして、周りの人にも迷惑がかかると」
「すまない」
そういって、厳谷さんは頭を下げる
「いいんですよ・・・・僕もこの仕事を受ける時からこうなるんじゃないかと覚悟していましたから
2回目ですし・・・」
僕は、前のことを思い浮かべる。下手に実戦経験、OS経験があるもんだから、それを盾に脅され、両親も会うことはなかった
この世界では、まだ恵まれている方であった。
「そうか・・・・辛気臭い話はこれまでにして、飲んで飲んで、明日の仕事に励もう!」
こうして、僕達は、酒を飲みすぎて酔っ払って帰るはめになった
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